今回より、高校野球の記録について、まとめてみました。(記録は2021年まで)
⑩甲子園初の出場校 ※( )内は現在の校名
◎○京都二中(現鳥羽) □○鳥取中(鳥取西) ○秋田中(秋田) ○早稲田実 ○和歌山中 ・山田中(宇治山田) ・神戸二中(兵庫) ・広島中(国泰寺) ・高松中(高松) ・久留米商 |
1915年全国中等野球選手権第1回大会の出場校は、上記10校である。○印は初勝利校、□印は第一試合勝利校、◎印は優勝校である。
⑪初勝利が早かった高校
1916年夏 一関中(一関一) 市岡中(市岡)広島商 香川商(高松商) 1917年夏 長野師範 愛知一中(旭丘) 関西学院中(関西学院) 杵築中(大社) 1919年夏 松山商 小倉中(小倉) 1920年夏 長岡中 |
第2回大会以後、早めに初勝利をあげた高校を表にまとめてみました。
⑨強豪校対戦
7回 広陵(広島)対中京(愛知) 5-2 6回 広陵(広島)対松商学園(長野)5-1 5回 平安(京都)対岐阜商(岐阜)3-2 5回 浪商(大阪)対中京(愛知) 4-1 5回 中京(愛知)対平安(京都) 5-0 5回 中京(愛知)対岐阜商(岐阜)4-1 4回 中京(愛知)対松山商(愛媛) 3-1 4回 PL(大阪)対高知商(高知) 3-1 4回 報徳(兵庫)対横浜(神奈川) 2-2 4回 東邦(愛知)対岐阜商(岐阜) 4-0 4回 岐阜商(岐阜)対広島商(広島)4-0 4回 高松商(香川)対瑞陵(愛知) 4-0 4回 松山商(愛媛)対平安(京都) 4-0 4回 東邦(愛知)対報徳(兵庫) 3-1 3回 大阪桐蔭(大阪)対明徳(高知)2-1 3回 PL(大阪)対岐阜商(岐阜) 2-1 3回 池田(徳島)対中京(愛知) 2-1 3回 法政二(神奈川)対浪商(大阪)2-1 3回 PL(大阪)対中京(愛知) 2-1 3回 横浜(神奈川)対明徳(高知) 3-0 3回 中京(愛知)対熊本工(熊本) 3-0 3回 平安(京都)対浪商(大阪) 2-1 3回 横浜(神奈川)対PL(大阪) 2-1 3回 帝京(東京)対池田(徳島) 2-1 3回 松山商(愛媛)対岐阜商(岐阜)3-0 3回 大阪桐蔭(大阪)対光星(青森)3-0 Ⅴ 強豪校対戦 ※高校名は、中京=中京大中京、PL=PL学園のように略して載せている。 |
都道府県別の対戦と離れるが、実際に戦っているのは高校である。そこで、都道府県の勝敗を左右する強豪校を取り上げ、対戦の多い順に並べてみた。また対戦3回の場合は多いため、目立つ対戦のみ取り上げた。 最多7回は勝利数1位中京対8位広陵、ここでは広陵が5勝2敗。記憶に新しいところでは、2017年夏初戦で広陵が勝利した。6回は広陵対松商学園で広陵5勝1敗、決勝戦も2連勝と圧倒。5回は4対戦あり、3対戦に中京が絡む。対平安は1位と2位対決だが、中京5連勝。対岐阜商(4位)4勝1敗、それぞれ1度の決勝戦でも中京が勝利。しかし、浪商には分が悪く、1勝4敗である。2位平安対岐阜商の対戦は平安が3勝2敗。4回対戦は8対戦ある。7位東邦対岐阜商、岐阜商対12位広島商、15位高松商対瑞陵(旧愛知商)、5位松山商対平安は4連勝と先に挙げた高校が圧倒。中京対松山商は中京の3勝1敗、決勝でも2連勝。PL対高知商も3勝1敗、78年夏決勝PLが逆転で初優勝を決め、これを契機に快進撃が始まった。 対戦3回は多数あり、注目される対戦を掲載した。3連勝と他を圧倒しているのは4対戦。中京対23位熊本工は37年夏決勝で激突、中京には野口二郎、熊本には川上哲治がいた。結果3-1で中京の勝利。17位横浜対12位明徳は平成の強豪同士、忘れられないのは、98年夏準決勝7回まで6-0で明徳リード、しかし、横浜が底力を発揮して7-6で逆転。決勝 |
も勢いに乗って、春夏連覇を達成した。記憶に新しいのが11位大阪桐蔭対光星学院、2014年春夏決勝戦で対戦し、いずれも桐蔭の勝利、春夏連覇を達成。光星は春夏準優勝に終わった。歴史に残る昭和の名勝負は法政二対浪商、61年夏から62夏まで3期連続対戦、法政二には柴田勲、浪商には豪速球怪童尾崎行雄がいた。61年春2回戦法政二4-0、法政二優勝。62年春準々決勝法政二3-1、法政二優勝。62年夏準決勝浪商4-2、浪商優勝。この対戦は当時実質的な決勝戦と言われた。主役交代を感じさせたのが、中京対PL、中京対池田でいずれも中京1勝2敗、PL初戦では2ランスクイズを決め、5-2と中京快勝。流れが変わったのが53年夏準決勝、9回表まで中京が4-0でリード、しかし9回裏に4点入れ同点、延長戦で逆転した。また、対池田では、池田が夏春夏3連覇を狙った58年夏準々決勝の3-1で中京を倒した。最後に忘れてならない対戦は横浜対PL、横浜の2勝1敗だが、何と言っても98年春夏の対戦、春準決勝は横浜3-2で辛勝、夏は準々決勝高校野球史に残る延長17回の死闘、横浜の豪腕松坂大輔が一人で投げ切り9-7。横浜はPLの大きな山を越し、春夏連覇という偉業を成し遂げた。
優勝 準優勝 ベスト4
1 中京大中京(愛知) 11回 4回 12回
2 大阪桐蔭(大阪) 8 0 2
3 松山商(愛媛) 7 4 6
3 PL学園(大阪) 7 4 6
5 広島商(広島) 7 2 2
6 東邦(愛知) 5 3 4
7 東海大相模(神奈川) 5 3 1
8 横浜(神奈川) 5 1 3
9 県岐阜商(岐阜) 4 6 7
10 龍谷大平安(京都) 4 4 6
11 智弁和歌山(和歌山) 4 4 2
12 高松商(香川) 4 3 3
13 大体大浪商(大阪) 4 3 2
14 箕島(和歌山) 4 0 2
15 広陵 (広島) 3 7 3
16 桐蔭(和歌山) 3 4 6
17 日大三(東京) 3 3 3
17 池田(徳島) 3 3 3
19 帝京(東京) 3 2 3
20 報徳学園(兵庫) 3 0 7
21 天理(奈良) 3 0 5
22 作新学院(栃木) 3 0 3
23 早稲田実(東京) 2 3 4
24 小倉(福岡) 2 2 3
25 常総学院(茨城) 2 2 1
26 法政二(神奈川) 2 1 1
26 向陽(和歌山) 2 1 1
26 高知(高知) 2 1 1
29 駒大苫小牧(北海道) 2 1 0
29 習志野(千葉) 2 1 0
29 関西学院(兵庫) 2 1 0
各校の成績順位は左表の通りである。1位中京大中京優勝11回、準優勝4回、ベスト4を12回、出場58回中27回ベスト4以上の成績は立派。2位は平成になり急激に台頭した大阪桐蔭、優勝8、ベスト4を2と出場20回で8回優勝は、優勝率4割と驚異的な強さである。3位松山商とPL学園、優勝7、準優勝4、ベスト4を6、PL野球部は廃部だが、松山商もここ15年出場なし。5位広島商優勝7、準優勝2。6位東邦優勝5、準優勝3、優勝はいずれも春の選抜で春の東邦と言われる。7位東海大相模優勝5,準優勝3,8位横浜優勝5、準優勝1。9位県岐阜商、10位龍谷大平安と続く。
11位以下では、戦前からの古豪、戦後からの台頭した高校、平成からの台頭した高校と3分される。
古豪は12位高松商、13位大体大浪商、15位広陵、16位桐蔭、17位日大三、23位早稲田実、26位向陽、29位関西学院で、広陵、日大三、早実は未だ健在。
戦後からは、14位箕島、17位池田、20位報徳学園、21位天理などである。
平成からは11位智弁和歌山、19位帝京、25位常総学院、29位駒大苫小牧である。
⑥監督の勝利数ベストテン
勝 敗 勝率 優勝 準優勝 高校名 1 高嶋 仁 68勝35敗 .663 3回 3回 智弁和歌山 智弁学園 2 中村順二 58勝10敗 .853 6回 2回 PL学園 3 西谷浩一 55勝 9敗 .859 7回 大阪桐蔭 4 渡辺元智 51勝22敗 .699 5回 1回 横浜 4 前田三夫 51勝23敗 .689 3回 2回 帝京 4 馬淵史郎 51勝33敗 .607 1回 明徳義塾 7 木内幸男 40勝19敗 .678 3回 2回 取手二 常総学院 8 阪口慶三 38勝31敗 .551 1回 3回 東邦 大垣日大 9 蔦 文也 37勝11敗 .771 3回 2回 池田 9 小倉全由 37勝19敗 .661 2回 2回 関東一 日大三 |
監督の勝利数1位は、智弁和歌山や智弁学園の高嶋仁監督68勝。2位は常勝軍団PL学園の中村順二監督58勝、3位は大阪桐蔭の西谷浩一55勝。現役のため、まだまだ記録を伸ばしそうだ。4位は横浜の渡辺元智監督と帝京前田三夫監督、明徳義塾の馬淵史郎監の3人が51勝で並んでいる。7位は木内監督40勝、8位阪口慶三監督、9位蔦文也監督と小倉全由監督と続く。
勝率1位は大阪桐蔭の西谷監督.859、2位PLの中村監督.857、この2人が8割を超える。3位は尾藤監督.778、4位蔦監督.771、5位は渡辺監督.699である。優勝回数は、1位西谷監督7回、2位中村監督6回、3位渡辺監督5回、尾藤監督4回である。
勝率 勝敗 1大田(島根)膳所(滋賀) .000 (0-6) 2旭川工(北海道)山形東・山形南(山形) 伊香(滋賀) .000 (0-5) 3釧路江南(北海道)盛岡商(岩手)本荘(秋田)桜井(富山)武生(福井) 山城・立命館宇治(京都)八代東(熊本) 大分上野丘(大分) .000 (0-4) 4慶応商工(東京)日大東北(福島) .111 (1-8)) 5金沢桜丘(石川) 佐賀西(佐賀) .125 (1-7) 6足利工(栃木)熊本城北(熊本)国学院久我山(東京) ・143 (1-6) 7境(鳥取) .167 (2-10) 帯広三条・北海道栄・苫小牧東(北海道) 弘前実・弘前工(青森)一関一(岩手) 長岡(新潟)日川(山梨)兵庫(兵庫)豊浦(山口)香川西(香川)小松島西(徳島)(1-5) |
勝率の低い高校を、4回以上出場校を対象に調べてみた。その結果、勝率0割と1割代の高校を左表にまとめた。また勝率0割は、試合数によって順位を分けた。 1位は太田と膳所、6回出場で1度も勝てていない。2位は左表の4校、5回出場し、一度も勝てていない。3位は左表の9校、京都勢が2校入っている。4位は慶応商工と日大東北1勝8敗勝率.111、慶応は戦前存在した高校だが、戦後は慶応に統合し、現在は存在しない。5位は1勝7敗勝率.125の金沢桜が丘、佐賀西2校。6位は足利工と熊本城北、国学院久我山.143.7位は境2勝10敗と1勝5敗12校勝率.167、北海道や東北の高校が多いが、強豪兵庫県の兵庫も入っている、 |
④出場回数が少ない勝率の高い高校
勝率 勝敗 1 海部 (徳島)1.000(5-0)① 1三池工 (福岡)1.000(5-0)① 3 韮山 (静岡) .857(6-1)① 3大宮工 (埼玉) .857(6-1)① 3観音寺中央(香川) .857(6-1)① 6伊野商(高知) .833(5-1)① 6 岩倉 (東京) .833(5-1)① 8日大桜ヶ丘(東京) .800(4-1)① 8飯田長姫 (長野) .800(4-1)① 8 中村 (高知) .800(4-1) 11清峰 (長崎) .765(13-4)① 12上宮(大阪) .733(22-8)① 13関大一(大阪) .727(11-8) 14 都城商 (宮崎) .714(5-2) 15 習志野(千葉) .702(26-11)② |
4勝以上30勝以下で勝率の高い高校は左表の通りである。 1位は驚異の勝率10割を記録した海部(元徳島海南)と三池工で、いずれも初出場初優勝で、以後出場がない。3位は勝率.857の韮山、大宮工、観音寺中央で、2回出場し、そのうち1度は優勝している。6位は勝率.833の伊野商と岩倉、ここも2回出場1度は優勝する。ここまでは、前記の30勝以上1位大阪桐蔭を上回っている。優勝のないところでは、8位中村は1回だけの出場で準優勝だった。14位都城商はベスト8を2度で記録した。また、上位はほとんど選抜大会(春) |
の優勝校である。
③強豪校の勝率
勝率 勝敗 1大阪桐蔭(大阪) .820 (64-14)⑧ 2PL学園(大阪) .762 (96-30)⑦ 3池 田 (徳島) .750 (42-14)③ 4箕 島 和歌山) .740 (37-13)④ 5中京大中京(愛知) .739 (136-48)⑪ 6東海大相模(神奈川).734 (47-17)⑤ 7松山商 愛媛) .697 (80-35)⑦ 8帝 京 (東京) .689 (51-23)③ 9智弁和歌山(和歌山).680 (70-33)④ 10銚子商(千葉) .672 (39-19)① 11横浜 (神奈川) .663 (59-30)⑤ 12東邦 (愛知) .652 (75-40)⑤ 13東洋大姫路(兵庫) .647 (33-18)① 14報徳学園 (兵庫) .645 (60-33)③ 15常総学院 (茨城) .636 (42-24)② 15大体大浪商(大阪) .636 (49-28)④ 17広島商 (広島) .633 (62-36)⑦ 18作新学院(栃木) .629 (39-23)③ 18高知商(高知) .629 (61-36)① 20広 陵 (広島) .621(72-44)③ 21県岐阜商(岐阜) .617(87-54)④ 22明徳義塾(高知) .614 (62-39)① 22日大三(東京) .614(54-34)③ 24天 理 (奈良) .610(78-49)③ 25八戸学院光星(青森) .608(31-20) 26龍谷大平安(京都) .592(103-71)④ 27浦和学院 (埼玉) .582(32-23)① 28早稲田実 (東京) .579(66-48)② 29高松商(香川) .577(60-44)④ 29桐 蔭(和歌山) .577(45-33)③ 31智弁学園(奈良) .568(42-32)① 32今治西(愛媛) .567(34-26) 33鹿児島実(鹿児島) .550(33-27)① 34仙台育英 (宮城) .543(50-42) 35高 知 (高知) .540(34-29)② 36熊本工 (熊本) .517(46-43) |
30勝以上の高校を対象に勝率を調べた結果、左表のようになった。 1位大阪桐蔭、唯一勝率8割を超える、90年以降甲子園に出場し8回優勝。22回出場で64勝14敗と驚異的。2位は同じ大阪のPL学園、一時代を築いた強豪で7割6分を越え、7回優勝。野球部は廃部になったため、この記録は今後も残る。3位は池田、パワフル野球で攻め続け7割5分、蔦監督引退後は低迷。4位箕島、70年代に4回優勝、粘り強さで7割4分。5位は日本一の勝利数・優勝数を誇る中京大中京、長い間トップに君臨し、7割3分9厘は立派。6位は東海大相模、同県の横浜を上回る7割を記録。以上6校が7割以上だ。7位は古豪松山商、7回優勝で7割弱の勝率。8位は帝京、90年代に3度優勝、6割8分を記録。9位急上昇の智弁和歌山、6割8分。10位は黒潮打線の銚子商、6割7分2厘を記録。調べてみて気づくことは、上位校は急激に台頭した高校が多く、大阪桐蔭、PL学園がこれにあたる。さらに急上昇、急降下は、池田、箕島。戦前からの古豪は中京大中京、松山商、広島商、東邦等である。また、優勝はないが、地道に勝率を高めているのが、今治西、熊本工である。 |
②甲子園出場回数 ※春夏合計回数( )内は、春、夏の回数○内は順位
1龍谷大平安(京都)75回(41①、34③) 2中京大中京(愛知)59回(31②、28⑥) 3県岐阜商 (岐阜)58回(29④、29④) 4松商学園 (長野)53回(17⑲、36②) 5天 理 (奈良)52回(24⑥、28⑥) 5北 海 (北海道)52回(13 、39①) 7早稲田実 (東京)50回(21⑧,29④) 8高松商 (香川)48回(27⑤,21⑲) 9広 陵 (広島)47回(24⑥,23⑫) 9 東 邦 (愛知)47回(30③,17) 11 広島商 (広島)44回(21⑧,23⑫) 12 熊本工 (熊本)43回(21⑧,22⑯) 12 静 岡 (静岡)43回(17⑲,26⑨) 14 松山商 (愛媛)42回(16㉑,26⑨) 14 徳島商 (徳島)42回(19⑭,23⑫) 14 仙台育英 宮城)42回(14 ,28⑥) 17 東 北 (宮城)41回(19⑭,22⑯) 18 明徳義塾(高知)40回(19⑭,21⑲) 19 福井商 福井) 39回(17⑲,22⑯) 20 智弁和歌山(和歌山)38回(13 ,25⑪) 21 PL学園 (大阪)37回(20⑫,17 ) 21 高知商 (高知)37回(14 ,23⑫) 21 日大三 (東京)37回(20⑫,17 ) 24 桐 蔭 和歌山)36回(16㉑,20㉑) 24 報徳学園 (兵庫)36回(21⑧,15 ) 26 横浜 (神奈川)35回(16㉑,19) 27 星稜 (石川)33回(13 20㉑) 27 智弁学園(奈良)33回(13 20) 29 大体大浪商 (大阪)32回(19⑭,13 ) 30 高 知 (高知)31回(18⑱,13) |
甲子園出場数上位の順位は左表の通りである。1位龍谷大平安、春夏合計75回、春41回1位、夏34回3位。2位中京大中京59回、春31回2位、夏28回6位、夏の回数の約半数13回はベスト4以上。3位岐阜商58回、春29回4位うち10回ベスト4以上。夏29回4位。4位松商学園53回、春17回だが、夏36回2位。長野で断トツの強さである。5位天理52回、春24回6位、夏28回6位。天理は戦後躍進し、この数は素晴らしい。同じく5位北海52回、春13回、夏39回1位。7位早実50回、春21回8位、夏29回4位。この7位以内は天理を除いて、いずれも戦前から活躍する伝統校である。8位高松商48回、9位広陵・東邦、いずれの3校も戦前から活躍する古豪である。11位広島商44回。12位熊本工、静岡43回と続く。 |
<高校編> ①高校通算勝利数
通算勝利数 (優勝回数) 1 中京大中京(愛知) 136⑪ 2 龍谷大平安(京都) 103④ 3 PL学園 (大阪) 96⑦ 4 岐阜商 (岐阜) 87④ 5 松山商 (愛媛) 80⑦ 6 天理 (奈良) 78③ 7 東邦 (愛知) 75⑤ 8 広陵 (広島) 72③ 9 智弁和歌山(和歌山) 70④ 10早稲田実 (東京) 66② 11大阪桐蔭 (大阪) 64⑧ 12広島商 (広島) 62⑦ 12明徳義塾 (高知) 62① 14高知商 (高知) 61① 15報徳学園 (兵庫) 60③ 15高松商 (香川) 60④ 17横浜 (神奈川) 59⑤ 18日大三 (東京) 54③ 19帝京 (東京) 51③ 20仙台育英 (宮城) 50 21大体大浪商(大阪) 49④ 22東海大相模(神奈川) 47⑤ 23熊本工 (熊本) 46 24桐蔭 (和歌山) 45③ 25池田 (徳島) 42③ 25東北 (宮城) 42 25常総学院 (茨城) 42② 25智弁学園 (奈良) 42① 29徳島商 (徳島) 41① 29松商学園 (長野) 41① 31銚子商 (千葉) 39① 31作新学院 (栃木) 39③ 33箕島 (和歌山) 37④ 34高知 (高知) 34② 34今治西 (愛媛) 34 36東洋大姫路(兵庫) 33① 36福井商 (福井) 33 36鹿児島実 (鹿児島) 33① 36静岡 (静岡) 33① 36北海 (北海道) 33 36星稜 (石川) 33 42浦和学院 (埼玉) 32① 43八戸学院光星(青森)31 |
大正から令和3年まで約100年間の通算勝利数は、左表の通りである。左表は勝利数と○内に優勝回数を入れた。やはり通算では戦前からの積み重ねがある古豪が目立つ。1位中京大中京136勝11回優勝はいずれも最多である。2位以下を大きく離す。2位龍谷大平安103勝、4回優勝。3位PL学園96勝、7回優勝、戦後からの新興勢力だが、野球部が廃部になった。4位岐阜商87勝、5位松山商80勝と古豪校が続くが、最近両校共勢いがない。6位天理78勝、戦後進出し、奈良の競争率が低くさらに上昇が望める。7位東邦75勝、戦前からの古豪、最近県内で愛工大名電に押されている。8位広陵72勝、ライバル12位広島商を引き離す、戦前から息の長い活躍をする。9位智弁和歌山70勝、平成になり急上昇した。10位早実66勝、戦前からの伝統は続く。 11位以下では、古豪、停滞、新興勢力の3パターンに分かれる。古豪では12位広島商、15位高松商、21位大体大浪商、24位桐蔭が入る。桐蔭は、最近は出場機会も少なく、戦前無敵の和歌山中はどこへいってしまったか、通算順位も大分下がった。 やや停滞しているのは、14位高知商、25位池田、31位銚子商、33位箕島、いずれも強豪として名を馳せたチームである。過去のものになってしまった。停滞の原因は、商業校の人気低下と公立校で監督の交代があげられる。 新興勢力は11位大阪桐蔭。歴史は浅いが、8回優勝、これは歴代2位の記録。12位明徳義塾、17位横浜、20位仙台育英、25位常総学院、42位浦和学院、43位八戸学院光星も短期間に勝利数を重ねる。この勢力がすべて該当するわけではないが、他県から野球留学生を入れている。今後もさらに勝利数を伸ばしそうである。
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強打者王国
本塁打王や300前後の本塁打記録を残す打者から調べてみた。やはり層の厚くランク上位の都道府県に強打者が存在する。東京は王、田淵、江藤智、西沢。神奈川は原、田代、桑田、多村。愛知は山内、杉山、山崎武、木俣。京都は野村、衣笠。兵庫は青田、別当、池山、中田晶。これらの都府県を上回るビック4は、次の府県である。4位は大阪、土井、清原、岡田、中村紀、中村剛、Tー岡田と比較的に新しいメンバーや現役が揃っている。3位は熊本、川上、江藤慎、秋山、前田智、松中、柏原等、新旧の球界を代表する強打者が揃う。2位は広島、藤村富、張本、山本浩、金本、新井貴に中田翔が顔を揃える。1位は千葉、ミスターこと長島茂を筆頭に、3代目ミスタータイガース掛布、好打者谷沢、パンチ力の宇野、フルスイング小笠原、天才高橋由、阿部慎の強打者がいる。
機動力王国
盗塁王や300前後の盗塁記録を残す打者から調べてみた。やはり層が厚く、ランクが上位の府県に機動力のある選手が存在する。神奈川(苅田、飯田徳、柴田)兵庫(屋敷、松本匡、安井)熊本(古葉、秋山、緒方耕)。健闘しているのが佐賀で、木塚、辻、緒方孝、加藤博がいる。ビック5は次の府県である。5位福岡、金山、松永、森下、島田誠。4位大阪、高田、福本、松井稼、谷。1~3位は甲乙付けがたいが、3位を広島にする。広瀬、張本、山本浩、大下、山崎隆と強打者と俊足が揃う。2位は愛知にする。鬼頭数、本多逸、平野、赤星、イチローと戦後から現在までの幅広い層の選手たちがいる。1位は京都にした。岡嶋博、吉田義、近藤和、衣笠、阪本ら昭和時代の選手が並んだ。
監督出身者
主な監督で調べてみた。多く輩出している都府県は、1位兵庫(天知、別所、別当、村山、古田等)、2位は東京(王、関根、杉下、小西、栗山等)と3位広島(石本、白石勝、鶴岡、山本浩、広岡等)。4位愛知(金田、近藤、杉浦清、山内等)5位京都(野村、吉田義、金田正等)6位大阪(坪内、高田、山本功、岡田等)。7位以下は千葉、和歌山、香川、熊本、茨城、神奈川、愛媛と続く。実績を上げている監督では、1位は熊本で、V9の川上、秋山、古葉、伊東と4人の日本一監督がいる。2位は広島、最多勝監督の鶴岡、広岡、高津が日本一となり、リーグ優勝では山本浩、濃人が続く。3位は東京、愛知あたりである。健闘しているのが四国の香川と愛媛、香川には水原、三原の名監督がいる。愛媛も藤本定、藤田元の優勝経験監督がいる。
現役ベストナイン
最後に都道府県現役ナインをつくってみた。ナインが揃うのは、次の県、ポジション(投手~右翼手)順に選手名を列記した。(2021年現役)
〇大阪(前田健、森、中村剛、浅村、西川、川端、桑原、平田、Tー岡田)
〇神奈川(菅野、石川、倉本、高橋周、田中俊、田中広、秋山、福田、塩見)
〇兵庫(田中将、坂本誠、中村奨、山田、中島、坂本勇、近本、栗山、坂口)
〇東京(松阪、足立、清宮、菊池、鳥谷、茂木、鈴木誠、浅間、菅野)
〇愛知(千賀、伊藤光、中山、石川、堂林、堂上直、藤井、大島、関根)
36位 福島 26点 36位 島根 26点 40位 山形 25点 41位 三重 24点 42位 富山 23点 42位 福井 23点 44位 沖縄 22点 45位 滋賀 21点 45位 青森 21点 47位 新潟 16点 |
った。44位沖縄も最近力をつけてきたが、選手層は薄かった。 下位の方では、東北地方、北陸地方、山陰地方等の県が並ぶ。最近台頭している青森も21点で46位である。八戸学院光星の活躍があるが、メンバーは関西出身者が多く、この出身者ベストナインでは、外れている。また、47位新潟は、ナインを作るのに、投手から野手もまわってもらう程手薄さだった。これからは、県出身者により、プロ野球選手が育っていくことを期待したい。 |
層の厚さ
ベストナインでは、1位が3府県となったが、層の厚さを調べてみると、圧倒的に1位は大阪で、5チームのナインがつくれる。また、宮本慎也や足立光宏のAランクの選手もベストナインから外されている。他にも高田繁、岡田彰布、谷佳知、桑田真澄らも外れている。続いて、4チームナインがつくれるのは兵庫である。ここで特筆されることは、Sランクの鈴木啓示、小山正明が外されていることだ。Sランクは全国でも24人しかいない。Sランクが外されているのは兵庫だけである。3チームは愛知、東京、広島の3都県、愛知ではAランクの野口二郎、長谷川良平、杉浦忠、工藤公康がベストナインから外れている。2チームは茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、京都、和歌山、愛媛、福岡、熊本である。
投手王国
投手王国NO1は、文句なしに兵庫である。何度も記述しているように日本にはたった6人しかいない300勝以上投手、その半数を占めている。この別所、小山、鈴木啓の他、村山実、江夏豊、その他山口高志、大リーガー伊良部秀輝、長谷川滋、田中将大らもいる。次に続くのが愛知、400勝金田正一に野口二、長谷川、杉浦、工藤、その他金田留広、槇原寛己、岩瀬仁紀らもいる。3番目は岡山、ナインが1チームの県だが、平松政次、秋山登、石井茂雄、松岡弘、その他星野仙一、仁科時成、山根和夫らもいる。同じ1チームで健闘しているのが大分、Sランクの稲尾和久を始め、荒巻淳、三浦清弘、高橋直樹、川崎憲次郎らがいる。ベストナインでは上位ではないが、鳥取、島根、高知も投手層は厚い。
捕手王国
捕手王国と言えるほどの県はないが、充実しているのは、やはり層の厚い兵庫(古田、中尾、村田真、水沼等)、愛知(木俣、山倉、大宮、辻恭等)、大阪(山本八、吉永、矢野、香川、木戸等)、東京(田淵、大矢、醍醐等)あたりである。しかし、ナインが1チームしかできないところでは、森や安藤順、嶋、大野、石原の岐阜と昭和時代セリーグで活躍した伊藤勲、加藤俊、八重樫等の宮城が充実している。
2対戦に関わる。ランクの低い北海道が対愛知6勝3敗、対愛媛10勝6敗は見事。決勝戦でも2004年夏決勝で駒大苫小牧が済美(愛媛)に勝利した。和歌山も対茨城3勝6敗、対鹿児島8連敗と苦戦し、智弁和歌山が96年春決勝で鹿児島実に敗れた。宮城対東京もCランク宮城が7勝3敗とリード。記憶に新しいのが2015年夏準決勝仙台育英対早実、育英の勝利と早実1年生の清宮の涙が印象的だった。最後にA対Bの対戦で大阪が登場、対香川4勝8敗。中でも高松商は大阪勢に6勝、都道府県別対戦成績1位大阪が最も苦手な相手と言える。
⑭プロ野球都道府県別ベストナインの順位
1位 千葉 58点 1位 広島 58点 1位 大阪 58点 4位 兵庫 55点 5位 東京 54点 5位 熊本 54点 7位 愛知 52点 8位 京都 50点 9位 神奈川 49点 10位 福岡 46点 11位 大分 45点 12位 静岡 43点 13位 和歌山 42点 13位 宮崎 42点 13位 埼玉 42点 16位 岡山 40点 16位 茨城 40点 16位 奈良 40点 19位 愛媛 39点 20位 北海道 37点 20位 鹿児島 37点 22位 香川 36点 23位 山口 35点 23位 佐賀 35点 23位 岐阜 35点 23位 徳島 35点 27位 秋田 33点 27位 栃木 33点 27位 高知 33点 30位 群馬 32点 31位 山梨 31点 32位 長崎 30点 33位 宮城 29点 34位 長野 28点 34位 岩手 28点 36位 石川 26点 36位 鳥取 26点 |
47都道府県のベストナインを作成し、最強を独自の評価で点数化して調べてみた。その結果は、左表の通りである。 1位は58点の千葉・広島・大阪3府県。千葉にはミスタープロ野球長島茂雄、谷沢健一、小笠原道大、阿部慎之助など重量打線が組める。広島には、村田兆治、張本勲、山本浩二、金本知憲など名球会が7人占める。また、広島はもう1チームナインがつくれるほど、人材が豊富である。山陽の野球王国である。無類の強さを発揮する大阪は、何と言っても捕手を除いた8人が名球会会員である。しかも新井、清原、立浪、松井稼頭央等半数がPL学園出身者で昭和末期から平成にかけて活躍した選手で占めた。大阪野球界でのPLの存在は大きい。 4位は55点戦前からの野球県兵庫県、別所毅彦、鈴木啓示、小山正明、村山実、江夏豊らの日本一の投手王国。捕手には古田敦也がいる。5位は東京と熊本54点、東京には世界の本塁打王王貞治、中日の西沢道男、フォークの杉下茂、田淵幸一、井口資仁、鈴木誠也らがいる。熊本には打撃の神様川上哲治、秋山幸二、前田智徳、江藤慎一ら豪華メンバーが揃う。7位愛知52点、何と言っても愛知には日本一の投手と野手が存在する。400勝の金田正一と4000安打のイチローである。この記録は当分破られることはない。また、山内一弘、山崎武司、稲葉篤紀もいる。ただ戦前からのメンバーも存在し、知名度はあるが数字的には少ないため、評価は伸びなかった。 8位は50点で京都、京都には日本一の捕手野村克也、衣笠祥雄のビックネームに吉田義男、近藤和彦、糸井義男がいる。9位は神奈川49点、飯田徳治、柴田勲、原辰徳、山本昌がいる。10位福岡46点、小鶴誠、新庄剛志、村田修一がいる。11位大分45点 、鉄腕稲尾和久、大島康雄、内川聖一がいる。12位以下は静岡、和歌山、宮崎、埼玉が続く。意外だったのが23位徳島、27位高知、四国の強豪県だが、投手はそこそこだが、野手が手薄だ |
113差 愛知対和歌山 (20-7) 1 13差 広島対長野 (14-1) 3 10差 神奈川対奈良 (12-2) 3 10差 愛知対島根 (10-0) 3 10差 和歌山対北海道(15-5) 3 10差 和歌山対福岡 (12-2) 310差 大阪対北海道 (13-3) 3 10差 京都対群馬 (12-2) 9 9差 広島対北海道 (10-1) 9 9差 兵庫対岩手 (10-1) 9 9差 大阪対三重 (10-1) 12 8差 高知対北海道 (8-0) 12 8差 兵庫対福井 (9-1) 12 8差 鹿児島対和歌山(8-0) 12 8差 大阪対熊本 (10-2) 12 8差 神奈川対福島 (8-0) 17 7差 愛知対大分 (8-1) 17 7差 愛知対鹿児島 (8-1) 177差 京都対北海道 (10-3) 17 7差 広島対静岡 (8-1) 17 7差 高知対兵庫 (10-3) 17 7差 神奈川対佐賀 (7-0) Ⅲ 一方的な対戦 カッコ内は、左側の県からの勝敗 |
学園に破れるまで連勝が続いていた。愛知対島根も愛知10連勝と完封、実に勝率10割である。Aランクの愛知とEランクの島根で、順位も2位と44位なので、当然なのかもしれないが、島根も逆襲してほしい。また、和歌山が北海道と福岡に10差をつけ、強豪和歌山の実力を見せつけている。京都対群馬12勝2敗も10差あり、最近群馬の勢いからして意外であった。平安は群馬6連勝、桐生戦は3連勝である。他に10差は、大阪対北海道がある。9位9差は3対戦あり、広島対北海道・兵庫対岩手、大阪対三重ともには10勝1敗で勝率9割。この3対戦は、ランクからこの差は理解できる。12位は8差で5対戦がある。中でも高知対北海道、鹿児島対和歌山、神奈川対福島は8連勝で勝率10割完封である。他に兵庫対福井、大阪対熊本がある。17位7差は6対戦ある。高知対兵庫は共にAランク同士だが、高知10勝3敗と結構一方的な結果となった。神奈川対佐賀も神奈川7連勝。意外なことは、東京が一つもランクされていなかった。 |
⑬ 番狂わせの対戦
・岩手E対神奈川A (5-1) ・福島E対和歌山A (3-1) ・三重D対兵庫A (3-0) ・青森D対兵庫A (6-1) ・北海道C対愛知A (6-3) ・北海道C対愛媛A (10-6) ・宮城C対東京A (7-3) ・茨城C対和歌山A (6-3) ・鹿児島C対和歌山A (8-0) ・香川B対大阪A (8-4) ・徳島B対広島A (6-1) Ⅳ 番狂わせ対戦 |
番狂わせの対戦は左の11対戦である。ここでは番狂わせが明確になるように都道府県名にランク付けをし、番狂わせの大きい順に並べた。まずA対Eの岩手対神奈川で、ランク差4で都道府県順位は4位と41位である。象徴的だったのは、2014年夏東海大相模対盛岡大付、優勝候補にあげられた相模だが初戦で敗退。しかし、相模は翌年見事優勝を遂げた。福島対和歌山もランク差4で6位と43位だ。福島勢は市和歌山商に2勝する。AとDのランク差の対戦はいずれも兵庫が関わる。対三重3連敗、対青森1勝6敗で新興勢力が古豪に迫ってきた様子が伺える。A対Cの対戦では、北海道と和歌山が |
⑪ 最多対戦ベスト20
1愛知対大阪 44回(25-19)② 1 愛知対兵庫 44回(25-19) 3 大阪対東京 40回(26-14) 4 兵庫対東京 37回(22-15) 5 東京対福岡 29回(18-11) 6大阪対神奈川 28回(17-10)① 6 東京対京都 28回(17-11) 8 愛知対和歌山 27回(20-7) 10 大阪対兵庫 26回(17-9) 11 和歌山対東京25回(14-11) 12 兵庫対北海道 23回(17-6) 12 大阪対和歌山 23回(13-10) 12 広島対愛知 23回(14-9) 115 大阪対高知 22回(14-8) 15 大阪対静岡 22回(13-9) 15 兵庫対広島 22回(12-9)① 18 愛知対京都 21回(12-9) 18 徳島対兵庫 21回(13-8) 18 東京対広島 21回(13-8) 20 和歌山対北海道20回(15-5) 20 愛媛対大阪 20回(10-10) 20 兵庫対愛媛 20回(10-10) Ⅱ 最多対戦ベスト20 カッコ内の数 字は左側の県からの勝敗、○内は引き分け |
都道府県別最多対戦ベスト20は、左表通りである。1位愛知対大阪の対戦で44回、前記の対戦数1位大阪と4位愛知の組み合わせだが、双方とも黎明期より大会に出場し、強豪同士のため、勝ち進んで対戦したと考えられる。愛知の25勝19敗だが、決勝戦でも2勝1敗とリードする。同じく1位は愛知対兵庫の対戦44回、対戦数3位と4位の組み合わせで、ここでも愛知が2勝19敗とリード、決勝戦は1勝1敗。3位は大阪対東京40回、対戦数最多1位と2位の対戦で、大阪が26勝14敗とリードするが、決勝戦は東京が4勝2敗。4位は兵庫対東京37回、対戦数2位と3位の対戦で、兵庫が22勝15敗とリード、決勝戦も兵庫1勝。5位東京対福岡29回。6位は大阪対神奈川と東京対京都28回、8位は愛知対和歌山27回、対戦数4位と5位の対戦で、愛知が20勝7敗と大きくリード、両県の決勝対決はない。同じく8位大阪対神奈川27回。10位は大阪対兵庫の阪神対決26回、大阪が17勝9敗とリード、決勝戦は兵庫2勝1敗である。 以上対戦数1位から5位までが顔を揃えた。11位和歌山対東京25回、愛知を東側と考えると、最多対戦8位までが東西対決となる。 また、最多対戦ベスト20で、多く出てくる都道府県を調べてみると、1位大阪9回、2位兵庫 |
7回、3位東京6回、4位愛知・和歌山3回、という結果となり、ここでも対戦数ベスト5位以内の都府県が並んだ。
⑫ 一方的な対戦
一方的な対戦について、調べてみた。その結果は下記表の通りである。この表は勝敗の差と勝率でまとめる方法があるが、勝敗差の大きい順に並べた。
1位は13差で愛知対和歌山、どちらもAランクの強豪でしかも高校野球大会黎明期から対戦し、愛知20勝7敗で27回を数える。この数は前記の最多対戦8位に入る。勝率にすると、愛知の7割4分である。両県の決勝戦はないが、中京が向陽に、東邦が海南にそれぞれ3連勝する。同じく1位は13差の広島対長野、どちらも長い歴史を持ち、黎明期は両県しのぎを削った。しかし、対戦成績は広島14勝1敗で、勝率は9割3分である。これは完封を除いては、最も大きな差である。決勝戦でも広島4連勝、広陵対松商学園も広陵5勝1敗でまさに広島にとって長野はお得意様といえる。3位10差で6対戦がある。中でも神奈川対奈良は神奈川12勝2敗で、勝率も8割5分を超える。しかも2011年夏横浜が智弁
い。ただ夏は南北大会があり、2チーム出場できる有利さはある。神奈川も急激に数を伸ばし、戦前は目立たなかったが、戦後急激に上昇し、優勝14回は全国3位となった。神奈川の場合、②の条件は満たさないが、①③の条件は満たす。同じようなところに12位高知、29位沖縄が該当する。
⑩ 都道府県別対戦成績勝率
都道府県別対戦成績勝率は47都道府県との対戦を勝敗に表し、その勝率を表したものである。1位大阪、対戦勝率、( )数の勝率でも1位。相変わらず強さを発揮する。2位高知、3位愛媛と四国の強豪が続く。勝利数の勝率も3位、5位とほとんど変わらない。4位神奈川、勝率2位。5位東京、ここまでが7割越えだ。6位愛知、勝利数では5位。7位奈良、8位兵庫、9位埼玉と千葉、11位広島。12位和歌山。Aランクで12位以下は14位京都。下位では、最下位は北海道、2割に満たない勝率だった。
1 大阪 .863(.627 1位) 2 高知 .806(.603 3位) 3 愛媛 .757(.597 5位) 4 神奈川 .711(.620 2位) 5 東京 .700(.542 15位 6 愛知 .690(.600 5位) 7 奈良 .676(.543 13位) 8 兵庫 .674(.564 7位) 9 埼玉 .667(.545 10 9 千葉 .667(.553 12位)11 広島 .651(.583 6位) 12 和歌山 .650 (.555 9位) 13 徳島 .634(.563 8位) 14 京都 .615(.537 16位) 15 沖縄 .588(.543 13位) 16 岐阜 .575(.553 10位) 17 宮城 .555(.498 18位)18 熊本 .553(.491 20位) 19 群馬 .541(.480 22位) 20 福岡 .528(.474 24位) 21 静岡 .525 (.485 21位) 22 岡山 .513(.478 23位) 23 香川 .500(.498 18位) 24 栃木 .486(.508 17位) |
25 鹿児島 .472(.470 25位) 26 大分 .459(.449 29位) 27 山口 .447(.461 27位) 28 石川 .436(.411 34位) 29 福井 .432(.445 30位) 30 茨城 .429(.458 28位) 31 山梨 .400(.453 29位) 32 宮崎 .389(.434 31位) 33 佐賀 .371(.370 39位) 34 福島 .361(.366 40位) 35 秋田 .353(.377 37位) 36 長崎 .333(.427 33位) 36 青森 .333(.434 31位) 38 三重 .316(.407 35位) 39 滋賀 .312(.377 37位) 40 山形 .286(.336 43位) 41 長野 .285(.396 36位) 42 鳥取 .281(.360 41位) 43 岩手 .273(.359 42位) 44 新潟 .265(.301 47位) 45 島根 .250(.307 46位) 46 富山 .207(.322 45位) 47 北海道 .153(.330 44位)
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Ⅵ都道府県別対戦成績勝率 都道府県同士の対戦勝率 ( )内は勝利数の勝率
⑨対戦回数
各都道府県別の対戦についてまとめてきたのが、下の評である。この数は都道府県別毎に勝利数、敗戦数、引き分け数を足した数で、数が多い順に都道府県名、対戦数、参考として括弧内は勝利数とその順位を示した。
この数の多い条件は、①勝利数が多い。②高校野球黎明期から長期間大会に出場している。③大会で上位の成績をあげる が考えられる。まず1位は大阪601戦、勝利数も373で1位である。大阪は①②③すべての条件に当てはまる。2位は東京559戦、勝利数は3位だが、夏は東西大会に分かれ2チーム、春も東京大会で2チーム出場も可能で東京も①②③すべての条件を満たす。3位兵庫547戦、勝利数305勝2位。地元で大会黎明期より優勝を重ねる。
1 大阪 601戦(373勝 1位) 2 東京 559戦(302勝 3位) 3 兵庫 547戦(305勝 2位) 4 愛知 499戦(296勝 4位) 5 和歌山 403戦(219勝 5位) 6 京都 377戦(199勝 7位) 7 広島 356戦(208勝 6位) 7 北海道 352戦(117勝 18位 9 神奈川 327戦(202勝 7位) 10 福岡 314戦(148勝 11位) 11 愛媛 311戦(187勝 9位) 12 高知 305戦(184勝 10位) 13 静岡 293戦(143勝 12位) 14 香川 255戦(128勝 17位) 15 奈良 255戦(137勝 15位) 16 徳島 244戦(138勝 13位) 17 千葉 246戦(135勝 16位) 18 岐阜 236戦(137勝 14位) 19 山口 238戦(111勝 20位) 20 岡山 226戦(108勝 21位) 21 長野 212戦( 84勝 29位) 21 群馬 226戦(105勝 22位) 23 熊本 211戦(104勝 23位) 24 埼玉 211戦(116勝 19位) |
24 鹿児島 202戦( 98勝 27位) 26 福井 201戦( 88勝 28位) 27 宮城 201戦( 99勝 24位) 28 栃木 195戦( 98勝 25位) 29 沖縄 179戦( 98勝 25位) 30 茨城 174戦( 81勝 30位) 31 大分 167戦( 75勝 31位) 32 鳥取 156戦( 57勝 38位) 33 宮崎 155戦( 69勝 32位) 34 秋田 156戦( 59勝 36位) 35 長崎 151戦( 64勝 33位) 36 三重 149戦( 60勝 35位) 37 山梨 141戦( 64勝 33位) 37 岩手 151戦( 53勝 39位) 39 石川 143戦( 56勝 39位) 40 滋賀 147戦( 53勝 41位) 40 青森 137戦( 59勝 36位) 42 島根 133戦( 40勝 44位) 43 佐賀 118戦( 44勝 43位) 43 福島 121戦( 45勝 42位) 45 富山 113戦( 35勝 45位) 46 山形 104戦( 33勝 46位) 47 新潟 101戦( 31勝 47位)
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Ⅰ 都道府県別対戦回数表( )内 勝利数と勝利数順位
4位は愛知499戦、勝利数は4位である。これら4都府県は①②③の条件を満たしており、多少の順位の違いはあるが、勝利数の順位とほぼ同じである。5位和歌山403戦、やや上位4都府県と差があるが、①②③の条件を満たす。以下、京都、広島、北海道、神奈川、福岡と続く。ここで注目されるのが7位北海道と9位神奈川、北海道の対戦数は多いが、勝利数は18位である。条件も②しか満たしていな
1位は大阪21回、2位は昭和までは1位だった愛知18回、この2府県が群を抜いている。3位は兵庫と神奈川13回、5位は12回で東京、和歌山、広島の3都県、8位は愛媛10回、以上8都府県が10回以上を記録する。
-100-
⑥準優勝回数
1位 大阪府 14回 2位 東京都 12回 3位 京都府 11回 4位 広島県 10回 5位 愛知県 9回 和歌山県 9回 7位 岐阜県 8回 |
7位 愛媛県 8回 9位 高知県 7回 神奈川県 7回 兵庫県 7回 12位 静岡県 6回 山口県 6回 徳島県 6回 |
15位 福岡県 5回 千葉県 5回 長野県 5回 18位 北海道 青森県 宮城県 埼玉県 香川県 4回
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準優勝も1位大阪14回とさすがである。2位東京12回、3位京都11回、4位広島10回、5位は愛知と和歌山9回である。
⑦連勝
1位 徳島県 15連勝 2位 愛知県 12連勝 神奈川県 12連勝 4位 大阪府 11連勝 広島県 11連勝 和歌山県 11連勝 沖縄県 11連勝 |
8位 山口県 10連勝 9位 東京都 9連勝 栃木県 9連勝 兵庫県 9連勝 愛媛県 9連勝 13位 静岡県 8連勝 鹿児島県 8連勝 |
13位 群馬県 8連勝 14位 岐阜県 7連勝 香川県 7連勝 高知県 7連勝 千葉県 7連勝 大分県 7連勝 福岡県 7連勝 |
連勝は春夏連覇、夏春連覇をしているところが上位になる。1位徳島15連勝、池田が記録した。2位愛知と神奈川12連勝、共に中京と横浜が春夏連覇する。
⑧連敗
1位 青森県 15連敗 2位 滋賀県 14連敗 3位 富山県 13連敗 山形県 13連敗 5位 島根県 12連敗 6位和歌山県 11連敗 7位 岩手県 10連敗 |
8位 秋田県 9連敗 茨城県 9連敗 山梨県 9連敗 長崎県 9連敗 12位 新潟県 8連敗 福井県 8連敗 山口県 8連敗 |
15位 福島県 東京都 神奈川県 長崎県 静岡県 京都府 鳥取県 熊本県 鹿児島県 7連敗
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1位青森15連敗、2位滋賀14連敗、3位富山と山形13連敗、意外なのがAランクの6位和歌山11連敗。Aランクの東京、神奈川も7。
【特集1都道府県編 】
①最も早い初出場
1915年夏(第1回全国中等野球大会)出場 ・秋田県 ・東京都 ・三重県 ・京都府 ・兵庫県 ・和歌山県 ・鳥取県 ・広島県 ・香川県 ・福岡県 |
最も早い初出場は、予選を勝ち抜いた上記の10都府県である。
②最も早い勝利
1915年夏 ・鳥取県○ ・秋田県 ・東京都 ・京都府 ・和歌山県 1916年夏 ・岩手県 ・大阪府 ・広島県 ・香川県 1917年夏 ・長野県 ・愛知県 ・兵庫県 ・島根県 1919年夏 ・愛媛県 ・福岡県 1920年夏 ・新潟県 |
最も早い勝利県は、1915年の5都府県で、○印の鳥取県は、第1試合で勝利した。
③最も遅い初出場
1位 1958年夏 沖縄県 【選抜大会】1位 1973年春 山形県 2位 1954年夏 宮崎県 2位 1972年春 茨城県 3位 1946年夏 高知県 3位 1962年春 宮崎県 4位 1960年春 秋田県沖縄県 |
最も遅い初出場は上記の通り、3位に強豪高知が入っているのが意外である。
④最も遅い初勝利
1位 1973年春 山形県 【全国大会】1位 1979年夏 滋賀県 2位 1963年夏 福島県 2位 1973年夏 山形県 沖縄県 3位 1963年夏 福島県 沖縄県 3位 1957年夏 宮崎県 【選抜大会】1位 2005年春 新潟県 4位 1957年春 滋賀県 2位 1974年春 茨城県 5位 1955年夏 三重県 3位 1973年春 山形県 |
最も遅い初勝利は上記の通りで、右は大会ごとのワースト3である。この中でも現在沖縄と茨城は健闘している。
⑤優勝回数
1位 大阪府 21回 2位 愛知県 18回 3位 兵庫県 13回 神奈川県 13回 5位 東京都 12回 和歌山県 12回 広島県 12回 |
8位 愛媛県 10回 9位 京都府 6回 徳島県 6回 11位 静岡県 5回 香川県 5回 高知県 5回 14位 岐阜県 4回 |
14位 福岡県 4回 奈良県 4回 沖縄県 4回 17位 茨城県 3回 栃木県 3回 千葉県 3回
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今回より、高校野球各都道府県ごとの記録をお届けします。但し、資料は2022年までのものである。
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42 長崎 総合 46点 (全国32位) D ランク 勝敗 67勝90敗 勝率 .427 上位度数 28点 (全国33位) (33位) (32位) |
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① 初出場 長崎中(1917年夏) ②初勝利 長崎商(1925年夏) ② 最高成績 優勝 1回 清峰(2009年春) ④勝利数ベスト4 1位清峰・海星 3位長崎日大 4位長崎商 (13勝) (12勝) (6勝) ⑤出場回数ベスト5 1位海星 2位長崎日大 3位長崎商 4位佐世保工 5位佐世保実 (23回) (11回) (10回) (7回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位清峰 .765 2位長崎日大.522 3位長崎南山 .500 ⑦最高成績 1位清峰 優勝1回 準優勝1回 2位海星・長崎商・長崎日大・長崎南山 ベスト1回 ⑧最盛期 16勝5敗(2005年夏~09年春) 優勝1 準優勝 ⑨低迷期 9連敗(1985年夏~91年夏) ⑩得意 新潟E 5勝 ⑪苦手 宮城C 1勝4敗 大阪A 3勝6敗 兵庫A 3勝6敗 |
地方大会 1位 海星 263勝80敗 18回出場 1923年 (夏) 2位 長崎商 236勝93敗 8回 〃 1921 3位 長崎西 145勝102敗 3回 〃 1917 4位 諫早 122勝74敗 2回 〃 1946 5位 佐世保工 121勝71敗 4回 〃 1946 清峰 72勝60敗 4回 〃 1957 |
【出身者ベストナイン】 30点 1(三)菊川昭二郎<西鉄・鎮西学院> F 2(中)本西厚博<オ・瓊浦> E 3(二)堀 幸一<ロ・海星>首 C 4(捕)城島健司<ダ・別府大付> B 5(右)池辺豪則<ロ・海星> D 6(遊)平田 勝<神・海星> E 7(左)石本 努<日・別府大付> F 8(一)川島慶三<日・佐賀学園> F 9(投)下柳 剛<日・瓊浦> C
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【控】 (投)柴田保光<日・島原農> D 酒井圭一<ヤ・海星> F 香田 勲<巨・佐世保工> D 今村 猛<広・清峰> F 大瀬良大地<広・長崎日大> D (内)野田征稔<神・PL> F
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47 沖縄 総合 84点 (全国 19位) B ランク 勝敗 97勝79敗 勝率 .551 上位度数 42点 (全国24位) (11位) (25位) |
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①初出場 首里(1958年夏) ②初勝利 首里(1963年夏) ③最高成績 優勝 4回 沖縄尚学 2回 興南 2回 ④勝利数ベスト5 1位興南 2位沖縄水産・沖縄尚学 4位浦添商 5位豊見城 (23勝) (21勝) (10勝) (9勝) ⑤出場回数ベスト5 1位興南 2位沖縄尚学 3位沖縄水産 4位豊見城 5位浦添商 (14回) (13回) (12回) (7回) (5回) ⑥勝率 5割以上 1位浦添商 .667 2位興南.657 3位沖縄尚学 .656 ⑦最高成績 1位興南 優勝2回 ベスト4 1回 2位沖縄尚学 優勝2回 3位沖縄水産 準優勝2回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 13勝3敗(2010年春~12年夏)優勝2回 ⑨低迷期 4連敗(1958年夏~63年夏)(1972年春~73年夏) ⑩得意 長野C 5勝 千葉B・岐阜B 5勝1敗 北海道C 6勝2敗 ⑪苦手 和歌山A 1勝4敗 大阪A 2勝5敗 広島A 2勝4敗 |
地方大会 1位 沖縄水産 150勝65敗 9回出場 1932年 (夏) 2位 沖縄尚学 144勝50敗 7回 〃 1958 2位 興南 144勝45敗 10回 〃 1962 4位 首里 114勝76敗 2回 〃 1922 5位 糸満 94勝63敗 1回 〃 1953 浦添商 79勝33敗 4回 〃 1975 |
【出身者ベストナイン】 14点 1(右)伊志嶺翔太<ロ・沖尚> D 2(遊)真喜志康永<近・沖縄> D 3(三)渡真利克則<神・興南> D 4(一)石嶺和彦<急・豊見城>点 B 5(中)宮里 太<洋・都城> C 6 (左)大野 倫<巨・沖水> D 7(二)金城博和<日・興南> D 8(捕)嶺井博希<D・沖尚> D 9(投)安仁屋宗八<広・沖縄>防 B
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【控】 (投)仲田幸司<神・興南> C 新垣 渚<ソ・沖水> C 大嶺祐太<ロ・八重山商工>D (捕)仲田秀司<西武・興南> D
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46 鹿児島 総合 65点 (全国 26位) C ランク 勝敗 93勝104敗 勝率 .472 上位度数 36点 (全国27位) (25位) (27位) |
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①初出場 鹿児島一中(1925年夏) ②初勝利 鹿児島商(1927年夏) ③最高成績 優勝 1回 鹿児島実(1996年春) ④勝利数ベスト4 1位鹿児島実 2位樟南 3位鹿児島商 4位神村学園 (33勝) (28勝) (15勝) (8勝) ⑤出場回数ベスト5 1位鹿児島実 2位樟南 鹿児島商 4位神村学園 5位玉龍 (27回) (26回) (25回) (8回) (7回) ⑥勝率 5割以上 1位鹿児島工 .667 2位鹿児島実.559 3位樟南 .519 ⑦最高成績 1位鹿児島実 優勝1回 ベスト4 2回 2位樟南 準優勝1回 ベスト4 1回 3位神村学園 準優勝1回 ⑧最盛期 13勝3敗(1994年夏~96年夏) ⑨低迷期 7連敗(1976年夏~80年夏) ⑩得意 和歌山A 8勝 徳島B・福島E 4勝1敗 秋田D 5勝2敗 ⑪苦手 愛知A 1勝8敗 京都B 2勝7敗 大阪A 1勝6敗 |
地方大会 1位 鹿児島商 315勝81敗 13回出場 1922年 (夏) 2位 鹿児島実 295勝74敗 18回 〃 1925 3位 樟南 239勝45敗 19回 〃 1954 4位 玉龍 183勝69敗 4回 〃 1946 5位 鹿児島工 155勝77敗 1回 〃 1925 神村学園 45勝10敗 3回 〃 2003 |
【出身者ベストナイン】 26点 1(中)亀山 努<神・鹿屋中央> C 2(遊)川崎宗則<ソ・鹿工> 盗 C 3(一)福留孝介<中・PL>首2 A 4(左)古川清蔵<中・鹿商>本2 B 5(右)井上一樹<中・鹿商> B 6(二)定岡智秋<南・鹿実> B 7(三)黒江透修<巨・鹿児島> B 8(捕)鶴岡慎也<日・樟南> C 9(投)北別府学<広・都城農>M多 A
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【控】 (投)外木場義郎<広・出水商> A 定岡正二<巨・鹿実> C 永射 保<西武・指宿商> C 木佐貫洋<巨・川内> C (内)東条文博<ヤ・鹿実> 盗2B (外)赤田将悟<西武・日南学園> C
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45 宮崎 総合 44点 (全国 34位) D ランク 勝敗 67勝82敗 勝率 .450 上位度数 16点 (全国32位) (29位) (39位) |
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①初出場 高鍋(1954年夏) ②初勝利 宮崎大宮(1957年夏) ③最高成績 準優勝 1回 延岡学園(2013年夏) ④勝利数ベスト4 1位日南学園 2位都城 3位高鍋 4位延岡学園 (13勝) (10勝) (9勝) (6勝) ⑤出場回数ベスト5 1位日南学園 2位高鍋 3位延岡学園・都城 5位宮崎商 (13回) (10回) (9回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位都城商 .714 2位延岡工.555 3位都城 .526 ⑦最高成績 1位延岡学園 準優勝1回 2位高鍋・宮崎商・都城 ベスト4 1回 ⑧最盛期 8勝4敗(1998年春~99年夏) ⑨低迷期 6連敗(1967年夏~71年夏) ⑩得意 福島E 4勝1敗 兵庫A 4勝3敗 ⑪苦手 千葉B 5敗 東京A 1勝3敗 高知A 1勝4敗
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地方大会 1位 高鍋 143勝70敗 6回出場 1946年 (夏) 2位 宮崎大宮 142勝87敗 2回 〃 1917 3位 宮崎商 124勝71敗 4回 〃 1928 4位 宮崎工 107勝74敗 3回 〃 1946 5位 延岡学園 103勝45敗 7回 〃 1965 日南学園 102勝42敗 7回 〃 1967
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【出身者ベストナイン】 30点 1(三)西村徳文<ロ・福島>首盗4 B 2(中)福良淳一<急・延岡工> B 3(左)青木宣親<ヤ・日向>首3盗 A 4(遊)田中幸雄<日・都城> 点 A 5(右)水谷実雄<急・宮崎商>首点 A 6(一)小川 亨<近・宮崎商> B 7(捕)高橋博士<南・宮崎商> B 8(投)清 俊彦<近・高鍋> 率 B 9(二)武上四郎<ヤ・大宮> 新 B
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【控】 (投)柳田 豊<近・延岡商> B 池田親興<神・高鍋> C 黒木知宏<ロ・延岡学園>多率 C 寺原隼人<ソ・日南学園> C 武田翔太<ソ・宮崎日大> D (内)草野大輔<楽・延岡学園> C (外)黒木基康<洋・高鍋> C
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44 大分 総合 51点 (全国 31位) D ランク 勝敗 73勝90敗 勝率 .448 上位度数 26点 (全国31位) (30位) (32位) |
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①初出場 大分商(1931年夏) ②初勝利 大分商(1935年春) ③最高成績 優勝 2回 津久見 2回(1967年春・72年夏) ④勝利数ベスト5 1位津久見 2位大分商 3位明豊・柳ヶ浦 5位日田林工 (24勝) (16勝) (8勝) (7勝) ⑤出場回数ベスト5 1位大分商 2位津久見 3位柳ヶ浦 4位明豊 5位日田林工 (20回) (18回) (10回) (7回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位津久見 .600 2位日田林工.538 3位明豊 .533 ⑦最高成績 1位津久見 優勝2回 2位柳ヶ浦・日田林工 ベスト4 1回 ⑧最盛期 8勝3敗(1965年夏~67年夏) 優勝1 ⑨低迷期 7連敗(2002年夏~06年夏) ⑩得意 北海道C 5勝1敗 ⑪苦手 愛知A 8敗 大阪A 2勝6敗 神奈川A 3敗 |
地方大会 1位 大分商 220勝79敗 15回出場 1924年 (夏) 2位 津久見 165勝60敗 12回 〃 1947 3位 佐伯鶴城 139勝83敗 3回 〃 1927 4位 大分上野丘 114勝91敗 1回 〃 1924 5位 柳ヶ浦 113勝43敗 8回 〃 1960 明豊 94勝59敗 5回 〃 1952 |
【出身者ベストナイン】 33点 1(遊)野村謙二郎<広・佐伯鶴城>盗 A 2(二)岡崎 郁<巨・大分商> B 3(左)内川聖一<ソ・大分工>首2 A 4(右)大島康徳<中・中津工>本 A 5(三)葛城隆雄<毎・上野ヶ丘>点2 A 6(中)大田卓司<西鉄・津久見> B 7(一)児玉利一<中・大分商> B 8(捕)和田博美<西鉄・臼杵> B 9(投)稲尾和久<西鉄・緑が丘>M多 S
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【控】 (投)荒巻淳<毎日・大分商>多防 A 川崎憲次郎<ヤ・津久見>多沢 B 三浦清弘<南・緑が丘> 防 B 高橋直樹<日・津久見> 防 A 吉田豊彦<楽・国東> C (捕)山下和彦<近・柳ヶ浦> C (内)阿南準郎<広・佐伯鶴城> B 今宮健太<ソ・明豊> C (外)土谷鉄平<楽・津久見> 首 B
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44 大分 総合 51点 (全国 31位) D ランク 勝敗 73勝90敗 勝率 .448 上位度数 26点 (全国31位) (30位) (32位) |
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①初出場 大分商(1931年夏) ②初勝利 大分商(1935年春) ③最高成績 優勝 2回 津久見 2回(1967年春・72年夏) ④勝利数ベスト5 1位津久見 2位大分商 3位明豊・柳ヶ浦 5位日田林工 (24勝) (16勝) (8勝) (7勝) ⑤出場回数ベスト5 1位大分商 2位津久見 3位柳ヶ浦 4位明豊 5位日田林工 (20回) (18回) (10回) (7回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位津久見 .600 2位日田林工.538 3位明豊 .533 ⑦最高成績 1位津久見 優勝2回 2位柳ヶ浦・日田林工 ベスト4 1回 ⑧最盛期 8勝3敗(1965年夏~67年夏) 優勝1 ⑨低迷期 7連敗(2002年夏~06年夏) ⑩得意 北海道C 5勝1敗 ⑪苦手 愛知A 8敗 大阪A 2勝6敗 神奈川A 3敗 |
地方大会 1位 大分商 220勝79敗 15回出場 1924年 (夏) 2位 津久見 165勝60敗 12回 〃 1947 3位 佐伯鶴城 139勝83敗 3回 〃 1927 4位 大分上野丘 114勝91敗 1回 〃 1924 5位 柳ヶ浦 113勝43敗 8回 〃 1960 明豊 94勝59敗 5回 〃 1952 |
【出身者ベストナイン】 33点 1(遊)野村謙二郎<広・佐伯鶴城>盗 A 2(二)岡崎 郁<巨・大分商> B 3(左)内川聖一<ソ・大分工>首2 A 4(右)大島康徳<中・中津工>本 A 5(三)葛城隆雄<毎・上野ヶ丘>点2 A 6(中)大田卓司<西鉄・津久見> B 7(一)児玉利一<中・大分商> B 8(捕)和田博美<西鉄・臼杵> B 9(投)稲尾和久<西鉄・緑が丘>M多 S
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【控】 (投)荒巻淳<毎日・大分商>多防 A 川崎憲次郎<ヤ・津久見>多沢 B 三浦清弘<南・緑が丘> 防 B 高橋直樹<日・津久見> 防 A 吉田豊彦<楽・国東> C (捕)山下和彦<近・柳ヶ浦> C (内)阿南準郎<広・佐伯鶴城> B 今宮健太<ソ・明豊> C (外)土谷鉄平<楽・津久見> 首 B
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43 熊本 総合 84点 (全国 19位) B ランク 勝敗 100勝102敗 勝率 .495 上位度数 47点 (全国22位) (19位) (19位) |
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①初出場 熊本商(1925年夏) ②初勝利 熊本商(1926年春) ③最高成績 優勝 1回 済々黌(1958年春) ④勝利数ベスト5 1位熊本工 2位済々黌 3位九州学院 4位鎮西 5位秀岳館 (45勝) (16勝) (12勝) (9勝) (7勝) ⑤出場回数ベスト5 1位熊本工 2位九州学院 3位済々黌 4位鎮西・熊本商 (40回) (14回) (11回) (7回) ⑥勝率 5割以上 1位秀岳館.636 2位済々黌 .615 3位鎮西.562 ⑦最高成績 1位済々黌 優勝1回 ベスト4 1回 2位熊本工 準優勝 3回 ベスト4 5回 3位鎮西 ベスト4 2回 ⑧最盛期 13勝7敗(1926年春~37年夏) 準優勝2 ベスト4 ⑨低迷期 7連敗(1968年夏~77年春) ⑩得意 北海道C 4勝1敗 茨城C 6勝1敗 富山E 3勝 ⑪苦手 愛媛A 5敗 大阪A 2勝9敗 高知A 1勝6敗 |
地方大会 1位 熊本工 296勝72敗 20回出場 1925年 (夏) 2位 九州学院 210勝84敗 8回 〃 1920 3位 済々黌 180勝81敗 7回 〃 1925 4位 鎮西 155勝65敗 4回 〃 1948 5位 熊本商 131勝90敗 3回 〃 1925 秀岳館 125勝58敗 2回 〃 1957 |
【出身者ベストナイン】 34点 1(右)高倉照幸<西鉄・熊本商> B 2(遊)荒木雅博<中・熊本工>盗 A 3(中)前田智徳<広・熊本工> A 4(一)川上哲治<巨・熊本工>M首 S 5(左)江藤慎一<中・熊本商>首3 A 6 (三)秋山幸二<西・八代> 本盗 A 7(二)松中信彦<ソ・八代一>M三冠A 8(捕)伊東 勤<西・熊本工> B 9(投)野田浩司<神・多良木> 多 B
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【控】 (投)山内孝徳<南・鎮西> B 園川一美<ロ・九州学院> C (捕)吉原正喜<巨・熊本工> C (内)柏原純一<日・八代東> 救 B 前田益穂<毎・熊本工> B 西園寺昭夫<東映・熊本工> B 後藤次男<神・熊本工> B 古葉竹織<広・済々廣> 盗 B (外)末次民夫<巨・鎮西> C 池田純一<神・八代東> C 柳田真宏<巨・九州学院> C
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41 佐賀 総合 24点 (全国40位) E ランク 勝敗 44勝70敗 勝率 .386 上位度数 13点 (全国42位) (36位) (42位) |
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①初出場 佐賀中(1922年夏) ②初勝利 佐賀中(1929年夏) ③最高成績 優勝 2回 佐賀商 佐賀北 ④勝利数ベスト4 1位佐賀商 2位佐賀学園・佐賀北 4位鹿島 (17勝) (6勝) (3勝) ⑤出場回数ベスト5 1位佐賀商 2位佐賀西 3位佐賀学園・唐津商 5位龍谷・佐賀北 (21回) (7回) (6回) (4回) ⑥勝率 5割以上 1位佐賀北 .667 2位鹿島.600 3位佐賀学園 .500 ⑦最高成績 1位佐賀商 優勝1回 1位佐賀北 優勝1回 3位鹿島 ベスト4 1回 ⑧最盛期 12勝8敗(1989年春~94年夏) 優勝1 ⑨低迷期 6連敗(2004年春~07年春) ⑩得意 群馬C 3勝1敗 ⑪苦手 神奈川A 7敗 愛知A 1勝6敗 徳島B 3敗 |
地方大会 1位 佐賀商 204勝77敗 15回出場 1921年 (夏) 2位 佐賀西 194勝93敗 7回 〃 1919 3位 龍谷 130勝71敗 2回 〃 1946 4位 佐賀学園 120勝52敗 6回 〃 1959 5位 唐津商 118勝75敗 5回 〃 1934 佐賀北 102勝49敗 4回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 26点 1(遊)木塚忠助<南・唐津中> 盗4 B 2(二) 辻発彦<西・佐賀東> 首 B 3(左)永渕洋三<近・佐賀西>首 B 4(一) 吉田勝豊<映・武雄> B 5(三)緒方孝市<広・鳥栖> 盗 B 6(右)田中久寿男<西鉄・佐賀工> B 7(中)長野久義<巨・筑陽学園>新首 B 8(捕)実松一成<日・佐賀学園> D 9(投)川崎徳次<西鉄・久留米商> A
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【控】 (投)権藤 博<中・鳥栖>多沢防 B 権藤正利<神・柳川商>新防 B 新谷 博<西・佐賀商>防 C (内)高須洋介<楽・金沢> C (外)岸川勝也<ダ・佐賀北> C 加藤博一<洋・多久工> C
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40 福岡 総合 96点 (全国15位) B ランク 勝敗 143勝159敗 勝率 .474 上位度数 74点 (全国11位) (24位) (13位) |
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①初出場 久留米商(1915年夏) ②初勝利 小倉中(1919年夏) ③最高成績 優勝 4回 小倉 2回 三池工 西日本短大付 ④勝利数ベスト4 1位小倉 2位小倉工 3位柳川 4位久留米商 (27勝) (14勝) (13勝) (12勝) ⑤出場回数ベスト4 1位小倉 2位小倉工 3位柳川 4位福岡工・久留米商 (21回) (17回) (16回) (9回) ⑥勝率 5割以上 1位三池工1 .000 2位西日本短大付.642 3位小倉 .587 ⑦最高成績 1位小倉 優勝2回 準優勝2回 ベスト4 3回 2位西日本短大付 優勝1回 ベスト4 1回 3位三池工 優勝1回 ⑧最盛期 17勝4敗(1947年春~49年夏) 優勝2 準優勝 1 ⑨低迷期 6連敗(1936年夏~38年夏)(1954年夏~57年春) ⑩得意 香川B 5勝 岩手E 4勝1敗 富山E 6勝1敗 ⑪苦手 和歌山A 2勝12敗 神奈川A 2勝7敗 大阪A 5勝9敗 |
地方大会 1位 小倉 257勝83敗 10回出場 1917年 (夏) 2位 柳川 252勝60敗 8回 〃 1948 3位 小倉工 205勝80敗 8回 〃 1927 4位 東筑 196勝86敗 5回 〃 1918 5位 福岡工 174勝82敗 4回 〃 1916 西日本短大付 141勝49敗 5回 〃 1963 |
【出身者ベストナイン】 30点 1(一)金山次郎<中・豊国商> 本盗 B 2(左)島田 誠<日・直方学園> B 3(三)松永浩美<急・小倉工> 盗 A 4(中)小鶴 誠<松竹・飯塚商>M首 A 5(二)村田修一<横・東福岡> 本 B 6 (遊)真弓明信<神・柳川商> 首 A 7(右)山本和範<南・戸畑> B 8(捕)若菜嘉晴<神・柳川商> B 9(投)坂井勝二<ロ・田川中央> B
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(投)安田 猛<ヤ・小倉> B 天保義夫<急・福岡工> B 田中 勉<西鉄・三池工> B 小川健太郎<中・明善> B 杉内俊哉<ソ・鹿児島実> B (内) 仰木 彬<西鉄・東筑> B 城戸則文<西鉄・常盤> B 田中賢介<日・東福岡> B 本多雄一<ソ・鹿児島> B (外)平井光親<ロ・東福岡> 首 B 新庄 剛<神・西日本短大>B 柴原 洋<ソ・北九州> B |
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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39 高知 総合 121点 (全国 9位) A ランク 勝敗 180勝115敗 勝率 .610 上位度数 88点 (全国10位) (3位) (10位) |
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①初出場 城東中(1946年夏) ②初勝利 城東中(1946年夏) ③最高成績 優勝 5回 高知 2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ④勝利数ベスト5 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 5位伊野商 (59勝) (56勝) (34勝) (15勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位高知商 2位明徳義塾 3位高知 4位土佐 (36回) (34回) (30回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位伊野商 .833 2位中村 .800 3位高知追手門 .667 ⑦最高成績 1位高知 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位高知商 優勝1回 準優勝3回 ベスト4 3回 3位明徳義塾 優勝1回 ベスト4 5回 ⑧最盛期 35勝8敗(1975年春~80年春) 優勝2 準優勝 2 ⑨低迷期 3連敗(1969年夏~71年夏)(1988年夏~90年春) ⑩得意 北海道C 8勝 兵庫A 10勝3敗 静岡B 10勝4敗 ⑪苦手 千葉B 3勝6敗 大阪A 8勝14敗 徳島B 2勝4敗 |
地方大会 1位 高知商 261勝68敗 22回出場 1920年 (夏) 2位 高知 199勝82敗 12回 〃 1930 3位 明徳義塾 148勝22敗 18回 〃 1976 4位 土佐 125勝68敗 4回 〃 1947 5位 高知追手前 87勝94敗 1回 〃 1922 伊野商 55勝52敗 1回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 20点 1(中)弘田澄男<ロ・高知> B 2(二)須藤 豊<巨・高知商> C 3(左)横田真之<ロ・明徳義塾> C 4(三)有藤通世<ロ・高知> 新首 A 5(右)岩本 章<名・高知商>本 C 6 (一)町田公二郎<広・明徳義塾> C 7(遊)浜村 孝<西鉄・高知商> D 8(捕)大橋 勲<洋・土佐> D 9(投)山沖之彦<急・中村> 多 B
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控(投)井本 隆<近・伊野商> C 高橋善正<映・高知商> C 江本猛紀<神・高知商> B 中西清起<神・高知商> 救 B 徳久利明<近・高知商> C 鹿取義隆<巨・高知商> 救 B 渡辺智男<西・伊野商> C 藤川球児<神・高知商> 救 B
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38 愛媛 総合 123点 (全国 6位) A ランク 勝敗 181勝119敗 勝率 .603 上位度数 111点 (全国9位) (4位) (8位) |
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①初出場 松山商(1919年夏) ②初勝利 松山商(1919年夏) ③最高成績 優勝 10回 松山商 7回 西条 宇和島東 済美 ④勝利数ベスト5 1位松山商 2位今治西 3位西条 4位済美 5位宇和島東 (80勝) (34勝) (16勝) (15勝) (10勝) ⑤出場回数ベスト5 1位松山商 2位今治西 3位西条・宇和島東 5位川之江・済美 (42回) (26回) (12回) (15回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位済美 .750 2位松山商 .696 3位新田 .667 ⑦最高成績 1位松山商 優勝7回 準優勝4回 ベスト4 6回 2位済美 優勝1回 準優勝2回 3位西条 優勝1回 ベスト4 2回 ⑧最盛期 18勝4敗(1950年夏~59年夏) 優勝3 ベスト4 1回 ⑨低迷期 4連敗(2010年春~12年夏) ⑩得意 熊本B 5勝 東京A 9勝3敗 神奈川A 7勝2敗 ⑪苦手 群馬C 3勝7敗 北海道C 6勝9敗 |
地方大会 1位 松山商 327勝72敗 26回出場 1918年 (夏) 2位 今治西 216勝88敗 13回 〃 1918 3位 宇和島東 191勝84敗 8回 〃 1924 4位 西条 187勝81敗 6回 〃 1923 5位 八幡浜 147勝91敗 1回 〃 1920 済美 47勝10敗 4回 〃 2002 |
【出身者ベストナイン】 26点 1(遊)水口英二<近・松山商> B 2(一)藤原 満<南・松山商> B 3(二)千葉 茂<巨・松山商> A 4(左)景浦 将<神・松山商>首点 B 5(三)岩村明憲<ヤ・宇和島東> B 6 (右)高井保弘<急・今治西> C 7(中)重松省三<洋・今治西> B 8(捕)谷本 稔<大毎・八幡浜> C 9(投)西本 聖<巨・松山商> 沢多B
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【控】 (投)藤田元司<巨・西条> B 山下律夫<洋・松山商> B 古澤憲司<神・新居浜商> 救C 藤田 学<南・南宇和> 新 C 野口茂樹<中・丹原> C (捕)村上公康<西鉄・西条> D (内)青野修三<東映・西条> C 河埜和正<巨・八幡浜工> B (外)河埜敬章<南・八幡浜工> B 矢野 清<急・八幡浜> C
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37 徳島 総合 110点 (全国 12位) B ランク 勝敗 138勝103敗 勝率 .573 上位度数 71点 (全国13位) (7位) (14位) |
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①初出場 徳島商(1935年春) ②初勝利 徳島商(1937年春) ③最高成績 優勝 7回 池田 3回 徳島商 鳴門 海部 観音寺中央 ④勝利数ベスト5 1位池田 2位徳島商 3位鳴門 4位鳴門渦潮 5位海部 (42勝) (41勝) (27勝) (16勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト5 1位徳島商 2位鳴門 3位池田 4位鳴門渦潮 5位小松島 (42回) (19回) (17回) (15回) (4回) ⑥勝率 5割以上 1位海部 1.000 2位池田 .750 3位鳴門 .600 ⑦最高成績 1位池田 優勝3回 準優勝2回 ベスト4 2回 2位鳴門 優勝1回 準優勝2回 ベスト4 1回 3位徳島商 優勝1回 準優勝1回 ベスト4 4回 ⑧最盛期 15勝1敗(1982年夏~83年夏) 優勝2 ベスト4 1回 ⑨低迷期 4連敗(1988年春~89年夏)(2006年春~08年春) ⑩得意 広島A・栃木C 6勝1敗 愛知A 8勝4敗 兵庫A13勝8敗 ⑪苦手 千葉B 4敗 岐阜B 1勝5敗 神奈川A 3勝6敗 |
地方大会 1位 徳島商 242勝75敗 23回出場 1915年 (夏) 2位 鳴門 190勝88敗 11回 〃 1915 3位 池田 138勝62敗 9回 〃 1947 4位 鳴門渦潮 128勝49敗 5回 〃 1963 5位 海部 83勝66敗 1952 |
【出身者ベストナイン】 24点 1(二)八田 正<大毎・鳴門> B 2(遊)平井三郎<巨・徳島商> B 3(一)広野 功<西鉄・徳島商> C 4(左)長池徳士<急・撫養>M本点 A 5(捕)里崎智也<ロ・鳴門工> B 6 (右)秦 真治<ヤ・鳴門> C 7(中)畠山 準<洋・池田> C 8(三)藤田一也<楽・鳴門> C 9(投)川上憲伸<中・徳島商>新M沢B
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【控】 (投)林 義一<大映・徳島商> B 板東英二<中・徳島商> B 白石静雄<広・鳴門> B 潮崎哲也<西・鳴門> B 武田 久<日・生光学園> B (捕)大石友好<西・海南> C (内)島田 茂<ロ・鳴門> D (外) 広永益隆<ダ・徳島商> D
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36 香川 総合 97点 (全国 14位) B ランク 勝敗 126勝124敗 勝率 .504 上位度数 79点 (全国17位) (18位) (12位) |
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①初出場 高松中(1915年夏) ②初勝利 香川商(1916年夏) ③最高成績 優勝 4回 高松商 4回 観音寺中央 ④勝利数ベスト5 1位高松商 2位尽誠学園 3位坂出商 4位高松一 5位丸亀城西 (58勝) (17勝) (15勝) (8勝) (7勝) ⑤出場回数ベスト5 1位高松商 2位尽誠学園 3位坂出商 4位丸亀城西 5位高松 (45回) (16回) (15回) (13回) (8回) ⑥勝率 5割以上 1位観音寺中央 .857 2位高松一 .667 3位高松商 .586 ⑦最高成績 1位高松商 優勝4回 準優勝3回 ベスト4 3回 2位観音寺中央 優勝1回 3位坂出商 準優勝1回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 18勝4敗(1924年春~27年夏) 優勝3 準優勝1 ⑨低迷期 5連敗(2003年夏~05年夏)(2007年夏~11年春) ⑩得意 北海道C 7勝2敗 大阪A・兵庫A 8勝4敗 ⑪苦手 福岡B 5敗 群馬C 3敗 神奈川A 1勝6敗 |
地方大会 1位 高松商 288勝80敗 44回出場 1915年 (夏) 2位 坂出商 168勝88敗 8回 〃 1922 3位 尽誠学園 139勝57敗 11回 〃 1948 4位 丸亀 136勝93敗 4回 〃 1915 5位 高松 133勝98敗 4回 〃 1915 観音寺中央 88勝78敗 1回 〃 1931 |
【出身者ベストナイン】 27点 1(中)熊野輝光<急・志度商> 新C 2(左)中塚政幸<洋・PL> 盗 B 3(二)近藤昭仁<洋・高松一>首 B 4(一)中西 太<西鉄・高松一>M首A 5(三)島谷金二<中・高松商>盗 B 6(遊)白井一幸<日・志度商> B 7(右)加藤正二<中・高松中>本 B 8(捕)岡村浩司<急・高松商> B 9(投)西村貞郎<西鉄・琴平> 率B |
【控】 (投)安藤元博<映・坂出商> D 大矢根博臣<中・観音寺一> B(内)水原 茂<巨・高松商> M B 三原 脩<巨・高松中> C 宮武三郎<急・高松商> B 牧野 茂<中・高松商> C 穴吹義雄<南・高松> B 山口冨士雄<急・高松商> C (外)樋笠一夫<巨・高松商> C |
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35 山口 総合 82点 (全国 21位) C ランク 勝敗 108勝123敗 勝率 .468 上位度数 53点 (全国19位) (26位) (17位) |
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①初出場 豊浦中(1919年夏) ②初勝利 柳井中(1925年夏) ③最高成績 優勝 2回 柳井 下関商 ④勝利数ベスト4 1位下関商 2位宇部商 3位柳井 4位防府商工 (29勝) (27勝) (16勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト5 1位下関商 2位宇部商 3位岩国 4位柳井 5位防府商工 (23回) (19回) (12回) (11回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位柳井 .615 2位宇部商 .587 3位下関商 .569 ⑦最高成績 1位下関商 優勝1回 準優勝2回 ベスト4 2回 2位柳井 優勝1回 準優勝1回 ベスト4 1回 3位宇部商 準優勝1回 ベスト4 2回 ⑧最盛期 14勝3敗(1963年春~64年夏) 優勝1 準優勝2 ⑨低迷期 8連敗(1999年春~2003年春) ⑩得意 三重D 3勝 新潟E 3勝 ⑪苦手 茨城C 4敗 埼玉B 1勝6敗 徳島B 1勝5敗 |
地方大会 1位 下関商 222勝82敗 9回出場 1920年 (夏) 2位 柳井 178勝86敗 7回 〃 1923 3位 宇部商 173勝60敗 12回 〃 1936 4位 豊浦 159勝93敗 3回 〃 1919 4位 岩国 159勝78敗 5回 〃 1916 柳井商工 128勝81敗 3回 〃 1930 |
【出身者ベストナイン】 29点 1(二)高木 豊<洋・多々良学園>盗 A 2(左)平山菊二<巨・下関商> B 3(右)森永勝也<広・柳井商工>首 B 4(一)遠井吾郎<神・柳井> B 5(中)戸倉勝城<急・豊浦> B 6 (三)御園生崇男<神・山口> B 7(遊)引地信之<洋・下関商> B 8(捕)有田修三<近・宇部商> B 9(投)藤本英雄<巨・下関商>沢多防 A
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【控】 (投)池永正明<西鉄・下関商>多 B 佐伯和司<広・広陵> B 津田恒美<広・南陽工> 新セ B 河本育之<ロ・田布施工> C(捕)河村健一郎<急・桜ヶ丘> C 道原裕幸<広・桜ヶ丘> C
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34 広島 総合 126点 (全国 5位) A ランク 勝敗 202勝141敗 勝率 .589 上位度数 118点 (全国6位) (6位) (6位) |
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①初出場 広島中(1915年夏) ②初勝利 広島商(1916年夏) ③最高成績 優勝 12回 広島商 7回 広陵3回 崇徳 呉港 ④勝利数ベスト5 1位広陵 2位広島商 3位呉港 4位尾道商 5位広島工 (66勝) (62勝) (14勝) (13勝) (12勝) ⑤出場回数ベスト4 1位広陵 2位広島商 3位呉港 4位広島工 5位尾道商 (44回) (43回) (11回) (10回) (7回) ⑥勝率 5割以上 1位崇徳 .667 2位尾道商 .650 3位広島商 .639 ⑦最高成績 1位広島商 優勝7回 準優勝2回 ベスト4 2回 2位広陵 優勝3回 準優勝6回 ベスト4 3回 3位呉港・崇徳 優勝1回 ⑧最盛期 31勝9敗(1924年夏~31年夏) 優勝5 準優勝3 ⑨低迷期 5連敗(1984年春~85年夏) ⑩得意 長野C 13勝1敗 北海道C 10勝1敗 静岡B 8勝1敗 ⑪苦手 徳島B 1勝6敗 東京A 8勝12敗 兵庫A 9勝14敗
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地方大会 1位 広陵 293勝76敗 21回 〃 1916 2位 広島商 292勝68敗 22回出場 1915年 (夏) 3位 尾道商 191勝84敗 1回 〃 1929 4位 盈進 173勝82敗 2回 〃 1927 5位 広島工 169勝66敗 5回 〃 1937 崇徳 158勝68敗 2回 〃 1947 |
【出身者ベストナイン】 40点 1(二)広瀬 功<南・大竹> 首盗 A 2(遊)新井貴浩<広・広島工>本点 A 3(左)張本 勲<映・浪商>M新首 S 4(三)藤村富美男<神・呉港中>M本 S 5(中)山本浩二<広・廿日市>M本点 S 6 (右)金本知憲<神・広陵>M点 S 7(一)白石勝巳<巨・広陵中> A 8(捕)谷繁元信<中・江の川> A 9(投)村田兆治<ロ・福山電波>多防 A
【控】(投)高橋一三<巨・北川工>沢多 A 藤村隆雄<神・呉港中> B 柚木 進<南・呉港中>M率防 B 山本和行<神・広島商> セ B
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高津臣吾<ヤ・広島工>セ A 西村龍次<ヤ・寒川> C 野村弘樹<洋・PL学園> 多 B 永川勝浩<広・新庄> C (捕)達川光男<広・広島商> B 根来広光<国・府中> C (内)鶴岡一人<南・広島商>M本A 三村敏之<広・広島商> B 大下剛史<映・広島商> B 広岡達郎<巨・呉三津田> B (外)山本一義<広・広島商> B 蓑田浩二<急・大竹> B 山崎隆造<広・崇徳> B 藤井康雄<急・泉州> B 中田 翔<日・大阪桐蔭> B
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33 岡山 総合 77点 (全国 22位) C ランク 勝敗 107勝113敗 勝率 .486 上位度数 42点 (全国20位) (22位) (25位) |
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①初出場 岡山一中(1921年夏) ②初勝利 岡山一中(1921年夏) ③最高成績 優勝 1回 岡山東商 ④勝利数ベスト5 1位倉敷工 2位関西 3位岡山東商 4位岡山南 5位倉敷商 (25勝) (22勝) (17勝) (11勝) (8勝) ⑤出場回数ベスト4 1位関西 2位倉敷工・岡山東商 4位倉敷商 (21回) (19回) (13回) ⑥勝率 5割以上 1位岡山朝日 .667 2位倉敷工 .568 3位岡山南 .524 ⑦最高成績 1位岡山東商 優勝1回 ベスト4 2回 2位岡山理大付 準優勝1回 3位倉敷工 ベスト4 4回 ⑧最盛期 14勝6敗(1968年夏~72春) ベスト4 3 ⑨低迷期 5連敗(2009年夏~2011年春) ⑩得意 新潟E 4勝 和歌山A・秋田D 4勝1敗 福島E・三重D 3勝 ⑪苦手 神奈川A 5敗 東京A 3勝9敗 高知A 3勝7敗 |
地方大会 1位 関西 224勝90敗 9回出場 1915年 (夏) 2位 岡山東商 199勝81敗 11回 〃 1923 3位 倉敷工 198勝69敗 9回 〃 1941 4位 倉敷商 187勝71敗 10回 〃 1933 5位 玉島商 140勝79敗 3回 〃 1933 岡山南 120勝69敗 5回 〃 1940 |
【出身者ベストナイン】 29点 1(三)八木 裕<神・岡山東商> B 2(遊)川相昌弘<巨・岡山南> B 3(左)佐々木誠<南・水島工>首盗B 4(一)大杉勝男<映・関西>本点 A 5(中)大村三郎<ロ・PL> B 6(二)三宅秀史<神・南海> B 7(右)横溝 桂<広・岡山東商> C 8(捕)高橋信二<日・津山工> C 9(投)平松政次<洋・岡山東商>多沢A
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【控】 (投)秋山登<洋・岡山東商>M防 A 石井茂雄<急・勝山> 率 A 星野仙一<中・倉敷商>沢 A 松岡 弘<ヤク・倉敷商>沢防 A 森安敏明<映・関西> C 仁科時成<ロ・山陽> B 山根和夫<広・勝山> C (捕)土井 淳<洋・岡山東商> C
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32 島根 総合 12点 (全国 44位) E ランク 勝敗 40勝91敗 勝率 .305 上位度数 14点 (全国44位) (47位) (41位) |
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①初出場 杵築中(1917年夏) ②初勝利 杵築中(1917年夏) ③最高成績 ベスト4 3回 大社・石見智翠館・松江北 ④勝利数ベスト4 1位浜田 2位松江商 3位大社 4位石見智翠館 (9勝) (7勝) (6勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位浜田 2位開星 3位大社・松江商・石見智翠館 (15回) (11回) (10回) ⑥勝率 5割以上 1位 立正大淞南 .600 2位松江東 .500 ⑦最高成績 1位大社 ベスト4 1回 1位石見智翠館 ベスト4 1回 1位松江北 ベスト4 1回 ⑧最盛期 5勝4敗(1917年夏~23年夏) ベスト4 2 ⑨低迷期 12連敗(1989年夏~1998年春) ⑩得意 山梨D 3勝 岩手E 2勝 ⑪苦手 愛知A 10敗 東京A 1勝6敗 静岡B 6敗 |
地方大会 1位 大社 175勝94敗 8回出場 1915年 (夏) 2位 浜田 171勝87敗 11回 〃 1916 3位 松江商 133勝100敗 3回 〃 1916 4位 石見智翠館 123勝41敗 9回 〃 1967 5位 大田 110勝80敗 3回 〃 1933 立正大淞南 74勝54敗 2回 〃 1961 |
【出身者ベストナイン】 17点 1(三)清水雅治<中・浜田> C 2(左)佐々木常助<金鯱・浜田中>盗D 3(中)梶谷隆幸<D・開星> C 4(右)伊藤光四郎<西鉄・大社> C 5(捕)梨田昌孝<近・浜田> B 6 (一)新宅洋志(中・浜田> D 7(二)佐々木有三<広・益田産業> D 8(遊)石橋 貢<洋・大社> D 9(投)大野 豊<広・出雲商> 防沢A
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【控】 (投)佐々岡真司<広・浜田商>M A 山内伸一<南・邇摩> B 三沢 淳<中・江津工> B 和田 毅<ダ・浜田> B
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31 鳥取 総合 38点 (全国 36位) D ランク 勝敗 57勝97敗 勝率 .370 上位度数 25点 (全国35位) (38位) (33位) |
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①初出場 鳥取中(1915年夏) ②初勝利 鳥取中(1915年夏) ③最高成績 準優勝 1回 米子東 ④勝利数ベスト4 1位鳥取西 2位米子東 3位倉吉北 4位八頭 (25勝) (16勝) (6勝) (4勝) ⑤出場回数ベスト4 1位鳥取西 2位米子東 3位倉敷北・境 4位八頭 (27回) (21回) (10回) (9回) ⑥勝率 5割以上 該当なし 最高勝率 鳥取西 .481 ⑦最高成績 1位米子東 準優勝1回 ベスト4 2回 2位鳥取西 ベスト4 4回 3位倉吉北 ベスト4 1回 ⑧最盛期 9勝5敗(1956年夏~61春) 準優勝1 ベスト4 2 ⑨低迷期 7連敗(1996年夏~2002年夏) ⑩得意 青森D 3勝 岩手E 3勝 ⑪苦手 和歌山A 6敗 兵庫A 1勝7敗 岐阜B 2勝7敗 |
地方大会 1位 鳥取西 205勝79敗 23回出場 1915年 (夏) 2位 米子東 168勝92敗 13回 〃 1915 3位 境 112勝68敗 8回 〃 1947 4位 倉吉東 95勝107敗 1回 〃 1915 5位 八頭 93勝57敗 6回 〃 1952 倉吉北 69勝38敗 6回 〃 1970 |
【出身者ベストナイン】 21点 1(右)湯浅禎夫<毎・米子中> D 2(二)木下政文<イ・鳥取一中> D 3(遊)長谷川善三<神・米子中> C 4(捕)土井垣武<神・米子中> A 5(中)藤井 勇<神・鳥取一中> A 6 (一)中河美芳<イ・鳥取一中> C 7(左)加藤伸一<広・境> D 8(三)井上親一郎<国・米子中> D 9(投)米田哲也<急・境> M防多S
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【控】 (投)川口和久<広・鳥取城北> B 小林 繁<巨・由良育英>沢多 B 福士敬章<南・鳥取西> B
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30 和歌山 総合 122点 (全国 8位) A ランク 勝敗 214勝178敗 勝率 .546 上位度数 136点 (全国5位) (12位) (5位) |
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①初出場 和歌山中(1915年夏) ②初勝利 和歌山中(1915年夏) ③最高成績 優勝 12回 箕島 4回 桐蔭・智弁和歌山 3回 向陽 2回 ④勝利数ベスト4 1位智弁和歌山 2位桐蔭 3位箕島 4位向陽 5位海南 (56勝) (45勝) (37勝) (21勝) (16勝) ⑤出場回数ベスト4 1位桐蔭 2位智弁和歌山 3位向陽 4位海南 5位箕島 (36回) (32回) (22回) (19回) (17回) ⑥勝率 5割以上 1位箕島.740 2位智弁和歌山.659 3位桐蔭.577 ⑦最高成績 1位箕島 優勝4回 ベスト4 2回 2位桐蔭 優勝3回 準優勝4回 ベスト4 6回 3位智弁和歌山 優勝3回 準優勝3回 ベスト4 2回 ⑧最盛期 27勝8敗(1977年春~81夏) 優勝3 ベスト4 1 ⑨低迷期 11連敗(1984年春~1989年夏) ⑩得意 福岡B 12勝2敗 鳥取D 6勝 北海道C 15勝5敗 ⑪苦手 鹿児島C 8敗 愛知A 7勝20敗 山梨D・福島E 1勝3敗
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地方大会 1位 桐蔭 189勝77敗 20回出場 1915年 (夏) 2位 市和歌山 150勝81敗 4回 〃 1957 3位 向陽 148勝86敗 7回 〃 1921 4位 箕島 144勝74敗 8回 〃 1928 5位 智弁和歌山 131勝17敗 20回 〃 1979 海南 129勝81敗 4回 〃 1926 |
【出身者ベストナイン】 31点 1(二)正田耕三<広・市和商>首盗 B 2(中)河野旭輝<急・和歌山工>盗 B 3(遊)藤田平<神・市和商>首 A 4(左)小久保裕紀<ダ・星林>本点A 5(一)藤本勝巳<神・南部>本点 B 6(三)坂本文次郎<大映・海草中>B 7(右)筒香嘉智<横・横浜> B 8(捕)伊勢川真澄<洋・粉河中> B 9(投)東尾 修<西・箕島>M多 S
【控】 (投)真田重蔵<神・海草中>沢多A
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(投) 上田次郎<神・南部> B 尾花高夫<ヤ・PL学園> B 吉井理人<近・箕島> B 西口文也<西・県和商>M沢多A (捕)福嶋久晃<洋・PL学園> B (内)宇野光雄<巨・和中> C 島本講平<近・箕島> C 上川誠二<中・箕島> C (外)岩本 堯<巨・田辺> C 浜中おさむ<神・南部> C 得津高宏<ロ・PL学園> B
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29 奈良 総合 96点 (全国 15位) B ランク 勝敗 131勝113敗 勝率 .537 上位度数 51点 (全国16位) (14位) (18位) |
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①初出場 郡山中(1933年夏) ②初勝利 郡山中(1933年夏) ③最高成績 優勝 4回 天理 3回 智弁学園 1回 ④勝利数ベスト4 1位天理 2位智弁学園 3位郡山 4位御所実 (72勝) (33勝) (12勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト4 1位天理 2位智弁学園 3位郡山 4位御所実 (50回) (28回) (12回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位高田.667 2位天理.605 3位高田商.571 ⑦最高成績 1位天理 優勝3回 ベスト4 3回 2位智弁学園 優勝1回 ベスト4 2回 3位郡山・高田 ベスト4 1回 ⑧最盛期 25勝11敗(1986年夏~92夏) 優勝2 ベスト4 1 ⑨低迷期 4連敗(1982年夏~84年夏) ⑩得意 秋田D 6勝1敗 新潟E 4勝 北海道C 9勝4敗 ⑪苦手 神奈川A 1勝11敗 愛媛A 1勝6敗 群馬C 5勝9敗 |
地方大会 1位 天理 247勝48敗 27回出場 1936年 (夏) 2位 郡山 202勝88敗 6回 〃 1918 3位 智弁学園 169勝32敗 18回 〃 1967 4位 御所実 127勝67敗 4回 〃 1946 5位 奈良大付 90勝57敗 1960 高田 86勝67敗 1949 |
【出身者ベストナイン】 25点 1(遊)髙代延博<日・智弁学園> C 2(二)亀井義行<巨・上宮太子> C 3(一)駒田徳弘<巨・桜井商> A 4(中)門田博光<南・天理>M本点 S 5(右)吉村禎章<巨・PL> B 6 (左)東田正義<西鉄・御所工> C 7(三)関本健太郎<神・天理> C 8(捕)若井基安<南・PL> C 9(投)三浦大輔<横・高田商> 防 B
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【控】 (投)森中千香良<南・奈良商工>率 B 久保康友<ロ・関大一> 新 C (内) 小窪哲也<広・PL> D 鈴木康友<巨・天理> D (外)外山義明<南・天理> D 萩野貴司<ロ・郡山> C
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28 兵庫 総合 130点 (全国 3位) A ランク 勝敗 299勝234敗 勝率 .561 上位度数 178点 (全国2位) (9位) (3位) |
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①初出場 神戸二中(1915年夏) ②初勝利 関西学院中(1917年夏) ③最高成績 優勝 13回 報徳学園3回 市神港2回 関西学院2回 神戸 甲陽学院 芦屋 洲本 育英 東洋大姫路 ④勝利数ベスト5 1位報徳学園 2位東洋大姫路 3位育英 4位市神港 5位明石 (55勝) (33勝) (28勝) (22勝) (21勝) ⑤出場回数ベスト6 1位報徳学園 2位育英・東洋大姫路・滝川 5位市神港 6位明石 (34回) (19回) (15回) (14回) ⑥勝率 5割以上 1位東洋大姫路.647 2位報徳学園.640 3位市神港.629 ⑦最高成績 1位報徳学園 優勝3回 ベスト4 6回 2位関西学院 優勝2回 準優勝1回 3位市神港 優勝2回 ベスト4 2回 ⑧最盛期 19勝3敗(1917年夏~23夏)優勝3 準優勝2 ⑨低迷期 6連敗(1998年春~1999年春) ⑩得意 岩手E 10勝1敗 福井D9勝1敗 鳥取D 7勝1敗 ⑪苦手 高知A 3勝10敗 香川B 4勝8敗 青森D 2勝4敗 |
地方大会 1位 報徳学園 279勝64敗 14回出場 1933年 (夏) 2位 育英 242勝85敗 6回 〃 1917 3位 東洋大姫路 194勝41敗 12回 〃 1964 4位 滝川 190勝85敗 7回 〃 1918 5位 明石 182勝79敗 6回 〃 1927 関西学院 183勝90敗 7回 〃 1915 |
【出身者ベストナイン】 32点 1(中)屋敷 要<洋・三田学園>盗 B 2(二)基 満男<洋・報徳学園> B 3(一)小玉明利<近・神崎工> A 4(左)青田 昇<巨・滝川中>首本点A 5(右)別当 薫<毎日・甲陽中>本点B 6 (遊)池山隆寛<ヤ・県尼崎> B 7(三)羽田耕一<近・三田学園> B 8(捕)古田敦也<ヤ・川西名峰>M首A 9(投)別所毅彦<巨・滝川中>沢多防S 【控】 (投) 小山正明<ロ・高砂> 沢多 S 鈴木啓示<近・育英>多防 S 江夏 豊<神・大阪学院>M多 S
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村山 実<神・住友工>M多沢 S 大友 工<巨・大阪通信>M多 B 伊良部秀輝<ロ・尽誠> 多防 B 田中将大<楽・駒苫小牧>M防 A (捕)中尾孝義<中・滝川> M B 水沼四郎<広・報徳学園> C (内)中田 晶<急・鳴尾> 本 C 土井正三<巨・育英> B 今岡 誠<神・PL>首点 B 中島裕之<西・伊丹北> 点 B 坂本勇人<巨・光星学院> B 山田哲人<ヤ・履正社>本盗 C (外)松本匡史<巨・報徳学園> 盗B 淡口憲治<巨・三田学園> B 栗山 巧<西・育英> B
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27 大阪 総合 140点 (全国 1位) A ランク 勝敗 353勝220敗 勝率 .616 上位度数 221点 (全国1位) (2位) (1位) |
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①初出場 市岡中(1916年夏) ②初勝利 市岡中(2016年夏) ③最高成績 優勝 21回 PL学園7回 大阪桐蔭5回 大体大浪商4回 北野 明星 興国 近大付 上宮 ④勝利数ベスト5 1位PL学園 2位大体大浪商 3位大阪桐蔭 4位上宮 5位関大北陽 (96勝) (49勝) (46勝) (22勝) (17勝) ⑤出場回数ベスト5 1位PL学園 2位大体大浪商 3位市岡 4位大阪桐蔭 5位関大北陽 (37回) (32回) (21回) (16回) (14回) ⑥勝率 5割以上 1位大阪桐蔭.807 2位PL学園.762 3位上宮.733 ⑦最高成績 1位PL学園 優勝7回 準優勝4回 ベスト4 6回 2位大阪桐蔭 優勝5回 ベスト4 2回 3位大体大浪商 優勝4回 準優勝3回 ベスト4 2回 ⑧最盛期 37勝8敗(1983年夏~87夏)優勝4 準優勝1 ベスト4 1 ⑨低迷期 4連敗(1939年春~1940年春)(1974春~75年春) ⑩得意 北海道C 13勝3敗 三重D・石川D8勝1敗 兵庫A 15勝9敗 ⑪苦手 愛知A 19勝25敗 広島A・香川B 4勝8敗 |
地方大会 1位 PL学園 293勝42敗 17回出場 1956年 (夏) 2位 大体大浪商 285勝76敗 13回 〃 1925 3位 近大付 238勝66敗 4回 〃 1946 4位 関大北陽 207勝81敗 6回 〃 1926 5位 市岡 202勝91敗 10回 〃 1915 大阪桐蔭 137勝21敗 8回 〃1988 |
【出身者ベストナイン】 38点 1(中)福本 豊<阪急・大鉄>M盗 S 2(遊)松井稼頭央<西・PL>M盗 A 3(一)清原和博<西・PL> 新 A 4(右)土井正博<近・大鉄> 本 S 5(三)中村紀洋<近・渋谷> 本点 A 6 (二)立浪和義<中・PL> 新 A 7(左)新井宏昌<南・PL> 首 A 8(捕)矢野輝弘<神・桜宮> B 9(投)野茂英雄<近・成城工>沢多防S 【控】 (投)梶岡忠義<神・成器> 防 B 尾崎行雄<東映・浪商>新多 B 足立光宏<阪急・大阪西>M防 A
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(投)桑田真澄<巨・PL>M沢防 B 上原浩治<巨・東海仰星>多防B 黒田博樹<広・上宮> 防 A 前田健太<広・PL> 沢多 B (捕)山本八郎<東映・浪商> B 吉永幸一郎<ダ・東海大工> C (内)高田 繁<巨・浪商> 新盗 B 岡田彰布<神・北陽> 新 B 片平晋作<南・上宮> B 宮本慎也<ヤ・PL> A (外)堀井数男<南・日新商> B 藤井栄治<神・登美ヶ丘> B 谷 佳知<オリ・尽誠> 盗 B 田尾安志<中・泉尾> 新 B
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26 京都 総合 114点 (全国 10位) B ランク 勝敗 196勝173敗 勝率 .531 上位度数 117点 (全国7位) (16位) (7位) |
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①初出場 京都二中(1915年夏) ②初勝利 京都二中(2015年夏) ③最高成績 優勝 6回 龍谷大平安 4回 鳥羽(京都二中) 西京(京都一商) ④勝利数ベスト4 1位龍谷大平安 2位京都外大西 3位京都学園 4位鳥羽 5位西京 (99勝) (19勝) (14勝) (13勝) (12勝) ⑤出場回数ベスト3 1位龍谷大平安 2位京都学園・京都外大西 4位鳥羽 5位東山 (73回) (15回) (9回) (8回) ⑥勝率 5割以上 1位西京 .667 2位鳥羽 .619 3位龍谷大平安.589 ⑦最高成績 1位龍谷大平安 優勝4回 準優勝4回 ベスト4 6回 2位鳥羽 優勝1回 準優勝1回 ベスト4 1回 2位西京 優勝1回 準優勝1回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 16勝7敗(1938年夏~46夏) 優勝2 準優勝2 ⑨低迷期 7連敗(1975年春~1980年春) ⑩得意 群馬C 11勝2敗 北海道C 10勝3敗 鹿児島C 7勝2敗 ⑪苦手 埼玉B 4勝9敗 兵庫A 6勝10敗 高知A 3勝7敗 |
地方大会 1位 龍谷大平安 360勝61敗 33回出場 1916年 (夏) 2位 京都学園 174勝71敗 11回 〃 1930 3位 東山 176勝89敗 4回 〃 1919 4位 西京 155勝99敗 3回 〃 1915 5位 京都外大西 142勝50敗 9回 〃 1958 鳥羽 124勝58敗 6回 〃 1915 |
【出身者ベストナイン】 33点 1(遊)吉田義男<神・山城> 盗 A 2(右)金田正泰<神・平安中> 首 A 3(左)近藤和彦<洋・平安> 盗 B 4(捕)野村克也<南・峰山>M三冠 S 5(一)衣笠祥雄<広・平安>M点盗 S 6 (三)片岡篤史<日・PL> B 7(二)岡本伊三美<神・京都一工>MB 8(中)桧山進次郎<神・平安> B 9(投)斉藤明夫<洋・花園> 新防 B
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【控】 (投)内海哲也<巨・敦賀気比>多 B 清水直行<ロ・報徳学園> B (捕)中村武志<中・花園> B (内)阪本敏三<阪急・平安> B 岡嶋博治<中・伏見> B 田中治康<ヤク・尽誠学園> C 今江敏晃<ロ・PL学園> B (外)国松 彰<巨・西京> B 波留敏夫<横・大谷> B 糸井嘉男<日・宮津> B
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25 滋賀 総合 24点 (全国 40位) D ランク 勝敗 46勝86敗 勝率 .348 上位度数 16点 (全国40位) (41位) (39位) |
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①初出場 膳所中(1934年春) ②初勝利 八幡商(57年春) ③最高成績 準優勝 1回 近江 (2001年夏) ④勝利数ベスト4 1位近江 2位八幡商 3位比叡山 4位北大津 (13勝) (12勝) (6勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト3 1位近江 2位八幡商 3位比叡山 4位北大津 (16回) (14回) (13回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位甲西 .667 ⑦最高成績 1位近江 準優勝 1回 2位甲西 ベスト4 1回 ⑧最盛期 7勝4敗(2001年夏~03夏) 準優勝1 ⑨低迷期 14連敗(1963年春~1978年夏) ⑩得意 三重D 3勝1敗 ⑪苦手 広島A 5敗 大阪A・高知A 4敗 東京A 1勝6敗 |
地方大会 1位 八幡商 172勝91敗 7回出場 1915年 (夏) 2位 比叡山 148勝79敗 8回 〃 1915 3位 膳所 143勝91敗 2回 〃 1920 3位 彦根東 143勝99敗 1回 〃 1916 5位 近江 138勝47敗 12回 〃 1957 北大津 67勝30敗 3回 〃 1984 |
【出身者ベストナイン】 15点 1(二)君野健一<近・瀬田工> D 2(遊)奥村展征<ヤ・日大山形> D 3(捕)荒川昇治<洋・八幡商> C 4(三)松田宣治<ソ・中京> B 5(左)人見武雄<急・大津東> C 6 (一)間柴茂有(日・比叡山> 率 C 7(右)都裕次郎<中・堅田> D 8(中)則本昴大<楽・八幡商> D 9(投)西崎幸広<日・瀬田工> 多B
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24 三重 総合 38点 (全国 36位) D ランク 勝敗 56勝85敗 勝率 .397 上位度数 22点 (全国37位) (34位) (35位) |
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①初出場 山田中(1915年夏) ②初勝利 四日市(55年夏) ③最高成績 優勝 2回 四日市 (1955年夏) 三重(1969年春) ④勝利数ベスト3 1位三重 2位海星 3位四日市・明野 (25勝) (9勝) (4勝) ⑤出場回数ベスト3 1位三重 2位海星 3位明野 4位四日市工 (24回) (13回) (8回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位四日市 .667 2位三重 .521 3位桑名西 .500 ⑦最高成績 1位三重 優勝 1回 準優勝 1回 2位四日市 優勝 1回 ⑧最盛期 9勝3敗(1968年夏~70春)優勝1 ⑨低迷期 5連敗(1980年夏~84年夏)・(2002年夏~06年夏) ⑩得意 兵庫A 3勝 ⑪苦手 大阪A 1勝8敗 茨城C・山口C 3敗 |
地方大会 1位 三重 206勝43敗 12回出場 1961年 (夏) 2位 宇治山田商 193勝86敗 3回 〃 1925 3位 海星 196勝54敗 11回 〃 1951 4位 四日市工 143勝65敗 3回 〃 1947 5位 四日市 129勝92敗 2回 〃 1915 明野 113勝62敗 5回 〃 1950 |
【出身者ベストナイン】 17点 1(二)島田光二<近・四日市> C 2(右)谷口達也<日・愛工大名電> D 3(遊)水谷新太郎<ヤ・三重> B 4(左)大道典良<ダ・明野> B 5(中)古木克明<横・豊田大谷> D 6 (一)伊藤泰憲<中・三重> D 7(捕)中西親志<ヤ・相可> D 8(三)中井大介<巨・宇治山田商> D 9(投)中尾碩志<巨・京都商>沢多防 A |
【控】 (投) 沢村栄治<巨・京都商>M多率 A 西村幸生<神・宇治山田>多防 B 中村 稔<巨・宇治山田> C 藪 恵壹<神・新宮> 新 C 豊田 清<西・鈴鹿> セ B 西 勇気<オ・瓜野> C (外) 下社邦男<急・享栄> D |
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23 愛知 総合 134点 (全国 2位) A ランク 勝敗 295勝195敗 勝率 .602 上位度数 184点 (全国3位) (5位) (2位) |
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①初出場 愛知四中(1916年夏) ②初勝利 愛知一中(17年夏) ③最高成績 優勝 18回 中京大中京11回 東邦4回 愛知一中 愛知商 愛工大名電 ④勝利数ベスト3 1位中京大中京 2位東邦 3位愛工大名電 4位享栄 5位瑞陵 (133勝) (70勝) (20勝) (18勝) (17勝) ⑤出場回数ベスト3 1位中京大中京 2位東邦 3位愛工大名電 4位享栄 5位瑞陵 (57回) (44回) (20回) (19回) (18回) ⑥勝率 5割以上 1位豊川 .750 2位中京大中京 .743 3位豊田西 .667 ⑦最高成績 1位中京大中京 優勝 11回 準優勝 4回 ベスト4 11回 2位東邦 優勝 4回 準優勝 3回 ベスト4 4回 3位愛工大名電 優勝 1回 準優勝 1回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 87勝27敗(1931年春~41年春)優勝9準優勝3 ベスト4 9 ⑨低迷期 5連敗(1984年夏~86年春) ⑩得意 島根E 10勝 大分D 8勝 和歌山A 20勝7敗 ⑪苦手 北海道C 3勝6敗 広島A 8勝12敗 徳島B 4勝8敗 |
地方大会 1位 中京大中京 348勝64敗 27回出場 1924年 (夏) 2位 東邦 311勝66敗 17回 〃 1930 3位 享栄 265勝77敗 8回 〃 1930 4位 愛工大名電 250勝50敗 11回 〃 1956 5位 愛知 188勝87敗 2回 〃 1917 瑞陵 149勝81敗 8回 〃 1922 |
【出身者ベストナイン】 35点 1(中)イチロー<オリ・愛工名電>首S 2(二)井上 登<中・岡崎> B 3(右)稲葉篤紀<日・中京> 首 A 4(左)山内一弘<毎・起工>M本点 S 5(一)山崎武司<中・名電> 本点 A 6 (遊)杉山 悟<中・岡崎中>本点 B 7(三)杉浦 亨<ヤ・愛知> B 8(捕)木俣達彦<中・中京商> B 9(投)金田正一<国・享栄商>沢多防S
控(投)服部受弘<中・岡崎中> 本 B 長谷川良平<広・半田商工>多 A 野口二郎<急・中京商>多防 A 杉浦 忠<南・挙母>新多M B
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金田留広<ロ・愛知> M多 B 槇原寛己<巨・大府> 新ノ B 工藤公康<西武・名電>M防率 A 岩瀬仁紀<中・西尾東> セ A (捕)山倉和博<巨・東邦> M C 大宮竜男<日・享栄> C (内)杉浦 清<中・中京商> C 野口 明<中・中京商>多点B (外)鬼頭数雄<ラ・中京商> 盗 C 原田督三<中・中京商> B 赤星憲広<神・大府> 盗 C 彦野利勝<中・愛知> C 大島洋平<中・享栄> C 平野 兼<中・犬山> 盗 B
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22 静岡 総合 96点 (全国 15位) B ランク 勝敗 139勝145敗 勝率 .489 上位度数 65点 (全国12位) (21位) (15位) |
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①初出場 静岡中(1924年夏) ②初勝利 静岡中(25年夏) ③最高成績 優勝 5回 静岡 韮山 静岡商 浜松商 常葉菊川 ④勝利数ベスト5 1位静岡 2位静岡商 3位浜松商 4位常葉菊川 5位東海大翔洋 (31勝) (23勝) (21勝) (16勝) (12勝) ⑤出場回数ベスト5 1位静岡 2位浜松商 3位静岡商 4位島田商 5位掛川西・東海大翔洋 (39回) (17回) (15回) (12回) (9回) ⑥勝率 5割以上 1位韮山 .857 2位常葉菊川 .667 3位静岡商 .621 ⑦最高成績 1位静岡 優勝 1回 準優勝 2回 ベスト4 1回 2位静岡商 優勝 1回 準優勝 2回 3位常葉菊川 優勝 1回 準優勝 1回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 15勝5敗(2007年春~09年夏)優勝1 準優勝1 ベスト4 1 ⑨低迷期 7連敗(1931年春~34年夏) ⑩得意 島根E 6勝 北海道C 5勝1敗 千葉B 7勝4敗 ⑪苦手 広島A 1勝8敗 高知A 4勝10敗 愛知A 3勝8敗 |
地方大会 1位 静岡 327勝77敗 23回出場 1918年 (夏) 2位 静岡商 264勝82敗 9回 〃 1928 3位 掛川西 206勝88敗 5回 〃 1923 4位 浜松商 205勝81敗 9回 〃 1922 5位 島田商 172勝78敗 2回 〃 1929 常葉菊川 94勝29敗 5回 〃 1983 |
【出身者ベストナイン】 28点 1(二)大石大二郎<近・静岡商>新盗 A 2(三)船田和英<巨・浜松商> B 3(左)鈴木尚徳<横・横浜>首 B 4(一)加藤秀司<急・PL>M首点 A 5(中)杉山光平<南・静岡商> 首 B 6(遊)山下大輔<洋・清水東> B 7(右)長島清幸<広・自動車工> B 8(捕)種茂雅之<映・静岡> C 9(投)加藤 初<巨・吉原商> 新 B
【控】 (投)池谷公二郎<広・静岡商>沢多 B 大石 清<広・清水商> 率 B
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渡辺秀武<巨・富士> B 新浦寿夫<巨・静岡商> 防 B 山内和宏<南・浜名> 多 B 赤堀元之<近・静岡> 防セ B 稲葉光雄<中・清水工> 率 B 杉本 正<西・御殿場西> C 小野晋吾<ロ・御殿場西> C (捕)袴田英利<ロ・自動車工> C 内田順三<ヤ・東海大一> C(内)興津立雄<広・静岡商> B 小田義人<ヤ・静岡> C 石川雄洋<横・横浜> C(外)藤波行雄<中・静岡商> C
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21 岐阜 総合 111点 (全国 11位) B ランク 勝敗 137勝107敗 勝率 .561 上位度数 80点 (全国14位) (8位) (11位) |
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①初出場 岐阜商(1932年春) ②初勝利 岐阜商(33年春) ③最高成績 優勝 4回 岐阜商 4回(33年春)(35年春)(36年夏)(40年春) ④勝利数ベスト3 1位岐阜商 2位大垣日大 3位岐阜第一 (87勝) (12勝) (9勝) ⑤出場回数ベスト3 1位岐阜商 2位中京 3位岐阜第一・岐阜・大垣日大 (56回) (11回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位大垣日大 .667 2位岐阜商 .625 3位岐阜第一 .600 ⑦最高成績 1位岐阜商 優勝 4回 準優勝 6回 ベスト4 7回 2位岐阜 準優勝 1回 ベスト4 1回 2位大垣日大 準優勝 1回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 45勝14敗(1933年春~50春)優勝4 準優勝4 ベスト4 5 ⑨低迷期 4連敗(1999年夏~2001年夏) ⑩得意 東京A 6勝 京都B 9勝4敗 広島A・兵庫A 8勝4敗 ⑪苦手 神奈川A 1勝7敗 愛知A 5勝12敗 愛媛A・沖縄B 1勝5敗
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地方大会 1位 岐阜商 332勝64敗 28回出場 1926年 (夏) 2位 岐阜 145勝109敗 3回 〃 1915 2位 中京 145勝47敗 6回 〃 1963 4位 大垣商 140勝84敗 3回 〃 1924 5位 市岐阜商 118勝43敗 5回 〃 1969 大垣日大 95勝51敗 3回 〃 1963 |
【出身者ベストナイン】 23点 1(遊)国枝利通<中・岐阜商> C 2(三)前原博之<中・岐阜商> D 3(二)高木守道<中・岐阜商>盗 A 4(左)和田一浩<中・岐阜商>首 A 5(捕)森 昌彦<巨・岐阜> B 6 (右)千藤三樹男<日・岐阜商> C 7(中)花井 悠<西鉄・岐阜> C 8(一)蔵本英智<中・岐阜商> D 9(投)梶本隆夫<急・多治見工> A
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【控】 (投)武智文雄<近・岐阜商>多 B 佐々木宏一郎<近・岐短大> B 河村保彦<中・多治見工> C 金石昭人<広・PL> C 朝倉健太<中・東邦> D (捕)安藤順三<映・多治見工> C 石原慶幸<広・岐阜商> C 大野奨太<日・岐阜総合> D 嶋 基宏 <中・岐阜商> C
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20 長野 総合 58点 (全国 28位) C ランク 勝敗 82勝126敗 勝率 .394 上位度数 45点 (全国29位) (35位) (22位) |
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①初出場 長野師範(1916年夏) ②初勝利 長野師範(17年夏) ③最高成績 優勝 2回 松本商(1928年夏)飯田長姫(1954年春) ④勝利数ベスト3 1位松商学園 2位長野商 3位佐久長聖 (38勝) (9勝) (6勝) ⑤出場回数ベスト3 1位松商学園 2位長野商・丸子修学館 3位佐久長聖 (51回) (11回) (8回) ⑥勝率 5割以上 1位飯田長姫 .800 2位長野日大 .667 ⑦最高成績 1位松商学園 優勝 1回 準優勝 3回 ベスト4 4回 2位飯田長姫 優勝 1回 3位長野師範 準優勝 1回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 17勝8敗(1922年夏~28夏)優勝 準優勝 2回ベスト4 2回 ⑨低迷期 7連敗(1974年夏~79年夏) ⑩得意 山形E 3勝 鳥取D 4勝1敗 東京A・京都B 4勝2敗 ⑪苦手 広島A 1勝13敗 沖縄B 5敗 神奈川A 4敗 |
地方大会 1位 松商学園 360勝59敗 35回出場 1919年 (夏) 2位 丸子修学館 204勝77敗 7回 〃 1931 3位 長野商 192勝86敗 8回 〃 1921 4位 佐久長聖 156勝45敗 7回 〃 1965 5位 長野 154勝81敗 2回 〃 1918 飯田長姫 83勝80敗 1回 〃 1932 |
【出身者ベストナイン】 22点 1(二)土屋正孝<巨・松本深志> C 2(三)小森光生<毎日・松本商> C 3(遊)荒川 堯<ヤ・早実> C 4(左)中島治康<巨・松本商>M3冠A 5(中)町田行彦<国・長野北>本 B 6 (右)上田佳範<日・松商学園> C 7(一)手塚明治<巨・松本商> C 8(捕)吉沢岳男<中・松商学園> C 9(投)堀内 庄<巨・松商学園> C
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【控】 (内)塩原 明<巨・松商学園> D 日野 茂<中・船橋> D (外)堀込基明<南・松商学園> C 聖沢 涼<楽・松代> 盗 C
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15 山梨 総合 47点 (全国 32位) D ランク 勝敗 64勝75敗 勝率 .460 上位度数 21点 (全国33位) (28位) (36位) |
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①初出場 甲府中(1935年夏) ②初勝利 甲府中(35年夏) ③最高成績 ベスト4 7回 東海大甲府 5回 甲府商 市川 ④勝利数ベスト4 1位東海大甲府 2位市川 3位甲府工 4位甲府商 (28勝) (10勝) (9勝) (5勝) ⑤出場回数ベスト3 1位東海大甲府 2位甲府工 3位山梨学院大付 (18回) (13回) (8回) ⑥勝率 5割以上 1位市川.667 2位東海大甲府.609 3位甲府商.500 ⑦最高成績 1位 東海大甲府 ベスト4 5回 2位 甲府商・市川 ベスト4 1回 ⑧最盛期 20勝11敗(1987年春~91夏) ベスト4 3回 ⑨低迷期 9連敗(1968年夏~1981年夏) ⑩得意 鳥取D 4勝 和歌山A 3勝1敗 ⑪苦手 大阪A 3勝8敗 広島A 3敗 愛媛A 1勝4敗 |
地方大会 1位 甲府工 163勝70敗 8回出場 1931年 (夏) 2位 甲府商 152勝92敗 3回 〃 1925 3位 東海大甲府 139勝45敗 12回 〃 1959 4位 甲府一 120勝86敗 3回 〃 1918 5位 日川 119勝83敗 4回 〃 1918 山梨学院大付 82勝37敗 6回 〃 1957 |
【出身者ベストナイン】 25点 1(中)井出竜也<日・吉田> B 2(遊)久慈照嘉<神・東海甲府> B 3(三)田辺徳雄<西・吉田> B 4(左)長田幸雄<洋・吉田> B 5(右)矢頭高雄<毎・都留> B 6 (二)内藤博文<巨・甲府一> C 7(一)佐野嘉幸<映・甲府工> C 8(捕)中沢伸二<急・甲府工> C 9(投)堀内恒夫<巨・甲府商>M沢多A
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控 (投)村上雅則<南・法政二> 率 B 小林雅英<ロ・都留> B 大石正彦<洋・甲府商> C 西村 孔<神・都留> 新 D 中込 伸<神・甲府工> D 石川 賢<ロ・日川> 率 D (外)深沢修一<広・甲府工> D 松本哲也<巨・山学付> D
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19 福井 総合 55点 (全国 30位) D ランク 勝敗 87勝109敗 勝率 .444 上位度数 29点 (全国28位) (31位) (30位) |
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①初出場 敦賀商(1925年夏) ②初勝利 敦賀商(25年夏) ③最高成績 優勝 1回 敦賀気比(2015年春) ④勝利数ベスト3 1位福井商 2位敦賀気比 3位敦賀 (33勝) (25勝) (10勝) ⑤出場回数ベスト3 1位福井商 2位敦賀 3位敦賀気比 4位福井工大福井 (39回) (21回) (14回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位敦賀気比 .658 2位北陸.500 ⑦最高成績 1位 敦賀気比 優勝 ベスト4 3回 2位 福井商 準優勝 ベスト4 2回 3位 若狭 ベスト4 1回 ⑧最盛期 16勝4敗(2013年春~2015夏)優勝 ベスト4 2回 ⑨低迷期 8連敗(1983年春~88年春) ⑩得意 北海道C 7勝2敗 岩手E 6勝1敗 山形E・福島E 3勝 ⑪苦手 兵庫A 1勝9敗 神奈川A 2勝8敗 東京A 4勝10敗 |
地方大会 1位 敦賀 218勝80敗 17回出場 1918年 (夏) 2位 福井商 206勝68敗 22回 〃 1924 3位 若狭 173勝88敗 7回 〃 1923 4位 福井工大福井 123勝49敗 7回 〃 1960 5位 武生 107勝88敗 4回 〃 1924 敦賀気比 63勝23敗 7回 〃 1987 |
【出身者ベストナイン】 16点 1(中)天谷宗一郎<広・福井商> C 2(右)島田信敏<日・日大藤沢> D 3(三)東出輝裕<広・敦賀気比> B 4(一)松木謙治郎<神・敦賀商> B 5(捕)辻 佳紀<神・敦賀商> C 6 (左)川藤幸三<神・若狭> D 7(二)牧田明久<楽・鯖江> C 8(遊)浜中称和<洋・若狭> D 9(投)高橋里志<広・敦賀工>多防 C
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【控】 (投)牧野 伸<東映・武生> C 横山竜士<広・福井商> C (捕)中村悠平<ヤ・福井商> C
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18 石川 総合 26点 (全国 39位) D ランク 勝敗 50勝82敗 勝率 .379 上位度数 13点 (全国39位) (37位) (42位) |
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①初出場 金沢商(1923年夏) ②初勝利 石川師範(32年夏) ③最高成績 準優勝 1回 星稜(1995年夏) ④勝利数ベスト3 1位星稜 2位金沢 3位遊学館 (24勝) (15勝) (7勝) ⑤出場回数ベスト3 1位星稜 2位金沢 3位遊学館・金沢桜丘 (29回) (22回) (7回) ⑥勝率 5割以上 1位遊学館 .500 ⑦最高成績 1位 星稜 準優勝 ベスト4 2回 ⑧最盛期 9勝6敗(1989年夏~92夏) ⑨低迷期 6連敗(1983年夏~87年夏) ⑩得意 静岡B 4勝1敗 北海道C 3勝 群馬C 3勝1敗 ⑪苦手 大阪A 1勝8敗 東京A 2勝8敗 京都B 1勝5敗 |
地方大会 1位 金沢 202勝71敗 13回出場 1930年 (夏) 2位 星稜 194勝36敗 18回 〃 1963 3位 金沢泉ケ丘 171勝101敗 4回 〃 1916 4位 金沢桜丘 152勝76敗 4回 〃 1927 5位 金沢市工 139勝82敗 2回 〃 1932 遊学館 67勝10敗 6回 〃 2001 |
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【出身者ベストナイン】 22点 1(右)村松有人<ダ・星稜> 盗 B 2(中)音 重鎮<中・星稜> C 3(一)角中勝也<ロ・日本航空二>首B 4(三)松井秀喜<巨・星稜>M首本点S 5(遊)大松尚逸<ロ・金沢> C 6 (左)金森栄治<西・PL> C 7(捕)笠間雄二<中・金沢> D 8(二)島内宏明<楽・金沢> D 9(投)小松辰雄<中・星稜>沢多防 B
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【控】 (投)堂上 照<中・金沢> C 村田勝善<ダ・星稜> C 山本省吾<近・星稜> C
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17 富山 総合 8点 (全国 45位) E ランク 勝敗 33勝72敗 勝率 .314 上位度数 7点 (全国45位) (45位) (46位) |
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①初出場 富山商(1937年夏) ②初勝利 高岡商(47年夏) ③最高成績 ベスト4 1回 新湊(1986年春) ④勝利数ベスト3 1位富山商 2位高岡商 3位新湊 (10勝) (8勝) (6勝) ⑤出場回数ベスト3 1位高岡商 2位富山商 3位新湊 (22回) (20回) (7回) ⑥勝率 5割以上 1位富山一・ 魚津 .600 ⑦最高成績 1位 新湊 ベスト4 1回 ⑧最盛期 5勝4敗(1947年夏~58夏) ⑨低迷期 13連敗(1988年春~97年夏) ⑩得意 愛知A 4勝3敗 北海道C 2勝1敗 ⑪苦手 福岡B 1勝6敗 熊本B・鹿児島C 5敗 長崎D 1勝4敗 |
地方大会 1位 高岡商 289勝75敗 17回出場 1925年 (夏) 2位 富山商 251勝79敗 16回 〃 1921 3位 新湊 153勝73敗 5回 〃 1932 4位 滑川 134勝81敗 2回 〃 1928 5位 氷見 123勝71敗 1回 〃 1934 |
【出身者ベストナイン】 17点 1(二)吉岡 悟<ロ・富山商> 首 C 2(左)紺田敏正<日・高岡商> D 3(三)湯上谷浩志<南・星稜> B 4(中)浅井 樹<広・富山商> C 5(遊)進藤達哉<横・高岡商> B 6(捕)土肥健二<ロ・高岡商> C 7(右)吉田 広<神・高岡一> D 8(一)田畑一也<ダ・高岡一> D 9(投)石川 歩<ロ・滑川> C
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【控】 (投) 西野勇士<ロ・新湊> D
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17 富山 総合 8点 (全国 45位) E ランク 勝敗 33勝72敗 勝率 .314 上位度数 7点 (全国45位) (45位) (46位) |
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①初出場 富山商(1937年夏) ②初勝利 高岡商(47年夏) ③最高成績 ベスト4 1回 新湊(1986年春) ④勝利数ベスト3 1位富山商 2位高岡商 3位新湊 (10勝) (8勝) (6勝) ⑤出場回数ベスト3 1位高岡商 2位富山商 3位新湊 (22回) (20回) (7回) ⑥勝率 5割以上 1位富山一・ 魚津 .600 ⑦最高成績 1位 新湊 ベスト4 1回 ⑧最盛期 5勝4敗(1947年夏~58夏) ⑨低迷期 13連敗(1988年春~97年夏) ⑩得意 愛知A 4勝3敗 北海道C 2勝1敗 ⑪苦手 福岡B 1勝6敗 熊本B・鹿児島C 5敗 長崎D 1勝4敗 |
地方大会 1位 高岡商 289勝75敗 17回出場 1925年 (夏) 2位 富山商 251勝79敗 16回 〃 1921 3位 新湊 153勝73敗 5回 〃 1932 4位 滑川 134勝81敗 2回 〃 1928 5位 氷見 123勝71敗 1回 〃 1934 |
【出身者ベストナイン】 17点 1(二)吉岡 悟<ロ・富山商> 首 C 2(左)紺田敏正<日・高岡商> D 3(三)湯上谷浩志<南・星稜> B 4(中)浅井 樹<広・富山商> C 5(遊)進藤達哉<横・高岡商> B 6(捕)土肥健二<ロ・高岡商> C 7(右)吉田 広<神・高岡一> D 8(一)田畑一也<ダ・高岡一> D 9(投)石川 歩<ロ・滑川> C
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【控】 (投) 西野勇士<ロ・新湊> D
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16 新潟 総合 6点 (全国 47位) E ランク 勝敗 30勝68敗 勝率 .306 上位度数 10点 (全国47位) (46位) (45位) |
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①初出場 長岡中(1919年夏) ②初勝利 長岡中(20年夏) ③最高成績 準優勝 1回 日本文理(2009年夏) ④勝利数ベスト3 1位日本文理 2位新潟明訓 3位新発田農・新潟商 (11勝) (7勝) (3勝) ⑤出場回数ベスト3 1位日本文理 2位中越 3位新潟明訓 (13回) (10回) (8回) ⑥勝率 5割以上 1位新潟南 .500 ⑦最高成績 1位 日本文理 準優勝 ベスト4 1回 ⑧最盛期 12勝9敗(2009年春~14夏) 準優勝 ベスト4 ⑨低迷期 8連敗(1966年夏~76年夏)・(1985年夏~1992年夏) ⑩得意 山梨D 2勝 京都B 2勝1敗 ⑪苦手 長崎D 5敗 奈良B・岡山C 4敗 愛知A・広島A 1勝4敗 |
地方大会 1位 中越 213勝51敗 10回出場 1956年 (夏) 2位 新発田農 182勝61敗 6回 〃 1950 3位 長岡 179勝92敗 6回 〃 1917 3位 新潟商 178勝89敗 7回 〃 1918 5位 新潟明訓 173勝63敗 7回 〃 1948 日本文理 123勝24敗 8回 〃 1985 |
【出身者ベストナイン】 11点 1(三)吉田 篤<ロ・日本文理> D 2(遊)金子千尋<オリ・長野商> D 3(一)渡辺一衛<金星・高田中> D 4(二)渡辺浩司<日・新潟商> D 5(捕)加藤 健<巨・新発田農> D 6(中)関本四十四<巨・糸魚川商工>D 7(左)星野順治<ダ・糸魚川商工> D 8(右)小林幹英<広・新潟明訓> D 9(投)今井雄太郎<急・中越>多防 B
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14 神奈川 総合127点 (全国 4位) A ランク 勝敗 196勝119敗 勝率 .622 上位度数 107点 (全国7位) (1位) (9位) |
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①初出場 横浜商(1923年夏) ②初勝利 横浜商(33年夏) ③最高成績 優勝 13回 横浜5回 東海大相模4回 法政二2回 湘南 桐蔭学園 ④勝利数ベスト5 1位横浜 2位東海大相模 3位横浜商 4位法政二 5位桐蔭学園 (56勝) (38勝) (25勝) (19勝) (16勝) ⑤出場回数ベスト3 1位横浜 2位東海大相模 3位横浜商 4位法政二・桐蔭学園 (31回) (19回) (16回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位東海大相模.717 2位横浜.683 3位法政二.6794位湘南.666 ⑦最高成績 1位 横浜 優勝5回 準優勝1回 ベスト4 3回 2位 東海大相模 優勝4回 準優勝3回 3位 法政二 優勝2回 準優勝1回 ベスト4 1回 ⑧最盛期 49勝11敗(1998年春~06春) 優勝4回 準優勝 1回 ⑨低迷期 7連敗(1923年夏~1933年夏) ⑩得意 奈良B11勝1敗 岐阜B 7勝1敗 福島E・佐賀D 7勝 ⑪苦手 大阪A 10勝17敗 兵庫A 5勝9敗 愛媛A 2勝7敗 |
地方大会 1位 横浜 282勝55敗 16回出場 1946年 2位 横浜商 280勝91敗 7回 〃 1917 (夏) 3位 東海大相模 206勝42敗 10回 〃 1964 4位 法政二 194勝62敗 10回 〃 1946 5位 桐蔭学園 193勝44敗 6回 〃 1967 慶応 170勝63敗 4回 〃 1950 湘南 100勝71敗 1回 〃 1946 |
【出身者ベストナイン】 30点 1(中)柴田 勲<巨・法政二> 盗 A 2(二)森野将彦<中・東海相模> B 3(一)飯田徳治<南・浅野中>M点盗 A 4(三)原 辰徳<巨・東相模>M新点 A 5(右)桑田 武<洋・荏原> 新本点 A 6 (遊)田代富雄<洋・藤沢商> 本盗 B 7(左)多村仁志<横・横浜> B 8(捕)吉田博之<南・横浜> D 9(投)山本 昌<中・日大藤沢>沢多 A
【控】(投)阿波野秀幸<近・桜ヶ丘> B 野村 収<洋・平塚農> 多率 B 渡辺泰輔<南・慶応> C
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木田 勇<日・横浜商大>新多 C 若田部健一<ダイ・鎌倉学園> C 山口鉄也<巨・横浜商> B 館山昌平<ヤ・日大藤沢> C 内)水上善雄<ロ・桐蔭学園> B 愛甲 猛<ロ・横浜> B 大沢伸夫<中・神奈川商工> B 佐々木信也<高橋・湘南> D 苅田久徳<セ・本牧中>M盗 B 外)衆樹資宏<急・湘南> C 竹之内雅史<西鉄・鎌倉学園> B 高橋 智<オリ・向上> C 秋山翔吾<西・創学館> B
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13 東京 総合 123点 (全国 6 位) A ランク 勝敗 291勝248敗 勝率 .540 上位度数 162点 (全国4位) (13位) (4位) |
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①初出場 早稲田実(1915年夏) ②初勝利 早稲田実(15年夏) ③最高成績 優勝 12回 慶応 早稲田実2回 帝京3回 日大三3回 日大桜ヶ丘 桜美林 岩倉 ④勝利数ベスト5 1位早稲田実 2位帝京 3位日大三 4位関東一 5位桜美林 (65勝) (51勝) (49勝) (18勝) (11勝) ⑤出場回数ベスト3 1位早稲田実 2位日大三 3位帝京 4位関東一 (49回) (34回) (26回) (12回) ⑥勝率 5割以上 1位帝京 .689 2位日大三.613 3位関東一.600 4位早実.580 ⑦最高成績 1位 日大三 優勝3回 準優勝3回 ベスト4 1回 2位 帝京 優勝3回 準優勝2回 ベスト4 3回 3位 早実 優勝2回 準優勝3回 ベスト4 4回 ⑧最盛期 46勝18敗(2006年夏~12春) 優勝2回 準優勝1回 ⑨低迷期 7連敗(1966年春~68年夏) ⑩得意 滋賀E 6勝1敗 石川D 8勝2敗 広島A 12勝8敗 ⑪苦手 岐阜B 6敗 大阪A 14勝23敗 愛媛A 3勝9敗
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地方大会 1位 早稲田実 397勝71敗 29回出場 1915年 (夏) 2位 日大三 306勝68敗 16回 〃 1918 3位 帝京 215勝55敗 12回 〃 1947 4位 日大二 199勝79敗 4回 〃 1930 5位 修徳 196勝59敗 5回 〃 1953 関東一 191勝72敗 7回 〃 1932
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【出身者ベストナイン】 35点 1(左)井口資仁<ダ・国久我山> A 2(二)榎本喜八<毎・早実> 新首 A 3(遊)西沢道夫<中・2日野中>首点A 4(一)王 貞治<巨・早実>M3冠王S 5(捕)田淵幸一<神・法政一> 新本A 6 (三)江藤 智<広・関東> B 7(右)栗橋 茂<近・帝京商工> B 8(中)清水隆行<巨・浦和学院> B 9(投)杉下 茂<中・帝京商工>M沢S
控(投)土橋正幸<映・日本橋> B 白木義一郎<東急・慶商工>多B 佐藤道郎<南・日大三>新防率B 村田元一<国・明治> B 成田文男<ロ・修徳> 多 B
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松坂大輔<西・横浜> 新沢多A 岩隈久志<近・堀越> 多 B(捕)醍醐猛夫<毎・早実> B 大矢明彦<ヤ・早実> B 高木大成<西・桐蔭学園> C (内)石井 晶<急・足立> C 徳武定祐<国・早実> B 大島公一<オ・法政二> B 井端弘和<中・堀越> B 鳥谷 敬<神・聖望学園> B 小谷野栄一<日・創価> 点 B (外)関川浩一<中・桐蔭学園> B 吉岡佑弐<近・帝京> C 森本稀哲<日・帝京> C 栗山英樹<ヤ・創価> D
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12 千葉 総合 103点 (全国 13位) B ランク 勝敗 133勝106敗 勝率 .556 上位度数 59点 (全国15位) (10位) (16位) |
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①初出場 千葉師範(1926年夏) ②初勝利 千葉中(35年夏) ③最高成績 優勝 3回 習志野(1967年夏・75年夏)銚子商(1974年夏) ④勝利数ベスト4 1位銚子商 2位習志野 3位成田 4位拓大紅陵 (39勝) (21勝) (11勝) (10勝) ⑤出場回数ベスト3 1位銚子商 2位習志野 3位拓大紅陵・成田 (20回) (11回) (9回) ⑥勝率 5割以上 1位習志野 .700 2位銚子商.672 3位千葉経大付.643 ⑦最高成績 1位 習志野 優勝2回 2位 銚子商 優勝1回 準優勝2回 ベスト4 1回 3位 拓大紅陵 印旛 東海大浦安 準優勝1回 ⑧最盛期 23勝8敗(1971年春~75夏) 優勝2回 ベスト4 2回 ⑨低迷期 5連敗(1926年夏~34年夏)(1977年春~80年春) ⑩得意 宮崎D 5勝 徳島B 4勝 高知A 6勝3敗 北海道C 5勝1敗 ⑪苦手 大阪A 7勝12敗 兵庫A 6勝11敗 沖縄B 1勝5敗 |
地方大会 1位 成田 247勝89敗 7回出場 1919年 (夏) 2位 銚子商 238勝88敗 12回 〃 1918 3位 千葉商 200勝80敗 7回 〃 1931 4位 習志野 199勝51敗 8回 〃 1957 5位 木更津総合 167勝48敗 5回 〃 1964 拓大紅陵 140勝34敗 5回 〃 1978 |
【出身者ベストナイン】 34点 1(遊)石毛宏典<西・市銚子>M新 A 2(二)篠塚和典<巨・銚子商>首 B 3(一)小笠原道大<日・暁星国>M点 A 4(三)長島茂雄<巨・佐倉一>M首点 S 5(中)谷沢健一<中・習志野> 新首 A 6 (右)高橋由伸<巨・桐蔭学園> B 7(捕)阿部慎之助<巨・安田学>首点 A 8(左)福浦和也<ロ・習志野> 首 A 9(投)石井一久<ヤク・東学浦安>防 B
【控】 (投)鈴木孝政<中・成東> 防セ B 五十嵐亮太<ヤ・敬愛学園> C 城之内邦雄<巨・佐原一> 新 B
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(投)木樽正明<ロ・銚子商>M多防B 松沼博久<西・取手二> 新 B 小宮山悟<ロ・芝浦柏> 防 B 涌井秀章<ロ・横浜>多沢 B (捕)田村藤夫<日・関東一> B 相川亮二<横・東京学館> B (内)掛布雅之<神・習志野> A 宇野 勝<中・銚子商> 本 B 和田 豊<神・我孫子> B 古屋英夫<日・木更津中央> B 金子 誠<日・常総学院> 新 B 片岡易之<西・宇都宮学園> B (外)飯島滋弥<セ・千葉中> 首 B 土橋勝征<ヤク・印旛> C 飯田哲也<ヤク・拓大紅陵>盗C
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11 埼玉 総合 89点 (全国 18 位) B ランク 勝敗 107勝92敗 勝率 .538 上位度数 46点 (全国20位) (15位) (20位) |
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①初出場 川越中(1931年春) ②初勝利 浦和中(35年春) ③最高成績 優勝 2回 大宮工(1968年春)浦和学院(2013年春) ④勝利数ベスト4 1位浦和学院 2位春日部共栄 3位大宮 4位上尾 (30勝) (10勝) (8勝) (7勝) ⑤出場回数ベスト3 1位浦和学院 2位上尾・大宮・春日部共栄 (22回) (7回) ⑥勝率 5割以上 1位大宮工 .857 2位川越工.600 3位浦和学院・春日部共栄.588 ⑦最高成績 1位 浦和学院 優勝1回 ベスト4 3回 2位 大宮工 優勝1回 3位 熊谷・春日部共栄・聖望学園 準優勝1回 ⑧最盛期 11勝4敗(1992年春~93夏) 準優勝2回 ベスト4 1回 ⑨低迷期 4連敗(2005年夏~2007年夏) ⑩得意 京都B 9勝4敗 山口C 6勝1敗 福井D6勝2敗 山形E 3勝 ⑪苦手 愛知A 1勝7敗 神奈川A 1勝3敗 宮城C 1勝3敗 |
地方大会 1位 浦和学院 161勝26敗 12回出場 1979年 (夏) 2位 市川越 160勝85敗 1回 〃 1930 3位 熊谷商 155勝65敗 5回 〃 1949 4位 上尾 151勝53敗 4回 〃 1959 5位 川越 147勝90敗 1回 〃 1922 大宮工 143勝77敗 1回 〃 1936 春日部共栄 130勝31敗 5回 〃 1981 |
【出身者ベストナイン】 27点 1(二)山崎裕之<ロ・上尾> A 2(遊)石渡 茂<近・早実> B 3(三)初芝 清<ロ・二松学舎> B 4(一)松原 誠<洋・飯能> A 5(右)嶋 重宣<広・東北> B 6 (左)鈴木 健<西・浦和学院> B 7(中)山崎賢一<洋・所沢商> C 8(捕)榊 親一<ロ・大宮> D 9(投)斉藤雅樹<巨・市川口>M沢多 A
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【控】 (投)稲川 誠<洋・修猷館> C 門倉 健<中・聖望学園>C 小林 宏<ロ・春日部共栄>C (内)仁村 徹<中・上尾> C 奈良原浩<西・帝京> C 石井義人<西・浦和学院> C 中村 晃<ソ・帝京> C (外)長谷川一夫<ロ・大宮工> C
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10 群馬 総合 76点 (全国 24 位) C ランク 勝敗 99勝108敗 勝率 .478 上位度数 45点 (全国23位) (23位) (22位) |
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①初出場 前橋中(1925年夏) ②初勝利 前橋中(26年夏) ③最高成績 優勝 2回 桐生一(1999年夏)前橋育英(2013年夏) ④勝利数ベスト4 1位桐生 2位桐生一 3位前橋工 4位健大高崎 (28勝) 17勝) (15勝) (11勝) ⑤出場回数ベスト3 1位桐生 2位高崎商 3位桐生一 (26回) (14回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位前橋育英 .750 2位健大高崎.688 3位桐生一.586 ⑦最高成績 1位 桐生一 優勝1回 ベスト4 1回 2位 前橋育英 優勝1回 3位 桐生 準優勝2回 ベスト4 3回 ⑧最盛期 14勝5敗(2012年春~2014夏) 優勝1回 ⑨低迷期 4連敗(1927年夏~30年夏)・(1980夏~81年春) ⑩得意 香川B 3勝 鹿児島C 4勝1敗 愛媛A 7勝3敗 ⑪苦手 京都B 2勝11敗 高知A 1勝4敗 愛知A 3勝6敗
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地方大会 1位 桐生 230勝78敗 14回出場 1923年 (夏) 2位 高崎商 205勝87敗 11回 〃 1924 3位 前橋工 201勝75敗 9回 〃 1927 4位 前橋 168勝94敗 4回 〃 1920 5位 前橋商 140勝78敗 5回 〃 1926 桐生一 105勝23敗 9回 〃 1985 前橋育英 81勝51敗 2回 〃 1964 |
【出身者ベストナイン】 24点 1(中)中登志雄<中・前橋> 首 盗 A 2(遊)皆川定之<東急・桐生中> C 3(右)常見 昇<東急・桐生中> C 4(左)毒島章一<映・桐生> A 5(三)佐野仙好<神・前橋工> B 6 (二)斉藤 宏<東急・桐生中> C 7(一)中村 栄<国・桐生中> C 8(捕)清水将海<ロ・東農大二> C 9(投)渡辺久信<西・前橋工> 多防 B
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【控】 (投)宮田征典<巨・前橋> C 竹内宏彰<洋・深谷商> D 永井 怜<楽・東農大二> D (捕)狩野恵輔<神・前橋工> D (内)安達了一<オ・榛名> C (外)五十嵐章人<ロ・前橋> D 木暮力三<巨・桐生中> D 岡嶋豪郎<楽・関東学園大付>D
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9 栃木 総合 77点 (全国 22 位) C ランク 勝敗 95勝 91敗 勝率 .511 上位度数 43点 (全国26位) (17位) (24位) |
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①初出場 宇都宮商(1923年夏) ②初勝利 宇都宮中(24年夏) ③最高成績 優勝 3回 作新学院3回(1962年春・夏、2016年夏) ④勝利数ベスト3 1位作新学院 2位文星芸大付 3位宇都宮工 (36勝) (14勝) (12勝) ⑤出場回数ベスト3 1位作新学院 2位文星芸大付 3位佐野日大 (21回) (12回) (10回) ⑥勝率 5割以上 1位作新学院 .667 2位宇都宮工.571 3位国学院栃木.555 ⑦最高成績 1位 作新学院 優勝3回 ベスト4 3回 2位 宇都宮工 準優勝1回 ベスト4 1回 3位 小山・宇都宮南 準優勝1回 ⑧最盛期 16勝4敗(1958年夏~62夏) 優勝2回 準優勝1回 ⑨低迷期 5連敗(1965年夏~71年春)・(2003夏~06年春) ⑩得意 宮城C 4勝 佐賀E3勝 高知A 5勝2敗 神奈川A 4勝2敗 ⑪苦手 徳島B 1勝6敗 鳥取D 1勝3敗 愛媛A 3勝7敗 |
地方大会 1位 作新学院 244勝77敗 12回出場 1924年 (夏) 2位 文星芸大付 212勝80敗 10回 〃 1924 3位 宇都宮工 191勝82敗 4回 〃 1929 4位 足利工 162勝87敗 6回 〃 1921 5位 宇都宮商 148勝91敗 1回 〃 1923 |
【出身者ベストナイン】 22点 1(中)真中 満<ヤク・宇都宮学園> B 2(三)飯塚佳寛<ロ・宇都宮学園> C 3(遊)石井琢郎<横・足利工>盗 A 4(左)飯原誉士<ヤク・小山> C 5(右)小関達也<西・國學院栃木>新 B 6 (二)島野育夫<中・作新学院> C 7(一)岡田幸文<ロ・作新学院> C 8(捕)高嶋 徹<オリ・宇都宮学園> D 9(投)江川 卓<巨・作新学院>M多 B
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【控】 (投)八木沢荘六<ロ・作新学院> C 小野和義<近・創価> C 高村 佑<近・宇都宮南>新 C 渡辺俊介<ロ・國學院栃木>C 成瀬善久<ロ・横浜> B 沢村拓一<巨・佐野日大> C (外)高山忠克<産・作新学院> D 中野佐資<神・國學院栃木> D 岡田幸文<ロ・作新学院> D
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8 茨城 総合 58点 (全国 28 位) C ランク 勝敗 79勝 90敗 勝率 .467 上位度数 30点 (全国30位) (27位) (29位) |
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①初出場 竜ヶ崎中(1919年夏) ②初勝利 水戸商(33年夏) ③最高成績 優勝 3回 取手二(1984夏) 常総学院2回(2001年春・03年夏) ④勝利数ベスト3 1位常総学院 2位水戸商 3位取手二 (41勝) (14勝) (8勝) ⑤出場回数ベスト3 1位常総学院 2位水戸商 3位竜ヶ崎一 (25回) (14回) (9回) ⑥勝率 5割以上 1位常総学院 .640 2位取手二.615 3位水戸商.500 ⑦最高成績 1位 常総学院 優勝2回 準優勝2回 ベスト4 1回 2位 取手二 優勝1回 3位 水戸商 準優勝1回 ⑧最盛期 17勝6敗(2001年春~03夏) ⑨低迷期 9連敗(2006年夏~11年夏) ⑩得意 和歌山A 6勝3敗 山口C 4勝 北海道C・福井D 3勝 ⑪苦手 京都B 5敗 兵庫A 1勝6敗 広島A 1勝5敗 |
地方大会 1位 水戸商 267勝86敗 10回出場 1917年 (夏) 2位 竜ヶ崎一 220勝87敗 8回 〃 1916 3位 常総学院 159勝17敗 16回 〃 1984 4位 水戸一 157勝88敗 3回 〃 1925 5位 土浦日大 146勝51敗 2回 〃 1964 取手二 103勝62敗 4回 〃 1951 |
【出身者ベストナイン】 25点 1(左)玉造陽二<西鉄・水戸一> B 2(右)江尻 亮<洋・日立一> B 3(遊)豊田泰光<西鉄・水戸商>新首B 4(中)田宮謙次郎<大阪・下館商>首B 5(一)広沢 克<ヤク・小山>点 B 6 (三)仁志敏久<巨・常総学院> B 7(二)渡辺直人<横・牛久> B 8(捕)大久保博元<巨・水戸商> D 9(投)井川 慶<神・水戸商>沢多 B
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【控】 (投)梶間健一<ヤク・鉾田一> C 鈴木康二朗<ヤク・磯原> C 工藤一彦<神・土浦日大> C (内)安藤統夫<神・土浦一> C 大野 久<神・取手二> C 菅野光夫<日・武相> C 吉田 剛<近・取手二> C (外)大和田明<広・茨城> B
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7 福島 総合 18点 (全国 43 位) E ランク 勝敗 42勝 73敗 勝率 .365 上位度数 11点 (全国43位) (39位) (44位) |
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①初出場 福島師範(1934年夏) ②初勝利 磐城(63年夏) ③最高成績 準優勝 1回 磐城(1971夏) ④勝利数ベスト3 1位聖光学院 2位磐城 3位福島商 (20勝) (7勝) (6勝) ⑤出場回数ベスト3 1位聖光学院 2位学法石川 3位福島商 (17回) (12回) (11回) ⑥勝率 5割以上 1位聖光学院 .541 ⑦最高成績 1位 磐城 準優勝 ⑧最盛期 12勝11敗(2007年夏~13春) ⑨低迷期 7連敗(1995年春~99年夏) ⑩得意 東京A 2勝 和歌山A 3勝1敗 ⑪苦手 神奈川A 7敗 大阪A 1勝5敗 |
地方大会 1位 福島商 238勝86敗 8回出場 1925年 (夏) 2位 磐城 216勝88敗 7回 〃 1918 3位 学法石川 195勝70敗 9回 〃 1933 4位 日大東北 163勝57敗 7回 〃 1952 5位 安積 154勝86敗 1922 聖光学院 125勝41敗 14回 〃 1963 |
【出身者ベストナイン】 18点 1(左)諸積兼司<ロ・学法石川> C 2(中)鈴木尚広<巨・相馬> C 3(遊)柳田利夫<毎・内郷> C 4(三)中畑 清<巨・安積商> B 5(二)三村 勲<松・飯塚商> C 6 (右)福田昌久<南・磐城> D 7(捕)鈴木郁洋<中・仙台育英>D 8(一)松井達徳<中・学法石川> D 9(投)小野正一<毎・磐城>多防率 A
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控 (投)鈴木 隆<洋・田村> B 遠藤一彦<洋・学法石川>沢多B 古溝克之<急・福島商> C 小松 聖<オ・勿来工> D
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6 山形 総合 8点 (全国 45 位) E ランク 勝敗 33勝 68敗 勝率 .327 上位度数 5点 (全国45位) (44位) (47位) |
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①初出場 山形中(1936年夏) ②初勝利 日大山形(73年春) ③最高成績 ベスト4 2回 羽黒(2005年春) 日大山形(2013年夏) ④勝利数ベスト3 1位日大山形 2位東海大山形 3位酒田南 (15勝) (5勝) (4勝) ⑤出場回数ベスト3 1位日大山形 2位酒田南 3位東海大山形 (19回) (11回) (9回) ⑥勝率 5割以上 1位羽黒 .600 ⑦最高成績 1位 羽黒 ベスト4 1位 日大山形 ベスト4 ⑧最盛期 11勝5敗(2004年春~06夏) ベスト4 1回 ⑨低迷期 13連敗(1936年夏~68年夏) ⑩得意 島根E 2勝 ⑪苦手 東京A 1勝5敗 京都B 4敗 埼玉B・徳島B 3敗
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地方大会 1位 日大山形 195勝42敗 16回出場 1959年 (夏) 2位 山形南 164勝69敗 5回 〃 1946 3位 山形東 160勝85敗 5回 〃 1925 4位 山形商 134勝90敗 1回 〃 1926 5位 鶴岡工 132勝85敗 1回 〃 1926
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【出身者ベストナイン】 16点 1(遊)土佐内吉治<国・鶴岡工> D 2(中)会田豊彦<中・山形南> D 3(左)長谷川勇也<ソ・酒田南>首 B 4(三)栗原健太<広・日大山形> B 5(一)渋谷 通<広・平安> D 6(捕)小山田健一<日・日大山形> D 7(二)加藤武治<横・山形南> D 8(右)滝口光則<広・山形南> D 9(投)皆川睦男<南・米沢西>多防率 A
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5 秋田 総合 30点 (全国 38 位) D ランク 勝敗 54勝 94敗 勝率 .365 上位度数 21点 (全国38位) (40位) (36位) |
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①初出場 秋田中(1915年夏) ②初勝利 秋田中(15年夏) ③最高成績 準優勝 1回 秋田中1回(1915年夏) ④勝利数ベスト3 1位秋田商 2位秋田 3位金足農・明桜 (18勝) (10勝) (8勝) ⑤出場回数ベスト4 1位秋田・秋田商 3位明桜 4位金足農 (24回) (13回) (8回) ⑥勝率 5割以上 1位金足農 .500 ⑦最高成績 1位 秋田 準優勝1回 2位 秋田商・明桜・金足農 ベスト4 1回 ⑧最盛期 10勝8敗(1984年夏~89夏) ベスト4 2回 ⑨低迷期 9連敗(1998年夏~2003年夏) ⑩得意 佐賀E 3勝 ⑪苦手 広島A 1勝7敗 愛知A 5敗 兵庫A 3勝6敗 |
地方大会 1位 秋田 262勝84敗 19回出場 1915年 (夏) 2位 秋田商 254勝76敗 18回 〃 1923 3位 金足農 175勝75敗 5回 〃 1934 4位 能代 148勝78敗 4回 〃 1932 5位 明桜 144勝56敗 8回 〃 1953 |
【出身者ベストナイン】 25点 1(遊)後藤光尊<オリ・秋田> B 2(三)五井孝蔵<近・角館中> C 3(一)石井浩郎<近・秋田> 点 B 4(二)落合博満<ロ・秋田工>M三冠S 5(右)滝田政治<大映・秋田商> B 6 (捕)中嶋 聡<オリ・鷹巣農林> B 7(中)小西秀朗<国・秋田> D 8(左)武藤一邦<ロ・秋田商> D 9(投)山田久志<急・能代>M多防率S
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【控】 (投)石戸四六<ヤ・秋田商> C 小野和幸<近・金足農> 多 C 石川雅規<ヤ・秋田商> 新防B 摂津 正<ソ・秋田経法大付>沢多 C 工藤幹夫<日・本荘>多 防 C
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5 秋田 総合 30点 (全国 38 位) D ランク 勝敗 54勝 94敗 勝率 .365 上位度数 21点 (全国38位) (40位) (36位) |
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①初出場 秋田中(1915年夏) ②初勝利 秋田中(15年夏) ③最高成績 準優勝 1回 秋田中1回(1915年夏) ④勝利数ベスト3 1位秋田商 2位秋田 3位金足農・明桜 (18勝) (10勝) (8勝) ⑤出場回数ベスト4 1位秋田・秋田商 3位明桜 4位金足農 (24回) (13回) (8回) ⑥勝率 5割以上 1位金足農 .500 ⑦最高成績 1位 秋田 準優勝1回 2位 秋田商・明桜・金足農 ベスト4 1回 ⑧最盛期 10勝8敗(1984年夏~89夏) ベスト4 2回 ⑨低迷期 9連敗(1998年夏~2003年夏) ⑩得意 佐賀E 3勝 ⑪苦手 広島A 1勝7敗 愛知A 5敗 兵庫A 3勝6敗 |
地方大会 1位 秋田 262勝84敗 19回出場 1915年 (夏) 2位 秋田商 254勝76敗 18回 〃 1923 3位 金足農 175勝75敗 5回 〃 1934 4位 能代 148勝78敗 4回 〃 1932 5位 明桜 144勝56敗 8回 〃 1953 |
【出身者ベストナイン】 25点 1(遊)後藤光尊<オリ・秋田> B 2(三)五井孝蔵<近・角館中> C 3(一)石井浩郎<近・秋田> 点 B 4(二)落合博満<ロ・秋田工>M三冠S 5(右)滝田政治<大映・秋田商> B 6 (捕)中嶋 聡<オリ・鷹巣農林> B 7(中)小西秀朗<国・秋田> D 8(左)武藤一邦<ロ・秋田商> D 9(投)山田久志<急・能代>M多防率S
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【控】 (投)石戸四六<ヤ・秋田商> C 小野和幸<近・金足農> 多 C 石川雅規<ヤ・秋田商> 新防B 摂津 正<ソ・秋田経法大付>沢多 C 工藤幹夫<日・本荘>多 防 C
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4 宮城 総合 71点 (全国 25 位) C ランク 勝敗 96勝 99敗 勝率 .492 上位度数 33点 (全国25位) (20位) (28位) |
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①初出場 仙台一中(1923年夏) ②初勝利 東北中(30年夏) ③最高成績 準優勝 4回 仙台育英3回(89年夏・01年春・15年夏)東北1回(03年夏) ④勝利数ベスト4 1位仙台育英・東北 3位仙台商・利府 (42勝) (4勝) ⑤出場回数ベスト3 1位東北 2位仙台育英 3位仙台商 (41回) (36回) (4回) ⑥勝率 5割以上 1位利府 .667 2位仙台育英.538 3位東北 .506 ⑦最高成績 1位 仙台育英 準優勝3回 2位 東北 準優勝1回 ベスト4 2回 3位 利府 ベスト4 1回 ⑧最盛期 29勝18敗(2001年春~10年夏)準優勝2回 ベスト4 ⑨低迷期 4連敗(1962年夏~67年春) ⑩得意 東京A7勝3敗 兵庫A・滋賀E5勝2敗 長崎D4勝1敗 ⑪苦手 栃木C 4敗 愛媛A 1勝5敗 高知A 1勝4敗 |
地方大会 1位 東北 303勝70敗 22回出場 1922年 (夏) 2位 仙台育英 278勝58敗 25回 〃 1930 3位 仙台商 195勝89敗 3回 〃 1922 4位 仙台二 171勝95敗 3回 〃 1916 5位 仙台一 170勝100敗 3回 〃 1916 利府 80勝32敗 1回 〃 1984 |
【出身者ベストナイン】 23点 1(遊)小坂 誠<ロ・柴田> 新 盗 B 2(中)井上 純<横・東陵> C 3(一)加藤俊夫<ヤク・仙台育英> B 4(三)佐藤孝夫<国・白石> 新 本 B 5(右)安部 理<西・東北> C 6 (左)中根 仁<近・東北> C 7(捕)伊藤 勲<洋・東北> B 8(二)関東孝夫<中・仙台育英> D 9(投)佐々木主浩<横・東北> M A
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【控】 (投)若生智男<神・東北> B 島田源太郎<洋・気仙沼> C 斉藤 隆<横・東北> C 岸 孝之<西・名取北> C (捕)八重樫幸雄<ヤク・仙台商>C (外)立川隆史<ロ・拓大紅陵> D
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3 岩手 総合 23点 (全国 42 位) E ランク 勝敗 46勝 92敗 勝率 .333 上位度数 18点 (全国40位) (43位) (38位) |
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①初出場 一関中(1916年夏) ②初勝利 一関中(16年夏) ③最高成績 準優勝 1回 花巻東(2009年春) ④勝利数ベスト3 1位花巻東 2位盛岡一 3位福岡 (14勝) (7勝) (4勝) ⑤出場回数ベスト4 1位盛岡大付 2位福岡 3位盛岡一、花巻東 (12回) (10回) (9回) ⑥勝率 5割以上 1位大船渡 .600 2位花巻東.583 ⑦最高成績 1位 花巻東 準優勝1回 ベスト4 2回 2位 盛岡一 ベスト4 2回 3位 大船渡 ベスト4 1回 ⑧最盛期 8勝2敗(2009年春~2009年夏)準優勝1回 ベスト4 ⑨低迷期 10連敗(1999年夏~2008年夏) ⑩得意 神奈川A5勝1敗 愛媛A・山口C3勝1敗 ⑪苦手 兵庫A 1勝10敗 福井D1勝6敗 福岡B 1勝4敗 |
地方大会 1位 盛岡一 229勝92敗 9回出場 1916年 (夏) 2位 福岡 208勝82敗 10回 〃 1924 3位 盛岡商 160勝92敗 3回 〃 1921 4位 一関学院 160勝64敗 6回 〃 1947 5位 花巻東 153勝52敗 8回 〃 1956 大船渡 110勝69敗 1回 〃 1947 盛岡大付 111勝28敗 10回 〃 1980 |
【出身者ベストナイン】 19点 1(二)白坂長栄<神・福岡中> B 2(中)阿部成宏<近・花巻商> C 3(右)大谷翔平<日・花巻東> B 4(一)畠山和洋<ヤ・専大北上> B 5(遊)赤見谷銀次<楽・盛岡中央>C 6 (左)小田野柏<急・福岡中> C 7(捕)猪久保吾一<ロ・盛岡工> D 8(三)菊池雄星<西・花巻東> D 9(投)欠端光則<洋・福岡> C
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【控】 (投)田鎖博美<西・盛岡工> D
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2 青森 総合 43点 (全国 35 位) D ランク 勝敗 57勝 75敗 勝率 .432 上位度数 24点 (全国35位) (32位) (34位) |
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①初出場 八戸(1926年夏 ②初勝利 八戸(56年春) ③最高成績 準優勝 4回 三沢(67年夏)八戸学院光星(2011年夏、12年春、夏) ④勝利数ベスト3 1位八戸学院光星 2位青森山田 3位三沢 (27勝) (11勝) (6勝) ②出場回数ベスト4 1位八戸学院光星 2位青森山田 3位八戸 4位八戸工大一 (19回) (11回) (7回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位三沢 .666 2位八戸学院光星.587 3位青森山田.500 ⑦最高成績 1位 八戸学院光星 準優勝3回 ベスト4 1回 2位 三沢 準優勝1回 3位 八戸 ベスト4 1回 ⑧最盛期 14勝4敗(2011年夏~2013年夏)準優勝3回 ⑨低迷期 15連敗(1970年夏~1986年夏) ⑩得意 熊本B6勝2敗 兵庫A5勝1敗 ⑪苦手 奈良B 3敗 大阪A2勝5敗 |
地方大会 1位 八戸 187勝91敗 6回出場 1922年 (夏) 2位 青森 162勝91敗 4回 〃 1927 3位 弘前実 154勝65敗 5回 〃 1947 4位 八戸学院光星 154勝53敗 8回 〃 1956 5位 弘前工 147勝82敗 3回 〃 1930 6位 青森山田 142勝51敗 11回 〃 1956 三沢 101勝61敗 2回 〃 1954 |
【出身者ベストナイン】 11点 1(遊)八重沢憲一<日・三沢> D 2(右)大越 基<ダ・仙台育英> D 3(左)工藤隆人<日・弘前実> D 4(捕)細川 亨<西・青森北> C 5(中)三上良夫<金鯱・青森商> D 6(二)佐々木明義<巨・三沢商> D 7(一)葛西 稔<神・東北> D 8(三)太田幸司<近・三沢> D 9(投)三浦方義<大映・五戸>多 C
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控 (投)福士 勇<朝日・青森商> C (投)渋谷誠司<国・弘前商> C
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2 青森 総合 43点 (全国 35 位) D ランク 勝敗 57勝 75敗 勝率 .432 上位度数 24点 (全国35位) (32位) (34位) |
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①初出場 八戸(1926年夏 ②初勝利 八戸(56年春) ③最高成績 準優勝 4回 三沢(67年夏)八戸学院光星(2011年夏、12年春、夏) ④勝利数ベスト3 1位八戸学院光星 2位青森山田 3位三沢 (27勝) (11勝) (6勝) ②出場回数ベスト4 1位八戸学院光星 2位青森山田 3位八戸 4位八戸工大一 (19回) (11回) (7回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位三沢 .666 2位八戸学院光星.587 3位青森山田.500 ⑦最高成績 1位 八戸学院光星 準優勝3回 ベスト4 1回 2位 三沢 準優勝1回 3位 八戸 ベスト4 1回 ⑧最盛期 14勝4敗(2011年夏~2013年夏)準優勝3回 ⑨低迷期 15連敗(1970年夏~1986年夏) ⑩得意 熊本B6勝2敗 兵庫A5勝1敗 ⑪苦手 奈良B 3敗 大阪A2勝5敗 |
地方大会 1位 八戸 187勝91敗 6回出場 1922年 (夏) 2位 青森 162勝91敗 4回 〃 1927 3位 弘前実 154勝65敗 5回 〃 1947 4位 八戸学院光星 154勝53敗 8回 〃 1956 5位 弘前工 147勝82敗 3回 〃 1930 6位 青森山田 142勝51敗 11回 〃 1956 三沢 101勝61敗 2回 〃 1954 |
【出身者ベストナイン】 11点 1(遊)八重沢憲一<日・三沢> D 2(右)大越 基<ダ・仙台育英> D 3(左)工藤隆人<日・弘前実> D 4(捕)細川 亨<西・青森北> C 5(中)三上良夫<金鯱・青森商> D 6(二)佐々木明義<巨・三沢商> D 7(一)葛西 稔<神・東北> D 8(三)太田幸司<近・三沢> D 9(投)三浦方義<大映・五戸>多 C
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控 (投)福士 勇<朝日・青森商> C (投)渋谷誠司<国・弘前商> C
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2 青森 総合 43点 (全国 35 位) D ランク 勝敗 57勝 75敗 勝率 .432 上位度数 24点 (全国35位) (32位) (34位) |
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①初出場 八戸(1926年夏 ②初勝利 八戸(56年春) ③最高成績 準優勝 4回 三沢(67年夏)八戸学院光星(2011年夏、12年春、夏) ④勝利数ベスト3 1位八戸学院光星 2位青森山田 3位三沢 (27勝) (11勝) (6勝) ②出場回数ベスト4 1位八戸学院光星 2位青森山田 3位八戸 4位八戸工大一 (19回) (11回) (7回) (6回) ⑥勝率 5割以上 1位三沢 .666 2位八戸学院光星.587 3位青森山田.500 ⑦最高成績 1位 八戸学院光星 準優勝3回 ベスト4 1回 2位 三沢 準優勝1回 3位 八戸 ベスト4 1回 ⑧最盛期 14勝4敗(2011年夏~2013年夏)準優勝3回 ⑨低迷期 15連敗(1970年夏~1986年夏) ⑩得意 熊本B6勝2敗 兵庫A5勝1敗 ⑪苦手 奈良B 3敗 大阪A2勝5敗 |
地方大会 1位 八戸 187勝91敗 6回出場 1922年 (夏) 2位 青森 162勝91敗 4回 〃 1927 3位 弘前実 154勝65敗 5回 〃 1947 4位 八戸学院光星 154勝53敗 8回 〃 1956 5位 弘前工 147勝82敗 3回 〃 1930 6位 青森山田 142勝51敗 11回 〃 1956 三沢 101勝61敗 2回 〃 1954 |
【出身者ベストナイン】 11点 1(遊)八重沢憲一<日・三沢> D 2(右)大越 基<ダ・仙台育英> D 3(左)工藤隆人<日・弘前実> D 4(捕)細川 亨<西・青森北> C 5(中)三上良夫<金鯱・青森商> D 6(二)佐々木明義<巨・三沢商> D 7(一)葛西 稔<神・東北> D 8(三)太田幸司<近・三沢> D 9(投)三浦方義<大映・五戸>多 C
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控 (投)福士 勇<朝日・青森商> C (投)渋谷誠司<国・弘前商> C
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1 北海道 総合 63点 (全国27位) Cランク 117勝 227敗 勝率 .340 上位度数 46点 (全国18位) (42位) (20位) |
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①初出場 北海中(1920年夏)②初勝利 北海中(22年夏) ③最高成績 優勝 2回 駒大苫小牧(04年夏 05年夏) ④勝利数ベスト4 1位北海 2位駒大苫小牧 3位駒大岩見沢 4位東海大四 (33勝) (16勝) (9勝) (8勝) ⑤出場回数ベスト5 1位北海 2位函館大有斗 3位駒大岩見沢 4位北海学園札幌、東海大四 (49回) (13回) (12回) (10回) ⑥勝率5割以上 1位駒大苫小牧 .667 ⑦最高成績 1位 駒大苫小牧 優勝2回 準優勝1回 2位 北海 準優勝2回 ベスト4 2回 3位 東海大四 準優勝1回 ⑧最盛期 15勝7敗(2004年夏~2006年夏)優勝2回 準優勝1回 ⑨低迷期 12連敗(1989年夏~1992年夏) ⑩得意 愛知A 6勝2敗 愛媛A 9勝6敗 ⑪苦手 高知A 8敗 広島A 1勝10敗 大阪A 3勝13敗 |
地方大会 1位 北海 371勝 58敗 37回出場 1920年 (夏) 2位 函館大有斗 231勝 62敗 7 〃 1948年 3位 北照 215勝 84敗 3 〃 1924年 4位 函館工 196勝 81敗 4 〃 1933年 5位 苫小牧工 191勝 77敗 1 〃 1932年 駒大苫小牧 138勝 45敗 7 〃 1964年 |
【出身者のよるベストナイン】 27点 1(遊)高橋慶彦<広・城西> 盗 B 2(中)谷木恭平<中・北海> C 3(左)若松 勉<ヤ・北海> 首 S 4(一)森 徹<中・早稲学>本点 A 5(右)鈴木貴久<近・旭川大> B 6(二)高沢秀昭<ロ・苫小牧工>首 B 7(三)明石建志<ソ・山学大付> C 8(捕)村井英司<日・北海> D 9(投)佐藤義則<急・函館有> 新多 A
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【控】 (投)佐藤 進<国・北海> C 盛田幸希<洋・函館有>防 C 星野伸之<急・旭川工>率 A (捕)沼沢康一郎<毎・函館中> D (内)佐竹 学<オリ・東海四> D 大村 巌<ロ・東海大四> C (外)佐藤真一<ヤ・東海四大> D 当銀秀崇<急・札幌商> D
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1.北海道 総合 60点 (全国27位) Cランク 118勝243敗2分 勝率 .327 上位度数 46点 (全国19位) (全国44位) (全国21位)
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【北海道のまとめ】 ※2022年まで記録による
(1) 初出場 北海中(1920年夏) (2)初勝利 北海中 (1922年夏)
※北地区 旭川商(1926年夏) ※北地区 帯広 (1949年夏)
(2) 北海道 最高成績
優勝2回 駒大苫小牧 (04年夏・05年夏)
※北地区 ベスト8 旭川実(95年夏)
(3) 勝利数上位校
1位 北海 2位 駒大苫小牧 3位 駒大岩見沢 4位東海大札幌
33勝 16勝 9勝 8勝
※北地区 1位旭川実 2位旭川竜谷・旭川大
5勝 4勝
(4) 出場回数
1位 北海 2位 函館大有斗 3位駒大岩見沢 4位駒大苫小牧
(52回) (13回) (12回) (11回)
※北地区 1位 旭川大(10回) 2位 旭川竜谷(8回)
(5)勝率(5割以上) 駒大苫小牧 .640 旭川実 .500
(6)高校 最高成績
1位 駒大苫小牧 優勝2回 準優勝1回
2位 北海 準優勝2回 ベスト4 2回
3位 東海大札幌 準優勝1回
※ 北地区 旭川実 ベスト8
(7)南北の比較 勝敗 勝率 上位度
〇北地区 21勝83敗 .202 1点
〇南地区 94勝157敗 .375 45点
(8)代表を逃した高校 ※ 地区予選の決勝まで何度も進み、出場を逃した高校
〇北地区 帯広南商(4回) 稚内大谷(3回)
〇南地区 室蘭清水ヶ丘・札幌開成(2回)
1.北海道
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①戦前(2015~2041年)
北海道に初めて野球が普及したのは、函館地区で明治31年に函館商で創部、翌年函館中で創部された。札幌でも明治34年北海中、札幌一中、北海道師範で創部された。しかし、学校同士の紛争が起こり、道庁より対抗試合禁止令が出て、1915年に始まった選手権に参加できなかった。
大正9年(1920年)第6回全国大会になり、初めて北海道予選が北大球場で行われ、北海中、函館中、函館商、小樽中、小樽商、根室商6校が参加、その結果北海中が予選を制し、北海道で初めて全国選手権大会に出場した。しかし、初戦で長岡中(新潟)に敗れた。翌年は函館中が参加、黎明期は札幌、函館地区の力が拮抗し交互に出場。北海道の初勝利は1922年北海中、名古屋商(愛知)に勝利した。北北海道地区(後南北分裂)の初出場は、第12回(1926年)大会の旭川商で、残念ながら本大会で初戦敗退した。戦前の北の出場は、この一度だけだった。
快進撃は、第14回(1928年)の北海中で、1回戦豊中中(大阪)、2回戦台北工(台湾)を破り準決勝へ進出、しかし平安中(京都)に敗れ、決勝へ進めなかった。1928年から1940年まで14年間は、北海中、札幌一中、札幌商が参加し、札幌勢が独占した。
選抜大会の初出場は、第15回大会(1938年)北海中で、初戦敗退した。
戦前北海道は9勝22敗(全国18位)、出場数では、
北海中15回、札幌一中・札幌商2回、函館中、函館商、旭川商だった。
②戦後(1946~1977年)
戦後北海道の大きな変化は、1959年から南北に分割し、全国大会では、2校参加ができるようになった。
戦後初の出場は函館中で、函館工、函館西が続き、
苫小牧工・東、北地区からも帯広、芦別、北見北斗。戦前の札幌勢の勢いが衰えたとはいえ、北海、札幌商も出場。野球の普及と共に地域差がなくなってきた。
南北分裂前1946年から1959年まで13年間、北海道勢は、戦後最初の函館中は初戦突破し、さらに1948年夏函館工、1950年夏北海、1952年夏函館西と3度準々決勝に進んだ。この間、12勝20敗。
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(1)南北海道
1959年から全国選手権大会では、北海道は南北2地区に分かれ、2チームが出場できるようになった。そこで、ここから南北海道について、述べることにする。 南北の区別のない選抜大会の出場校を見てもわかるようにほとんどが札幌、函館、苫小牧など南北海道のチームが圧倒的に多い。北北海道のチームにとっては、出場の機会が広がった。また、南北の線引きも時期によって変わり、空知地方の駒大岩見沢は、最初南北海道から出場したが、後北北海道から出場した。
1977年まで、札幌・函館・苫小牧の高校が出場している。それ以外では1966年春室蘭工、1969年夏三笠の2校だけである。また、1974~1976年選抜では、2校共南の高校だった。
この間特筆されることは、北海の快進撃で、1960年春準決勝、夏準々決勝。1962年夏準々決勝。1963年春日南、PL学園、享栄商、早実を破り、決勝まで進み、池永正明投手の下関商に敗退したものの、北海道初の準優勝に輝いた。
1959年から1977年までの南北海道の成績は、20勝35敗。戦後の出場数は、北海20回、札幌商6回、函館工・苫小牧工・苫小牧東5回。函館有斗4回。
③.世紀末(1978~2000年)
1978年から1府県が1校となり、2000年までを世紀末時期とした。この間南北海道の特徴は、公立校が極端に少なくなり、1989年苫小牧工、1993年知内、
2000年札幌南3校だけ。しかも札幌南は旧札幌一中以来61年ぶりの出場だった。
地域的には、以前と同じように札幌、函館、苫小牧
が多い。新たに駒大岩見沢の岩見沢、北照の小樽、室蘭大谷の室蘭、知内の函館に隣接する知内町が加わった。
この間の活躍は駒大岩見沢が1983年春準々決勝、1993年春準決勝進出。1994年夏北海準々決勝進出。この時2回戦で北海対砂川北の北海道同士の対戦が組まれた。
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この間南北海道の成績は、22勝47敗。出場数は、東海大四・函館大有斗・駒大岩見沢9回。北海8回。北照3回。
④.21世紀(2001~2022年)
21世紀になり、北海道が大躍進した。それは、駒大苫小牧が2004年夏・2005年夏と2年連続優勝を遂げた。しかも2006年夏も田中将大投手の好投で決勝まで進み、中京商の3連覇に並ぶかに見えたが、再試合の結果、早実に阻まれてしまった。しかし、優勝旗が白河の関どころか、一気に津軽海峡まで超えてしまった。このような好成績を上げた理由は、野球留学生の導入、室内練習場の充実、効果的な練習が考えられる。
さらに、2015年春東海大四・2016年夏北海が準優勝した。北海道は、弱いイメージがあるが、21世紀になり払しょくされつつある。特に南北海道は他県とそん色がないまでに成長した。
この間南北海道の成績は、34勝39敗。駒大苫小牧16勝、東海大四・北海6勝、北照4勝。
出場回数は、駒大苫小牧10回、北海・北照8回、札幌第一6回など。地域的には、北海・東海大四・札幌第一などの札幌、駒大苫小牧の苫小牧、北照の小樽、選抜参加の鵡川の鵡川町。今まで多くの高校を送り出した函館からは1校も出場できなかった。また、公立校は鵡川だけで、南北海道は私立校がほとんど占めるようになった。
(2)北北海道
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南北が分裂したのは、第48回大会1959年からであった。広大な面積の北海道では、2校選出は当然と考える。しかし、南北の区割りだが、分裂前北地区は42回中4回(旭川商、帯広、芦別、北見北斗)、勝利数も24勝中帯広1勝のみだった。道内野球の強豪校が南地区の札幌、函館などに集中しているため、北地区は道北、道東、道央の一部を含むなど、広い地域となった。
南北分裂後、最初に北地区で代表になったのは、帯広三条だった。その後、旭川北、釧路江南が続いた。1977年までを地域別にみると、22回中旭川7、釧路5、帯広3、北見・網走・芦別2、留萌で、北地区の大都市からの出場が多かった。また、高校別では、多い順に釧路江南4、旭川竜谷・帯広三条3、網走南ヶ丘・芦別工2だった。1960年代までは、公立校が占めていたが、60年代後半から70年代にかけて北日本学院、釧路一、旭川竜谷等私立校が進出してきた。
この間の成績は、5勝22敗。勝利の内訳は、旭川竜谷2、帯広三条・釧路一・北日本学院。また、北地区最初の勝利は1965年帯広三条で、1回戦八戸(青森)に勝利。2回戦は習志野(千葉)に敗退した。
北地区の選抜大会出場は、北海道21回中3回だった。
① 世紀末(1978年~2000年)
この時期になると、前期の旭川、帯広、釧路の3強から旭川、帯広の2強になり、釧路が後退した。28回中、旭川13、帯広5。滝川・砂川3、釧路1。他に広尾町、中標津町の小さな町からも出場した。
高校別では、多い順に旭川竜谷5、旭川大4、砂川北・滝川西3、旭川工・旭川実2。前期最も多かった釧路江南は1度も出場しなかった。公立私立別では、
14対14で同数だった。
成績11勝28敗で、勝利数の内訳は旭川実5,旭川大3、旭川竜谷2、砂川北1と、旭川勢が勝利数のほとんどを占めている。帯広勢からの勝利はなかった。
注目されるのは、選手権大会第77回1995年で、旭
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川実が1回戦松山商(愛媛)、2回戦鹿児島商(鹿児島)、3回戦銚子商(千葉)と優勝経験チームを破り準々決勝へ進出、しかし、準々決勝では敦賀気比(福井)に僅差で敗退。 この成績は、北北海道の最高記録となった。
選抜大会の出場は、北海道28代表中5回で、勝利は1度もなかった。南地区と比べて、北地区はまだまだ弱小で、全国大会でも厳しい状況に変わりない。
②21世紀(2001年~2022年)
21世紀になり特筆されることは、北地区が広がり、今まで南地区だった空知が北に移り、南の強豪駒大岩見沢が北に入ってきたことだ。選抜大会でベスト4になり、期待されていたが、何と2014年閉校になってしまった。
出場の地域を見ると、前期に引き続き旭川、帯広の高校が多い。内訳は29回中、旭川12、帯広8、岩見沢3、深川2、あとは釧路、滝川、遠軽、女満別だった。
高校別では、多い順位に旭川大5、白樺学園4、旭川工・旭川実・駒大岩見沢3、帯広農・クラーク2だった。公立と私立の比較では、1対2の割合となり、私立が増えつつある。
成績は4勝29敗。高校別では、駒大岩見沢2、白樺学園・遠軽1で、例年活躍する旭川勢が1勝もできなかった。また、2014年から9年間勝利がなく、9連敗中である。
選抜大会では、北海道28回中北地区は9回出場、21世紀枠もあり、日頃野球に精進している高校も選出され、北地区から3校が選ばれた。しかし、2020年は2校北地区が選ばれたが、コロナ感染の影響で大会が中止となった。
特集6 都道府県別対戦成績勝率
都道府県別対戦成績の勝率は47都道府県との対戦を勝敗に表し、その勝率を表したものである。( )内は、都道府県別の勝率で、その結果は下表通りである。1位は大阪、勝率8割6分で他を引き離す。勝利数の勝率でも1位で強さを発揮する。2位高知、3位愛媛と四国の強豪が続く。勝利数の勝率も3位、5位とほとんど変わらない。4位は東京、勝利数では15位だが、大幅にアップ。5位愛知。6位神奈川は勝率2位。ここまでが7割越えだ。7位埼玉、8位奈良、9位兵庫、10位千葉でBランクの千葉がベストテン内に入った。11位以下のAランクで11位広島、12位和歌山、16位京都。勝利数9位の岐阜は16位。下位では、最下位は北海道、2割に満たない勝率だった。
1 大阪 .860(.631 1位) 2 高知 .806(.600 3位) 3 愛媛 .778(.593 5位) 4 東京 .727(.542 14位) 5 愛知 .721(.600 3位) 6神奈川 .711(.623 2位) 7埼玉 .692(.545 12位) 8 奈良 .676(.542 12位)9 兵庫 .667(.562 7位) 10 千葉 .649(.551 10位) 11 広島 .644(.582 6位) 12 和歌山 .622 (.553 9位) 13 徳島 .605(.556 8位) 13 宮城 .605(.518 17位)15 沖縄 .588(.545 12位)16 京都 .579(.531 16位) 16 岐阜 .579(.548 11位) 18 熊本 .558(.491 20位) 19 福岡 .537(.474 23位) 20 群馬 .514(.473 24位) 20 岡山 .514(.479 22位) 22 栃木 .514(.510 18位)23 静岡 .513 (.480 21位) 24 香川 .486(.496 19位)
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25 山口 .457(.470 26位) 25 大分 .457(.457 29位) 27 鹿児島 .444(.471 25位) 28 茨城 .441(.468 27位) 29 石川 .425(.410 34位) 30 福井 .432(.438 31位) 31 山梨 .410(.465 28位) 32 宮崎 .400(.465 32位) 32 秋田 .400(.374 39位) 34 滋賀 .382(.399 36位) 35 佐賀 .371(.366 41位) 36 福島 .351(.383 38位) 37 青森 .344(.439 30位) 38 長崎 .342(.428 33位) 39 山形 .313(.336 44位) 40 長野 .286(.393 37位) 40 鳥取 .286(.354 42位) 42 三重 .270(.401 35位) 43 新潟 .265(.295 47位) 44 岩手 .258(.368 40位) 45 島根 .229(.307 46位) 46 富山 .172(.314 45位) 47 北海道 .128(.339 43位)
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Ⅵ都道府県別対戦成績勝率 都道府県同士の対戦勝率 ( )内は勝利数の勝率
特集5 強豪校対戦
7回 広陵(広島)対中京(愛知) 5-2 6回 広陵(広島)対松商学園(長野)5-1 5回 平安(京都)対岐阜商(岐阜)3-2 5回 浪商(大阪)対中京(愛知) 4-1 5回 中京(愛知)対平安(京都) 5-0 5回 中京(愛知)対岐阜商(岐阜)4-1 5回 東邦(愛知)対報徳(兵庫) 3-04回 中京(愛知)対松山商(愛媛)3-1 4回 PL(大阪)対高知商(高知) 3-1 4回 報徳(兵庫)対横浜(神奈川) 2-2 4回 東邦(愛知)対岐阜商(岐阜) 4-0 4回 岐阜商(岐阜)対広島商(広島)4-0 4回 高松商(香川)対瑞陵(愛知) 4-0 4回 松山商(愛媛)対平安(京都) 4-0 3回 大阪桐蔭(大阪)対明徳(高知)2-1 3回 PL(大阪)対岐阜商(岐阜) 2-1 3回 池田(徳島)対中京(愛知) 2-1 3回 法政二(神奈川)対浪商(大阪)2-1 3回 PL(大阪)対中京(愛知)2-1 3回 横浜(神奈川)対明徳(高知) 3-0 3回 中京(愛知)対熊本工(熊本) 3-0 3回 平安(京都)対浪商(大阪) 2-1 3回 横浜(神奈川)対PL(大阪) 2-1 3回 帝京(東京)対池田(徳島) 2-1 3回 松山商(愛媛)対岐阜商(岐阜)3-0 3回 大阪桐蔭(大阪)対光星(青森)3-0 Ⅴ 強豪校対戦 ※高校名は、中京=中京大中京、PL=PL学園のように略して載せている。 |
都道府県別の対戦と離れるが、実際に戦っているのは高校である。そこで、都道府県の勝敗を左右する強豪校を取り上げ、対戦の多い順に並べてみた。また対戦3回は多いため、目立つ主な対戦のみ取り上げた。 最多7回は勝利数1位中京対7位広陵、広陵が5勝2敗。記憶に新しいところでは、2017年夏初戦で広陵が勝利した。6回は広陵対松商学園で広陵5勝1敗、決勝戦も2連勝と圧倒。5回は4対戦あり、3対戦に中京が絡む。対平安は1位と2位対決だが、中京5連勝。対4位岐阜商4勝1敗、それぞれ1度の決勝戦でも中京が勝利。しかし、21位浪商には分が悪く、1勝4敗。平安対岐阜商の対戦は平安が3勝2敗。 4回対戦は7対戦ある。7位東邦対岐阜商、岐阜商対12位広島商、15位高松商対瑞陵(旧愛知商)、5位松山商対平安の4対戦は4連勝と先に挙げた高校が圧倒。中京対松山商は中京の3勝1敗、決勝でも2連勝。PL対高知商も3勝1敗、78年夏決勝PLが逆転で初優勝を決め、このことを契機に快進撃が始まった。12位報徳対13位横浜は2勝2敗の5分。 対戦3回は多数あり、注目される対戦を掲載した。3連勝と他を圧倒しているのは4対戦。中京対20位熊本工は37年夏決勝で激突、中京には野口二郎、熊本には川上哲治がいた。結果3-1で中京の勝利。横浜対16位明徳は平成の強豪同士、忘れられないのは、98年夏準決勝7回まで6-0で明徳リード、しかし、横浜が底力を発揮して7-6で逆転。決勝 |
も勢いに乗って、春夏連覇を達成した。記憶に新しいのが22位大阪桐蔭対光星学院、2014年春夏決勝戦で対戦し、いずれも桐蔭の勝利、春夏連覇を達成。光星は春夏準優勝に終わった。歴史に残る昭和の名勝負は法政二対浪商、61年夏から62夏まで3期連続対戦、法政二には柴田勲、浪商には豪速球怪童尾崎行雄がいた。61年春2回戦法政二4-0、法政二優勝。62年春準々決勝法政二3-1、法政二優勝。62年夏準決勝浪商4-2、浪商優勝。この対戦は当時実質的な決勝戦と言われた。主役交代を感じさせたのが、中京対PL、中京対池田でいずれも中京1勝2敗、PL初戦では2ランスクイズを決め、5-2と中京快勝。流れが変わったのが53年夏準決勝、9回表まで中京が4-0でリード、しかし9回裏にPLが4点入れ同点、延長戦で逆転した。また、対池田では、池田が夏春夏3連覇を狙った58年夏準々決勝3-1で中京を倒した。最後に忘れてならない対戦は横浜対PL、横浜2勝1敗だが、何と言っても98年春夏の対戦、春準決勝は横浜3-2で辛勝、夏は準々決勝高校野球史に残る延長17回の死闘、横浜の豪腕松坂大輔が一人で投げ切り9-7。横浜はPLの大きな山を越し、春夏連覇という偉業を成し遂げた。
特集4 番狂わせの対戦
・岩手E対神奈川A (5-1) ・福島E対和歌山A (3-1) ・三重D対兵庫A (3-0) ・青森D対兵庫A (6-2) ・北海道C対愛知A (6-3) ・北海道C対愛媛A (10-6) ・茨城C対和歌山A (6-4) ・鹿児島C対和歌山A (9-0) ・香川B対大阪A (8-4) ・宮城B対東京A (7-3) ・徳島B対広島A (6-1) Ⅳ 番狂わせ対戦 |
番狂わせの対戦は左の11対戦である。ここでは番狂わせが明確になるように都道府県名にランク付けをし、番狂わせの大きい順に並べた。まずA対Eの岩手対神奈川で、ランク差4で都道府県順位は4位と41位である。象徴的だったのは、2014年夏東海大相模対盛岡大付、優勝候補にあげられた相模だが初戦で敗退。しかし、相模は翌年見事優勝を遂げた。福島対和歌山もランク差4で6位と43位。福島は市和歌山商に2勝する。AとDのランク差の対戦はいずれも兵庫が関わる。対三重3連敗、対青森2勝6敗で新興勢力が古豪に迫ってきた様子が伺える。A対Cの対 |
戦では、北海道と和歌山が2対戦に関わる。ランクの低い北海道が対愛知6勝3敗、対愛媛10勝6敗は見事。決勝戦でも2004年夏決勝で駒大苫小牧が済美(愛媛)に勝利した。和歌山も対茨城3勝6敗、対鹿児島9連敗と苦戦し、智弁和歌山が96年春決勝で鹿児島実に敗れた。最後にA対Bの対戦で大阪が登場、対香川4勝8敗。中でも高松商は大阪勢に6勝、都道府県別対戦成績1位大阪が最も苦手な相手と言える。宮城対東京もBランク宮城が7勝3敗とリード。記憶に新しいのが2015年夏準決勝仙台育英対早実、育英の勝利と早実1年生の清宮の涙が印象的だった。徳島対広島もBランク徳島が6勝1敗。
特集3 一方的な対戦
一方的な対戦について、調べてみた。その結果は次の表の通りである。この表は勝敗の差と勝率でまとめる方法があるが、勝敗差の大きい順に並べた。
1位は13差で愛知対和歌山、どちらもAランクの強豪でしかも高校野球大会黎明期から対戦し、愛知20勝7敗で27回を数える。この数は前記の最多対戦7位に入る。勝率にすると、愛知の7割4分。両県の決勝戦はないが、中京が向陽に、東邦が海南にそれぞれ3連勝。同じく1位は13差の広島対長野、どちらも長い歴史を持ち、黎明期両県はしのぎを削った。しかし、対戦成績は広島14勝1敗で、勝率は9割3分。これは完封を除いては、最も大きな差である。決勝戦でも広島4連勝、広陵対松商学園も広陵5勝1敗でまさに広島にとって長野はお得
113差 愛知対和歌山 (20-7) 113差 広島対長野 (14-1) 311差 大阪対北海道 (14-3)4 10差 神奈川対奈良 (12-2) 4 10差 愛知対島根 (10-0) 4 10差 和歌山対北海道(15-5) 4 10差 和歌山対福岡 (12-2) 4 10差 京都対群馬 (12-2 9 9差 広島対北海道 (10-1) 9 9差 兵庫対岩手 (10-1) 9 9差 大阪対三重 (10-1) 9 8差 鹿児島対和歌山(9-0) 12 8差 高知対北海道 (8-0) 12 8差 兵庫対福井 (9-1) 12 8差 大阪対熊本 (10-2) 12 8差 愛知対大分 (9-1) 12 8差 高知対兵庫 (11-3)17 7差 神奈川対福島 (8-1) 17 7差 愛知対鹿児島 (8-1) 177差 京都対北海道 (10-3) 17 7差 広島対静岡 (8-1) 17 7差 神奈川対佐賀 (7-0) カッコ内は、左側の県からの勝敗 |
意様である。3位は、大阪府対北海道、大阪14勝3敗11差。4位10差で5対戦がある。中でも神奈川対奈良は神奈川12勝2敗で、勝率も8割5分を超える。しかも2011年夏横浜が智弁学園に破れるまで連勝が続いていた。愛知対島根も愛知10連勝と完封、実に勝率10割である。Aランクの愛知とEランクの島根で、順位も2位と44位なので、当然かもしれないが、島根も逆襲を期待したい。また、和歌山が北海道と福岡に10差をつけ、強豪和歌山の実力を見せる。京都対群馬も10差で、12勝2敗は最近群馬の勢いからして意外だった。平安は群馬6連勝、桐生戦3連勝である。9位9差は4対戦あり、広島対北海道、兵庫対岩手、鹿児島対和歌山(9連勝)、大阪対三重(10勝1敗)。この4対戦は、ランクからこの差は理解できる。12位は8差で5対戦がある。中でも高知対北海道、8連勝で勝率10割完封。他に兵庫対福井、大阪対熊本、愛知対大分、高知対兵庫がある。17位7差は5対戦ある。意外なことは、東京が一つもランクされていなかった。 |
特集2 最多対戦ベスト20
1 愛知対兵庫 45回(25-20) 2 愛知対大阪 44回(25-19)② 3 大阪対東京 43回(29-14) 4 兵庫対東京 39回(22-17) 5 東京対福岡 29回(18-11) 6 東京対京都 28回(17-11) 7 大阪対神奈川 27回(17-10)① 7 愛知対和歌山 27回(20-7) 7 大阪対兵庫 27回(17-10) 10和歌山対東京 25回(14-11) 10兵庫対北海道 25回(19-6) 12大阪対和歌山 24回(14-10) 13広島対愛知 23回(14-9) 13大阪対高知 23回(15-8) 13大阪対静岡 23回(14-9) 16兵庫対広島 22回(12-9)① 18愛知対京都 21回(12-9) 18徳島対兵庫 21回(13-8) 16東京対広島 22回(13-9) 20和歌山対北海道20回(15-5) 20愛媛対大阪 20回(10-10) 20兵庫対愛媛 20回(10-10) Ⅱ 最多対戦ベスト20 カッコ内の数 字は左側の県からの勝敗、○内は引き分け |
都道府県別最多対戦ベスト20は、左表通りである。1位は愛知対兵庫の対戦45回、前記対戦数3位と4位の組み合わせで、愛知が25勝20敗とリード、決勝戦は1勝1敗。2位愛知対大阪の対戦で44回、対戦数1位大阪と4位愛知の組み合わせだが、双方とも黎明期より大会に出場し、強豪同士のため、勝ち進み対戦した。愛知の25勝19敗だが、決勝戦でも2勝1敗とリード。3位は大阪対東京43回、対戦数最多1位と2位の対戦で、大阪が29勝14敗とリードするが、決勝戦は東京が4勝2敗。4位は兵庫対東京39回、対戦数2位と3位の対戦で、兵庫が22勝17敗とリード、決勝戦も兵庫1勝。5位は東京対福岡29回。6位は東京対京都28回、7位は愛知対和歌山27回、対戦数4位と5位の対戦で、愛知が20勝7敗と大きくリード、両県の決勝対決はない。同じく7位大阪対神奈川と大阪対兵庫27回、以上対戦数1位から7位までが顔を揃えた。10位和歌山対東京・兵庫対北海道25回、愛知を東側と考えると、最多対戦10位までがほとんど東西対決となる。 また、最多対戦ベスト20で、多く出てくる都道府県を調べてみると、1位大阪8回、2位兵庫7回、3位東京6回、4位愛知5回、5位和歌山 4回という結果となり、ここでも対戦数ベスト |
5の都府県が並ぶ。
特集1 対戦回数
各都道府県別の対戦についてまとめてきたが、その基盤となる各都道府県の対戦数をまとめた。この数は都道府県別毎に勝利数、敗戦数、引き分け数を足した数で、数が多い順に都道府県名、対戦数、参考として括弧内は勝利数とその順位を示した。
この数の多い条件は、①勝利数が多い。②高校野球黎明期から長期間大会に出場。③大会で上位の成績をあげる が考えられる。まず1位は大阪631戦、勝利数も395で1位。大阪は①②③すべての条件に当てはまる。2位は東京588戦、勝利数は3位だが、夏は東西大会に分かれ2チーム、春も東京大会で2チーム出場も可能で東京も①②③すべての条件を満たす。3位兵庫572戦、勝利数320勝2位。地元で大会黎明期より対戦し、やはり①②③の条件を満たす。
1 大阪 631戦(395勝 1位) 2 東京 588戦(318勝 3位) 3 兵庫 572戦(320勝 2位) 4 愛知 518戦(309勝 4位) 5 和歌山 428戦(235勝 5位) 6 京都 392戦(207勝 8位) 7 広島 374戦(216勝 6位) 8 北海道 369戦(121勝 18位 9 神奈川 346戦(215勝 7位) 10 福岡 328戦(155勝 11位) 11 高知 320戦(192勝 9位) 12 愛媛 318戦(188勝 10位) 13 静岡 301戦(144勝 14位) 14 奈良 271戦(147勝 12位) 15 香川 267戦(133勝 17位) 16 千葉 265戦(146勝 13位) 17 徳島 253戦(140勝 16位) 18 山口 251戦(118勝 20位) 19 岐阜 248戦(142勝 15位) 20 岡山 235戦(112勝 22位) 21 群馬 233戦(106勝 24位) 22 宮城 226戦(117勝 21位) 23 埼玉 221戦(120勝 19位) 24 熊本 219戦(107勝 23位) |
24 長野 219戦( 86勝 30位)26 福井 218戦( 95勝 28位)27 鹿児島 212戦( 99勝 27位) 28 栃木 208戦(105勝 23位) 29 沖縄 191戦(104勝 26位) 30 茨城 188戦( 88勝 29位)31 大分 186戦( 85勝 31位) 32 長崎 166戦( 71勝 33位)33 滋賀 165戦( 65勝 35位)34 鳥取 164戦( 58勝 41位) 34 岩手 164戦( 60勝 40位)36 秋田 163戦( 61勝 38位)37 宮崎 161戦( 69勝 34位) 38 石川 157戦( 64勝 37位)38 山梨 157戦( 73勝 32位) 40 三重 156戦( 61勝 38位) 41 青森 149戦( 65勝 35位) 42 島根 140戦( 43勝 44位)43 福島 133戦( 51勝 42位)44 佐賀 124戦( 45勝 43位) 45 富山 120戦( 37勝 46位) 46 山形 113戦( 38勝 45位) 47 新潟 105戦( 31勝 47位)
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Ⅰ 都道府県別対戦回数表( )内 勝利数と勝利数順位
4位は愛知518戦、勝利数は4位。これら4都府県は①②③の条件を満たし、多少の順位の違いはあるが、勝利数の順位とほぼ同じである。5位和歌山428戦、やや上位4都府県と差があるが、①②③の条件を満たす。以下、京都、広島、北海道、神奈川、福岡と続く。ここで注目されるのが8位北海道と9位神奈川、北海道の対戦数は多いが、勝利数は18位である。条件も②しか満たしていない。ただ夏は南北大会があり、2チーム出場できる有利さがある。神奈川も急激に数を伸ばし、戦前は目立たなかったが、戦後上昇し、優勝15回は全国3位となった。神奈川の場合、②の条件は満たさないが、①③の条件は満たす。同じようなところに11位高知、29位沖縄が該当する。
47 沖縄県 81点【22点(26) 36点⑫ 22点(26)】 19位 B ◎優勝 沖縄尚学2回 興南2回 ○準優勝 沖縄水産2回
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都道府県別対戦成績 20勝14敗11分 対戦なし 2 勝率 .588 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・長野県C 5勝 ・宮城県B 2勝2敗 ・和歌山県A 1勝5敗 ・千葉県B 5勝4敗 ・高知県A 3勝3敗 ・大阪府A 2勝5敗 ・岐阜県B 6勝1敗 ・鹿児島県C 2勝2敗 ・広島県A 2勝4敗 ・北海道C 7勝2敗 ・兵庫県A 5勝3敗 |
最多対戦 ①神奈川県A・東京都A 11回 ⓶北海道 9回 ③兵庫 8回 |
地域別対戦成績 5勝2敗1分 |
☆得意 北海道・東北20勝11敗 ★苦手 近畿14勝16敗 |
沖縄県の戦前の参加はなく、初出場は首里58年夏、初勝利は首里63年夏で、都道府県で最も遅かった。68年夏興南が旋風を巻き起こし、ベスト4へ進出。72年返還されたが、遠隔地で地理的にハンデがあり、沖縄は判官贔屓をされる存在だった。ところが平成になると実力を発揮し、沖縄水産準優勝2回、沖縄尚学春優勝2回、興南は春夏連覇と、短期間に急上昇した。全国的に勝利数26位、勝率12位、上位度26位、総合81点で19位Bランクである。
都道府県別対戦成績は20勝14敗11分勝率5割8分で勝ち越す。得意は長野5連勝、岐阜は6勝1敗、北海道や強豪兵庫にも勝ち越す。互角は宮城2勝2敗、高知にも3勝3敗で、3勝いずれも優勝校が明徳義塾(高知)からあげた。苦手は和歌山1勝5敗、うち智弁和歌山とは1勝3敗。大阪にも分が悪く2勝5敗、68年夏興南ベスト4で決勝を阻んだのは興国(大阪)、沖縄水産の優勝を阻んだのも大阪桐蔭である。最多対戦は東京・神奈川11回、北海道9回、兵庫8回。
地域別対戦成績は5勝2敗1分と勝ち越し、得意は北海道・東北20勝11敗。分が悪いのは近畿と中国である。
46 鹿児島県 64点【21点(27) 23点(25) 20点(28)】 26位 C ◎優勝 鹿児島実 〇準優勝 樟南 神村学園
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都道府県別対戦成績 16勝20敗10分 対戦なし 1 勝率 .444 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・和歌山県A 9勝 ・兵庫県A 3勝3敗 ・愛知県A 1勝8敗 ・徳島県B 4勝1敗 ・岩手県E 3勝3敗 ・京都府A 4勝7敗 ・秋田県D 5勝3敗 ・茨城県C 4勝4敗 ・大阪府A 1勝6敗 ・福島県E 4勝1敗 ・広島県A 1勝5敗 ・岡山県C 4勝 ・神奈川県A 3勝8敗 |
最多対戦 ①東京都A 4勝8敗(12回) ②神奈川県・京都府 11回 |
地域別対戦成績 3勝4敗1分 |
☆得意 北海道・東北 24勝17敗 四国9勝5敗 ★苦手 東海 4勝15敗 |
鹿児島県は戦前鹿児島商、戦後は鹿児島実、樟南が活躍した。昭和まではベスト4まで進むが、中々その壁が破れなかった。しかし、平成になると、鹿児島実が県勢悲願の優勝を果たし、樟南、新興の神村学園が準優勝を飾った。全国的には勝利数27位、勝率25位、上位度28位、総合64点で26位Cランクである。
都道府県別対戦成績は16勝20敗10分である。得意は強豪和歌山に9連勝で96年春鹿実が決勝で倒したのも智弁和歌山である。徳島と福島には4勝1敗、秋田にも5勝3敗と勝ち越す。互角は強豪兵庫3勝3敗、岩手も同じく3勝3敗。苦手は愛知で1勝8敗、うち中京(愛知)に4連敗。また2005年春神村学園が決勝で敗れたのも愛工大名電(愛知)で、愛知には相性が悪い。京都にも3勝7敗で、うち平安(京都)に3連敗する。Aランクの大阪や広島、神奈川にも劣勢である。最多対戦は東京12回、次いで神奈川・京都11回である。
地域別対戦成績は3勝4敗1分で負け越す。得意は北海道・東北24勝17敗、四国9勝5敗。苦手は愛知が属す東海4勝15敗。関東にも21勝30敗と分が悪い。
45 宮崎県 37点【14点(34) 16点(32) 7点(41)】 35位 D ○準優勝 延岡学園
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都道府県別対戦成績 14勝21敗9分 対戦なし 3 勝率 .400 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・福島県E 4勝2敗 ・愛知県A 4勝4敗 ・千葉県B 6敗 ・大分県D 2勝 ・和歌山県A 3勝3敗 ・東京都A 1勝3敗 ・滋賀県D 2勝 ・高知県A 1勝4敗 ・大阪府A 2勝5敗 |
最多対戦 ①北海道C 5勝4敗(9回)、愛知県8回 ③大阪府 7回 |
地域別対戦成績 3勝5敗 |
☆得意 北信越 9勝5敗 九州 8勝5敗 ★苦手 関東10勝26敗 中国 3勝8敗 |
宮崎県は戦前全国大会の参加はなく、57年夏に初勝利という野球後進県であった。それでも高鍋の活躍、延岡学園の準優勝等で徐々に力をつけてきた。全国的に勝利数34位、勝率32位、上位度41位、総合37点で35位Dランクである。長い間ベスト4が最高成績だったが、2013年夏延岡学園が準優勝を遂げた。
都道府県別対戦成績は14勝21敗9分勝率4割で負け越す。得意は福島に4勝2敗、強豪兵庫にも4勝3敗と優勢である。互角は愛知4勝4敗、うち中京(愛知)に3連敗する。和歌山3勝3敗。苦手は千葉6連敗、東京1勝3敗。高知1勝4敗と強豪に劣勢である。大阪にも2勝5敗と分が悪く、うちPLに3連敗。最多対戦は北海道9回、愛知8回、次いで大阪7回である。
地域別対戦成績は3勝5敗で負け越し、得意は北信越9勝5敗、九州にも8勝5敗と優勢。苦手は関東10勝26敗。中国にも3勝8敗。
44 大分県 55点【17点(31) 19点(29) 19点(29)】 29位 C ◎優勝 津久見2回 〇準優勝 明豊
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都道府県別対戦成績 16勝19敗10分 対戦なし 2 勝率 .457 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・北海道C 6勝1敗 ・長野県C 3勝3敗 ・愛知県A 1勝9敗 ・愛媛県A 3勝1敗 ・栃木県C 4勝4敗 ・神奈川県A 1勝4敗 ・東京都A 3勝6敗 ・大阪府A 2勝6敗 ・奈良県B 2勝5敗 |
最多対戦 ①愛知 10回 ⓶東京都 9回 ②大阪府・栃木県・北海道 8回 |
地域別対戦成績 4勝4敗 |
☆得意 北海道・東北 19勝14敗 ★苦手 近畿13勝22敗 東海 7勝18敗 |
大分県は全国的に勝利数31位、上位度29位、勝率29位、総合55点で29位Cランクである。優勝は昭和40年代に津久見が2度遂げた。
都道府県対戦成績は16勝19敗10分勝率4割5分で負け越す。得意は北海道6勝1敗。愛媛3勝1敗。互角は長野・岩手3勝3敗。苦手は愛知で1勝9敗、うち中京に4連敗、東邦3連敗。神奈川も1勝4敗、東京や大阪にも負け越す。67年春津久見が決勝で勝利をあげた高知(高知)とは2勝3敗、72年夏決勝で勝利をあげた柳井の山口には1勝3敗である。最多対戦は愛知10回、次いで東京9回、北海道・栃木・大阪8回である。
地域別対戦成績は4勝4敗で得意は北海道・東北19勝14敗。苦手は近畿13勝22敗、東海7勝18敗である
43 熊本県 81点【25点(23) 28点(20) 28点(20)】 19位 B ◎優勝 済々黌 ○準優勝 熊本工3回
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都道府県別対戦成績 21勝18敗6分 対戦なし 2 勝率 .538 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・北海道C 4勝1敗 ・和歌山A 3勝3敗 ・愛媛県A 1勝5敗 ・茨城県C 6勝1敗 ・長野県D 2勝2敗 ・大阪府A 2勝10敗 ・富山県E 3勝 ・高知県A 1勝6敗 ・青森県D 2勝6敗 ・埼玉県B 1勝3敗 |
最多対戦 ①愛知 15回 ②大阪 12回 ③東京・静岡 11回 |
地域別対戦成績 5勝3敗 |
☆得意 北信越 9勝4敗 中国 11勝7敗 ★苦手 四国 5勝16敗 |
熊本県は戦前戦後と熊本工が牽引した。全国的には勝利数23位、勝率20位、上位度20位、総合81点で19位Bランク。優勝は済々黌、準優勝は熊本工3回である。
都道府県別対戦成績は21勝18敗6分勝率5割3分で勝ち越す。得意は北海道4勝1敗、富山にも3連勝。茨城にも6勝1敗で、うち常総学院(茨城)に2勝あげる。互角は和歌山3勝3敗。因縁の愛知7勝8敗、熊本工は決勝戦を含み、中京(愛知)に3連敗。しかし、済々黌が58年春決勝で中京を圧倒した。苦手は愛媛1勝5敗、熊本工が96年夏決勝松山商(愛媛)に敗北した。大阪にも2勝10敗、高知にも1勝6敗。青森にも2勝6敗で、うち光星学院(青森)に3連敗。熊本同士の対戦は1度あり、58年春準決勝で済々黌と熊本工が対戦し済々黌が勝ち、優勝に至った。最多対戦は愛知15回、次いで大阪12回、続いて東京・静岡11回である。
地域別対戦成績は5勝3敗、得意は北信越9勝4敗、中国11勝7敗。苦手は四国5勝16敗である。
42 長崎県 46点【15点(33) 15点(33) 16点(32)】 33位 D ◎優勝 清峰 ○準優勝 清峰
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都道府県別対戦成績 13勝25敗8分 対戦なし 1 勝率 .342 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・新潟県E 6勝 ・宮城県C 1勝4敗 ・和歌山県A 2勝2敗 ・大阪府A 3勝6敗 ・兵庫県A 4勝6敗 ・静岡県B、埼玉県A 3敗 |
最多対戦 ①東京都A 4勝7敗(11回) ②兵庫 10回 |
地域別対戦成績 3勝5敗 |
☆得意 北信越 15勝4敗 ★苦手 関東 12勝22敗 |
長崎県は佐賀同様昭和まで長い間低迷し、ベスト4が最高であった。しかし、21世紀になり、清峰が長崎初の優勝、準優勝を遂げた。全国的には、勝利数、勝率33位、上位度32位、総合46点、33位Dランク。
都道府県別対戦成績は13勝25敗8分勝率3割4分で負け越す。得意は新潟6連勝、互角は強豪和歌山2勝2敗。苦手は宮城1勝4敗、兵庫4勝6敗、大阪に3勝6敗で、ベスト4で2度敗北する。清峰が決勝で戦った花巻東の岩手は2勝1敗。最多対戦は東京11回、次いで、兵庫10回、愛知・大阪9回である。
地域別対戦成績は3勝5敗。得意は北信越15勝4敗、四国6勝5敗。苦手は関東12勝22敗である。
41 佐賀県 17点【5点(43) 7点(41) 5点(43)】 43位 E ◎優勝 佐賀商 佐賀北
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都道府県別対戦成績 13勝22敗7分 対戦なし 5 勝率 .371 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・群馬県C 3勝1敗 ・富山県E 3勝3敗 ・神奈川県A 7敗 ・北海道C 3勝3敗 ・愛知県A 1勝6敗 ・徳島県B 3敗 |
最多対戦 ①東京都 8回 ⓶神奈川県・愛知県 7回 |
地域別対戦成績 1勝6敗1分 |
☆得意 北信越 6勝5敗 ★苦手 関東 10勝27敗 東海 6勝10敗 |
佐賀県は昭和まで鹿島のベスト4が最高で、長い間弱小県であった。しかし、平成に入り、佐賀商、佐賀北ががばい旋風で優勝し、侮れない存在になった。全国的には勝利数43位、勝率41位、上位度43位で総合17点、43位Eランクである。
都道府県別対戦成績は13勝22敗7分勝率3割7分で負け越す。得意は群馬3勝1敗、互角は北海道・富山3勝3敗、苦手は神奈川7連敗、徳島3連敗、愛知にも1勝6敗。佐賀勢の決勝で勝利を収めた相手樟南の鹿児島は1勝、広陵の広島は1勝1敗である。最多対戦は、東京8回、次いで神奈川、愛知の7回である。
地域別対戦成績は1勝6敗1分。得意は北信越6勝5敗。苦手は関東10勝27敗、東海6勝10敗である。
40 福岡県 97点 【37点⑪ 25点(23) 35点⑬】 15位 B ◎優勝 小倉2回 三池工 西日本短大付 ○準優勝 小倉2回 久留米商 福岡第一 九州国際大付
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都道府県別対戦成績 22勝19敗5分 対戦なし 1 勝率 .537 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・香川県B 5勝1敗 ・北海道C 8勝7敗 ・和歌山県A 2勝12敗 ・岩手県E 4勝1敗 ・秋田県D 2勝2敗 ・神奈川県A 2勝8敗 ・富山県E 6勝1敗 ・奈良県B 3勝3敗 ・大阪府A 5勝11敗 ・千葉県B 6勝3敗 ・京都府A 3勝3敗 ・広島県A 7勝10敗 ・鹿児島県C、島根県E 3勝 ・東京都A 11勝18敗 |
最多対戦 ①東京都 29回 ②広島県17回 ③大阪府 16回 |
地域別対戦成績 4勝4敗 |
☆得意 北信越 20勝7敗 ★苦手 近畿 22勝40敗 |
福岡県は第1回全国大会に久留米商が出場、戦後まもなく小倉が夏連覇し、その後三池工、西日本短大付の優勝と、九州の牽引車的な存在である。全国的には勝利数11位、勝率23位、上位度13位で総合97点、全国15位Bランク。優勝は小倉2回をはじめ計4回、準優勝は小倉2回をはじめ、計5回である。
都道府県別対戦成績は22勝19敗5分勝率5割を越える。得意は香川に5勝1敗、岩手に4勝1敗、富山にも6勝1敗と圧倒。千葉にも6勝3敗と勝ち越し、決勝戦では三池工が銚子商(千葉)、西日本短大付が拓大紅陵(千葉)を破る。互角の戦いは京都・奈良3勝3敗。苦手は和歌山2勝12敗と大負けするが、48年夏小倉が決勝で桐蔭を破った。神奈川にも分が悪く2勝8敗、九州国際大付は2011年春決勝で東海大相模(神奈川)に敗北。同じように広島にも7勝10敗、88年夏福岡第一が決勝で広島商に敗退した。最多対戦は東京29回、次いで広島17回、大阪16回である。
地域別対戦成績では4勝4敗、得意は北信越20勝7敗。苦手は近畿22勝40敗、関東33勝47敗である。
39 高知県 122点【39⑨ 45点③ 38点⑩ 】 8位 A ◎優勝 高知2回 高知商 伊野商 明徳義塾 ○準優勝 高知商3回 土佐2回 高知 中村
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都道府県別対戦成績 29勝7敗7分 対戦なし 4 勝率 .806 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・北海道C 8勝 ・千葉県B 4勝7敗 ・兵庫県A 11勝3敗 ・埼玉県B 3勝3敗 ・栃木県C 2勝5敗 ・静岡県B 10勝4敗 ・沖縄県B 3勝3敗 ・大阪府A 9勝15敗 ・京都府A 7勝4敗 ・徳島県B 2勝4敗 ・熊本県C 6勝1敗 |
最多対戦 ①大阪府 24回 ②東京都 19回 ③静岡県・兵庫県 14回 |
地域別対戦成績 6勝2敗 |
☆得意 北海道・東北 31勝5敗 東海 22勝12敗 ★苦手 四国 7勝9敗 |
高知県は野球の盛んな四国の地において、戦前は1度も甲子園出場もなく、かやの外であった。しかし、戦後高知商を中心に土佐、高知が台頭し、平成には明徳義塾が出てきて短期間で強豪県に躍り出た。全国的に勝利数9位、上位度10位、勝率3位で総合122点、8位Aランクである。戦前0勝県がこのような躍進は珍しい。優勝は高知2回、高知商、伊野商、明徳義塾と計5回、準優勝は守備交代で全力疾走の土佐2回をはじめ計7回である。
都道府県別対戦成績は29勝7敗7分勝率8割で大勝。得意は北海道8連勝、兵庫11勝3敗、静岡10勝4敗と勝ち越す。互角は埼玉・沖縄3勝3敗。苦手は千葉4勝7敗、栃木2勝5敗。徳島にも分が悪い。強豪大阪も9勝15敗で、うち高知商はPL(大阪)1勝3敗、明徳も大阪桐蔭に1勝2敗で負け越す。最多対戦は大阪24回、次いで東京19回、続いて静岡・兵庫14回である。
地域別対戦成績は6勝2敗。得意は北海道・東北31勝5敗、東海22勝12敗。負け越しは四国7勝9敗である。
38 愛媛県 120点 【38点⑩ 43点⑤ 39点⑨】 9位 A ◎優勝 松山商7回 西条 宇和島東 済美 〇準優勝 松山商4回 済美2回 新居浜商 新田
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都道府県別対戦成績 28勝8敗⑨ 対戦なし 2 勝率 .778 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・熊本県C 5勝1敗 ・茨城県C 6勝6敗 ・群馬県C 3勝7敗 ・東京都A 9勝4敗 ・大阪府A 10勝10敗 ・北海道C 6勝10敗 ・神奈川県A 7勝2敗 ・兵庫県A 10勝10敗 ・広島県A、京都府A 7勝4敗 |
最多対戦 ①大阪府、兵庫県 20回 ③愛知県A 8勝6敗(14回) |
地域別対戦成績 8勝 |
☆得意 東海 25勝15敗 関東 44勝30敗 北信越 17勝5敗 |
愛媛県は野球の発祥地と言われ、昔から野球の盛んな地域である。高校野球黎明期から松山商
が活躍し、その後西条、宇和島東、済美と活躍し、全国でも屈指の強豪県である。全国的に勝利数10位、勝率5位、上位度9位で総合120点、9位Aランク。優勝は松山商7回、西条、宇和島東、済美と計10回。準優勝は松山商4回をはじめ計8回である。
都道府県別対戦成績は28勝8敗9分勝率7割7分と大きく勝ち越す。得意は熊本5勝1敗。印象深いのは96年夏松山商が決勝で熊本工に奇跡のバックホームで辛勝した。関東の強豪東京9勝4敗、神奈川7勝2敗と相性が良い。京都にも7勝4敗で、うち松山商が平安(京都)に4連勝する。互角は茨城6勝6敗、近畿の強豪大阪、兵庫とも互角の戦いをする。松山商は兵庫との決勝は2勝1敗である。苦手は意外にも郡馬と北海道で、郡馬には2010年以降3連敗、北海道には2004年夏決勝で済美が駒大苫小牧に敗れた。忘れてならないのが69年夏決勝再試合をした松山商と三沢(青森)、松山商が勝利を収めるが、青森と4勝2敗である。最多対戦はと大阪と兵庫20回、続いて愛知8勝6敗(14回)、松山商対中京の古豪対決は中京3勝1敗で、決勝でも中京が2連勝。
地域別対戦成績は大阪に続く8勝。すべての地域勝ち越し、特に東海25勝15敗、関東44勝30敗、北信越17勝5敗と大勝する。
37 徳島県 106点【32点⑯ 40点⑧ 34点⑭ 】 12位 B ◎優勝 池田3回 徳島商 鳴門 徳島海南(現海部) 〇準優勝 池田2回 鳴門2回 徳島商 鳴門工(現鳴門渦潮)
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都道府県別対戦成績 26勝17敗3分 対戦なし 1 勝率 .605 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・広島県A 6勝1敗 ・宮城県B 3勝3敗 ・千葉県B 4敗 ・栃木県C 6勝1敗 ・三重県D 2勝2敗 ・岐阜県B 1勝5敗 ・愛知県A 9勝5敗 ・島根県E 2勝2敗 ・神奈川県A 3勝6敗 ・兵庫県A 13勝8敗 ・愛媛県A 3敗 ・山口県C 5勝1敗 ・鹿児島県C 1勝4敗 |
最多対戦 ①兵庫 21回 ②東京 15回 ③愛知 14回 |
地域別対戦成績 5勝2敗1分 |
☆得意 中国 19勝7敗 北海道・東北 24勝11敗 ★苦手 関東 25勝30敗 |
徳島県は四国では香川や愛媛に後れをとっていた。戦後になり、徳島商が優勝してから鳴門、海南が優勝し、高校野球界に革命を起こした強打の池田が登場し、強豪県に名を連ねた。
全国的に勝利数16位、上位度14位、勝率8位、総合106点で12位Bランクである。優勝は池田3回、鳴門、徳島商、海南の計6回、準優勝は池田・鳴門が2回、徳島商、鳴門工計6回である。
都道府県別対戦成績は26勝17敗3分勝率6割強。得意は強豪広島6勝1敗、海南が63年夏決勝で尾道商(広島)、池田が82年夏決勝で広島商に勝利。栃木にも6勝1敗と圧倒し、86年春決勝で池田が宇都宮南(栃木)に勝利。強豪の愛知や兵庫にも勝ち越し、池田は強豪中京(愛知)に2勝1敗。互角は宮城3勝3敗。苦手は千葉4連敗、愛媛3連敗、神奈川にも3勝6敗で、うち横浜に1勝5敗を喫する。岐阜も1勝5敗である。最多対戦は兵庫21回、次いで東京15回、愛知14回である。
地域別対戦成績では5勝2敗1分。得意は中国、北海道・東北。苦手は関東である。
36 香川県 96点 【31点⑰ 29点⑲ 36点⑫ 】 16位 B ◎優勝 高松商4回 観音寺中央 〇準優勝 高松商3回 坂出商
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都道府県別対戦成績 18勝19敗9分 対戦なし 1 勝率 .486 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・北海道C 7勝2敗 ・新潟県E 3勝3敗 ・福岡県B 1勝5敗 ・大阪府A 8勝4敗 ・山口県C 2勝2敗 ・群馬県C 3敗 ・兵庫県A 8勝4敗 ・福井県D 2勝2敗 ・神奈川県A 1勝6敗 ・京都府A、鳥取県D 6勝3敗・和歌山県A 7勝7敗 ・東京都A 5勝10敗 |
最多対戦 ①愛知県A 7勝10敗(17回) ②東京都A (15回) |
地域別対戦成績 4勝4敗 |
☆得意 近畿 32勝23敗 ★苦手 東海 11勝20敗 九州 6勝11敗 |
香川県は高松中が第1回全国大会に出場し、春の選抜第1回大会で高松商が優勝、野球どころ四国では、愛媛と二分する野球王国であった。しかし、その後不振が続き、かつての強豪県が色あせてきた。全国的には勝利数17位、勝率19位、上位度12位で総合96点、16位Bランクである。優勝は高松商4回、観音寺中央で計5回。準優勝は高松商3回、坂出商で計4回である。
都道府県別対戦成績は18勝19敗9分勝率5割弱。得意は北海道7勝2敗、強豪大阪、兵庫にも8勝4敗、高松商は関西学院(兵庫)に2勝1敗。互角は和歌山7勝7敗、新潟3勝3敗、山口、福井も2勝2敗。苦手は福岡1勝5敗、郡馬3連敗、神奈川には1勝6敗、東京にも5勝10敗と負け越すが、高松商は決勝で早実(東京)に2連勝。最多対戦は愛知県7勝10敗(17回)、愛知とは分が悪いが、高松商は瑞陵(愛知)に4連勝。次いで東京15回、広島7勝6敗(13回)である。
地域別対戦成績では4勝4敗、得意は近畿32勝23敗、中国23勝15敗。苦手は東海11勝20敗、九州6勝11敗である。
35 山口県 80点 【28点⑳ 22点(26) 30点⑱ 】 22位 C ◎優勝 下関商 柳井 ○準優勝 下関商2回 宇部商 柳井 防府商工 早鞆 下関国際 |
都道府県別対戦成績 16勝19敗10分 対戦なし2 勝率 .457 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・三重県D 3勝 ・長野県C 4勝4敗 ・茨城県C 4敗 ・新潟県E 3勝 ・東京都A 7勝7敗 ・埼玉県B 1勝6敗 ・和歌山県A 5勝3敗 ・千葉県A 3勝3敗 ・徳島県B 1勝5敗 ・愛知県A 6勝10敗 |
最多対戦 ①愛知県 16回 ②大阪府 15回 ⓷東京都 14回 |
地域別対戦成績 4勝4敗 |
☆得意 北信越13勝6敗 ★苦手 四国8勝15敗 近畿20勝28敗 |
山口県は下関商、柳井の活躍で脚光を浴びた。その後宇部商の活躍も見られたが、平成になると初戦8連敗もあり、下降気味である。全国的には勝利数20位、勝率26位、上位度18位、総合80点22位Cランクである。優勝は柳井、下関商の2回、準優勝は下関商2回、宇部商、柳井、防府商(現防府商工)早鞆の計6回である。
都道府県別対戦成績は16勝19敗10分勝率4割5分と負け越す。得意は三重と新潟に3連勝。強豪和歌山に5勝3敗。互角は長野4勝4敗、強豪の東京・千葉にも互角に戦う。苦手は茨城4連敗、埼玉1勝6敗、徳島1勝5敗、しかし、徳島の1勝は58年夏柳井が決勝で徳島商に勝った貴重な勝利である。また、宇部商が決勝で惜敗したKKコンビのPL学園の大阪には5勝9敗。最多対戦は愛知県16回、次いで大阪15回、東京都14回である。
地域別対戦成績は4勝4敗で、得意は北信越13勝6敗。苦手は四国8勝15敗、近畿20勝28敗である。
34 広島県 126点 【42点⑥ 42点⑥ 42点⑥】 5位 A ◎優勝 広島商7回 広陵3回 呉港 崇徳、 ○準優勝 広陵7回 広島商2回 尾道商2回
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都道府県別対戦成績 29勝16敗1分 対戦なし1 勝率 .644 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・長野県C 14勝1敗 ・東京都A 9勝13敗 ・北海道C 10勝1敗 ・神奈川県A 4勝9敗 ・静岡県B 8勝1敗 ・兵庫県A 9勝12敗 ・大阪府A 8勝5敗 ・徳島県B 1勝6敗 ・愛知県A 14勝9敗 |
最多対戦 ①愛知県23回 ②兵庫・東京22回 ③福岡県B 17回 |
地域別対戦成績 6勝2敗 |
☆得意 北海道・東北 30勝7敗 北信越 27勝4敗 ★苦手 四国 14勝24敗 |
山陽の野球どころ広島県は、高校野球黎明期から広島商、広陵の2強が活躍する強豪で、当時広島商優勝4回は最多であった。戦後も広島商、広陵の2強時代は続き、広島の野球界をリードした。全国的にも勝利数、勝率、上位度すべて6位で総合126点、全国5位で当然Aランク。優勝は広島商7回、広陵3回、呉港、崇徳と計12回、準優勝も広陵7回、広島商2回、尾道商2回、計11回である。
都道府県別対戦では29勝16敗1分勝率6割4分で大きく勝ち越す。得意は長野で14勝1敗、特に広陵は松商学園(長野)に5勝1敗(決勝戦2連勝)と相性が良い。北海道にも10勝1敗、静岡にも8勝1敗で、73年夏広島商が決勝で静岡に勝利した。また、全国1・2位を誇る大阪、愛知にも勝ち越す。苦手は関東の強豪東京、神奈川。東京には9勝13敗、神奈川には4勝9敗、73年春広島商が決勝で横浜に敗れた。徳島にも1勝6敗で、82年夏広島商が決勝で強打の池田(徳島)に大敗、翌83年夏も敗れた。最多対戦は愛知23回、次いで兵庫22回、次いで東京22回、続いて福岡17回である。
地域別対戦成績は6勝2敗、得意は北海道・東北30勝7敗。北信越27勝4敗。苦手は、四国14勝24敗である。
33 岡山県 75点 【 26点(22) 26点(22) 22点(26)】 24位 C ◎優勝 岡山東商 ○準優勝 岡山理大附
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都道府県別対戦成績 19勝18敗7分 対戦なし 3 勝率 .514 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・新潟県E 4勝 ・宮崎県D 2勝2敗 ・東京都A 4勝9敗 ・和歌山県A 4勝2敗 ・福岡県B 3勝3敗 ・神奈川県A 5敗 ・北海道C 6勝2敗 ・青森県D 4勝4敗 ・愛知県A 4勝9敗 ・秋田県D 4勝1敗 ・高知県A 3勝7敗 ・三重県 3勝 ・鹿児島県C 4敗 |
最多対戦 ①愛知県・東京都 13回 ③兵庫県 11回 |
地域別対戦成績 3勝5敗 |
☆得意 北海道・東北 26勝11敗 ★苦手 関東 17勝30敗 |
岡山県は岡山東商の優勝、岡山理大付の準優勝があり、優勝・準優勝とも1度ずつだが、ベスト4は実に13回もある。中々準決勝の壁が破れない。全国的には勝利数、勝率、上位度も20番前半で総合75点、24位Cランクである。
都道府県別対戦成績は19勝18敗7分勝率5割1分で勝ち越す。得意は新潟4連勝、三重3連勝、強豪和歌山にも4勝2敗と勝ち越し、優勝した岡山東商は決勝で市和歌山商を倒した。苦手は東京4勝9敗、65年夏岡山東商は春夏連覇を狙って、1回戦日大二(東京)をリードしたが、降雨コールド試合となり、再試合で敗れた。神奈川には全く歯が立たず5連敗。強豪の愛知や高知にも分が悪い。岡山理大付が決勝で負けた桐生一の群馬も1勝3敗とやはり分が悪い。最多対戦は愛知・東京13回、次いで兵庫11回。
地域別対戦成績は3勝5敗。得意は北海道・東北26勝11敗、苦手は関東17勝30敗である。
32 島根県 12点【4点(44) 2点(46) 6点(42) 】 44位 E
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都道府県別対戦成績 8勝27敗5分 対戦なし 7 勝率 .229 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・山梨県D 3勝 ・新潟県E 2勝2敗 ・愛知県A 10敗 ・岩手県E 2勝 ・沖縄県B 2勝2敗 ・静岡県B 7敗 ・佐賀県E 3勝 ・徳島県B 2勝2敗 ・東京都A 1勝6敗 ・奈良県B 2勝2敗 ・大阪府A・和歌山県A 4敗 |
最多対戦 ①愛知 10回 ②北海道 9回 ③東京都・静岡県 7回 |
地域別対戦成績 8敗 |
★苦手 東海 2勝20敗 関東 8勝22敗 |
島根県は大正時代に杵築中(大社)と松江中(松江北)がベスト4に進む活躍をした。そして、江の川(現石見智翠館)は1988年夏ベスト4に進んだものの、ベスト4が最高で、最高成績ベスト4の3県に入る。昭和から平成にかけて初戦で12連敗。全国的にも勝利数44位、勝率46位、上位度42位で、総合12点で44位Eランクである。
都道府県別対戦成績は8勝27敗5分勝率2割2分。得意は山梨・佐賀3連勝、岩手2連勝。互角の戦いは徳島と沖縄に2勝2敗。苦手は愛知には歯が立たず10連敗、静岡にも7連敗、大阪・和歌山に4連敗、東京にも1勝6敗と大きく負け越す。東京の1勝は98年夏浜田が帝京からあげたもの。
最多対戦は愛知10回、次いで北海道9回、東京・静岡7回である。
地域別対戦成績は8敗で、大きく負け越すのが東海2勝20敗、関東8勝22敗である。
31 鳥取県 27点 【7点(41) 6点(42) 14点(34)】 40位 D ○準優勝 米子東
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都道府県別対戦成績 10勝25敗5分 対戦なし 7 勝率 .286 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・青森県D 3勝 ・京都府A 3勝3敗 ・和歌山県A 7敗 ・岩手県E 3勝 ・兵庫県A 1勝7敗 ・岐阜県B 2勝7敗 |
最多対戦 ①東京都A 3勝6敗 (9回) 岐阜県(9回) ②兵庫県(8回) |
地域別対戦成績 1勝7敗 |
☆得意 北海道・東北13勝12敗 ★苦手 近畿5勝26敗 四国5勝11敗 |
鳥取県が誇れることは、第1回全国大会に鳥取一中(現鳥取西)が出場し、1回戦第1試合に広島中(現国泰寺)と対戦し、記念すべき初勝利を収めたことだ。高校野球黎明期から野球が盛んで、鳥取は全国ベストテンに名を並べる強豪県であった。しかし、60年春米子東が準優勝をあげた以後長期間低迷を続ける。全国的にも勝利数、勝率40番代、上位度34位で総合27点、40位Dランク。
都道府県別対戦成績は10勝25敗5分勝率2割8分で大きく負け越し。得意は青森D、岩手Eに3連勝。互角は京都A3勝3敗、第1回大会で勝利した広島には2勝1敗で勝ち越す。苦手は和歌山A7連敗、うち鳥取西は桐蔭(和歌山)に3連敗。兵庫A1勝7敗、岐阜に2勝7敗と分が悪い。米子東が決勝で敗れた高松商の香川には3勝6敗、うち米子東は高松商に3連敗。最多対戦は東京3勝6敗と岐阜の9回で、次いで兵庫の8回である。
地域別対戦成績は1勝7敗で大きく負け越し、唯一勝ち越しは北海道・東北13勝12敗、大きく負け越しているのが近畿5勝26敗、四国5勝11敗である。
30 和歌山県 125点【43点⑤ 39点⑨ 43点⑤】 6位 A ◎優勝 箕島4回 桐蔭3回 智弁和歌山4回 向陽2回 う○準優勝 桐蔭4回 智弁和歌山4回 向陽 市和歌山商
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都道府県別対戦成績 23勝14敗9分 対戦なし 1 勝率 .622 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・福岡県B 12勝2敗 ・京都府A 7勝7敗 ・鹿児島県C 9敗 ・鳥取県D 7勝 ・群馬県C 3勝3敗 ・愛知県A 7勝20敗 ・北海道C 15勝5敗 ・岐阜県B 7勝7敗 ・山梨県D 1勝3敗 ・愛媛県A 6勝2敗 ・福島県E 1勝3敗 ・東京都A 14勝11敗 |
最多対戦 ①愛知県 27回 ②東京都 25回 ③大阪府 24回 |
地域別対戦成績 7勝1敗 |
☆得意 北信越24勝6敗 北海道・東北28勝12敗 ★苦手 東海 25勝36敗 |
和歌山県は黎明期和歌山中(現桐蔭)という怪物チームが存在し、高校野球界をリードした。戦時中は海草中(現向陽)が出現し2連覇。60年代後半から箕島が出現し春夏連覇、平成には智弁和歌山が台頭し、どの時代にも強豪校が出現し上位を保った。全国的にも勝利数・上位度5位、勝率9位で総合125点、6位Aランクである。優勝は桐蔭、箕島、智弁和歌山、向陽計13回。準優勝も前記のチームに市和歌山商(現市和歌山)が加わり計10回である。
都道府県別対戦成績は23勝14敗9分勝率6割2分で勝ち越し、福岡12勝2敗、鳥取7連勝、そのうち桐蔭は鳥取西に3連勝。北海道15勝5敗、東京14勝11敗である。互角の戦いは、京都7勝7敗。大阪との阪和対決は和歌山10勝13敗、強豪校対決も浪商が桐蔭に2勝1敗、36年夏決勝で浪商が桐蔭を破る。箕島対PLは箕島の2勝1敗である。70年春決勝でも箕島が北陽(大阪)を破った。苦手は意外や鹿児島に9連敗。愛知にも7勝20敗、中京(愛知)が向陽に、東邦(愛知)が海南にそれぞれ3連勝する。また、弱小の山梨や福島に1勝3敗と負け越す。最多対戦は愛知27回、次いで東京25回、続いて大阪24回である。
地域別対戦成績は7勝1敗と勝ち越し、得意は北信越24勝6敗、北海道・東北28勝12敗、苦手は東海25勝36敗である。
29 奈良県 100点【 36点⑫ 34点⑭ 30点⑰】 14位 B ◎優勝 天理3回 智弁学園 準優勝 智弁学園
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都道府県別対戦成績 25勝12敗9分 対戦なし 1 勝率 .676 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・秋田県D 6勝1敗 ・栃木県C 4勝4敗 ・神奈川県A 2勝12敗 ・新潟県E 4勝 ・愛知県A 4勝4敗 ・愛媛県A 1勝6敗 ・北海道C 9勝4敗 ・大阪府A 4勝4敗 ・群馬県C 6勝9敗 ・大分県C 5勝2敗 ・福岡県B 3勝3敗 |
最多対戦 ①東京都 19回 ⓶群馬県 15回 ③神奈川県 14回 |
地域別対戦成績 5勝2敗1分 |
☆得意 北海道・東北 29勝16敗 ★苦手 近畿 10勝12敗 |
奈良県は戦前から60年代まで強豪近畿において、滋賀と共に低迷した。奈良が70年代から上昇したのは天理の活躍で、80年代から90年代3度優勝すると、強豪近畿の仲間入りをした。全国的には勝利数、勝率、上位度とすべて10番代で、総合100点で14位Bランクである。優勝は天理3回、智弁学園の計4回。準優勝は智弁学園である。
都道府県別対戦成績は25勝13敗9分勝率6割7分と勝ち越す。得意は秋田D6勝1敗、新潟E4連勝、北海道C9勝4敗に勝ち越す。互角の戦いはAランク愛知で、天理は97年春決勝で中京(愛知)に勝利した。大阪Aにも4勝4敗。苦手は神奈川Aで、2勝12敗と大きく負け越し、愛媛A、群馬Cにも分が悪い。最多対戦は東京19回、次いで群馬15回、神奈川14回と関東勢との対戦が多い。
地域別対戦成績は5勝2敗1分で、得意は北の地域に強く北海道・東北29勝16敗、苦手は近畿10勝12敗と負け越す。
28 兵庫県 133点【46位② 41位⑦ 46点② 】 3位 A ◎優勝 報徳学園3回 市神港2回 関西学院2回 神戸 甲陽学院 芦屋 洲本 育英 東洋大姫路 ○準優勝 明石2回 神戸商 育英 関西学院 芦屋 鳴尾 報徳学園
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都道府県別対戦成績 28勝14敗5分 勝率 .674 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・岩手県E 10勝1敗 ・愛媛県A 10勝10敗 ・高知県A 3勝11敗 ・福井県C 9勝1敗 ・山梨県D 5勝5敗 ・大阪府A 10勝17敗 ・鳥取県D 7勝1敗 ・青森県D 2勝6敗 ・東京都A 22勝17敗 ・徳島県B 8勝13敗 ・京都府A 10勝6敗 ・香川県B 4勝8敗 |
最多対戦 ①愛知県 20勝25敗(45回) ②東京 39回 |
地域別対戦成績 5勝3敗 |
☆得意 北信越 23勝4敗 ★苦手 東海 37勝41敗 四国 25勝42敗 |
甲子園の地元兵庫県は地の利もあり、高校野球黎明期から神戸一中(現神戸)、関西学院中、神戸商、甲陽学院などが活躍し、さらに市神港、育英、明石、戦後は芦屋、報徳学園、東洋大姫路等が時代と共に強豪が入れ替わり出現し、好調さを現在まで保つ。全国的にも勝利数2位、勝率7位、上位度2位で総合133点、3位Aランクである。優勝は報徳3回をはじめ、市神港2回等計13回(全国4位)準優勝も明石2回をはじめ計8回である。
都道府県対戦成績は28勝14敗5分勝率6割7分で大きく勝ち越し。得意は岩手E10勝1敗、福井C9勝1敗、鳥取D7勝1敗、東京Aにも22勝17敗と勝ち越す。京都にも10勝6敗と勝ち越し、報徳は平安(京都)に3連勝する。81年夏決勝でも報徳が京都商を倒した。互角の戦いは愛媛県10勝10敗、愛媛の強豪松山商は明石に3連勝、甲陽にも2勝1敗で決勝でも2勝1敗で、兵庫の優勝を2度阻んだ。苦手は高知3勝11敗、お隣大阪とは10勝17敗と負け越し、決勝対決は1勝1敗、いずれも芦屋がらみで八尾に勝利し、北野に敗北。その他、徳島、香川にも分が悪く、中でも青森に2勝6敗は意外であった。最多対戦は愛知20勝25敗(45回・全国1位)、この強豪同士も報徳は東邦(愛知)に2勝3敗、しかも1イニング11点献上した記録がある。中京(愛知)にも1勝2敗である。
地域別対戦成績は5勝3敗で勝ち越し。得意は北信越23勝4敗、北海道・東北51勝28敗と大勝。苦手は四国25勝42敗と負け越す。
27 大阪府 141点【 47点① 47点① 47点①】 1位 A ◎優勝 PL学園7回 大阪桐蔭9回 大体大浪商4回 北野 明星 興国 上宮 近大付 履正社 ○準優勝 PL4回 浪商3回 市岡 八尾 上宮 関大一 北陽 大鉄 履正社 |
都道府県別対戦成績 37勝6敗4分 勝率 .860 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・北海道C 14勝3敗 ・宮城県B 8勝8敗 ・愛知県A 19勝25敗 ・神奈川県A 17勝10敗 ・愛媛県A 10勝10敗 ・広島県A 5勝8敗 ・兵庫県A 17勝10敗 ・香川県B 4勝8敗 ・三重県D 10勝1敗 |
最多対戦 ①愛知44回 ②東京 29勝14敗(43回) ③神奈川 27回 |
地域別対戦成績 8勝 |
☆得意 九州 51勝17敗 北信越 31勝10敗 |
大阪府は戦前市岡や浪華商の活躍はあったものの、ライバル愛知や兵庫に後れをとっていた。しかし、昭和末期のPL学園と平成の大阪桐蔭という怪物チームが現れ、一気にライバルを追い越し、トップに躍り出た。全国的にも勝利数、勝率、上位度すべて1位、総合点も141点で堂々の1位、無論Aランクである。優勝はPL7回、大阪桐蔭9回、大体大浪商4回等計25回で、全国1位。準優勝もPL、浪商以下14回を数える。校名をあげただけでも強豪校が多いことが分かるが、最近では大阪桐蔭、履正社2強の構図である。
都道府県別対戦成績は37勝6敗4分勝率8割6分と全国1位。得意は北海道C14勝3敗。神奈川A17勝10敗で、決勝対戦は神奈川2勝1敗、PL対横浜の名門対決も横浜2勝1敗。東京にも29勝14敗で勝ち越すが、決勝戦は東京4勝2敗。互角の戦いは愛媛10勝10敗、宮城B8勝8敗である。苦手は古豪愛知、広島、香川に負け越す。大阪同士の対戦は61年春浪商対明星、大阪桐蔭対履正社2回である。最多対戦は愛知44回、次いで東京43回、神奈川27回と続く。
地域別対戦成績は8勝全勝で、九州や北信越に大勝する。
26 京都府 113点 【40点⑧ 32点⑯ 41点⑦】 10位 A ◎優勝 龍谷大平安 4回 京都二中(現鳥羽) 京都一商(現西京) ○準優勝 龍谷大平安4回 京都商2回 京都成章 京都外大西 京都二中(現鳥羽) 京都二商
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都道府県別対戦成績 22勝16敗9分 対戦なし 1 勝率 .579 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・北海道C 10勝3敗 ・静岡県B 5勝5敗 ・埼玉県B 4勝9敗 ・群馬県C 12勝2敗 ・和歌山県A7勝7敗 ・東京都A 11勝17敗 ・鹿児島県C 7勝4敗 ・兵庫県A 6勝10敗 ・茨城県C 5連勝 ・高知県A 4勝7敗 |
最多対戦 ①東京都 28回 ②愛知県A 9勝12敗 (21回) |
地域別対戦成績 4勝3敗1分 |
☆得意 北海道・東北 35勝15敗 ★苦手 四国13勝21敗 東海22勝29敗 |
京都府の快挙は108年前の第1回全国大会で京都二中が優勝したこと。その後、平安が優勝を遂げるなど強豪京都の名を高めた。全国的にも勝利数8位、勝率16位、上位度7位、総合113点で10位Aランクである。優勝は平安4回、京都二中、京都一商で計6回、準優勝も平安4回をはじめ、計10回である。
都道府県別対戦成績は22勝16敗9分勝率5割7分と勝ち越す。得意は北海道10勝3敗、しかし京都外大西は決勝で駒大苫小牧に惜敗した。群馬12勝2敗、鹿児島7勝4敗にも勝ち越す。互角の戦いは静岡、和歌山である。苦手は埼玉4勝9敗で、新旧都対決の東京にも11勝17敗と分が悪い。最多対戦2位の愛知にも分が悪く9勝12敗、そのうち平安対中京の名門対決は、中京が5連勝と圧倒する。決勝で3度対戦した平安と岐阜商は、平安が2勝1敗(通算では平安3勝2敗)で優る。しかし、岐阜とは4勝9敗で負け越す。京都同士の対戦は4度あり、うち1度は48年春決勝で京都一商対京都二商が対戦した。最多対戦は東京の28回、次いで愛知21回である。
地域別対戦成績は4勝3敗1分、北海道・東北に35勝15敗と大きく勝ち越す。苦手は、四国13勝21敗、東海22勝29敗である。
25 滋賀県 38点【13点(35) 13点(35) 9点(36)】 35位 D ○準優勝 近江2
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都道府県別対戦成績 13勝21敗7分 対戦なし 6 勝率 .382 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・三重県D 3勝1敗 ・栃木県C 2勝2敗 ・広島県A 5連敗 ・岩手県E 4勝2敗 ・愛媛県A 2勝2敗 ・高知県A 4連敗 ・東京都A 1勝6敗 |
最多対戦 ①群馬県C(5勝4敗)9回 ⓶東京都A・宮城県C・岐阜県B(7回) |
地域別対戦成績 1勝7敗 |
☆得意 北海道・東北17勝15敗 ★苦手 近畿 5勝12敗 中国 8連敗 |
滋賀県は強豪近畿の中でぽっかり空いた弱小県である。京滋代表もほとんど京都にとられ、初出場から7連敗し、昭和後半には13連敗を喫す。それでも2001年夏近江が決勝まで進み準優勝を遂げた。全国的には勝利数、勝率、上位度といずれも30番後半の順位、総合38点で35位Dランクである。
都道府県別対戦成績は13勝21敗7分勝率3割8分で大きく負け越す。得意は三重D3勝1敗。互角には愛媛A、栃木C。苦手は広島A5連敗、高知A4連敗で全く歯が立たない。近江が決勝で敗れた日大三の東京にも1勝6敗で大敗する。最多対戦は群馬9回、2位は東京・宮城・静岡7回。 地域別対戦成績は1勝7敗。苦手は近畿4勝12敗、中国8連敗である。
24 三重県 35点 【10点(38) 13点(35) 12点(36)】 37位 D ◎優勝 四日市 三重 ○準優勝 三重
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都道府県別対戦成績 10勝27敗7分 対戦なし 3 勝率 .270 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・兵庫県A 3勝 ・高知県A 2勝2敗 ・大阪府A 1勝10敗 ・徳島県B 2勝2敗 ・茨城県C、山口県C 3敗
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最多対戦 ①大阪府 11回 ②愛媛県 9回 |
地域別対戦成績 2勝6敗 |
☆得意 東海 4勝1敗 ★苦手 関東 8勝15敗 近畿12勝24敗 |
三重県は第1回大会で宇治山田中が出場したものの、その後愛知や岐阜に代表を拒まれ、長い間低迷した。県初勝利は55年夏四日市で、そのまま勢いに乗り優勝。その後、三重や海星の活躍で徐々に力をつけた。それでも全国的には勝利数、勝率、上位度とすべて30番代で、総合35点で37位Dランクである。優勝は四日市、三重の2回、準優勝は三重である。
都道府県別対戦成績は10勝27敗7分勝率2割7分。得意は兵庫Aで3連勝、互角の戦いは徳島B・高知A2勝2敗。東京Aにも善戦し、69年春三重が決勝で東京の堀越に勝利した。苦手は大阪Aで1勝10敗と大きく負け越し、2014年夏三重が決勝で敗れたのは大阪桐蔭である。茨城Cや山口Cにも3連敗と分が悪い。最多対戦は大阪11回、次いで愛媛9回である。
地域別対戦成績は2勝6敗。得意は東海、苦手は関東、近畿などである。
23 愛知県 134点【 44点④ 45点③ 45点③】 2位 A ◎優勝 中京大中京11回 東邦5回 愛知一中(旭丘) 愛知商(瑞陵) 愛工大名電 ○準優勝 中京大中京4回 東邦3回 一宮中 愛工大名電
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都道府県別対戦成績 31勝12敗4分 勝率 .721 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・島根県E 10勝 ・奈良県B 4勝4敗 ・北海道C 3勝6敗 ・大分県C 9勝1敗 ・宮崎県D 4勝4敗 ・広島県A 9勝14敗 ・鹿児島県C 8勝1敗 ・徳島県B 5勝9敗 ・和歌山県A 20勝7敗 ・兵庫県A 25勝20敗 ・大阪府A 25勝19敗 |
最多対戦 ①兵庫県 45回(25勝20敗) ⓶大阪府 44回(25勝19敗) |
地域別対戦成績 7勝1敗 |
☆得意 近畿89勝60敗 九州48勝25敗 ★苦手 四国 24勝29敗 |
愛知県は中京や東邦など強豪校がひしめき、黎明期から昭和まで高校野球界をリードしてきた。しかし、最近はPLや大阪桐蔭の怪物校が現れ、大阪に押され気味だが、それでも強豪には変わりない。全国的に勝利数4位、勝率3位、上位度3位で総合134点、大阪に次ぐ2位Aランク。優勝は最多優勝回数を誇る中京11回、東邦5回、愛知一中(現旭丘)愛知商(現瑞陵)愛工大名電で計19回、準優勝は9回である。
都道府県別対戦成績は31勝12敗4分勝率7割2分で大きく勝ち越す。得意は島根に10連勝、大分9勝1敗、鹿児島8勝1敗と圧倒。特筆されるのは、近畿の強豪大阪A25勝19敗、兵庫A25勝20敗と勝ち越す。しかもこの2府県とも全国対戦数1位45回、2位44回。互角の戦いは、奈良B・宮崎D4勝4敗。苦手は、広島A9勝14敗で中京が31年春決勝で広島商に敗れた。意外なところは北海道に3勝6敗で負け越す。また同県同士の対戦も4度あり、しかも選抜では中京商対東邦商、東邦商対一宮中と2度決勝で戦った。
地域別対戦成績では7勝1敗と大きく勝ち越し、近畿に89勝60敗、九州に48勝25敗、関東、中国にも勝ち越す。唯一負け越しは四国で24勝29敗である。
22 静岡県 94点【34点⑭ 27位㉑ 33点⑮ 】 17位 B ◎優勝 静岡 静岡商 韮山 浜松商 常葉菊川 ○準優勝 静岡2回 静岡商2回 島田商 常葉菊川
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都道府県別対戦成績 20勝19敗6分 対戦なし 2 勝率 .513 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・島根県E 7勝 ・京都府A 5勝5敗 ・広島県A 1勝8敗 ・北海道C 6勝2敗 ・高知県A 4勝10敗 ・千葉県B 7勝5敗 ・茨城県C 2勝2敗 ・愛知県A 3勝8敗 ・香川県B 6勝3敗 ・兵庫県A 5勝11敗 |
最多対戦 ①大阪府A 9勝14敗(23回) ②兵庫県 16回 |
地域別対戦成績 3勝5敗 |
☆得意 北海道・東北 18勝9敗 九州24勝13敗 ★苦手 東海5勝15敗 |
静岡県は黎明期から現在に至るまで、常に上位に食い込む好調さを見せる。勝利数14位、勝率21位、上位度15位で、総合94点17位Bランクである。優勝は、静岡、静岡商、韮山、浜松商、常葉菊川とすべて違う学校で5回、準優勝は、静岡・静岡商が2回ずつ、島田商、常葉菊川で計6回である。
都道府県別対戦成績は20勝19敗6分勝率5割強で勝ち越し。得意は島根7連勝、北海道6勝2敗、千葉や香川にも勝ち越す。互角はAランクの京都。苦手は広島A1勝8敗で、広陵に3連敗、さらに73年夏静岡が決勝で広島商に敗れた。高知にも分が悪く4勝10敗、しかし、韮山は決勝で高知商に勝った。愛知にも3勝8敗、54年夏静岡商が決勝で中京商(愛知)に敗れた。最多対戦は大阪9勝14敗(23回)、静岡県勢は決勝で2度も大阪勢に破れ涙を飲む。次いで兵庫の16回である。
地域別対戦成績は意外や3勝5敗。得意は北海道・東北18勝9敗、九州24勝13敗。苦手は自らも属する東海で5勝15敗、愛知だけでなく岐阜にも2勝5敗と分が悪い。
21 岐阜県 107点【33点⑮ 37点⑪ 37点⑪ 】 11位 B ◎優勝 県岐阜商 4回 ○準優勝 県岐阜商 6回 岐阜 大垣日大
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都道府県別対戦成績 23勝17敗4分 対戦なし 3 勝率 .575 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・東京都A 6勝 ・群馬県C 2勝2敗 ・神奈川県A 2勝7敗 ・広島県A 8勝4敗 ・鹿児島県C 2勝2敗 ・愛知県A 5勝12敗 ・京都府A 9勝4敗 ・和歌山県A 7勝7敗 ・愛媛県A 1勝5敗 ・兵庫県A 8勝6敗 ・沖縄県B 1勝6敗 ・滋賀県D 6勝1敗 |
最多対戦 ①大阪府・愛知県 17回 ②和歌山県14回 ③京都府・福岡県 13回 |
地域別対戦成績 3勝3敗2分 |
☆得意 北海道・東北15勝5敗 近畿43勝31敗 ★苦手 東海10勝15敗 |
岐阜県は強豪愛知と地区が競合するため、力があっても中々出場できなかった。県岐阜商が選抜第9回大会、夏の選手権は22回大会で初出場した。しかもこの大会でいずれも優勝を飾る。戦前の岐阜県は県岐阜商の独壇場で優勝4回、準優勝2回。当時「東海を制するものは全国を制す」と言われ、当然岐阜県もその中にいた。全国的には勝利数、勝率、上位度共に10番代、総合107点で11位Bランクである。優勝は県岐阜商4回、準優勝は県岐阜商6回、岐阜、大垣日大と計8回である。
都道府県別対戦成績は23勝17敗4分勝率5割7分と勝ち越す。得意は東京6連勝、広島に8勝4敗、京都にも9勝4敗で決勝戦では2勝2敗。滋賀Dにも6勝1敗。苦手は神奈川A2勝7敗で、東海大相模に3連敗、49年夏岐阜が決勝で敗れたのも神奈川の湘南。お隣愛知Aも5勝12敗と分が悪く、岐阜商対中京大中京は中京4勝1敗、東邦には4連敗である。沖縄も1勝5敗と分が悪い。最多対戦は、大阪・愛知17回、次いで和歌山14回、京都・福岡13回である。
地域別対戦成績は3勝3敗2分。得意は北海道・東北15勝5敗、強豪近畿にも43勝31敗と勝ち越す。苦手は東海10勝15敗である。
20 長野県 54点 【18点(30) 11点(37) 25点(23)】 30位 C ◎優勝 松本商 飯田長姫 ○準優勝 松商学園3回 長野師範 諏訪蚕糸
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都道府県別対戦成績 10勝25敗8分 対戦なし 4 勝率 .286 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・山形県E 3勝 ・山口県C 4勝4敗 ・広島県A 1勝14敗 ・鳥取県D 4勝1敗 ・大分県C 3勝3敗 ・沖縄県B 5敗 ・京都府A 6勝4敗 ・神奈川県A 4敗 ・東京都A 6勝4敗 ・大阪府A、愛媛県A 3勝8敗 |
最多対戦 ①広島県 1勝14敗(15回) ②愛知県A 5勝8敗(13回) |
地域別対戦成績 1勝7敗 |
☆得意 北海道・東北 9勝7敗 ★苦手 中国 11勝24敗 九州11勝22敗 |
長野県は戦前優勝1回、準優勝3回と東日本一の強豪であった。しかし、戦後初戦7連敗や6連敗があり、急激にダウンし、強豪の名は消えた。全国的には勝利数30位、勝率37位、上位度23位、総合54点で30位Cランクである。優勝は松本商(現松商学園)飯田長姫の2回、準優勝は松商学園3回、長野師範、諏訪蚕糸(現岡谷工)と計5回である。
都道府県別対戦成績は10勝25敗8分勝率2割8分で大きく負け越す。得意は山形3連勝、鳥取4勝1敗、Aランク東京・京都に6勝4敗と勝ち越す。互角の戦いは山口4勝4敗、大分3勝3敗。苦手の代表は広島で1勝14敗と大きく負け越し、中でも広陵対松商は広陵5勝1敗、松商は決勝戦で2度も優勝を阻まれた。また沖縄5連敗、神奈川4連敗と歯がたたず、大阪や愛媛にも負け越す。最多対戦は苦手広島15回、次いで愛知13回。
地域別対戦成績は1勝7敗と大きく負け越し、唯一の勝ち越しは北海道・東北。中国や九州には大きく負け越す。
19 福井県 54点 【20点(28) 17点(31) 17点(31)】 30位 C ◎優勝 敦賀気比 〇準優勝 福井商
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都道府県別対戦成績 16勝21敗7分 対戦なし 3 勝率 .432 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・北海道C 7勝2敗 ・秋田県B 2勝2敗 ・兵庫県A 1勝9敗 ・岩手県E 6勝1敗 ・香川県B 2勝2敗 ・神奈川県A 3勝9敗 ・山形県E 3勝 ・高知県A 4勝4敗 ・東京都A 5勝10敗 |
最多対戦 ①東京都 15回 ②神奈川県 12回 |
地域別対戦成績 3勝5敗 |
☆得意 北海道・東北 28勝9敗 北信越 5勝1敗 ★苦手 関東 17勝37敗 |
福井県は北陸では最初に全国大会に参加し、しかも県内では敦賀商が初出場から10回連続出場し、県内無敵の存在だった。その後、福井商や敦賀気比が台頭し、2015年春敦賀気比が北陸初の優勝を遂げた。全国的には勝利数28位、勝率・上位度31位、総合54点30位Cランクである。準優勝は78年春福井商が遂げた。
都道府県別対戦成績では16勝21敗7分勝率4割3分。北海道C7勝2敗、岩手E6勝1敗、山形Eに3連勝と北の地域に分が良く、敦賀気比の決勝の相手は東海大四(北海道)だった。高知A・秋田Dや香川Bには互角の戦い。苦手は兵庫1勝9敗、神奈川3勝9敗、東京5勝10敗とAランクの都県に大敗する。福井商が決勝で敗れた浜松商の静岡は5勝4敗。最多対戦は東京15回、次いで神奈川12回。
地域別対戦成績は3勝4敗1分で、得意は北海道・東北で28勝9敗と大勝。逆に関東17勝37敗、近畿9勝29敗に大敗する。
18 石川県 33点【11点(37) 14点(34) 8点(40)】 38位 D 〇準優勝 星稜2
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都道府県別対戦成績 17勝23敗5分 対戦なし 2 勝率 .425 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・静岡県B 4勝1敗 ・埼玉県B 2勝2敗 ・大阪府A 2勝9敗 ・群馬県C 3勝1敗 ・東京都A 2勝9敗 ・北海道C 4勝 ・京都府A 2勝5敗 ・兵庫県A 3敗 |
最多対戦 ①大阪府 2勝9敗(11回) 東京都A 2勝9敗(11回) |
地域別対戦成績 3勝4敗1分 |
☆得意 東海 11勝6敗 ★苦手 四国 1勝10敗 近畿 14勝25敗 |
石川県は60年代までは初戦で連敗を重ねる弱小県であった。しかし、70年代に入り、星稜の活躍で県全体がレベルアップした。全国的に勝利数・勝率が30番代後半、上位度が40位。総合は33点、38位Dランクである。95年夏・2019年夏星稜が準優勝を遂げた。
都道府県別対戦成績は17勝23敗5分勝率4割強。得意は静岡Bに4勝1敗、群馬Cに3勝1敗、北海道Cに4連勝。苦手は強豪大阪Aに2勝9敗、19年春夏星稜が履正社に1勝1敗。東京Aに2勝9敗で星稜の決勝の相手帝京(東京)、76年夏準決勝も桜美林(東京)に敗れた。京都に2勝5敗とAランクの3都府に苦戦する。星稜が熱戦で敗れた箕島の和歌山県Aとは2勝6敗、やはり分が悪い。最多対戦は大阪・東京11回。
地域別対戦成績は3勝4敗1分。東海には11勝6敗で得意とし、四国1勝10敗、近畿14勝25敗と苦手とする。
17 富山県 7点【2点(46) 3点(45) 2点(46) 】 46位 E
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都道府県別対戦成績 5勝24敗9分 対戦なし 9 勝率 .172 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・愛知県A 4勝3敗 ・京都府A 2勝2敗 ・福岡県B 1勝6敗 ・北海道C 2勝1敗 ・滋賀県E 2勝2敗 ・熊本県C 3敗 ・兵庫県A 1勝4敗 |
最多対戦 ①愛知県・福岡県・東京都 (7回) |
地域別対戦成績 1勝6敗1分 |
☆得意 北海道・東北 4勝2敗 ★苦手 四国 1勝6敗 九州9勝23敗 |
富山県も雪国のハンデがあり、長い間低迷した。最高成績も全国3県しかないベスト4止まり。しかし、魚津や新湊の快進撃や最近の健闘は光るものがある。全国的に勝利数・上位度46位、勝率45位、総合7点46位Eランクである。
都道府県別対戦成績は5勝24敗9分勝率2割弱と大きく負け越す。分が良いのは強豪愛知Aに4勝3敗と勝ち越す。北海道Cにも2勝1敗。互角は京都A、滋賀Dに2勝2敗で、京都の2勝は新湊で、2敗は平安である。苦手は数多くあり、熊本B3連敗。福岡1勝6敗と九州勢に分が悪い。最多対戦は、東京・愛知・福岡の7回である。
地域別対戦成績は1勝6敗1分で、唯一の勝ち越しは北海道・東北4勝2敗。苦手は四国1勝6敗、九州9勝23敗である。
14 新潟県 5点 【1点(47) 1点(47) 3点(45)】 47位 E 〇準優勝 日本文理
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都道府県別対戦成績 9勝25敗7分 対戦なし 6 勝率 .265 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・山梨県D 2勝 ・香川県B 3勝3敗 ・長崎県D 5敗 ・京都府A 2勝1敗 ・島根県E 2勝2敗 ・奈良県B・岡山県C 4敗 ・愛知県A・広島県A 1勝4敗 |
最多対戦 ①福岡県B 2勝4敗(6回) 長崎県 6敗 (6回) |
地域を別対戦成績 1分7敗 |
★苦手 近畿4勝16敗、九州5勝17敗 |
新潟県は雪国のハンデがあり、長い間弱小県であった。春の選抜初勝利は2006年で、47都道府県最終勝利、初戦も9連敗、8連敗、7連敗とワースト記録を続けた。しかし、2009年夏日本文理の準優勝をきっかけに上昇。しかし、全国的には、勝利数・勝率最下位、上位度も45位、総合5点で47位最下位Eランクである。しかも日本文理が準優勝するまでベスト8が最高成績であった。
都道府県別対戦成績は9勝25敗7分勝率2割6分。得意は山梨に2連勝、Aランク京都にも2勝1敗と勝ち越し、対戦はすべて京都外大西である。互角は香川に3勝3敗。苦手は数多く、長崎6連敗。奈良と岡山は4連敗。愛知は1勝4敗。日本文理が決勝で敗れた中京大中京は愛知だ。最多対戦は福岡・長崎6回、次いで愛知、広島5回である。
地域別対戦成績では1分7敗で、近畿4勝16敗、九州5勝17敗と大きく負け越す。
15 山梨県 50点【16点(32) 20点(28) 14点(34)】 32位 D
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都道府県別対戦成績 16勝23敗5分 対戦なし 3 勝率 .410 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・鳥取県D 4勝 ・熊本県C 2勝2敗 ・大阪府A 3勝8敗 ・和歌山県A 3勝1敗 ・兵庫県A 5勝5敗 ・広島県A 1勝3敗 ・島根県A 3敗 |
最多対戦 ①大阪府 3勝8敗(11回) ②兵庫県 5勝5敗(10回) |
地域別対戦成績 1勝5敗2分 |
☆得意 九州 14勝12敗 △互角 東海 6勝6敗 ★苦手 近畿13勝22敗 |
山梨県は戦後8連敗、60年代から80年までに9連敗と弱小県であったが、81年夏東海大甲府の登場以来、徐々に力をつけてきた。しかし、それでも中々ベスト4の壁を破れなかったが、ついに2023年春山梨学院が悲願の優勝を遂げた。全国的に勝利数、上位度は30番代、勝率は28位である。総合は50点で32位、Dランク。
都道府県別対戦成績は16勝23敗5分で勝率4割を保つ。鳥取D4連勝、和歌山A3勝1敗。互角は熊本C2勝2敗、兵庫A5勝5敗。苦手は大阪A3勝8敗、東海大甲府が準決勝で近大付、PLと2度阻まれる。広島Aにも分が悪く1勝3敗、市川も準決勝で広陵に負けた。最多対戦では大阪が11回、次いで兵庫10回である。
地域別対戦成績では1勝5敗2分と負け越す。九州には分はよいが、近畿や北海道・東北に分が悪い。
14 神奈川県 128点【41点⑦ 46点② 41点⑦】 4位 A ◎優勝 横浜5回 東海大相模5回 法政二2回 湘南 桐蔭学園 慶応 ○準優勝 東海大相模3回 横浜商2回 法政二 横浜
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都道府県別対戦成績 32勝13敗 対戦なし 2 勝率 .711 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・奈良県B 12勝2敗 ・大阪府A 10勝17敗 ・岐阜県B 7勝2敗 ・兵庫県A 5勝9敗 ・北海道C 6勝1敗 ・愛媛県A 2勝7敗 ・福島県E 8勝1敗、佐賀県D 7勝 |
最多対戦 ①大阪府 10勝17敗(27回) ②東京8勝6敗・兵庫5勝9敗(14回) |
地域別対戦成績 7勝 1分 |
☆得意 北信越 20勝4敗 東海 22勝8敗 △互角 四国 19勝19敗 |
神奈川県は初出場から8連敗だったが、戦後湘南の優勝をはじめ、法政二、横浜、東海大相模、桐蔭学園が台頭し、今では、勝率2位、優勝回数3位と全国でも屈指の強豪となった。現在は横浜、東海大相模の2強で、さらなる上昇が見込まれる。全国的に勝利数7位、勝率2位、上位度7位、総合128点。東京を上回る4位でもちろんAランク。優勝は横浜・相模5回、法政2回慶応計15回。準優勝も相模3回、Y校こと横浜商2回、法政、横浜で計7回。
都道府県別対戦成績は32勝13敗勝率7割を越える。得意は奈良12勝2敗、岐阜7勝2敗で湘南が49年夏決勝で岐阜(岐阜)を破った。北海道6勝1敗、福島8勝1敗、佐賀7連勝。苦手は大阪10勝17敗だが、大阪の対戦では、法政二対浪商が有名で2勝1敗で法政が優った。また横浜対PL学園も1998年春夏連覇した横浜がPLを圧倒し、対戦成績は2勝1敗。目立たないが、東海大相模とPLの対戦では、相模が2連勝。兵庫や愛媛も苦手だ。最多対戦は大阪27回、次いで東京・兵庫14回である。
地域別対戦成績は7勝1分さすがである。得意は北信越20勝4敗、東海22勝8敗、中国24勝10敗と圧倒。互角の戦いは四国19勝19敗である。
13 東京都 123点【 45点③ 34点⑭ 44点④】 7位 A ◎優勝 日大三3回 帝京3回 早実2回 慶応 日大桜ヶ丘 桜美林 岩倉 〇準優勝 早実3回 日大三3回 帝京2回 慶応 関東一 二松学舎付 堀越
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都道府県別対戦成績 32勝12敗3分 勝率 .727 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・滋賀県D 6勝1敗 ・岐阜県B 6敗 ・石川県D 9勝2敗 ・大阪府A 14勝29敗 ・広島県A 13勝9敗 ・山口県C 7勝7敗 ・愛媛県A 4勝 9敗 ・山形県E 6勝1敗 ・茨城県D 3勝3敗 ・和歌山A 11勝14敗 |
最多対戦 ①大阪府 14勝29敗(43回) ②兵庫県A 17勝22敗(39回) |
地域別対戦成績 6勝2敗 |
☆得意 北信越 31勝15敗 ★苦手 東海 15勝23敗 |
首都東京は都会っ子のひ弱さで初戦敗退が多く、一時東京代表は勝てないと言われた。しかし、平成になり帝京の進出、古豪早実・日大三の復活があり、東日本では神奈川と並ぶ最強となった。全国的に勝利数3位、上位度は4位、勝率は14位で、夏の選手権では2校代表の特権もあり、夏の勝利数は1位である。総合は123点全国7位Aランク。3強(早実、日大三、帝京)等の活躍で、優勝・準優勝共に12回である。
都道府県別対戦成績は32勝12敗3分勝率7割で勝ち越す。得意は滋賀6勝1敗、2001年夏日大三が決勝で近江(滋賀)を下した。石川にも9勝2敗で、1995年夏決勝で帝京が星稜(石川)を破る。Aランクの広島にも13勝9敗と分が良い。互角の戦いは茨城や山口。分が悪いのは、近畿の強豪大阪で14勝29敗実に43回対戦し、最多対戦でも1位。決勝でも当たることが多く、東京の4勝2敗(6回)。PL学園(大阪)との対戦も多く、3勝6敗(9回)。決勝でも桜美林は勝ち、二松学舎付と関東一は負けた。岐阜にも相性が悪く6連敗。和歌山にも11勝14敗と負け越し、うち智弁和歌山に5連敗である。東日本の強豪神奈川との京浜対戦では、6勝8敗と負け越し、決勝では1勝1敗である。また、東京同士の対戦は4勝4敗で、1972年春決勝で日大桜ヶ丘と日大三の兄弟校対戦が実現、弟分の桜ヶ丘が優勝した。最多対戦は大阪43回、次いで兵庫39回。
地域別対戦成績は6勝2敗で、得意は北信越30勝15敗、九州59勝36敗。苦手は東海15勝23敗、大阪や兵庫の近畿も75勝86敗である。
12 千葉県 105点【 35点⑬ 38点⑩ 32点⑯】 13位 B ◎優勝 習志野2回 銚子商 ○準優勝・ 銚子商2回 印旛 拓大紅陵 東海大浦安 習志野 |
都道府県別対戦成績 24勝13敗9分 対戦なし 1 勝率 .649 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・宮崎県D 6勝 ・山口県C 3勝3敗 ・大阪府A 7勝13敗 ・徳島県B 4勝 ・大分県C 4勝4敗 ・兵庫県A 6勝11敗 ・高知県A 7勝4敗 ・愛知県A 2勝6敗 ・北海道C 5勝1敗 |
最多対戦 ①大阪府 7勝13敗(20回) ②兵庫県 6勝11敗(17回) |
地域別対戦成績 6勝2敗 |
☆得意 関東18勝10敗 中国19勝10敗 ★苦手 東海 10勝15敗 |
千葉県はかつて銚子商、習志野の2強が存在し、神奈川に引けを取らない強豪であった。しかし、2強が崩れ群雄割拠となり、優秀な選手が分散したため、勝てるチームが少なくなった。全国的にも勝利数、上位度、勝率は10番代で、総合105点で13位Bランク。優勝は習志野2回、銚子商。準優勝は銚子商2回、印旛、拓大紅陵、東海大浦安、習志野である。
都道府県別対戦成績は24勝13敗9分勝率6割4分で大きく勝ち越す。宮崎6連勝、徳島4連勝、高知A、広島A、北海道Cにも分が良い。広島には決勝で習志野が広陵(広島)を破る。互角の戦いは山口B・大分C。苦手は近畿の2強大阪7勝13敗、兵庫6勝11敗で、印旛は決勝でPL学園に敗れた。また、この2県は最多対戦の1、2位でもある。決勝で2度苦杯をなめた福岡は3勝6敗とやはり分が悪い。
地域別対戦成績は6勝2敗と勝ち越し。得意は関東、中国で、苦手は東海、近畿である。
11 埼玉県 94点 【29点(19) 36点(12) 29点(19)】 17位 B ◎優勝 大宮工 浦和学院 花咲徳栄 ○準優勝 熊谷 大宮東 春日部共栄 聖望学園
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都道府県別対戦成績 27勝12敗5分 対戦なし 3 勝率 .692 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・京都府A 9勝4敗 ・石川県D 2勝2敗 ・愛知県A 1勝7敗 ・山口県C 6勝1敗 ・高知県A 3勝3敗 ・神奈川県A 1勝4敗 ・福井県C 6勝2敗 ・和歌山県A 4勝4敗 ・大阪府A 3勝9敗
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最多対戦 ①京都府A 9勝4敗(13回) 兵庫県A 3勝10敗(13回) |
地域別対戦成績 4勝3敗1分 |
☆得意 北海道・東北16勝7敗 九州21勝12敗 ★苦手 四国 11勝14敗 |
埼玉県は首都圏にありながら、神奈川や千葉に後れをとっていた。しかし、平成に入り浦和学院等の活躍によって、上昇。全国的に勝利数、上位度が19位、勝率12位で、総合94点、全国17位Bランク。優勝は大宮工、浦和学院、花咲徳栄。準優勝は春日部共栄、聖望学園、大宮東、熊谷とすべて異なる高校があげる。
都道府県別対戦成績は27勝12敗勝率6割9分。得意は京都9勝4敗、うち平安と6勝3敗で熊谷は決勝で敗れるが、大宮工は準々決勝で勝利した。2014年夏初戦で春夏連覇を狙う平安を春日部共栄が倒した。山口や福井、山形にも分が良い。互角の戦いは石川、和歌山、高知。苦手はAランク愛知や神奈川。浦和学院が決勝で倒した済美の愛媛とは2勝4敗。最多対戦は京都・兵庫13回。
地域別対戦成績は4勝3敗1分で、北海道・東北、九州に勝ち越す。苦手は四国である。
10 群馬県 75点【 24点(24) 24点(24) 27点(21)】 24位 C ◎優勝 桐生一 前橋育英 ○準優勝 桐生 2回
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都道府県別対戦成績 18勝17敗8分 対戦なし 4 勝率 .514 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・香川県B 3勝 ・和歌山A 3勝3敗 ・京都府A 2勝12敗 ・鹿児島県C 4勝1敗 ・岐阜県B 2勝2敗 ・東京都A 2勝6敗 ・愛媛県A 7勝3敗 ・北海道C 3勝3敗 ・愛知県A 3勝6敗 |
最多対戦 ①奈良県B 9勝6敗(15回) ②京都府A 2勝12敗(14回) |
地域別対戦成績 3勝5敗 |
☆得意 北海道・東北 11勝6敗 ★苦手 関東 8勝15敗 |
群馬県は昭和まで桐生が活躍、平成に入り桐生一や前橋育英が台頭し、県悲願の優勝を遂げた。また、初の完全試合を遂げたのも群馬で、77年春前橋の松本投手が比叡山相手に達成した。全国的には、勝利数、勝率、上位度も20番代で、総合75点、24位Cランク。優勝は桐生一と前橋育英の2回、準優勝は桐生2回である。
都道府県別対戦成績は18勝17敗8分で勝率5割を越える。得意は香川B3連勝、鹿児島Cに4勝1敗、強豪愛媛Aにも7勝3敗。互角はAランク和歌山3勝3敗。岐阜B2勝2敗。苦手はAランクの京都A2勝12敗、うち平安に7連敗。愛知A3勝6敗と負け越す。最多対戦は奈良が15回、次いで京都14回である。
地域別対戦成績は3勝5敗、北海道・東北、中国、四国に分が良く、関東、北信越に分が悪い。
9 栃木県 77点【 23点(25) 30点(18) 24点(24)】 23位 C ◎優勝 作新学院 3回 ○準優勝 宇都宮工 小山 宇都宮南
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都道府県別対戦成績 19勝18敗7分 対戦なし3 勝率 .514 |
☆得意 △五角 ★苦手 ・宮城県C 4勝 ・奈良県B 4勝4敗 ・徳島県B 1勝6敗 ・佐賀県D 3勝 ・長野県D 2勝2敗 ・鳥取県D 1勝3敗 ・高知県A 5勝2敗 ・大分県C 2勝2敗 ・愛媛県A 4勝7敗 |
最多対戦 ①愛媛県 4勝7敗(11回)香川B 6勝5敗(11回) ③福岡県B7勝3敗 |
地域別対戦成績 5勝3敗 |
☆得意 北海道・東北 7勝5敗 北信越7勝4敗 ★苦手 四国 16勝20敗 |
栃木県が高校野球で誇れることは作新学院の初の春夏連覇。今でこそ、春夏連覇は7校が達成したが、初の偉業は作新であった。このように栃木は北関東ではリードする存在であったが、その後茨城、群馬に追いつかれた。全国的に勝利数、上位度は20番代、勝率は18位、総合77点全国23位Cランクである。
都道府県別対戦成績は19勝18敗7分で勝率5割1分。得意は宮城4連勝、佐賀3連勝で、さらにAランク高知には5勝2敗と勝ち越す。また、近畿の奈良Bや長野Dとは互角の戦いをする。苦手は徳島1勝6敗で、86年春宇都宮南は決勝で池田(徳島)に敗れた。同じ四国の愛媛にも分が悪く4勝7敗、宇都宮工も59年夏決勝で西条(愛媛)に敗北した。最多対戦は愛媛・香川11回、次いで福岡7勝3敗(10回)である。
地域別対戦成績は5勝3敗と勝ち越し、得意は北海道・東北、北信越で、苦手は四国、関東。
8 茨城県 60点【 19点(29) 22点(27) 19点(29)】 28位 C ◎優勝 常総学院 2回 取手二 ○準優勝 常総学院2回 水戸商
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都道府県別対戦成績 15勝19敗9分 対戦なし 4 勝率 .441 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・和歌山県A 6勝4敗 ・愛媛県A 6勝6敗 ・京都府A 5敗 ・山口県C・福井県C4勝 ・東京都A 3勝3敗 ・兵庫県A 1勝6敗 ・北海道C 3勝 ・鹿児島県C4勝4敗 ・広島県A 2勝5敗 |
最多対戦 ①大阪府(A)5勝8敗(13回) ②愛媛県(A)6勝6敗 12回 |
地域別対戦成績 3勝3敗2分 |
☆得意 中国 11勝9敗 北信越 7勝4敗 ★苦手 近畿14勝25敗 |
茨城県は1984年夏取手二が優勝する前までは弱小県で、全国大会が東関東代表の頃は、ほとんど千葉に代表の座を奪われていた。しかし、平成に入ると常総学院が2度優勝を飾るなど実力をつけてきた。それでも全国的には、勝利数、勝率、上位度も27位から29位の間にあり、得点60点で28位Cランク。取手二優勝以前はベスト4にも至らなかったが、以後は優勝3回、準優勝も3回。これらは、取手二と常総学院を率いた木内幸男監督の功績が大きい。
都道府県別対戦成績は15勝19敗9分で、勝率4割4分で負け越す。得意は山口・福井4連勝、北海道3勝と負けなし。Aランク和歌山にも6勝4敗と勝ち越す。互角の戦いが強豪愛媛6勝6敗、東京も3勝3敗。常総が決勝で勝利した宮城県勢も3勝4敗。苦手は京都5連敗、兵庫1勝6敗、広島2勝5敗と負け越す。取手二と常総が決勝で戦ったPL学園の大阪は5勝8敗。最多対戦は大阪13回、次いで愛媛12回。
地域別対戦成績は3勝3敗2分、得意は中国11勝9敗、苦手は近畿14勝25敗。
7 福島県 21点【 6点(42) 10点(38) 5点(43) 】 42位 E ○準優勝 磐城
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都道府県別対戦成績 13勝24敗4分 対戦なし 6 勝率 .351 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・東京都A 5勝 ・神奈川県A 1勝8敗 ・和歌山A 3勝1敗 ・大阪府A 1勝5敗
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最多対戦 ①兵庫県A 3勝7敗(10回) ②神奈川県A 1勝8敗(9回) |
地域別対戦成績 1勝7敗 |
☆得意 東海 5勝3敗 ★苦手 関東6勝13敗 北信越 2勝6敗 |
福島県は最近聖光学院の健闘が光るものの、長期間の低迷が響き、勝利数、勝率、上位度といずれも40番前後で総合21点、全国42位Eランクである。それでも、71年夏磐城が決勝に進み、準優勝に輝く。
都道府県別対戦成績では、13勝24敗4分と大きく負け越し、勝率は3割5分。得意はAランク東京に5連勝、同じくAランク和歌山に3勝1敗。苦手は神奈川A1勝8敗、2015年夏聖光学院が初戦で負けたのも優勝した東海大相模(神奈川)で、磐城が決勝で敗れた桐蔭学園も神奈川である。また、大阪Aにも1勝5敗。最多対戦は、兵庫A10回、次いで神奈川9回。
地域別対戦成績は1勝7敗と大きく負け越す。唯一勝ち越しは東海5勝3敗、他の地域はすべて負け越し、特に神奈川の関東は6勝13敗、北信越にも2勝6敗と大きく負け越す。
6 山形県 8点【 3点(45) 4点(44) 1点(47)】 45位 E
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都道府県別対戦成績 10勝22敗3分 対戦なし 12 勝率 .313 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・島根県E 2勝1敗 ・東京都A 1勝6敗 ・愛媛県A 3勝2敗 ・大分県C 2勝2敗 ・京都府A 4敗 ・徳島県B 3敗 |
最多対戦 ①兵庫県A・沖縄県B 3勝4敗(7回) ②山口県C2勝4敗(6回) |
地域別対戦成績 1勝6敗1分 |
☆得意 北海道・東北 2勝1敗 ★苦手 関東 4勝12敗 北信越2勝7敗 |
山形県は最高成績がベスト4という弱小県である。長い間新潟と共に最下位争いをしてきたが、21世紀に入りベスト4を2度進み、甲子園でも勝てるようになった。それでも勝利数、勝率、上位度が40番代で総合8点、全国45位Eランクである。
都道府県別対戦成績は10勝22敗3分で大きく負け越し、勝利3割強。得意は島根Eに2連勝1敗。互角は大分Cに2勝2敗。苦手は京都A4連敗、徳島B3連敗。東京都Aも1勝6敗と負け越す。東京戦唯一の勝利は、2013年夏日大山形がベスト4に進んだ際、初戦で強豪日大三(東京)を下した。最多対戦は、兵庫・沖縄7回、次いで山口6回である。
地域別対戦成績は1勝6敗1分で負け越すが、北海道・東北に2勝1敗と僅差で勝ち越す。関東や北信越は負け越し、苦手とする。
5 秋田県 31点【 10点(38) 9点(39) 12点(36)】 39位 D ○準優勝 秋田 金足農
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都道府県別対戦成績 14勝21敗8分 対戦なし 4 勝率 .400 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・佐賀県D 3勝 ・福岡県B 2勝2敗 ・広島県A 1勝7敗 ・福井県C 2勝2敗 ・愛知県A 5敗 |
最多対戦 ①兵庫県A 3勝6敗(9回) 大阪府A 2勝7敗(9回) |
地域別対戦成績 2勝5敗1分 |
☆得意 北信越 7勝6敗★苦手 近畿 9勝29敗 東海 4勝10敗 四国 6勝14敗 |
秋田県は第1回全国大会で秋田中が準優勝し、輝かしいスタートをきった。東北では宮城に次ぐ野球県であったが、野球留学生を入れない公立校中心であり、初戦で優勝候補に当たるくじ運の悪さもあり長期低迷し、2018年夏金足農が準優勝したものの、今では東北の他県に後れをとっている。全国的には、勝利数、勝率、上位度といずれも30番代で、総合31点で39位、Dランクである。
都道府県別対戦成績も14勝21敗8分と負け越し、勝率も4割である。得意は佐賀Eに3連勝と負けなし。苦手は数多くあるが、中でも広島A1勝7敗、愛知Aに5連敗と大きく負け越す。第1回大会で敗れた京都二中の京都とは、1勝5敗でやはり苦手とする。最多対戦では兵庫・大阪9回、次いで広島8回である。
地域別対戦成績は2勝5敗1分、北信越7勝6敗に勝ち越し、苦手は近畿、四国等に負け越す。
4 宮城県 83点 【27点(21) 31点⑰ 23点(25)】 19位 B ◎優勝 仙台育英 ○準優勝 仙台育英4 東北
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都道府県別対戦成績 23勝15敗7分 対戦なし 2 勝率 .605 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・東京都A 7勝3敗 ・大阪府C 8勝8敗 ・栃木県C 4敗 ・兵庫県A 6勝3敗 ・奈良県C 5勝5敗 ・愛媛県A 1勝5敗 ・長崎県D 4勝1敗 |
最多対戦 ①大阪府A 8勝8敗(16回) ②東京都A 7勝3敗(10回) |
地域別対戦成績 4勝4敗 |
☆得意 九州 22勝13敗 近畿 29勝23敗 ★苦手 四国 9勝14敗 |
宮城県は東北、仙台育英の2枚看板があり、東北地方の強豪県である。特に平成に入り、仙台育英3回、東北が決勝まで駒を進めていたが、ついに2022年夏仙台育英が宮城県悲願の優勝を遂げた。全国的には勝利数、勝率、上位度と20番前後で、総合83点で19位、Bランクである。
都道府県別対戦成績でも23勝15敗7分で勝率6割を上回る。得意は東京Aに7勝3敗と勝ち越し、1989年夏仙台育英が決勝で帝京(東京)に敗れた。2015年夏準決勝で仙台育英が早実(東京)を破った。兵庫Aにも6勝3敗と勝ち越す。また大阪A8勝8敗、奈良B5勝5敗と互角。苦手はCランク栃木に4連敗、愛媛A1勝5敗と負け越す。仙台育英、東北がいずれも決勝で敗れた常総学院の茨城とは4勝3敗である。最多対戦は、大阪16回、次いで東京・奈良10回。
地域別対戦成績は4勝4敗の5分で、九州22勝13敗、近畿29勝23敗と得意とする。逆に苦手は四国で9勝14敗。決勝で5回とも優勝を阻まれた関東とは20勝25敗とやはり分が悪い。
3 岩手県 25点【8点(40) 8点(40) 9点(39)】 41位 E ○準優勝 花巻東
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都道府県別対戦成績 8勝23敗10分 対戦なし 6 勝率 .258 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・神奈川県A 5勝1敗 ・大分県C 3勝3敗 ・兵庫県A 1勝10敗 ・愛媛県A 4勝1敗 ・鹿児島県C 3勝3敗 ・福井県C 1勝6敗 ・高知県A 1勝5敗 |
最多対戦 ①兵庫県A 1勝10敗(11回) ②大阪府A 2勝8敗(10回) |
地域別対戦成績 2勝6敗 |
☆得意 関東 13勝9敗 ★苦手 北信越 3勝11敗 |
岩手県は黎明期盛岡中の活躍により、強豪県であった。しかし、その後長い間低迷が続き、全国でも下位へ沈むようになった。しかし、最近花巻東の活躍により、甲子園でも勝てるようになった。しかし、勝利数・勝率40位、上位度は39位、総合すると41位Eランクである。
都道府県別の対戦成績は8勝23敗10分、勝率は2割5分。得意は強豪Aランク神奈川に何と5勝1敗。記憶に新しいのが、2014年夏初戦で盛岡大付が優勝候補の東海大相模(神奈川)を初戦で破った。また、Aランクの愛媛にも4勝1敗と勝ち越す。互角の戦いが、鹿児島C・大分Cに3勝3敗。苦手は数多くあるが、その中でも兵庫Aには1勝10敗、福井C1勝6敗、高知A1勝5敗。花巻東が決勝で敗れた清峰の長崎は1勝2敗。最多対戦は兵庫11回、続いて大阪・京都10回である。
地域別対戦成績は2勝6敗で、得意は関東13勝9敗、苦手は北信越3勝11敗である。
2 青森県 46点【13点(35)18点(30) 15点(33)】 33位 D ○準優勝 三沢 八戸学院光星 3回
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都道府県別成績 11勝21敗8分 対戦なし7 勝率 .344 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・熊本県B 6勝2敗 ・大分県D 2勝2敗 ・鳥取県D 3敗 ・兵庫県A 6勝2敗 ・鹿児島県C 2勝2敗 ・福井県C 3敗 ・山梨県・石川県 2勝 |
最多対戦 ①熊本県 6勝2敗・兵庫県6勝2敗・岡山県4勝4敗(8回) |
地域別対戦成績 2勝6敗 |
☆得意 九州 18勝15敗 ★苦手 北海道・東北4勝8敗 |
青森県はしばらくの間、雪国のハンデにより、全国最下位であった。しかし、八戸学院光星が2011年夏から3季連続準優勝で上昇。勝利数、勝率、上位度といずれも30位代まで上がり、総合46点全国33位でDランクとなった。
都道府県別の対戦成績では11勝21敗8分と負け越し、勝率3割余。得意にAランク兵庫・Bランク熊本に6勝2敗。互角は大分・鹿児島に2勝2敗。苦手は鳥取C・福井Cに3連敗。三沢が決勝で再試合をして敗れた松山商の愛媛Aには、やはり2勝4敗と分が悪い。最多対戦は熊本・兵庫・岡山8回、大阪7回と続く。対戦していない県は7もあり、対戦数は少ない。
地域別対戦成績では、2勝6敗で負け越す。しかし、九州・関東に勝ち越し、中国・四国などに負け越す。意外なのは、北海道・東北に相性が悪く、4勝8敗と負け越す。
3 各都道府県別の対戦成績
1 北海道 62点 【30点⑱ 5点(43) 27点(21)】 27位 C ◎優勝 駒大苫小牧 2回 ○準優勝 北海2 東海大四 駒大苫小牧
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都道府県対戦成績 5勝34敗8分 勝率 .128 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・愛知県A 6勝3敗 ・群馬県C 3勝3敗 ・大阪府A 3勝14敗 ・愛媛県A 10勝6敗 ・福岡県B 7勝7敗 ・広島県A 1勝10敗 ・高知県A 8敗 |
最多対戦 ①兵庫県A 6勝19敗(25回) ②和歌山県A 5勝15敗(20回) |
地域別対戦成績 1勝7敗 |
☆得意 北海道・東北 14勝11敗 ★苦手 中国 13勝27敗 近畿 23勝70敗 |
北海道は21世紀になり、駒大苫小牧の優勝や東海大四・北海の準優勝と以前よりも北国のハンデを感じさせない強さを発揮する。しかし、長い間冬場はグラウンドが使用できない雪国のハンデがあり、勝利数は18位だが、勝率は43位と低く、上位度21位、総合62点で全国27位Cランクとなった。都道府県対戦成績は5勝34敗8分と大きく負け越し、勝率は1割2分である。
それでも得意はAランクの愛知や愛媛に勝ち越し、中でも記憶に新しいのは、2004年夏決勝で駒大苫小牧が済美(愛媛)を乱打戦の末勝利した。また、互角なのがBランク福岡7勝7敗、Cランク群馬に3勝3敗と健闘。苦手なところは数多く、特にAランク大阪、広島、高知に大きく負け越す。最多対戦は兵庫Aが25回、次いで和歌山A20回と続き、いずれも負け越す。
地域別対戦成績では1勝7敗と大きく負け越し、唯一北海道・東北に14勝11敗と勝ち越すが、他の地域すべてに負け越す。
今回から「高校野球 得意と苦手」をお届けします。これは、各都道府県別に相性の良い所、悪い所を調べたものです。
1 高校野球 都道府県別対戦成績について
全国中等野球大会が始まって、今年で105回目を迎えた。その後選抜高校野球大会が始まった。この間多くの感動的なドラマが生まれ、高校野球ファンを魅了させた。
さて、この高校野球を都道府県別の対戦を中心に考えてみると、対戦によって、得意や苦手など相性があるように感じられる。もちろん強豪県のチームが弱小県のチームに勝つことはわかりやすいが、番狂わせのケースもある。今回は都道府県別と地域別の対戦成績を調べて、各都道府県・地域の得意と苦手等、相性を調べて見ることにした。
まずそのためには、都道府県ごとに勝利数、勝率、上位度数の総合の得点で表しAからEまで5段階にランク付けした。 そして、そのランク付けは2ページの表をみていただきたい。そして、都道府県別に対戦成績(都道府県別、地方別)を出し、得意と苦手を表すことにした。
1 ○○県 90点【 32点⑫ 28点⑭ 30点⑬】 17位 B
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都道府県対戦成績 21勝18敗4分 対戦なし 4 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・□□県B 10勝1敗 ・▽▽県A 4勝4敗 ・○○府A 2勝14敗 ・△△道C 5勝0敗 ・××都D 5勝5敗 ・□□県C 8敗 ・××県D 7勝2敗 ・△△県E 1勝 7敗 |
◎最多対戦 ①××県C 13勝16敗 ②○○県B 14勝12敗 |
地域別対戦成績 5勝3敗 |
☆得意 ・北信越 13勝4敗 ★苦手 ・近畿 2勝24敗 |
上記表は左から各都道府県名、強さを表す得点、括弧内は勝利数、勝率、上位度数の得点と順位、その右に総合の全国順位と5段階評価(強い順位にA→B→C→D→E)を記述。
次の表の1つ目は左に都道府県別の対戦成績、☆=得意、△=互角、★=苦手、それぞれ評価入りの対戦都道府県を記名。最多対戦も掲載した。
2つ目は8地域別(北海道・東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)の対戦成績、ここでも☆=得意の地域、★=苦手の地域を掲載した。
欄外には都道府県ごとに対戦成績についての説明、エピソードを記述した。
また、ここで出てくる西暦は、1900年代は二桁で、2000年代はそのまま記述。
例えば、62年夏は、1962年全国選手権大会ということとなる。
2 都道府県別の強さの順位、評価ついて
下記表は2023年までの高校野球の強さを都道府県別に表したものである。その強さとは、選抜大会、全国大会の合計勝利数、勝率、上位度の3部門に分け、それを順位毎に点数化して、その総合得点で順位にしたものである。その得点の求め方は、例えば勝利数の場合、多い順に47都道府県を1位から47位まで順位で出し、1位47点、2位46点・・・46位2点、47位1点とし、このことを勝率や上位度でも同じように表し、その総合で順位を決めた。
表では順位、都道府県名、総合得点、括弧内は左から勝利数、勝率、上位度の得点である。例えば、1位大阪の場合、括弧内の勝利数1位47点、勝率1位47点、上位度1位47点となり、その総合得点が141点となる。以下同様に強さを数値で表し、順位を付けた。また、強さのランクは1位大阪から10位京都までがA、11位から19位までがB、22位から30位までがC、31位大分から39位までがD、40位から47位までをEとした。この強さは、その後の各都道府県別の対戦の参考にしていただきたい。
1 大阪 141(47・47・47) 2 愛知 134(44・45・45) 3 兵庫 133(46・41・46) 4 神奈川 127(41・46・40) 5 広島 126(42・42・42) 6 和歌山 125(43・39・43) 7 東京 123(45・34・44) 8 高知 122(39・45・38) 9 愛媛 120(38・43・39) 10 京都 113(40・32・41) 11 岐阜 107(33・37・37) 12 徳島 106(32・40・34) 13 千葉 105(35・38・32) 14 奈良 101(36・34・31) 15 福岡 97(37・25・35) 16 香川 96(31・29・36) 17 静岡 94(34・27・33) 17 埼玉 94(29・36・29) 19 熊本 81(25・28・28) 19 沖縄 81(22・36・23) 19 宮城 81(27・31・23) 22 山口 80(28・22・30) 23 栃木 77(23・30・24) 24 群馬 75(24・24・27) |
24 岡山 75(26・26・23) 26 鹿児島 64(21・23・20) 27 北海道 62(30・5・27) 28 茨城 59(19・21・19) 29 大分 55(17・19・19)30 長野 54(18・11・25) 30 福井 54(20・17・17) 32 山梨 50(16・20・14) 33 長崎 46(15・15・16) 33 青森 46(13・18・15)35 宮崎 37(14・16・7) 35 滋賀 37(13・12・12) 37 三重 35(10・13・12) 38 石川 33(11・14・8) 39 秋田 31(10・9・12) 40 鳥取 27(7・6・14) 41 岩手 25(8・8・9) 42 福島 21(6・10・5) 43 佐賀 17(5・7・5) 44 島根 12(4・2・6) 45 山形 8(3・4・1) 46 富山 7(2・3・2) 47 新潟 5(1・1・3)
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3 各都道府県別の対戦成績
1 北海道 62点 【30点⑱ 5点(43) 27点(21)】 27位 C ◎優勝 駒大苫小牧 2回 ○準優勝 北海2 東海大四 駒大苫小牧
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都道府県対戦成績 5勝34敗8分 勝率 .128 |
☆得意 △互角 ★苦手 ・愛知県A 6勝3敗 ・群馬県C 3勝3敗 ・大阪府A 3勝14敗 ・愛媛県A 10勝6敗 ・福岡県B 7勝7敗 ・広島県A 1勝10敗 ・高知県A 8敗 |
最多対戦 ①兵庫県A 6勝19敗(25回) ②和歌山県A 5勝15敗(20回) |
地域別対戦成績 1勝7敗 |
☆得意 北海道・東北 14勝11敗 ★苦手 中国 13勝27敗 近畿 23勝70敗 |
北海道は21世紀になり、駒大苫小牧の優勝や東海大四・北海の準優勝と以前よりも北国のハンデを感じさせない強さを発揮する。しかし、長い間冬場はグラウンドが使用できない雪国のハンデがあり、勝利数は18位だが、勝率は43位と低く、上位度21位、総合62点で全国27位Cランクとなった。都道府県対戦成績は5勝34敗8分と大きく負け越し、勝率は1割2分である。
それでも得意はAランクの愛知や愛媛に勝ち越し、中でも記憶に新しいのは、2004年夏決勝で駒大苫小牧が済美(愛媛)を乱打戦の末勝利した。また、互角なのがBランク福岡7勝7敗、Cランク群馬に3勝3敗と健闘。苦手なところは数多く、特にAランク大阪、広島、高知に大きく負け越す。最多対戦は兵庫Aが25回、次いで和歌山A20回と続き、いずれも負け越す。
地域別対戦成績では1勝7敗と大きく負け越し、唯一北海道・東北に14勝11敗と勝ち越すが、他の地域すべてに負け越す。v
47 沖縄 104勝87敗 .543 優4 準2 ❹5 (63)
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1 興南 173勝48敗(13)24勝15敗(17) 優2❹1 1962 2沖縄尚学 169勝53敗(10)26勝15敗(17) 優2 1958 3沖縄水産 155勝71敗(9) 21勝12敗(12) 準2❹1 1932 4 首 里 121勝82敗(2) 1勝4敗(4) 1922 5 糸 満 110勝69敗(1) 2敗(2) 1953 6 名 護 101勝70敗(1) 2敗(2) 1952 7 豊見城 97勝54敗(3) 9勝7敗(7) 1966 8 宜野座 96勝62敗(1) 4勝3敗(3) ❹1 1953 8 那 覇 96勝82敗(1) 1勝2敗(2) 1923 10 石 川 95勝69敗(2) 1勝2敗(2) 1952 11 那覇商 89勝78敗(1) 1勝2敗(2) 1922 浦添商 85勝39敗(4) 10勝5敗(5) ❹2 1975
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水産 尚学 興南 3強の沖縄
沖縄県は戦争の影響で復帰が遅れ、野球では後進県であった。しかし、昭和末期から平成になり、温暖という自然環境を生かし、力をつけてきた。地方大会の最多勝は、興南173勝、阪神の仲田幸司が出る。2位は沖縄から校名を変更した沖縄尚学169勝、安仁屋宗八(広島)が卒業。沖縄水産155勝、OBに中日上原晃、ダイエー新垣渚がいる。4位は旧名沖縄一中の首里121勝、5位糸満110勝、6位名護、7位豊見城、8位宜野座・那覇、那覇からは強打者石嶺和彦(阪急)が出る。10位石川。
甲子園では首里が全国で1番遅い1958年夏に初出場し、63年夏初勝利をあげた。最多勝は興南24勝、68年夏にベスト4まで進み、「興南旋風」を吹かせ、2010年島袋洋奨(ソフトバンク)投手によって春夏連覇を遂げた。尚学26勝、99年春県初の優勝を遂げ、08年春にも2度目の優勝を遂げた。水産21勝、88年夏、91年夏と2度準優勝した。この3校が凌ぎ合い、沖縄を強豪県に押し上げた。4位は浦添商10勝、97年夏、08年夏ベスト4に進む。5位は70年代旋風を吹かせた豊見城9勝、21世紀枠で出場しベスト4まで進んだ宜野座は4勝あげる。出場数では、興南・尚学17回、水産12回、豊見城7回、浦添商5回、首里4回と続く。勝率では浦添商が6割6分、尚学・興南が6割5分である。
プロ野球選手では、ロッテの大嶺兄弟祐太、翔太が八重山商工、中部商から山川穂高(西武)が出る。
沖縄県は地方大会の最多勝、甲子園の最高成績が興南、甲子園最多勝は尚学となった。。21世紀になって水産の勢いが止まり、尚学、興南の2強を軸に回りそうだ。浦添商等新勢力も追っている。
46 鹿児島 99勝111敗2分 .470 優1準2❹5 (82)
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1鹿児島商325勝87敗(13) 15勝25敗(25) ❹1 1922 2鹿児島実 321勝78敗(20) 33勝28敗(29) 優1❹2 1925 3樟南 261勝50敗(20) 28勝27敗(27) 準1❹1 1954 4 玉 龍 195勝75敗(4) 2勝7敗(7) 1946 5 鹿児島 165勝92敗(2) 2敗(2) 1930 6 鹿児島工 158勝83敗(1) 4勝2敗(2) ❹1 1925 7 鶴 丸 144勝101敗 1敗(1) 1921 7 れいめい 144勝57敗(1) 1敗(1) 1965 9鹿児島城西 136勝66敗 1954 10 鹿児島南 118勝70敗 1951 11 甲 南 116勝96敗(2) 2敗(2) 1924 神村学園 67勝13敗(6) 14勝11敗(11) 準1 2003
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鹿児島商 鹿児島実 樟南 3すくみ
鹿児島県は戦前鹿児島商がリードし、戦後鹿児島実、鹿児島商工(現樟南)が台頭し、3すくみの状況で進んできた。地方大会の最多勝は、戦前から先頭に立っていた鹿児島商325勝(全国10位)、OBに本塁打王の古川清蔵(中日)井上一樹(中日)がいる。2位鹿児島実321勝、東条文博(ヤクルト)定岡三兄弟智秋(南海)、定二(巨人)、徹久(広島)が卒業。3位は鹿児島商工から校名を変更した樟南261勝、日ハム鶴岡慎也が出る。4位玉龍195勝、5位は巨人黒江秀修の鹿児島165勝、6位は川崎宗則の母校鹿児島工158勝。7位は進学校鶴丸と川内実から校名を変えたれいめい、9位鹿児島城西、10位鹿児島南と続く。
甲子園では1925年春鹿児島一中(現鶴丸)が初出場し、27年夏鹿児島商が初勝利をあげる。最多勝は鹿児島実33勝、96年夏下窪陽介(横浜)の活躍で県初の優勝を遂げた。2位樟南28勝、94年夏準優勝を遂げる。3位鹿児島商15勝、86年夏ベスト4に進む。4位は新勢力神村学園14勝、以前女子校だったが、21世紀から予選大会に参加、05年春には準優勝を遂げた。最近では鹿児島3校を脅かすお存在になりつつある。5位は鹿児島工4勝、06年夏ベスト4に進む。出場数では1位鹿児島実29回、2位樟南27回、鹿児島商25回、4位神村学園11回、5位玉龍7回と続く。勝率の最高は、鹿児島実で6割に達する。
プロ野球選手では広島の完全試合男外木場義郎が出水商、左のサイドスロー永射保(西武)は指宿商、木佐貫洋(日ハム)は川内の出身である。
鹿児島の地方大会最多勝は鹿児島商と甲子園の最多勝、最高成績は鹿児島実という結果となった。今後は、この2校に神村が加わる型で進みそうである。
45 宮崎 69勝91敗 .434 準1 ❹3 (49)
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1 高 鍋 150勝76敗(6) 9勝10敗(10) ❹1 1946 2 宮崎大宮 146勝93敗(2) 1勝2敗(2) 1917 3 宮崎商 131勝76敗(5) 5勝8敗(8) ❹1 1928 4 宮崎工 113勝80敗(3) 2勝4敗(4) 1946 5 日南学園 115勝47敗(8) 14勝14敗(14) 1967 6 延岡学園 113勝51敗(7) 6勝9敗(9) 準1 1965 7 宮崎日大 110勝58敗(2) 2敗(2) 1964 8 都 城 105勝48敗(8) 10勝9敗(9) ❹1 1967 9 都城商 94勝64敗(2) 5勝2敗(2) 1932 10 延岡工 91勝73敗(2) 5勝4敗(4) 1947 11 日 南 90勝71敗(2) 3勝4敗(4) 1946
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高鍋 宮崎商から延岡学園 日南学園の台頭
宮崎県は高鍋、宮崎大宮等公立がリードし、最近では延岡学園や日南学園等私立が台頭。地方大会の最多勝利数は高鍋150勝、しかし、この最多勝記録は全国最少の1位であり、宮崎の高校野球が盛んでいなかった様子が伺える。OBに近鉄清俊彦、阪神池田親房がいる。2位は県内の進学校宮崎大宮146勝、武上四郎(サンケイ)が出る。3位宮崎商131勝、近鉄小川亨、南海高橋博士、広島水谷実雄が卒業。4位宮崎工113勝、5位は寺原隼人(ソフトバンク)で一躍脚光をあびた日南学園115勝。6位は最近進境著しい延岡学園、ロッテの黒木知宏の母校。7位宮崎日大、8位は田中幸雄(日ハム)の母校都城、9位都城商、10位延岡工、阪急福良淳一が出る。
甲子園では1954年夏高鍋が初出場し、57年夏大宮が初勝利をあげる。最多勝は日南学園14勝、01年夏寺原投手によりベスト8に進む。2位都城10勝、84年春最強PLに敗れはしたものの、ベスト4へ進む。3位高鍋9勝、65年夏ベスト4に進む。4位は延岡学園6勝、強豪を倒し13年夏県初の準優勝を遂げた。5位は宮崎商、都城商、延岡工の5勝と続く。出場数は日南学園14回、高鍋10回、延岡学園・都城9回、宮崎商8回と続く。勝利率が5割以上は都城商と延岡工、都城商は7割以上の勝率を誇る。
プロ野球選手では近鉄の投手柳田豊が延岡商、ロッテの首位打者西村徳文が福島、ヤクルト、大リーガ―で活躍した青木宣親は日向が出身校である。
宮崎県は地方大会の最多勝は高鍋、甲子園の最多勝は日南学園、最高成績は延岡学園という結果となった。宮崎県は、高鍋、宮崎商の公立勢が長い間リードしてきたが、最近は延岡学園、日南学園の私立勢が主導権をもちつつある。
44 大分 85勝101敗 .461 優2 準1 ❹3 (49)
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1 大分商 238勝85敗(15) 16勝21敗(21) 1924 2 津久見 176勝66敗(12) 24勝16敗(18) 優2 1947 3 佐伯鶴城 148勝89敗(3) 3勝3敗(3) 1927 4 柳ヶ浦 126勝49敗(8) 8勝10敗(10) ❹1 1960 5大分上野丘 117勝97敗(1) 4敗(4) 1924 6 明豊 120勝61敗(9) 19勝13敗(13) 準1 ❹1 1952 7 大分工 109勝85敗(2) 2敗(2) 1932 7 鶴崎工 109勝59敗(3) 1勝3敗(3) 1961 9別府鶴見丘 104勝77敗(2) 1勝3敗(3) 1947 10 日田林工 98勝68敗(4) 7勝6敗(6) ❹1 1949 11 中津東 92勝57敗(2) 1勝2敗(2) 1964
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大分商 津久見から 群雄割拠
大分県は戦前より大分商がリードしてきた。その後昭和半ばになって津久見が出てきた。平成に変わると、柳ヶ浦や明豊の私立勢が進出。地方大会の最多勝は、長い間大分をリードしてきた大分商238勝、OBに荒巻淳(毎日)児玉利一(中日)岡崎郁(巨人)がいる。2位津久見176勝、太田卓司(西鉄)高橋直樹(日ハム)川崎憲次郎(ヤクルト)が卒業。3位佐伯鶴城148勝、阿南準郎(広島)野村謙二郎(広島)がいて、共に引退後広島の監督に就いた。4位柳ヶ浦126勝、近鉄の捕手山下和彦、西武の脇谷亮太を輩出。5位は進学校大分上野丘117勝、大毎の葛城隆雄が出る。6位別府大付から校名を変えた明豊、7位は内川聖一(ソフトバンク)の母校大分工と鶴崎工、9位別府鶴見丘、10位日田林工と続く。
甲子園では大分商が1931年夏初出場し、35年春初勝利をあげる。最多勝は津久見24勝、67年春、72年夏と2度優勝。2位明豊19勝2021年春準優勝、3位大分商16勝、4位柳ヶ浦8勝、柳ヶ浦は94年夏ベスト4に進む。5位日田林工7勝、76年春ベスト4へ進む。出場数は大分商21回、津久見18回、明豊13回、柳ヶ浦10回と続く。
プロ野球選手では別府緑ヶ丘(現芸術短大緑丘)から鉄腕稲尾和久(西鉄)、三浦清弘(南海)、中津工から大島康徳(中日)、臼杵から和田博実(西鉄)、鳥越裕介(ダイエー)が出る。
大分県は地方大会の最多勝は大分商、甲子園の最多勝と最高成績は津久見という結果となった。しかし、最近この2校はあまり甲子園には出ていない。私立の柳ヶ浦や明豊が出て、さらに新たな高校も台頭し、群雄割拠の様相になっている。
43 熊本 107勝111敗1分 .491 優1 準3 ❹12 (65)
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1熊本工318勝76敗(22) 46勝43敗(43) 準3❹5 1925 2九州学院 227勝89敗(9) 14勝15敗(15) 1920 3済々黌 188勝87敗(7) 16勝10敗(11) 優1❹1 1925 4 鎮 西 161勝71敗(4) 9勝7敗(7) ❹2 1948 5 秀岳館 143勝63敗(2) 11勝6敗(6) ❹2 1957 6 熊本商 137勝96敗(3) 5勝7敗(7) ❹1 1925 7 八代東 124勝67敗(3) 4敗(4) 1953 8東海大星翔 128勝58敗(3) 3敗(3) 1962 9 文 徳 117勝53敗(2) 2勝2敗(2) 1967 10 八代工 111勝76敗 1敗(1) 1947 11 熊 本 107勝78敗(2) 1勝2敗(2) 1927
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熊本工 断トツ 追う九州学院 済々黌
熊本県は戦前より熊本商と熊本工がリードしてきた。特に熊本工は現在に至るまで、常に先頭に立ち、熊本だけでなく九州もリードする存在だ。地方大会の最多勝は熊本工318勝(全国14位)で2位以下を大きく離す。OBに川上哲治(巨人)西園寺昭夫(東映)前田益穂(ロッテ)伊東勤(西武)前田智徳(広島)荒木雅博(中日)と豪華な顔ぶれが並ぶ。2位九州学院227勝、柳田真宏(巨人)園川一美(ロッテ)村上宗隆(ヤクルト)が卒業。3位済々黌188勝、進学校で広島の古葉竹織が卒業。4位鎮西161勝、巨人のV9戦士末次民夫、南海山内和弘がOB。5位は八代商や八代一から校名を変えた秀岳館143勝、ソフトバンク松中信彦の母校。6位熊本商、強打者高倉照幸(西鉄)江藤慎一(中日)が卒業。7位は柏原純一の母校八代東(日ハム)、8位は東海大二から改名した東海大星翔、9位文徳、10位八代工、11位は進学校熊本である。
甲子園では熊本商が1925年夏初出場し、翌26年春初勝利しベスト4まで進む。最多勝は熊本工46勝(全国23位・九州1位)、3度の準優勝をあげる。中でも96夏は延長戦で松山商に惜敗した。2位済々黌16勝、58春熊本初の優勝を遂げる。3位九州学院14勝、4位秀岳館11勝、5位は2度ベスト4に進んだ鎮西9勝と続く。出場数は熊本工43回、九州学院15回、済々黌11回、鎮西・熊本商7回と続く。
プロ野球選手では西武やダイエーで活躍し、引退後ソフトバンクの監督をした秋山幸二が八代、三振王の野田浩司は多良木出身である。
熊本県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝は熊本工、最高成績は済々黌となった。熊本工の圧倒的な強さに済々黌がストップをかけた。
42 長崎 71勝95敗 .427 優1 準1 ❹5 (57)
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1 海星 272勝81敗(19) 16勝25敗(25) ❹1 1923 2 長崎商 240勝95敗(8) 6勝10敗(10) ❹1 1921 3 長崎西 148勝104敗(3) 2勝5敗(5) ❹1 1917 4 諫 早 124勝76敗(2) 2勝4敗(4) 1946 5 長崎日大 123勝45敗(9) 12勝13敗(13) ❹1 1969 6 佐世保工 121勝73敗(4) 4勝7敗(7) 1946 7 瓊 浦 118勝65敗(2) 3敗(3) 1956 8 佐世保実 107勝51敗(5) 3勝6敗(6) 1967 9 長崎工 95勝75敗 1947 10 長崎南山 93勝75敗(2) 3勝3敗(3) ❹1 1947 清 峰 75勝62敗(4) 13勝4敗(5) 優1準1 1957
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拮抗する公立勢(長崎商、清峰)私立勢(海星、長崎日大)
戦前から長崎商や長崎中(長崎西)がリードしていたが、1950年代後半から長崎南山や海星の私立勢が出てきた。その後新勢力の清峰や長崎日大が出てきた。地方大会の最多勝は海星272勝、OBに池辺豪則(ロッテ)平田勝男(阪神)堀幸一(ロッテ)がいる。2位は古豪長崎商240勝、3位は県内の進学校長崎西148勝、4位諫早124勝、5位は大瀬良大地の母校長崎日大123勝、6位佐世保工、7位は瓊浦、本西厚博(オリックス)、下柳剛(阪神)が卒業。8位佐世保実、9位長崎工、10位長崎南山と続く。
甲子園では1917年夏長崎中が初出場し、25年夏長崎商が初勝利をあげた。甲子園の最多勝は海星16勝、76年夏サッシーこと酒井圭一投手の活躍でベスト4まで進む。2位清峰13勝09年春県初の優勝、06年春は準優勝を遂げる。3位新興校長崎日大12勝、07年夏中村隼人(日ハム)投手の活躍でベスト4まで進む。長崎商6勝と続く。出場数では海星25回、長崎日大13回、長崎商10回、佐世保工7回、佐世保実6回、長崎西と清峰5回と続く。勝率では清峰が7割6分。 プロ野球選手では日ハムの快速球柴田保光は島原農が出身校である。
長崎県は地方大会の最多勝は海星、甲子園の勝利数は海星、最高成績は清峰という結果となった。長崎は公立校と私立校が拮抗している。
41 佐賀 45勝78敗1分 .370 優2 ❹1 (41)
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1佐賀商 220勝82敗(16) 17勝21敗(22) 優1 1921 2 佐賀西 198勝99敗(7) 1勝7敗(7) 1919 3 龍 谷 141勝77敗(3) 2勝4敗(4) 1946 4 唐津商 133勝81敗(5) 2勝7敗(7) 1934 5 佐賀学園 129勝58敗(6) 6勝6敗(6) 1959 6 佐賀北 114勝54敗(5) 6勝4敗(5) 優1 1964 7 佐賀工 105勝78敗(2) 2勝3敗(3) 1938 8 鳥 栖 100勝72敗 1勝3敗(3) 1949 9 鳥栖工 101勝77敗(1) 1勝1敗(1) 1946 10 鹿 島 99勝91敗(2) 3勝2敗(2) ❹1 1924 11 唐津東 91勝99敗 1921
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佐賀商 佐賀西 佐賀北 公立王国
佐賀県は戦前から現在に至るまで佐賀西や佐賀商がリードしてきた。地方大会の最多勝は佐賀商220勝、OBに西武の新谷博がいる。2位は県内の進学校佐賀西198勝、あぶさんのモデル永淵洋三(近鉄)が卒業。この2校が群を抜き、3位龍谷141勝、4位は佐賀市外の唐津商133勝、5位佐賀学園129勝。6位は岸川勝也(ダイエー)の母校佐賀北、7位は吉田勝豊(東映)の母校佐賀工、8位鳥栖、大投手権藤博(中日)と広島の監督緒方孝市が卒業。9位鳥栖工、10位鹿島、11位は盗塁王木塚忠助(南海)の母校唐津東と続く。
甲子園では佐賀中(現佐賀西)が1922年夏初出場し、29年夏初勝利をあげる。しかし、最多勝は佐賀商17勝で、94年夏優勝を遂げた。2位は佐賀学園と佐賀北6勝、特に佐賀北は並みいる強豪校を倒し、07年夏優勝。平成になり、公立校が優勝を遂げたのは4校しかない。そのうち2校が佐賀とは快挙である。しかし、佐賀は以前よりも向上したものの、全国的には弱小傾向にある。出場数では佐賀商22回、佐賀西・唐津商7回、佐賀学園6回、佐賀北5回と続く。勝率では佐賀北と鹿島が5割を上回る。
プロ野球選手では西武の首位打者辻発彦が佐賀東、大洋のスーパーカートリオ加藤博一が多久工、ヤクルトの盗塁王福地寿樹は杵島商を出る。
佐賀県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績の3部門共佐賀商が独占した。佐賀北、佐賀西の健闘を含め、公立校が優勢である。
40 福岡 155勝172敗 .474 優4準5❹13 (135)
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1小倉 265勝89敗(10)27勝19敗(21)優2準2❹3 1917 2 柳 川 261勝66敗(8) 13勝16敗(16) 1948 3 小倉工 224勝86敗(8) 14勝17敗(17) ❹2 1927 4 東 筑 219勝91敗(6) 3勝9敗(9) 1918 5 福岡工 187勝88敗(4) 5勝9敗(9) ❹1 1916 6福岡大大濠 183勝68敗(3) 9勝8敗(8) 1952 7九国大付 189勝52敗(10) 12勝12敗(12) 準1 1962 8久留米商 178勝96敗(4) 12勝9敗(9) 準1❹2 1915 9西日本短付 167勝54敗(6)9勝6敗(7) 優1 ❹1 1963 10 東福岡 146勝59敗(4) 4勝6敗(6) 1960 11 戸 畑 135勝72敗(4) 3勝8敗(8) ❹1 1947 三池工 91勝74敗(1) 5勝 (1) 優1 1948
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小倉 久留米商の公立から 私立の群雄割拠へ
福岡県は長い間小倉、小倉工、久留米商の公立校がリードしてきたが、1970年代から柳川を中心に私立校が進出。地方大会の最多勝は長い間伝統を持ち続けている小倉265勝、進学校でもあり、卒業生に安田猛(ヤクルト)がいる。2位柳川261勝、OBに真弓明信(阪神)、若菜嘉晴(阪神)立花義家(西武)がいる。3位は戦前の強豪小倉工224勝、阪急の松永浩美が出る。4位東筑219勝、名監督仰木彬、矢ノ浦国満(近鉄)を輩出。5位にやっと福岡市の福岡工が登場187勝、卒業生に天保義夫(阪急)がいる。6位九国大付、7位福岡大大濠、8位古豪久留米商、9位は大リーガー新庄剛(阪神)の母校西日本短大付、10位は村田修一(巨人)の母校東福岡。
甲子園では1915年夏久留米商が初出場し、19年夏小倉中(現小倉)が初勝利をあげる。最多勝は小倉27勝、47年夏48年夏に連覇。準優勝も2度遂げる。2位小倉工14勝、31年夏、66年夏ベスト4に進んだ。3位柳川13勝、4位久留米商・九国大付12勝、久留米商は62年夏準優勝。5位は92年夏優勝した西日本短大付と福岡大大濠が9勝と続く。三池工は65年夏初出場初優勝で、その後出場していないので、5勝無敗で勝率10割。徳島の海部と2校しかない。出場回数は小倉21回、小倉工17回、柳川16回、九国大付12回、福岡工・久留米商・東筑9回、戸畑8回と続く。
プロ野球選手では小鶴誠(松竹)は飯塚商、小川健太郎(中日)は明善、前田幸長(ダイエー)は福岡一を卒業。福岡県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績の3部門共小倉が独占した。現在は公立校から私立校へ群雄割拠になりつつある。
39 高知 192勝128敗 .603 優5準7❹11 (35)
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1高知商273勝73敗(23)61勝36敗(37)優1準3❹3 1920 2高知 215勝88敗(12)37勝31敗(33)優2準1❹1 1930 3明徳義塾 169勝24敗(21)62勝40敗(41)優1 ❹4 1976 4土佐 133勝74敗(4) 15勝12敗(12) 準2❹1 1947 5高知追手前 92勝100敗(1) 4勝2敗(2) ❹1 1922 6 高知工 84勝103敗 1921 7 中 村 79勝73敗 4勝1敗(1) 準1 1949 8 安 芸 59勝86敗 1勝1敗(1) 1934 9 伊野商 57勝58敗(1) 5勝1敗(2) 優1 1964 10 宿 毛 49勝70敗(1) 1敗(1) 1949
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高知商 高知の2強から 明徳義塾の独走へ
高知県は戦前甲子園の出場校はなく、弱小県であった。しかし、戦後になって高知商、土佐、高知、そして明徳が出てきて一気に強豪県となった。地方大会の最多勝は高知商273勝、OBに須藤豊(巨人)江本猛紀(阪神)高橋善正(東映)鹿取義隆(巨人)中西清起(阪神)藤川球児(阪神)がいる。2位高知215勝、有藤通世(ロッテ)弘田澄男(ロッテ)が出る。3位は急上昇してきた明徳義塾169勝、県外からも選手を集め、現在無敵。卒業生に横田真之(ロッテ)河野博文(日ハム)がいる。4位は県屈指の進学校土佐133勝、文武両道は立派。5位は伝統校の高知追手門92勝。6位は高知工、7位は山沖之彦(阪急)の母校中村、8位安芸、9位伊野商、井本隆(近鉄)渡辺智男(西武)が卒業。10位宿毛と続く。
高知県の甲子園は戦後1946年夏城東中(現追手門)が初出場初勝利をあげた。最多勝は1位明徳義塾62勝(全国12位)、02年夏優勝を飾った。2位高知商61勝(全国15位)、3度の準優勝を遂げたが、80年春中西投手の活躍で悲願の優勝をあげた。3位は高知37勝、64年夏、75年春と2度優勝。4位は土佐15勝、53年夏、66年春と2度準優勝。攻守交代の全力疾走が観客を魅了させる。5位伊野商5勝、85年春渡辺投手の活躍でPLを倒し優勝を飾る。6位はベスト4に進んだ追手門と山沖投手の活躍で準優勝した中村4勝。高知は3強以外のチームが出ても好成績をあげる。出場回数は明徳義塾41回、高知商37回、高知33回、土佐12回と続く。勝率では、高知商.629(同18位)明徳が.614(全国22位)で、伊野商や中村は8割以上を超える。
高知県は地方大会の最多勝高知商、甲子園の最多勝は明徳義塾、最高成績は高知という結果となった。最近高知商が低迷し、明徳が伸びているので、3強の構図も変わりしそうだ。
38 徳島 140勝112敗1分 .563 優6準6❹9 (31)
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1徳島商256勝80敗(24)42勝42敗(43) 優1準1❹4 1915 2鳴門 207勝91敗(13)28勝22敗(23) 優1準2❹11915 3池田 148勝68敗(9) 42勝14敗(17) 優3準2❹2 1947 4鳴門渦潮143勝54敗(6)16勝16敗(16) 準1❹1 1963 5 鳴門一 108勝68敗 1938 6 城 南 87勝101敗 1勝1敗(1) 1920 7 海 部 84勝72敗 5勝 (1) 優1 1952 8 小松島 80勝70敗(1) 2勝4敗(4) 1952 9生光学園 78勝42敗 1981 10徳島科学技術66勝70敗 1946 11小松島西 64勝59敗(2) 1勝5敗(5) 1962
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徳島商 池田 鳴門 3強の 公立王国
戦前徳島県は香川や愛媛に押されて、ほとんど甲子園に出場できない弱小県であった。しかし、戦後徳島商、鳴門、そして池田が出てきて、一躍強豪県となった。地方大会の最多勝は徳島商256勝、OBには平井三郎(巨人)林儀一(大映)坂東英二(中日)川上憲伸(中日)がいる。2位鳴門207勝、八田正(大毎)白石静雄(広島)潮崎哲也(西武)がいる。3位は強打の池田148勝、大洋の畠山準、巨人の水野雄仁が卒業。4位は鳴門工と鳴門一が合併した鳴門渦潮143勝、ロッテの捕手里崎智也、好守藤田一也(楽天)がでる。5位鳴門一108勝。6位は旧名徳島中の城南、7位は海南から校名が変わった海部、8位小松島、9位県内唯一の私立生光学園、10位徳島科学技術、11位小松島西と続く。
甲子園では徳島商が1935年春初出場、37年春初勝利。最多勝は池田の42勝、70年代から80年代にかけて、蔦文也監督のパワー野球により爆発的な強さで優勝3回、準優勝2回と全国にその名を轟かせた。同じく1位徳島商42勝、47年春優勝、58年春に坂東投手の活躍で準優勝を遂げる。3位鳴門28勝、51年春優勝、52年夏準優勝。4位は鳴門渦潮16勝、鳴門工で02年春準優勝をあげる。5位海部5勝、旧海南で尾崎正司(西鉄)投手の活躍で64年春優勝。尾崎はその後ゴルフで活躍するジャンボ尾崎のことである。海部はこの時しか出場しなかったため、勝率10割(全国に2校のみ)として記録が残る。出場数は徳島商43回、鳴門23回、池田17回、鳴門渦潮16回、小松島西5回、小松島4回と続く。
徳島県は地方大会の最多勝徳島商、甲子園の最多勝徳島商・池田、最高成績は池田という結果になった。しかし、池田は最近低迷が続いているため、3強の構図も変わりそうである。また、徳島は47都道府県で唯一私立校が甲子園に出場していない。
37 愛媛 188勝129敗1分 .597 優10準8❹16 (60)
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1 松山商 337勝78敗(26) 80勝35敗(42)優7準4❹6 1918 2 今治西 232勝94敗(13) 34勝26敗(26) ❹5 1918 3宇和島東 204勝88敗(9)10勝12敗(13)優1 1924 4西条 196勝87敗(6) 16勝11敗(12)優1 ❹2 1923 5 新 田 160勝72敗 (1) 5勝3敗(3) 準1 1947 6 八幡浜 151勝97敗(1) 2敗(2) 1920 7 川之江 156勝67敗(6) 8勝7敗(7) ❹1 1950 8 松山東 112勝105敗(1) 3勝3敗(3) 41 1916 9 松山北 102勝102敗 1勝2敗(2) 1918 10 南宇和 90勝72敗(1) 2勝2敗(2) 1950 済 美 62勝13敗(6) 21勝7敗(8) 優1準2❹1 2002
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松山商をトップ、続く今治西、宇和島東と公立校強し
愛媛県は高校野球黎明期から現在に至るまで松山商を中心に「野球王国四国」の先頭に立っている。地方大会の最多勝は松山商337勝(全国8位)、OBに景浦将(阪神)千葉茂(巨人)西本聖(巨人)藤原満(南海)水口栄二(近鉄)がいる。2位今治西232勝、進学校ながら健闘、阪急の代打の切り札高井保弘、重松省三(大洋)藤井秀悟(ヤクルト)が卒業。3位宇和島東204勝、平井正史(オリックス)岩村明憲(ヤクルト)が出る。4位西條196勝、藤田元司(巨人)森本潔(阪急)を輩出。5位新田160勝、6位八幡浜。7位川之江、8位は進学校松山東、9位は松山北、10位南宇和と続く。
甲子園では1919年夏松山商が初出場初勝利をあげ、その後松山商は優勝7回、準優勝4回を遂げ、80勝(全国5位)をあげる。2位は今治西34勝、ベスト4に5度進む。3位は21世紀から地方大会に参加した新鋭済美21勝、優勝、準優勝1度ずつ。4位西條16勝、59年夏優勝。5位宇和島東10勝、88年春優勝。済美・宇和島両校共上甲監督が優勝へ導いた。6位は02年夏ベスト4に進んだ川之江8勝、75年夏準優勝の新居浜商6勝である。出場回数では松山商42回、今治西27回、宇和島東13回、西条12回、済美8回と続く。勝率では松山商.596、済美は試合数が少ないが8割を越す。
プロ野球選手では河埜和正(巨人)敬章(南海)の兄弟は八幡浜工、中日野口茂樹は丹原が出身。済美からは優勝に導いた福井優也(広島)と安楽智大(楽天)が出る。愛媛は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績の3部門共に松山商が独占した。しかし、最近松山商の甲子園出場は少なく、勢力図も変わりそうである。
36 香川 133勝134敗 .498 優5準4❹11 (40)
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1 高松商 310勝83敗(22) 62勝46敗(50) 優4準3❹3 1915 2坂出商 175勝94敗(8) 15勝15敗(15) 準1❹1 1922 3尽誠学園 148勝63敗(10) 17勝17敗(17) ❹2 1948 4丸亀城西 144勝87敗(5) 7勝14敗(14) ❹1 1929 4 丸 亀 144勝99敗(4) 2勝5敗(5) 1915 6 高 松 139勝104敗(4) 6勝8敗(8) ❹2 1915 7 高松一 127勝85敗(3) 8勝4敗(4) ❹2 1932 8 三本松 125勝89敗(3) 2勝4敗(4) 1915 9 志 度 129勝97敗(3) 5勝5敗(5) 1926 10観音寺総合 96勝84敗(1) 6勝1敗(2) 優1 1931
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高松商 断トツから 群雄割拠へ
香川県は高松商を中心に高校野球黎明期から野球どころである。最近は勢いが鈍化しているが、輝かしい歴史がある。地方大会の最多勝は高松商310勝、2位を100勝以上離し、独走状態である。OBに宮武三郎(阪急)水原茂(巨人)牧野茂(中日)島谷金二(中日)岡村浩二(阪急)山口富士雄(阪急)がいる。2位坂出商175勝、東映安藤元博の母校。3位はベストテン内唯一の私立尽誠学園148勝、伊良部秀輝(ロッテ)谷佳知(オリックス)がでる。4位は丸亀商から校名が変わった丸亀城西と丸亀141勝。6位高松139勝、名門進学校である。高松から三原脩(巨人)穴吹義雄(南海)が卒業。7位は怪童中西太(西鉄)近藤昭仁(大洋)の出身校高松一、8位三本松、9位志度、旧志度商から熊野輝光(阪急)白井一幸(日ハム)が卒業。10位平成になって優勝した観音寺総合。
甲子園では1915年夏高松中(現高松)が初出場し、翌16年夏香川商(現高松商)が初勝利をあげる。最多勝は高松商62勝(全国12位)、優勝4回、準優勝3回遂げる。2位は尽誠学園17勝、ベスト4に2度進む。3位坂出商15勝、55年夏準優勝。4位高松一8勝、5位丸亀城西7勝、6位高松・観音寺総合6勝と続く。出場回数は、高松商50回(全国7位)、尽誠学園17回、坂出商15回、丸亀城西14回、高松8回、丸亀、志度5回と続く。勝率では観音寺中央が6勝1敗で8割を越す。
プロ野球選手では中日に投手大矢根博臣が観音寺一、西鉄の投手西村貞朗が琴平の出身である。
香川は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績の3部門共高松商が独占した。高松商は記録的には断トツだが、最近出場機会は少ない。しかし、2016年春準優勝を遂げた。
35 山口 118勝133敗 .465 優2準7❹5 (59)
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1下関商225勝89敗(9) 29勝22敗(23) 優1準2❹2 1920 2宇部商 188勝67敗(12)27勝19敗(19) 準1❹2 1936 2柳井 186勝93敗(7) 16勝10敗(11) 優1準1❹1 1923 4 岩 国 170勝85敗(5) 4勝12敗(12) 1916 5 豊 浦 164勝100敗(3) 1勝5敗(5) 1919 6高川学園 137勝86敗(2) 1勝3敗(3) 1929 7柳井商工 128勝88敗(3) 3勝3敗(3) 1930 8防府商工 117勝81敗(2) 5勝6敗(6) 準1 1932 9 早 鞆 108勝68敗(3) 4勝4敗(4) 準1 1952 10 山 口 104勝100敗 1敗(1) 1919 11 山口鴻城 103勝94敗(3) 1勝3敗(3) 1920 12 防 府 96勝101敗 1敗(1) 1916
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下関商 柳井 宇部商 と公立優勢
山口県は戦前より下関商、柳井がリードし、その流れは戦後も続き、公立優勢は現在も続く。地方大会の最多勝は下関商225勝、OBに大投手藤本英雄(巨人)池永正明(西鉄)がいる。2位宇部商188勝、近鉄の捕手有田修三が卒業。同じく3位柳井186勝、遠井吾郎(阪神)の出身校。4位岩国170勝、5位豊浦、阪急の4番戸倉勝城が出身6位は高木豊の母校高川学園、7位は広島で活躍した森永勝也の母校柳井商工、8位防府商工、9位早鞆、10位は県内屈指の進学校山口、阪神の御園生崇男の母校で、2人の総理大臣も輩出。11位山口鴻城と続く。
甲子園では1919年夏豊浦中(現豊浦)が初出場し、25年夏柳井が初勝利をあげた。最多勝は下関商29勝、池永投手の活躍で63年春優勝、夏準優勝を遂げる。2位は宇部商27勝、85年夏KKコンビのPLに惜敗し、準優勝だった。3位柳井16勝、58年夏優勝、72年夏準優勝を遂げる。この3校が群を抜き、4位防府商工5勝、74年夏旧名防府商で準優勝。進学校の岩国、準優勝の早鞆が4勝で続く。出場回数では下関商23回、宇部商19回、岩国12回、柳井11回、南陽工7回、防府商工6回、豊浦5回と続く。
プロ野球選手として、炎のストッパー津田恒美(広島)が南陽工、道原裕幸(広島)河村健一郎(阪急)の両捕手は桜ヶ丘が出身校。
山口県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績と3部門共下関商が独占した。
下関商、柳井、宇部商が3強で、岩国、南陽工等公立勢が優勢だが、私立も徐々に台頭している。
34 広島 216勝154敗3分 .583 優12準11❹8 (94)
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1広陵 320勝79敗(24) 75勝47敗(50) 優3準7❹41916 2広島商319勝73敗(23) 63勝37敗(44) 優7準2❹2 1915 3 尾道商 204勝90敗(1) 13勝7敗(7) 準2 1929 4 盈 進 191勝87敗(3) 1勝3敗(3) 1927 5 広島工 177勝72敗(5) 12勝10敗(10) 1937 6 崇 徳 174勝74敗(2) 8勝4敗(5) 優1 1947 7 呉港 147勝82敗(6) 14勝10敗(11) 優1 1928 8 瀬戸内 132勝88敗(2) 3勝5敗(5) 1922 9福山誠之館109勝99敗 1915 10 三 次 107勝91敗 1926 11 山 陽 106勝66敗(2) 3勝2敗(2) ❹1 1946 12 三 原 102勝79敗(1) 1勝1敗(1) 1946
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山陽の野球王国 広陵 広島商 2強
広島は高校野球黎明期から、広島商、広陵両校が互いにライバルとして鎬を削り、県のレベルアップに貢献し、全国に轟く野球王国を築き上げた。この両校の強さは現在まで続く。地方大会の最多勝は僅差で広陵320勝、白石勝巳(巨人)福富邦夫(ヤクルト)金本知憲(広島)福原峰夫(阪神)吉川光夫(日ハム)が卒業。2位広島商319勝、OBに鶴岡一人(南海)山本一義(広島)大下剛(広島)三村敏之(広島)現役ソフトバンクの柳田悠岐がいる。3位は尾道商204勝、4位は箱田淳(国鉄)の母校盈進191勝。5位は高津臣吾(ヤクルト)や新井貴弘(広島)の出身校広島工177勝、6位は山崎隆造の母校崇徳、7位は古豪呉港、藤村冨美男、隆男兄弟(共に阪神)の母校。8位瀬戸内、9位福山誠之館、10位三次、山陽、三原と続く。
甲子園では1915年夏広島中(現国泰寺)が初出場し、翌16年夏広島商が初勝利をあげる。1位広陵75勝(全国7位)優勝3回、準優勝7回。2位広島商63勝(全国13位)きめ細かい広商野球で優勝7回、準優勝2回。3位呉港14勝、藤村兄の時優勝。4位は準優勝2度の尾道商13勝。5位広島工12勝、6位は76年春優勝の崇徳と如水館8勝と続く。出場数では広陵47回、広島商44回、呉港11回、広島工10回、如水館8回、尾道商7回、崇徳・瀬戸内5回と続く。プロ野球選手では福山電波(現近大福山)から村田兆治、廿日市から山本浩二(広島)、大竹から蓑田浩二(阪急)が卒業。
広島は、地方大会と甲子園の最多勝は広陵、甲子園の最高成績が広島商、3部門を2強が分け合った。しかし、この20年間の出場回数は広島商4回、広陵18回で、広陵が広商を圧倒する。
33 岡山 112勝122敗1分 .478 優1 準1 ❹13 (59)
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1関 西 237勝96敗(9) 22勝21敗(21) ❹3 1915 2 倉敷商 210勝76敗(11) 8勝14敗(14) 1933 3岡山東商209勝87敗(11) 17勝18敗(19) 優1❹2 1923 4 倉敷工 206勝75敗(9) 25勝20敗(20) ❹4 1941 5 玉島商 151勝85敗(3) 4勝4敗(4) ❹1 1933 6 岡山南 125勝75敗(5) 11勝10敗(10) ❹2 1940 7岡山理大付 111勝55敗(5) 7勝10敗(10) 準1 1963 8 興譲館 96勝64敗 1敗(1) 1948 9 玉 野 88勝77敗 1946 10 津山商 81勝76敗 1941 11 岡山朝日 80勝102敗(1) 2勝1敗(1) 1917
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関西 倉敷工 岡山東商の 三すくみ
岡山県は戦前中国地方では一番遅れていた県で、戦後関西、倉敷工、岡山東商が競い合い、徐々に力をつけ、中国地方では広島に次ぐ県となった。地方大会の最多勝は伝統校関西237勝、OBに東映やヤクルトで活躍した大杉勝男がいる。2位倉敷商210勝、二人の投手星野仙一(中日)と松岡弘(ヤクルト)を輩出。3位岡山東商209勝、大洋日本一のバッテリー秋山登と土井淳。大洋のエース平松政次、阪神八木裕の出身校。4位倉敷工206勝、西鉄の捕手片岡新之介が卒業。5位玉島商151勝。6位バントの名人川相昌弘の岡山南、7位岡山理大付、8位興譲館、9位玉野、10位津山商と続く。
甲子園では1921年夏岡山一中(現岡山朝日)が初出場初勝利をあげる。岡山勢は戦前この1回しか出場していない。甲子園の最多勝は倉敷工25勝、ベスト4に4度進む。グラウンドには「甲子園通算25勝」の看板を掲げている。2位関西22勝、平成に入りベスト4に3度進む。3位岡山東商17勝、65年春平松投手の活躍で優勝。4位岡山南11勝、ベスト4に2度進む。5位倉敷商8勝。6位岡山理大付7勝、99年夏準優勝を遂げた。出場回数は関西21回、倉敷工20回、岡山東商19回、倉敷商14回、岡山南・理大付10回と続く。
プロ野球選手では水島工から佐々木誠(南海)、勝山から石井茂雄(阪急)と山根和夫(広島)の2人の投手がでる。ロッテのアンダースロー仁科時成は山陽、日ハムの4番打者高橋信二は津山工である。
岡山は地方大会の最多勝が関西、甲子園の最多勝は倉敷工、最高成績は岡山東商と3部門それぞれ別々の学校となった。上位が拮抗し、今後も混戦模様は続きそうだ。
32 島根 43勝97敗 .307 ❹3 (39)
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1大 社 188勝100敗(8) 6勝10敗(10) ❹1 1915 1浜 田 188勝92敗(12) 10勝16敗(16) 1916 3石見智翠館 141勝45敗(11) 7勝12敗(12) ❹1 1967 4 松江商 139勝106敗(3) 7勝10敗(10) 1916 5 大 田 113勝86敗(3) 6敗(6) 1933 6 開 星 100勝25敗(10) 3勝13敗(13) 1988 7 立正大淞南 90勝59敗(3) 3勝3敗(3) 1961 8 安 来 82勝71敗 1952 9 出雲商 77勝77敗(1) 2敗(2) 1946 10 松江北 77勝106敗(2) 3勝4敗(4) ❹1 1915 11 邇 摩 70勝73敗 2敗(2) 1950
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公立 浜田 大社 VS 私立 智翠館 開星
島根は戦前杵築中(現大社)の活躍により、強豪県であった。しかし、戦後に入り低迷が続き、全国でもベスト4が最高という4県に入る弱小県になってしまった。地方大会の最多勝は伝統校大社188勝、西鉄の伊藤光四郎が卒業。同じく1位浜田188勝、近鉄の捕手梨田昌孝、ソフトバンクの和田毅を輩出。3位石見智翠館141勝、智翠館は旧名江の川の方がよく知られ、横浜や中日で活躍した谷繁元信が卒業。4位松江商139勝、5位は大田113勝。6位開星、最近は力をつけ、10年間で6回優勝。7位最近進境著しい立正大淞南。8位は安来、9位は大野豊の出身校出雲商。10位進学校松江北と続く。
甲子園では1917年夏杵築中が初出場初勝利をし、ベスト4まで進む。甲子園の最多勝は浜田10勝、2位松江商・石見智翠館7勝、智翠館は旧江の川の63年夏ベスト4に進む。4位大社6勝、以下3勝の開星、松江北、立正大淞南が続く。松江北は23年夏ベスト4に進む。淞南は島根唯一の5割校である。出場回数では浜田16回、開星13回、智翠館12回、大社・松江商10回、太田6回と続く。
島根は地方大会の最多勝は大社・浜田、甲子園最多勝は浜田、最高成績は大社・智翠館・松江北。3部門がこのように分かれた。要するに特別に際立ったところがないということだ。浜田・大社の公立勢と智翠館・開星の私立勢の構図が今後も続きそうだ。今後島根勢の健闘を期待したい。
31 鳥取 58勝106敗 .360 準1 ❹7 (25)
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1鳥取西 218勝85敗(23) 25勝27敗(27) ❹4 1915 2米子東 184勝96敗(15) 16勝24敗(24)準1❹2 1915 3 境 117勝74敗(8) 2勝10敗(10) 1947 4 倉吉東 102勝113敗(1) 2勝3敗(3) 1915 4 八 頭 102勝63敗(6) 4勝9敗(9) 1952 6 鳥取城北 91勝48敗(3) 2勝7敗(7) 1970 7 米子工 74勝71敗(1) 1敗(1) 1953 8 鳥取商 72勝68敗(4) 4敗(4) 1932 9 倉吉北 71勝44敗(6) 6勝10敗(10) ❹1 1970 10鳥取中央育英 64勝70敗 1953
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戦前からの 鳥取西 米子東 東西対決
高校野球創世記鳥取県は、鳥取一中(現鳥取西)を中心に強豪県の一つであった。しかし、最近は低迷が続き、弱小県に陥っている。地方大会の勝利数1位は長い間鳥取をリードしてきた鳥取西218勝、OBに阪神の藤井勇、イーグルスの好守中河美芳、南海福士敬章がいる。2位米子東184勝、阪神の土井垣武、長谷川善三が卒業。この2校は県の東西に位置して、野球ばかりではなく進学校としてもライバルである。地図の位置から校名の東西が逆になっている。3位は日本を代表する名投手米田哲也(阪急)の出身校境117勝。4位倉吉東102勝、同じく4位は山間にある八頭102勝、6位鳥取城北、7位米子工、8位鳥取商、9位倉吉北、10位鳥取中央育英と続く。城北からは川口和久(広島)、倉吉北からは加藤伸一(南海)、育英からは小林繁(巨人)が卒業。鳥取は大会出場校も少なく、全体的に勝利数は少ない。
甲子園では1915年夏鳥取一中が初出場初勝利をあげ、しかもその勝利は全国大会初勝利でもあった。その旧名鳥取一中の鳥取西が25勝、黎明期ベスト4まで4度進む。2位米子東16勝、60年春には県初の準優勝を遂げる。3位倉吉北6勝、81年春ベスト4まで勝ち進む。4位八頭4勝。出場回数では、鳥取西27回、米子東24回、倉吉北・境10回、八頭9回と続く。残念ながら、勝率5割を超える学校は1校もない。 鳥取は地方大会の最多勝と甲子園の最多勝は鳥取西、甲子園の最高成績は米子東とライバルが分け合った。また、鳥取は鳥取西と米子東の東西の名門公立校が対決する状況で、私立の野球校がでてくる気配もない。今後も全国大会で勝つことは厳しいか。
30 和歌山 234勝190敗3分 .555 優13準10❹17 (40)
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1桐蔭 203勝83敗(20) 45勝33敗(36)優3準4❹6 1915 2市和歌山 171勝86敗(5)17勝14敗(14) 準1❹1 1957 3向陽 156勝92敗(7) 21勝20敗(22)優2準1❹1 1921 4智弁和歌山 156勝18敗(26) 70勝36敗(40)優4準4❹2 1979 5箕島 151勝80敗(8) 37勝13敗(17)優4 ❹2 1928 6海 南 132勝87敗(4) 16勝19敗(19) ❹2 1926 6 南 部 132勝82敗(2) 2勝6敗(6) 1928 8新 宮 113勝81敗(5) 5勝10敗(10) ❹1 1926 9 和歌山工 109勝94敗(2) 6勝7敗(7) ❹1 1921 10 田 辺 103勝99敗(1) 2勝3敗(3) 1916
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年代ごとに 桐蔭 向陽 箕島 智弁 と強豪出現
和歌山県は高校野球黎明期から現在に至るまで、和歌山中(現桐蔭)、海草中(現向陽)、箕島、智弁和歌山と常に全国制覇をする強豪校が出現する、強豪県である。地方大会の最多勝は、創世記から強豪校であった旧和歌山中の桐蔭203勝、OBに阪急や近鉄の監督西本幸雄、戦後巨人で活躍した宇野光雄がいる。2位は藤田平(阪神)や正田耕三(広島)の出身校旧市和歌山商の市和歌山171勝。3位は戦前海草中で頂点を極めた向陽156勝、阪神の真田重蔵、大映の坂本文次郎が卒業。現在和歌山をリードする智弁和歌山156勝、地方大会の参加が30余年で4位に入る。5位は尾藤公監督によって70年代無敵だった箕島151勝、東尾修(西武)吉井理人(近鉄)が出る。6位は海南132勝、同じく6位は阪神の藤本勝巳や上田次郎の母校南部132勝、8位新宮、9位和歌山工、10位田辺と続く。
甲子園では1915年夏和歌山中が初出場、初勝利を遂げている。しかし、最多勝は新鋭智弁和歌山70勝(全国9位)、短期間で優勝4回、準優勝4回は立派。今後も勢いは続く。2位古豪桐蔭45勝、和歌山中時代に優勝3回、準優勝1回、桐蔭では準優勝2回を記録。3位箕島37勝、79年春夏連覇を始め4度優勝。4位向陽21勝、海草中時代に嶋清一投手などで2度優勝。5位65年準優勝の市和歌山17勝、6位海南16勝と続く。出場回数は智弁40回、桐蔭36回、向陽22回、海南19回、箕島17回、市和歌山14回、新宮10回、和歌山工7回と続く。勝率では箕島が.740で全国4位、智弁は.680で9位である。
プロ野球選手では小久保裕紀(ソフトバンク)が星林、西口文也(西武)は県和歌山商の出身である。和歌山は地方大会の最多勝は桐蔭、甲子園の最多勝、最高成績は智弁となった。
29 奈良 150勝125敗 .543 優4 準1 ❹8 (43)
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1天理269勝52敗(29)79勝51敗(54) 優3❹4 1936 2 郡 山 208勝94敗(6) 12勝12敗(12) ❹1 1918 3 智弁学園 194勝35敗(21) 44勝33敗(34)優1準1 ❹2 1967 4 御所実 132勝73敗(4) 5勝11敗(11) 1946 5 奈良大付 103勝62敗(1) 1勝1敗(1) 1960 6 奈良朱雀 92勝81敗 1935 7 高田商 100勝67敗(1) 4勝3敗(3) 1955 8 五 条 92勝73敗 1927 9 高 田 90勝73敗 4勝2敗(2) ❹1 1949 10 一 条 79勝74敗 1敗(1) 1950 11奈良情報商 75勝60敗 1963
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圧倒的強さの天理 追う智弁 郡山
奈良県は、戦前はどちらといえば弱小県であった。しかし、1950年代天理の台頭、さらにライバル智弁学園も出現し、徐々に力をつけてきた。地方大会勝利数1位は天理269勝、OBに強打者門田博光(南海)、阪神の代打の切り札関本健太郎がいる。2位は公立の雄郡山208勝、県内屈指の進学校である。3位は天理のライバル智弁学園194勝、高代延博(日ハム)岡本和真(巨人)が卒業。4位は旧名御所工の御所実132勝、西鉄の東田正義が卒業。5位奈良大付103勝、6位は南海の名投手森中千香良がOBの奈良朱雀、7位は三浦大輔(横浜)の出身校高田商、8位五条、9位高田、10位一条、11位は駒田徳広の母校、旧名櫻井商の奈良情報商と続く。
甲子園では1933年夏郡山中(現郡山)が初出場初勝利をあげる。しかし、紀和代表ではほとんど和歌山に代表を取られ、40年代まで1校しか参加できなかった。その後、御所実、高田、天理がでて、奈良が力をつけてきた。甲子園の最多勝は天理79勝(全国6位)、昭和末期から平成にかけて3度全国制覇を遂げる。2位智弁学園44勝、天理と競う中で力をつけ、2016年春制覇。2021年夏準優勝。3位は奈良の伝統校郡山12勝、4位御所実5勝と続く。出場回数は天理54回(全国4位)、智弁34回、郡山12回、御所実11回と続く。
奈良は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績と3部門共天理が独占した。ライバルの智弁もいるが、強豪校も少ないため、さらに記録を伸ばしそうだ。公立校の健闘も期待したい。
28兵庫320勝249敗3分 .564 優13準8❹32 (161)
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1報徳学園303勝68敗(15)64勝34敗(37)優3準1❹7 1933 2育英 256勝91敗(6) 28勝18敗(19)優1準1❹4 1917 3東洋大姫路 206勝47敗(12)33勝19敗(20)優1 ❹5 1964 4滝 川 199勝91敗(7) 17勝19敗(19) ❹1 1918 5関西学院 197勝96敗(7) 13勝10敗(12)優2準1 1915 6明石 191勝85敗(6) 21勝14敗(14) 準2❹2 1927 7神港橘 179勝93敗(7) 22勝13敗(15)優2 ❹2 1917 8 洲 本 171勝93敗(1) 4勝3敗(4) 優1 1921 9 神港学園 174勝79敗(3) 8勝8敗(8) 1927 10 市尼崎 162勝73敗(2) 1勝2敗(2) 1948 11 三田学園 146勝95敗 4勝4敗(4) 1923 11 県尼崎 143勝89敗(1) 7勝5敗(5) 1927 芦屋 125勝71敗(6) 16勝11敗(12)優1準1❹1 1946 甲陽学院 104勝94敗(4)15勝11敗(12)優1 ❹3 1919 神 戸 95勝99敗(4) 6勝6敗(7) 優1 1915
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地元兵庫 関学 報徳 育英 市神港 新旧強豪がそろう
甲子園の地元兵庫県は昔からの野球王国、強豪が年代ごとに次々に登場。地方大会の最多勝は、1960年代に頭角を表した報徳学園303勝、OBには深見安博(西鉄)、基満男(西鉄)、松本匡史(巨人)、金村義明(近鉄)がいる。2位は戦前からの強豪育英256勝、巨人の土井正三、300勝投手鈴木啓示(近鉄)、現役栗山巧(西武)が卒業。3位は70年代から出てきた東洋大姫路206勝、大リーガー長谷川滋利(オリックス)の母校。4位は「泣くな別所、甲子園の花」の大投手別所毅彦の母校滝川199勝、5位は私立の名門関西学院197勝、6位明石、7位は旧第一神港商時代に活躍した神港橘、8位は淡路島の洲本、9位神港学園、10位市尼崎と続く。
甲子園では1915年夏神戸二中(現兵庫)が初出場し、17年夏関西学院中(現関西学院)が初勝利をあげ、勢いに乗って準優勝を遂げる。甲子園の最多勝は、優勝3回の報徳学園64勝(全国13位)、2位は77年夏優勝した東洋大姫路33勝(全国36位)、3位は古豪93年夏優勝した育英28勝、4位は第一神港商で春2連覇した神港橘22勝、5位は延長25回戦い惜敗した明石21勝、6位滝川、7位芦屋と続く。出場回数では、報徳37回、東洋大姫路が20回、育英・滝川3校が19回、市神港15回、明石14回と続く。兵庫は、地方大会の最多勝、甲子園最多勝、最高成績の3部門共報徳学園が独占した。しかし、13回の優勝には9校が関わっている。
27大阪 396勝231敗5分 .627 優26準15❹27 (189)
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1大体大浪商 306勝82敗(13)49勝28敗(32)優4準3❹2 1925 2 PL学園 293勝43敗(17)96勝30敗(37)優7準4❹6 1956 3 近大付 261勝71敗(5) 12勝11敗(12)優1 1946 4関大北陽 229勝87敗(6)17勝14敗(14) 準1❹1 1926 5 興 国 207勝87敗(2) 8勝6敗(7) 優1 1929 6市岡 206勝97敗(10)14勝20敗(20) 準1❹3 1915 7明星 197勝97敗(8) 11勝12敗(13)優1 1915 7八尾 197勝100敗(4) 16勝10敗(10) 準1❹4 1915 9 阪南大 180勝75敗(2) 8勝7敗(7) 準1❹1 1946 10上宮 182勝76敗(1) 22勝8敗(9) 優1準1❹2 1946 11 大阪桐蔭 175勝23敗(12) 75勝16敗(25) 優9 ❹3 1988 12履正社168勝79敗(6)24勝13敗(14)優1 準1 1925 13 関大一 151勝102敗(1) 8勝3敗(3) 準1 1917 14 北 野 144勝104敗(1) 9勝4敗(5) 優 ❹2 1916 |
日本一の野球王国 浪商 PL 桐蔭 強豪出現
大阪は日本一の野球王国である。しかし、戦前は目立つような強豪ではなかったが、戦後浪商、さらにPL学園、大阪桐蔭という怪物校が出現し、他を引き離す圧倒的な強さを発揮した。地方大会の勝利数ベストテンでも強豪校が目白押しである。地方大会の最多勝は大体大浪商306勝、張本勲、尾崎行雄、高田繁、牛島和彦が卒業。2位は1970年代から台頭したPL学園293勝、OBには加藤英司、清原和博、桑田真澄、立浪和義、松井稼頭央、前田健太とそうそうたるメンバーが並ぶ。3位は近大付261勝、4位は岡田彰布、長崎慶一が卒業した関大北陽229勝、5位は伝統の公立校市岡206勝、6位興国、7明星と八尾、9位阪南大、旧名大鉄の方が知られ、福本豊、土井正博を輩出。10位は黒田博樹の母校上宮、11位大阪桐蔭、30年余で強豪として名を上げた。12位履正社、13位関大一、14位は進学校北野と続く。
甲子園では1916年夏市岡中(現市岡)が初出場、初勝利をあげ、準優勝を遂げる。甲子園最多勝はPL96勝(全国3位)優勝7回(全国3位)準優勝4回と素晴らしい成績である。2位は急激に出てきた大阪桐蔭75勝、短期間に優勝9回(全国2位)は立派。3位は優勝4回、準優勝3回で49勝の浪商、4位履正社24勝、2019年夏悲願の優勝を遂げる。5位は優勝、準優勝を1回ずつの上宮22勝、6位北陽17勝、7位は公立の雄八尾16勝、市岡14勝と続く。出場回数はPL37回、浪商32回、桐蔭25回、市岡21回、北陽14回、明星13回、近大付12回と続く。勝率は桐蔭が.824で全国1位、PLが.762で全国2位である。
大阪は地方大会の最多勝は浪商、甲子園の最多勝はPL、最高成績は大阪桐蔭となった。しかし、PLは2016年をもって野球部が廃部となり、大阪の状況も変化するだろう。
2 京都 207勝184敗2分 .537 優6準11❹13 (78)
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1龍谷大平安 385勝66敗(34)104勝72敗(76)優4準4❹6 1916 2 東 山 192勝95敗(4) 5勝8敗(8) 1919 3京先端科大付178勝77敗(11)14勝15敗(15) 準2 1930 4西京 157勝105敗(3) 12勝6敗(7) 優1準1❹1 1915 5京都外大西161勝56敗(9) 19勝15敗(15) 準1 1958 6鳥 羽 137勝64敗(6) 13勝8敗(9) 優1準1❹1 1915 7福知山成美 134勝87敗(4) 7勝6敗(6) 1924 8 山 城 129勝102敗(3) 4敗(4) 1915 9 花 園 124勝71敗(1) 2敗(2) 1948 10 大 谷 124勝94敗 1勝1敗(1) 1923 11 洛 北 119勝105敗(1) 1勝1敗(1) 1915
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千年の都京都 平安 圧倒的強さ 伝統校も健闘
千年の都京都は野球どころで、高校野球黎明期から強豪だった。まず京都二中(現鳥羽)や京都一商(現西京)の公立勢、私立の名門立命館中、同志社中が活躍した。昭和に入ってから平安が出てきて、現在に至るまでその勢いは続く。地方大会の最多勝は、龍谷大平安385勝(全国4位)と圧倒的な強さである。OBに金田正泰(阪神)近藤和彦(大洋)衣笠祥雄(広島)桧山進次郎(阪神)がいる。2位東山192勝、大リーガーを経験した岡島秀樹(巨人)が卒業。3位は旧名京都商の京都先端科学大付178勝、伝説の名投手沢村栄治(巨人)中尾碩志(巨人)を輩出。4位京都外大西161勝、5位は旧名京都一商の西京157勝、6位は旧名京都二中の鳥羽、7位は進境著しい福知山成美、8位は吉田義男(阪神)の母校山城、9位はラグビーも強い花園、10位大谷、旧京都一中の洛北11位と続く。
甲子園では1915年夏第1回大会に出場し優勝を遂げたのが京都二中、48年春には京都一商(現西京)が優勝と、黎明期から活躍。昭和に台頭したのは龍谷大平安で、優勝4回、準優勝4回をあげ、104勝(全国2位)と素晴らしい活躍。2位は05年夏準優勝の京都外大西19勝、3位京都先端科学大付(旧京都学園)14勝、81年夏に準優勝。4位は記念すべき第1回大会優勝校京都二中こと鳥羽13勝である。5位は終戦直後の48年春優勝の西京12勝、この優勝した時の対戦相手は、京都二商(現西陣商)で、京都決戦となった。出場回数は平安76回(全国1位)、京都先端科学大付と京都外大西15回、鳥羽9回、東山8回、西京7回、福知山成美6回と続く。
プロ野球選手では日本一の捕手野村克也は峰山、現役糸井嘉男(阪神)は宮津。京都は、地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績の3部門共平安が独占した。しかしながら、私立優勢な中、鳥羽、西京の伝統校も健闘する。
25 滋賀 65勝98敗1分 .377 準1❹2 (54)
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1 八幡商 183勝97敗(7) 12勝14敗(14) 1915 2近江 168勝48敗(17) 29勝23敗(23) 準2❹1 1957 3 比叡山 159勝85敗(7) 6勝13敗(13) 1915 4 彦根東 156勝105敗(2) 2勝6敗(6) 1916 5 膳 所 148勝97敗(2) 6敗(6) 1920 6 大津商 105勝85敗 2敗(2) 1926 7 伊 香 102勝72敗(3) 5敗(5) 1948 8 八日市 86勝94敗(1) 1敗(1) 1924 9 水 口 83勝87敗(1) 2敗(2) 1924 10 北大津 73勝36敗(3) 5勝6敗(6) 1984 11 守 山 72勝57敗(1) 1敗(1) 1964 12 長浜北 66勝66敗(1) 2敗(2) 1956 甲 西 53勝37敗(2) 4勝2敗(2) ❹1 1983
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八幡商の公立勢 VS 近江の私立勢
滋賀は強豪の近畿地方において、ぽっかりあいた弱小県である。京滋代表として、長い間京都に押されていた。その滋賀の地方大会の最多勝は八幡商183勝、OBには大洋の捕手荒川昇治がいる。2位近江168勝、3位は間柴茂有(日ハム)の卒業した比叡山159勝。4位県内屈指の伝統校彦根東156勝、5位は県一の進学校膳所148勝、6位は大津商、7位伊香、8位八日市、9位水口は勝利数よりも敗戦数が上回る。10位北大津、印象的なのが守山は1回の出場だが、13年連続出場の京都勢を破り、甲子園に出場した。
甲子園では初出場は1934年春膳所中(現膳所)で、初勝利は57年春八幡商。1位は01年夏準優勝を遂げた近江が29勝、2位八幡商12勝、3位比叡山6勝、4位北大津5勝、続いてベスト4に進んだ甲西が4勝、やはりベスト4に進んだ瀬田工が3勝で続く。滋賀県は勝率4割弱で全国35位だが、県内で勝ち越すのは近江、甲西である。出場回数は近江が23回、八幡商14回、比叡山が13回、彦根東・北大津・膳所6回、伊香が5回で続く。
プロ野球選手では80年代の日ハムのエース西崎幸広は瀬田工出身、中日の都裕次郎は堅田出身である。 滋賀県は地方大会の最多勝は八幡商、甲子園最多勝と最高成績は近江となった。全体的には、八幡商や北大津の公立校と近江や比叡山の私立校が拮抗している。
24 三重 62勝93敗1分 .401 優2準1❹1 (64)
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1 三 重 222勝45敗(14) 29勝26敗(27)優1準1❹1 1961 2宇治山田商 208勝90敗(3) 1勝4敗(4) 1925 3 海 星 206勝58敗(11) 9勝13敗(13) 1951 4 四日市 137勝96敗(2) 4勝2敗(3) 優1 1915 5 四日市工 136勝69敗(3) 2勝6敗(6) 1947 6 宇治山田 129勝107敗(1) 1敗(1) 1915 7 相 可 128勝69敗(3) 2勝3敗(3) 1949 8 明 野 115勝66敗(5) 4勝8敗(8) 1950 9 松阪商 111勝86敗(2) 2勝4敗(4) 1924 10 木 本 101勝71敗 1948 11 松阪工 91勝91敗 1920
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三重中心、伝統の宇治山田勢も健闘
三重県は球聖沢村栄治(巨人)や中尾碩志(巨人)の名投手を輩出。しかし、残念ながら二人とも県外の学校に進み、県内に強豪校は存在しなかった。それを覆したのが三重で、地方大会で最多の222勝をあげる。OBに水谷新太郎(ヤクルト)がいる。2位は伝統の宇治山田商208勝、3位海星206勝、長崎にも同じ名前のチームがあり、甲子園で対戦したこともある。巨人で活躍した中村稔が卒業。5位は四日市工136勝、4位進学校四日市137勝と続く。阪神の西村幸生の母校宇治山田は6位、7位は相可、8位はダイエーで活躍した大道典良の出身校明野、9位松阪商、10位木本と続く。ベストテン内に県庁所在地津の学校が入っていない。
甲子園では1915年夏第1回全国大会に山田中(宇治山田)が愛知県勢を抑えて初出場。初勝利はその40年後55年夏四日市で、勢いの乗り優勝まで勝ち進む。最多勝は三重29勝で69年春優勝、14年夏準優勝を遂げる。2位は海星9勝、3位は優勝経験のある四日市と明野4勝と続く。県全体の勝率は4割だが、三重と四日市の優勝校は共に5割を超える。出場回数では三重27回、海星13回、明野8回、四日市工6回、宇治山田商・松坂商4回と続く。
プロ野球選手では西武の抑えのエース豊田清は鈴鹿、阪神西勇輝は瓜野の出身。
三重県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績と3部門共三重が独占した。今後も三重の快進撃は続きそうだ。三重県は三重、海星と私立勢が優勢だが、宇治山田勢、四日市勢と公立の健闘も光る。
23 愛知 309勝206敗3分 .600 優19準9❹26 (190)
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1中京大中京366勝68敗(27)136勝48敗(59)優11準4❹11 1924 2 東 邦 319勝71敗(16) 77勝43敗(48)優5準3❹4 1930 3 享 栄 279勝81敗(8) 18勝19敗(19) ❹1 1930 4愛工大名電268勝50敗(14) 24勝23敗(24) 優1準1❹1 1956 5 愛 知 202勝91敗(2) 3勝6敗(6) 1917 7 大 府 172勝66敗(3) 4勝7敗(7) 1951 6 豊 川 173勝76敗 3勝1敗(1) ❹1 1946 8 時習館 162勝101敗(1) 1勝3敗(3) 1915 9 豊田西 155勝74敗 2勝1敗(1) 1947 10 愛知商 153勝85敗(8)17勝17敗(18) 優1❹3 1922 11 成 章 151勝90敗 1勝2敗(2) 1924 12 旭 丘 130勝95敗(8)10勝11敗(12) 優1 ❹3 1915
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中京中心 4商から私学4強へ
愛知は野球どころで、大正時代は愛知一中(現旭丘)が先頭を走り、昭和に入ると中京商、東邦商、享栄商、愛知商の4商が戦前活躍する。戦後になると、私学4強と言われ、商業が普通科になり、中京、東邦、享栄、それに愛知商に代わって名古屋電工が加わる。地方大会の最多勝は中京大中京366勝(全国5位)、中京商、中京と校名を変えたがいつの時代も中心である。OBに野口兄弟、木俣竜彦、稲葉篤紀等がいる。2位東邦319勝(全国14位)、中京のライバルである。3位は金田正一の母校享栄279勝、4位愛工大名電268勝、工藤公康、山崎武司、イチローが卒業。5位愛知202勝、私立校が上位を独占する。6位豊川、7位は公立の雄大府、槙原寛巳を輩出。8位進学校時習館、9位は杉浦忠の母校豊田西、10位愛知商と続く。
甲子園でも愛知勢は活躍する。初出場は1916年夏愛知四中(時習館)、初勝利は翌17年夏愛知一中、敗者復活により優勝を遂げた。甲子園の最多勝は、中京大中京で136勝、優勝11回と共に全国1位である。2位東邦77勝(全国7位)、優勝5回はすべて春である。3位は最近愛知の先頭を走る愛工大名電、優勝、準優勝1度ずつで24勝をあげる。4位は享栄18勝、5位愛知商17勝と、5位以内に4商、私学4強が顔をそろえる。6位に優勝経験がある旭丘10勝と続く。勝率では、中京が7割で全国5位。出場回数は、中京が59回(2位)、東邦48回(10位)、名電24回、享栄19回、愛知商18回、旭丘12回と続く。
愛知県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績と3部門とも中京大中京が独占。愛知県は全国一の中京を軸に私立勢が高校野球界をリードしている。しかし、公立も長い伝統の下、ベストテンに名を連ねているのは頼もしい。
22 静岡 144勝156敗1分 .480 優5準6❹5 (115)
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1静岡 349勝81敗(27) 33勝42敗(43)優1準2❹11918 2静岡商 279勝88敗(9) 23勝14敗(15)優1準2 1928 3 掛川西 224勝94敗(5) 3勝9敗(9) 1923 4 浜松商 215勝87敗(9) 21勝16敗(17)優1 1922 5島田商 192勝84敗(4) 10勝12敗(12) 準1❹2 1929 6東海大翔洋162勝59敗(3) 12勝9敗(9) ❹1 1946 7 沼津東 134勝95敗(1) 1敗(1) 1922 8清水桜ケ丘124勝91敗(1) 1勝3敗(3) 1926 9 静岡市立122勝75敗(2) 3敗(3) 1946 10 浜松北 117勝101敗 2敗(2) 1916 10 静岡学園117勝56敗(1) 2勝1敗(1) 1966 12 清水東 115勝89敗(2) 1勝4敗(4) 1929 12 常葉菊川 115勝34敗(6)18勝10敗(11) 優1準1❹1 1983 韮 山 82勝91敗(1) 6勝1敗(2) 優1 1923
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文武両道静岡 公立王国に 常葉 翔洋健闘
静岡は大正時代から野球どころで、早い時期から現在に至るまで静岡や静岡商が活躍する。地方大会の最多勝は静岡349勝(全国7位)、また県内屈指の進学校。OBに種茂雅之(東映)、小田義人(ヤクルト)、赤堀元之(近鉄)、増井浩俊(日ハム)がいる。2位は静岡のライバル静岡商279勝、卒業生に杉山光平(南海)興津立雄(広島)大石大二郎(近鉄)新浦壽夫(巨人)がいる。3位掛川西224勝、4位浜松商215勝、小池兼司(南海)、船田和英(巨人)が卒業。5位は戦前活躍した島田商192勝、6位は東海大工と一高が合併した東海大翔洋162勝、公立が優勢な中、健闘。7位沼津東、8位は清水商から校名が変わった清水桜ヶ丘、9位静岡市立、10位は県西の進学校浜松北・静岡学園、12位は山下大輔(大洋)の母校清水東。この順位内に県内5本指に入る進学校が入り、まさに文武両道の静岡県といえる。
甲子園では静岡中(現静岡)が1924年夏初出場し、翌25年夏初勝利をあげ、翌26年夏に優勝を遂げ、以後2度の準優勝をあげ最多勝の33勝。2位は静岡商23勝、52年春優勝に2度準優勝。3位は78春優勝の浜松商21勝、4位常葉菊川18勝、07春県勢29年ぶりの優勝を遂げる。5位は東海大一の頃にベスト4まで進んだ東海大翔洋12勝、6位は40年夏準優勝の島田商10勝、7位は50春優勝の韮山6勝と続く。出場回数は静岡43回、浜松商17回、静岡商15回、島田商12回、常葉菊川11回と続く。 静岡県は静岡が地方大会、甲子園の最多勝・最高成績と3部門を独占した。
21 岐 阜 143勝117敗2分 .548 優4準8❹12 (67)
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1 県岐阜商 353勝68敗(30)87勝55敗(59)優4準6❹7 1926 2中京学院大中京166勝52敗(7)12勝12敗(12) ❹1 1963 3 大垣商 159勝90敗(3) 3勝3敗(3) 1924 4 岐 阜 151勝115敗(3) 7勝6敗(6) 準1❹1 1915 5 市岐阜商 137勝49敗(4) 1勝4敗(4) 1969 6 岐阜第一 124勝62敗(2) 9勝6敗(6) ❹1 1957 7大垣日大 122勝54敗(5) 15勝11敗(11) 準1❹1 1963 8 岐阜工 114勝78敗(1) 1敗(1) 1946 9 岐阜聖徳学園 105勝58敗(2) 2勝2敗(2) 1963 10 長 良 104勝73敗 1敗(1) 1951 10 土岐商 104勝56敗(3) 1勝3敗(3) 1964 12 多治見工 102勝76敗(1) 2敗(2) 1946
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県岐阜商 他を圧倒 公立優勢の中 私立じわり
岐阜県は県岐阜商を中心に戦前からの強豪県である。地方大会の最多勝は、県岐阜商で353勝(全国6位)、2位と187勝差で圧倒的な強さを発揮。OBに武智文雄(近鉄)高木守道(中日)、国枝利通(中日)千藤三樹男(日ハム)和田一浩(中日)石原慶幸(広島)がいる。2位中京学院大中京166勝、ソフトバンク松田宣浩が出る。中京は中京大中京の兄弟校である。3位大垣商159勝、4位は県一の進学校岐阜151勝、花井悠(西鉄)森祇晶(巨人)が卒業。5位市岐阜商137勝、この学校ができて、岐阜商が県岐阜商というようになる。6位は岐阜第一、7位大垣日大、8位岐阜工、9位岐阜聖徳学園、10位長良・土岐商と続く。プロ野球選手では、多治見工から名投手梶本隆夫(阪急)、河村保彦(中日)が卒業。
甲子園では岐阜は東海大会で愛知が壁になり中々出場できなかった。しかし、そのことが逆に力をつけることになり、1932年春県岐阜商が初出場し、翌33年春初勝利をあげると、勢いにのり初優勝を遂げた。その後県岐阜商は優勝3回準優勝6回と全国の強豪校として名乗りあげた。87勝をあげ、全国4位。近年商業校が低迷な中、県岐阜商は未だ健在である。2位は新鋭の大垣日大15勝、元東邦の阪口監督が就いてから07年春準優勝をあげ、県岐阜商の対抗馬として名乗りをあげた。3位中京12勝、4位岐阜第一9勝、70年夏旧名の岐阜短大付でベスト4まで進む。5位岐阜7勝、49年夏準優勝を遂げる。出場回数では、県岐阜商59回(全国3位)、中京12回、大垣日大11回と続く。
岐阜は、地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績の3部門共県岐阜商が独占し、存在感を示した。県岐阜商を中心に公立校が優勢の中、私立校もじわりと出てきた。
20 長野 86勝133敗 .393 優2 準5 ❹6 (92)
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1松商学園386勝64敗(37) 41勝52敗(53)優1準3❹4 1919 2丸子修学館 204勝83敗(7) 4勝11敗(11) 1931 3長野商 197勝92敗(8) 9勝11敗(11) ❹1 1921 4 佐久長聖 179勝49敗(8) 6勝9敗(9) ❹1 1965 5 長 野 159勝87敗(2) 4敗(4) 1918 6 上 田 152勝92敗(2) 1勝2敗(2) 1918 7 岡谷工 150勝91敗(4) 4勝5敗(5) 準1 1920 8東海大諏訪 138勝58敗(1) 1勝4敗(4) 1964 9 松 代 115勝71敗(1) 1勝1敗(1) 1951 9 野沢北 115勝85敗(1) 1敗(1) 1918 飯田OIDE長姫 90勝86敗(1) 4勝1敗(2) 優1 1932
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松商断トツ、追う佐久、丸子 がんばれ公立
戦前から現在に至るまで長い間、長野県を君臨するのが松商学園である。当然地方大会最多386勝(全国3位)を上げる。2位に180勝以上も差をつけ断トツで、OBに戦前の3冠王中島治康(巨人)、堀込基明(南海)、吉沢岳男(中日)、平成時代の上田佳範(日ハム)がいる。2位は丸子修学館204勝、旧名丸子実の方が知られている。卒業生には、堀場英孝(広島)がいる。3位に戦前からの強豪長野商197勝、オリックスの金子千尋を輩出。4位佐久長聖179勝、平成になり力をつけてきた。5位は県屈指の進学校長野159勝、本塁打王町田行彦がOB。6位は進学校の上田152勝、7位は戦前諏訪蚕糸と言われた岡谷工150勝。8位東海大諏訪、9位松代・野沢北と続く。
甲子園で長野県は早い時期から活躍し、長野師範が1916年夏に初出場し、翌17年夏に初勝利をあげる。その後10年余で、松本商(現松商学園)が優勝、準優勝、長野師範が準優勝を遂げ、長野県は東日本一の強豪県となった。甲子園の最多勝は松商学園41勝(全国31位)、2位は39年夏ベスト4に進んだ長野商9勝、3位佐久長聖6勝、94年夏初出場でベスト4に進む。4位諏訪蚕糸時代準優勝した岡谷工・54年春飯田長姫で優勝した飯田OIDE長姫4勝。県内で勝ち越しているのは飯田長姫だけだ。出場数は松商学園53回(全国5位)、丸子修学館と長野商11回、佐久長聖9回、岡谷工5回と続く。 長野県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝、最高成績と3部門共松商学園が独占した。それほど長野の高校野球界での松商学園の存在は大きい。このように長野県は戦前から私立校が強く、さらに近年佐久長聖、長野日大等私立校が進出。公立校もぜひ頑張ってほしい。
19 山梨 73勝84敗 .465 優1 ❹7 (38)
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1甲府工 178勝76敗(8) 9勝13敗(13) 1931 2 甲府商 160勝98敗(3) 5勝5敗(5) ❹1 1925 3東海大甲府 161勝50敗(14) 28勝20敗(20) ❹5 1959 4 日 川 122勝89敗(4) 1勝5敗(5) 1918 4 市 川 122勝68敗(2) 10勝5敗(5) ❹1 1951 4 甲府一 122勝92敗(3) 1勝3敗(3) 1918 7 吉 田 112勝73敗(3) 2勝3敗(3) 1947 8山梨学院 108勝39敗(9) 10勝14敗(15) 優1 1957 9 塩 山 87勝63敗(1) 1敗(1) 1958 10 巨 摩 85勝73敗(1) 1敗(1) 1950
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公立王国に 東海大甲府 山梨学院が進出
山梨は戦前から1970年代まで甲府工や甲府商を中心にした公立王国であった。しかし、80年代になり東海大甲府が台頭し、ガラッと変わる。地方大会の結果は、1位は今までの累積により甲府工178勝、OBには佐野嘉幸(東映)中沢伸二(阪急)がいる。2位は山梨県の野球界を変えた東海大甲府161勝、阪神の久慈照嘉、村中恭兵(ヤクルト)が卒業。3位はV9時代巨人で活躍した堀内恒夫の出身校甲府商160勝をあげる。4位日川・市川・甲府一122勝、甲府一は進学校で、50年代巨人で活躍した内藤博文の母校。7位吉田に大洋のポパイ長田幸雄、田辺徳雄(西武)、井出達也(日ハム)がOB。8位はスポーツに力を入れている山梨学院 、巨人松本哲也の母校。2023年春山梨県悲願の優勝を遂げた。9位塩山、10位巨摩と2位・8位以外は公立校である。
甲子園では1930年夏甲府中(現甲府一)が初出場初勝利をあげる。70年代までは公立校が圧倒的に優勢であったが、全国で勝つことは難しかった。しかし、80年代に東海大の系列校東海大甲府が出場して、5回ベスト4に進出するなど勝利を重ね、28勝をあげ、弱小山梨のイメージを変えた。2位は10勝の市川・山梨学院、市川は91年春樋渡投手の活躍でベスト4に進んだ。山梨学院は優勝によって、2位に並んだ。4位甲府工9勝、中込伸(阪神)が勝ち星を稼いだ。5位甲府商5勝と続く。県全体では負け越しているものの、甲子園で勝ち越すのは、東海大甲府、市川で、5割の甲府商と続く。出場回数は東海大甲府20回、山梨学院15回、甲府工13回、甲府商、日川、市川5回と続く。
山梨は、地方大会の最多勝は甲府工、甲子園の最多勝は東海大甲府、最高成績は山梨学院である。山梨の高校野球界は長い間公立王国が続いたが、全国で中々勝てなかった。しかし、東海大甲府が登場し、全国でも勝てるようになり、山梨全体のレベルをあげた。
18 福井 95勝122敗 .438 優1 準1 ❹6 (31)
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1敦 賀 230勝86敗(17) 10勝21敗(21) 1918 2福井商217勝74敗(22) 33勝39敗(39)準1❹2 1924 3 若 狭 186勝94敗(7) 6勝10敗(10) ❹1 1923 4福井工大福井132勝55敗(7) 7勝12敗(12) 1960 5 北 陸 126勝88敗(4) 4勝6敗(6) 1926 6 武 生 111勝94敗(4) 4敗(4) 1924 7敦賀気比85勝25敗(11) 31勝20敗(21)優1 ❹3 1987 8 三 国 83勝85敗(3) 1勝3敗(3) 1926 9 鯖 江 63勝74敗 1949 10 大 野 57勝85敗(1) 1勝2敗(2) 1925
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福井商、敦賀 VS 敦賀気比 福井工大福井
福井県は戦前から1970年前半まで敦賀、福井商、若狭の公立勢が独占する公立王国だった。しかし、70年後半から私立勢の福井(現福井工大福井)、北陸、そして敦賀気比が進出し、公立私立と互角の状況となった。地方大会の最多勝は、戦前からの古豪敦賀230勝、OBには松木謙治郎(阪神)、辻佳紀(阪神)がいる。2位も戦前からの強豪福井商217勝、いまでも県内で先頭を走る。広島天谷宗一郎が卒業。3位若狭186勝、阪神の春団治川藤幸三がでる。4位福井工大福井132勝、公立3校とはやや差がつけられている。5位北陸126勝。以下6位武生、7位敦賀気比、8位三国、9位鯖江、10位大野と続く。珍しいことに鯖江や大野は負け越すが、ランクインされている。注目は8位敦賀気比、1987年から参加し、ベストテン入り。まだ勝利数は少ないが、福井商に匹敵する存在になってきた。内海哲也(巨人)、東出輝裕(広島)吉田正尚(オリックス)を輩出。
甲子園は1925年夏敦賀商(現敦賀)が初出場初勝利をあげ、この年から7年連続出場し、北陸地方では無敵の存在だった。しかし、その後福井商が台頭し、78年春に準優勝し、県内最多の33勝あげ、これは全国38位で北陸2位の記録である。2位は最近台頭してきた敦賀気比31勝、95年夏、13年春、14年夏とベスト4に3度進み、2015年春ついに悲願の優勝を遂げた。勝率も6割を超える。3位敦賀10勝、しかし、ここ35年間勝利をあげていない。5位福井工大福井7勝、6位若狭6勝69年夏ベスト4に進む。7位北陸4勝。出場数では、福井商39回、敦賀・敦賀気比21回、福井工大福井12回と続く。
福井県は地方大会最多勝が敦賀、甲子園最多勝は福井商、最高成績は敦賀気比という結果となった。最近では敦賀気比が進出し、福井商VS敦賀気比の構図になってきた。
17 石川 64勝92敗 .410 準2 ❹2 (51)
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1星 稜 219勝38敗(22) 35勝36敗(36) 準2❹2 1963 2金 沢 214勝77敗(13) 15勝22敗(22) 1930 3金沢泉ヶ丘 177勝107敗(4) 1勝4敗(4) 1916 4 金沢桜丘 158勝82敗(4) 1勝7敗(7) 1927 5 金沢市工 148勝88敗(2) 2敗(2) 1932 6 石川県工 115勝102敗(1) 1敗(1) 1918 7 金沢商 113勝104敗(2) 2敗(2) 1916 8 小 松 111勝89敗(2) 2敗(2) 1922 8 小松工 111勝72敗(2) 2敗(2) 1946 10 羽 咋 84勝85敗 1927 遊学館 86勝15敗(6) 7勝7敗(7) 2001
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金沢 星稜 2強
戦前から1950年代までは公立の独壇場であったが、以後金沢、星稜の2校が台頭した。地方大会の勝利数1位星稜219勝、金沢と星稜の大会参加は30年以上差があるため、星稜の急激な上昇が分かる。星稜は巨人やヤンキースで活躍したゴジラ松井秀喜を始め、快速球の小松辰雄(中日)、村松有人(ダイエー)、音重鎮(中日)を輩出。2位金沢214勝、OBに堂上照(中日)や大松尚逸(ロッテ)がいる。3位金沢泉ヶ丘177勝、旧名金沢一中で県一の進学校。4位金沢桜丘158勝、旧名金沢三中でやはり進学校。5位金沢市工148勝。6位石川県工、7位金沢商、8位小松・小松工、10位羽咋と1位、2位以外は公立校が並ぶ。
甲子園では1923年夏金沢商が初出場し、32年夏石川師範が初勝利をあげる。最多勝は星稜35勝、95年夏・2019年夏に準優勝を遂げ、ベスト4も2度進む。2位金沢15勝、この2校が県内では群を抜く。3位は2001年に地方大会に参加し、創部1年4か月で甲子園に出場した遊学館7勝、勝率5割。このように私立3校が勝利数をあげるものの、公立校は合わせても3勝しかしていない。出場回数は星稜36回、金沢22回、金沢桜丘・遊学館7回、金沢泉ヶ丘4回と続く。
プロ野球選手では首位打者を獲った角中勝也(ロッテ)は日本航空二の出身。 石川は、地方大会の最多勝、甲子園の最多勝と最高成績共星稜となった。戦前から50年代までは公立校優勢だったが、それ以後金沢、星稜が出て、甲子園でも勝てるようになり、2強を形成した。さらに遊学館や日本航空二も出て、現在は私立校が優勢となっている。
16 富山 37勝81敗2分 .314 ❹1 (48)
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1高岡商315勝76敗(22) 12勝28敗(28)初出初勝 1925 2富山商 265勝84敗(17) 10勝21敗(21) 1921 3 新 湊 161勝79敗(5) 6勝7敗(7) ❹1 1932 4 氷 見 136勝77敗(1) 3敗(3) 1934 5 滑 川 134勝87敗(2) 1勝3敗(3) 1928 6 高岡一 130勝63敗(1) 2敗(2) 1959 7 富山一 119勝61敗(2) 3勝2敗(2) 1960 8 高 岡 111勝104敗 1916 9 不二越工 107勝72敗(1) 1敗(1) 1950 10 魚 津 104勝86敗(2) 3勝2敗(2) 1923 |
高岡商、富山商 2強 公立王国
富山県は、戦前より現在に至るまで高岡商、富山商の商業高校2校が引っ張ってきた。地方大会の1位高岡商315勝、OBには土肥健二(ロッテ)や進藤達哉(横浜)がいる。2位富山商265勝、首位打者吉岡悟(ロッテ)や浅井樹(広島)が卒業。この2校が200勝を超え、富山の高校野球をリードしてきた。3位新湊161勝、4位氷見136勝、5位滑川134勝と公立校がベスト5を占める。6位になってやっと私立校の高岡一、7位富山一、9位不二越工の私立校が続く。8位高岡、10位魚津。
甲子園では高岡商が1937年夏に初出場し、47年夏に初勝利をあげる。県内最多12勝をあげる。ライバル富山商は10勝をあげる。3位新湊6勝と続く。中でも新湊は、86年春に強豪校を倒し、ベスト4まで進み、新湊旋風と言われた。忘れてならないのは魚津、58年夏準々決勝で徳島商と18回引き分けの死闘を演じ、再試合となり、1対3で惜しくも敗れるが、観衆の感動を呼んだ。富山は勝利数全国46位、勝率も全国45位と低いが、それでも魚津・富山一は3勝2敗と勝ち越す。出場回数は、高岡商28回、富山商21回、新湊7回、桜井4回と続く。
富山県は、地方大会の最多勝、甲子園の最多勝は高岡商、甲子園の最高成績は新湊、と公立校が占めた。富山は私立校も徐々に進出してきたが、それでも公立校が圧倒する公立王国と言える。また甲子園の最多勝が12勝は、島根の10勝に次ぐ低い記録である。商業校が強く野球強豪私立校が目立たない県は、最近では珍しい。私立校も力をつけてきているので、今後の活躍に期待したい。
15 新潟 31勝74敗 .295 準1 ❹1 (92)
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1 中 越 236勝56敗(11) 2勝11敗(11) 1956 2 長 岡 188勝98敗(6) 1勝5敗(5)初出 初勝 1917 3 新発田農 186勝67敗(6) 3勝7敗(7) 1950 4 新潟商 184勝95敗(7) 3勝7敗(7) 1918 4 新潟明訓 184勝69敗(7) 7勝8敗(8) 1948 6 新 潟 163勝100敗 1916 7 長岡商 158勝92敗(2) 2敗(2) 1923 8日本文理152勝26敗(12)12勝17敗(17) 準1❹1 1985 9 新潟南 132勝76敗(2) 2勝2敗(2) 1947 9 新発田 132勝94敗 1923 11 柏 崎 131勝98敗 1敗(1) 1923
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長岡、新潟商から 日本文理 明訓2強へ
新潟は戦前長岡、新潟商等公立がリードしていたが、昭和末期から中越、新潟明訓、日本文理の私立勢がでてきた。よって、地方大会の上位は公立校と私立校が混在する。1位中越236勝、阪急の完全試合男今井雄太郎がOB。2位古豪長岡188勝、3位は新発田農186勝、全国農業高でもトップクラスの強さである。4位新潟商184勝と共に大正時代から地方大会に出て、県内を牽引した。同じく4位は新潟明訓184勝、最近メキメキ力をつけてきている。何と言っても水島新二の漫画「ドカベン」のモデルになった学校で、広島のストッパー小林幹英の母校である。6位は県内の進学校新潟、7位長岡商、8位日本文理、近年急激に上昇。9位新潟南・新発田、10位柏崎と公立校が続く。
新潟県の甲子園出場は、結構早く1919年夏長岡中(現長岡)が初出場し、翌20年
夏に初勝利をあげる。県最多勝は新興校日本文理12勝、09年夏県勢初の準優勝を遂げる。2位は新潟明訓7勝、3位は新発田農と新潟商の3勝である。
新潟県は、全国でも勝利数は最下位だが、それでも新潟南は勝率5分の成績を残す。しかし、日本文理の活躍により、以前よりもレベルアップした。出場回数は日本文理17回、中越11回、新潟明訓8回、新発田農・新潟商が7回、長岡5回と続く。
新潟県は地方大会の最多勝は中越、甲子園の最多勝と最高成績は日本文理で、数少ない私立が独占した。戦前戦後と長い間公立が占めていたが、昭和末期から私立勢が台頭し、最近は日本文理、新潟明訓と他県に負けない強豪が出現しつつある。
14 神奈川 215勝130敗1分 .623 優15 準8❹10 (194)
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1横浜319勝57敗(20)60勝31敗(36)優5準1❹3 1946 2横浜商300勝97敗(7) 25勝16敗(16) 準2❹3 1917 3東海大相模 232勝47敗(11)46勝17敗(22)優5準3❹1 1964 4桐蔭学園 206勝50敗(6) 16勝11敗(12)優1❹1 1967 5法政二200勝68敗(10)19勝9敗(11) 優2準1❹1 1946 5 武 相 200勝72敗(4) 2勝4敗(4) 1947 5慶応 200勝67敗(6) 25勝27敗(29) 優2 準1 1950 8 日大藤沢 199勝70敗(1) 6勝4敗(4) ❹1 1952 9 鎌倉学園 181勝72敗 2勝2敗(2) 1951 10神奈川商工 174勝100敗(3) 1勝4敗(4) 1924 11横浜商大付 165勝73敗(3) 4勝4敗(4) 1946 湘 南 110勝77敗(1) 4勝2敗(3) 優1 1946 |
横浜 東海大相模 2強
戦前は横浜商や神奈川商工の公立勢が神奈川県をリードした。しかし、戦後になり、法政二、横浜、東海大相模と私立が台頭。地方大会勝利数1位横浜319勝、OBに愛甲猛(ロッテ)多村仁志(横浜)松坂大輔(西武)筒香嘉智(横浜)がいる。2位は戦前からの累積で、Y校こと横浜商300勝。3位は東海大相模232勝、全国の東海大系列校のリーダー的存在で、原辰徳(巨人)森野将彦(中日)甥菅野智之(巨人)が卒業。4位は桐蔭学園206勝、一時2強に追いつく勢いだったが、やや低迷。5位法政二200勝、小坂佳隆(広島)、柴田勲(巨人)が卒業。同じく5位は武相200勝、2023年夏優勝の慶応も5位に並んだ。8位は最年長プロ選手山本昌(中日)の母校日大藤沢199勝。9位は鎌倉学園、10位は神奈川商工、親分こと大沢啓二(南海)を輩出。
甲子園は1923年夏横浜商が初出場、33年夏初勝利をあげた。勝利数1位は横浜60勝(全国18位)、98年春夏連覇を含めて優勝5回、準優勝1回。2位東海大相模46勝(全国22位)、70年夏原貢監督の下初優勝、その後教え子に継がれ、以後4度優勝、3度準優勝を遂げる。3位横浜商25勝、戦前からの古豪だが、58年春夏準優勝を遂げる。4位法政二19勝、60年代に夏春連覇し、戦後最強チームの1つと言わた。5位桐蔭学園16勝、71年夏初出場初優勝を遂げた。出場数は横浜36回、東海大相模22回、横浜商16回、桐蔭学園12回、法政二11回と続く。
神奈川県は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝は横浜。最高成績は東海大相模という結果となった。Y校から法政二、そして、横浜、東海大相模2強時代へ移っている。
13 東京 318勝269敗2分 .542 優12準12❹21(277)
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1早実415勝77敗(29)66勝48敗(50)優2準3❹4 1915 2日大三334勝71敗(19)56勝36敗(39)優3準3❹21918 3帝京236勝61敗(12)51勝23敗(26)優3準2❹3 1947 4 修 徳 218勝65敗(5) 6勝8敗(8) 1953 5関東一 215勝77敗(8)21勝15敗(15) 準1❹2 1932 6 日大二 211勝85敗(4) 4勝6敗(6) 1930 7 日大一 198勝80敗(8) 7勝10敗(10) 1931 8二松学舎付190勝54敗(5)9勝12敗(12) 準1 1958 9国学久我山189勝73敗(3) 1勝6敗(6) ❹1 1947 10 日体荏原185勝88敗(1) 3敗(3) 1915 11堀 越 183勝59敗(5)10勝10敗(10) 準1❹1 1958 12桜美林 169勝68敗(4) 11勝9敗(10) 優1 1951 |
早実 日大三 帝京 3強 私立王国
東京は戦前から私立の早慶、日大勢が強く、東京をリードしてきた。地方大会でも1位早実415勝、2位日大三334勝を大きく引き離す。OBに王貞治(巨人)、榎本喜八(大毎)、徳武定祐(国鉄)、大矢明彦(ヤクルト)、荒木大輔(ヤクルト)、斎藤佑樹(日ハム)とそうそうたる顔を揃える。また、この勝利数は全国1位でもある。3位帝京236勝、この3校が3強と言われる。4位修徳218勝、5位関東一215勝、6位日大二211勝、7位日大一198勝と続く。修徳からは成田文男(ロッテ)高橋尚成(巨人)が卒業。日大勢の3校は1960年代「春の三高、夏の一高」と言われ、この3校の差はあまりなかったが、今はかなり差が開いた。8位二松学舎付、鈴木誠也(広島)が卒業。9位国学院久我山、井口資仁(ロッテ)がOB。10位は桑田武(大洋)の日体荏原、11位堀越は岩隈久志(楽天)、井端弘和(中日)の母校である。
甲子園の初出場、初勝利は1915年夏第1回大会の早実、早実の活躍は現在まで続き、優勝2回、準優勝3回を遂げ、都最多の66勝(全国11位)をあげる。2位日大三56勝(全国19位)、優勝3回、準優勝3回と成績は早実や帝京を上回る。3位は帝京51勝(全国20位)、78年春に出場を果たすと急激に力をつけ、優勝3回、準優勝2回。4位関東一21勝、87年春準優勝。5位は桜美林11勝、76年夏優勝を遂げた。出場回数は、早実50回、日大三39回、帝京26回、関東一15回、二松学舎付12回、日大一・堀越・桜美林が10回で続く。
東京都は地方大会の最多勝、甲子園の最多勝が早実、最高成績は日大三となった。東京都は帝京を合わせた3強が中心で、ベストテン内に公立校は1校もなく私立王国である。
12 千葉 146勝119敗 .551 優3準6❹8 (174)
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1 成 田 267勝95敗(7) 11勝9敗(9) ❹3 1919 2銚子商 253勝94敗(12)39勝19敗(20)優1準2❹1 1918 3習志野 230勝56敗(9) 26勝11敗(13) 優2準1 1957 4 千葉商 210勝86敗(7) 5勝8敗(8) 1931 5木更津総合201勝52敗(5)15勝11敗(11) ❹1 1964 6 市船橋 190勝59敗(6) 9勝8敗(8) ❹1 1958 7 千葉敬愛 170勝96敗(2) 2敗(2) 1928 8 成 東 161勝91敗(1) 1勝1敗(1) 1922 8 県千葉 161勝101敗(6) 2勝6敗(6) 初勝 1919 10 拓大紅陵 155勝40敗(5) 10勝9敗(9) 準1 1978 千葉経大付127勝65敗(3) 9勝5敗(5) ❹2 1955 |
銚子商 習志野2強から 群雄割拠
千葉県は銚子商と習志野の2強と予想したが、地方大会の勝利数1位は成田267勝だった。現役ロッテの唐川侑己が卒業。2位は黒潮打線で全国に轟く銚子商253勝、木樽正明(ロッテ)篠塚和典(巨人)宇野勝(中日)等輩出。3位習志野230勝、谷沢健一(中日)掛布雅之(阪神)福浦和也(ロッテ)と銚子商に負けない顔ぶれだ。4位は戦前から千葉をリードする千葉商210勝、5位は木更津総合201勝、古屋英夫(日ハム)与田剛(中日)がでる。6位は市船橋190勝。7位千葉敬愛、8位は鈴木孝政(中日)と中村勝広の母校成東、同じく8位進学校県千葉、飯島滋弥(セネタース)が卒業。10位拓大紅陵と続く。
甲子園の初出場は1926年夏千葉師範、初勝利は30年夏千葉中(現県千葉)である。勝利数1位は銚子商の39勝、全国で32位。65年夏・95年春準優勝、74年に悲願の優勝を遂げた。2位は銚子のライバル習志野26勝、67年夏・75年夏と2度優勝、2019年春準優勝。3位木更津総合15勝、4位成田11勝、ベスト4へ3度進む。5位拓大紅陵10勝、92年夏に準優勝を遂げる。6位千葉経大付9勝、巨人丸佳浩の出身校。同じく6位位市船橋9勝。出場回数は、銚子商20回、習志野13回、木更津総合11回、成田・拓大紅陵9回、千葉商・市船橋8回と続く。
主なプロ野球選手の出身校は、ミスタープロ野球長嶋茂雄(巨人)が佐倉一(現佐倉)石毛宏典(西武)は市銚子、石井一久(ヤクルト)は東京学館浦安、小笠原道大(日ハム)は 暁星国際。と名選手がそろう、野球どころ千葉県である。
千葉県は、地方大会最多勝は成田、甲子園最多勝は銚子商、最高成績は習志野。銚子商、習志野の2強から現在私立校が乱立し、群雄割拠の様相をみせる。
11 埼玉 120勝100敗1分 .545 優3 準4 ❹7 (162)
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1浦和学院195勝29敗(15)35勝25敗(26)優1❹4 1979 2 市川越 175勝91敗(1) 1敗(1) 1930 3 上 尾 166勝59敗(4) 7勝7敗(7) ❹1 1959 4 熊谷商 164勝71敗(5) 6勝6敗(6) 1949 5花咲徳栄 156勝33敗(7)15勝10敗(16)優1 19836 川越工 155勝76敗(2) 3勝2敗(2) ❹1 1946 7 川 越 154勝96敗(1) 1勝2敗(2) 初出 1922 8 春日部共栄 148勝37敗(5)10勝8敗(8) 準1 1981 9 大宮工 145勝83敗(1) 6勝1敗(2) 優1 1936 10 深谷商 143勝94敗(1) 1勝2敗(2) 1926 11 所沢商 140勝49敗(3) 1勝3敗(3) 1971 12 大 宮 136勝83敗(5) 8勝7敗(7) ❹1 1933 |
上尾から 浦和学院、花咲徳栄へ
埼玉の地方大会程混戦は珍しい。最近になって、浦和学院のような強豪校が出てきたが、戦前は甲子園の参加も少なく、どちらかといえば弱小県であった。その影響もあって、上記の表のように1位から10位までの差が40勝前後であり、1大会によっては順位が変わる。1位強豪浦和学院で195勝、大会参加から44年間で積み重ねた。清水隆行(巨人)、鈴木健(西武)石井義人(西武)を輩出。2位市川越(旧川越商)175勝、3位熊谷商164勝、同じく3位強豪上尾166勝、山崎裕之(ロッテ)仁村徹(中日)を輩出。5位花咲徳栄156勝、6位川越工、7位川越、8位春日部共栄、9位大宮工、10位深谷商と続く。
埼玉が初めて甲子園に出場したのは1931年春川越中(現川越)、初勝利は35年春浦和中(現浦和)だった。戦前はこの2校しか出場していない。勝利数1位は2013春優勝した浦和学院35勝、上尾から移った野本喜一郎監督で86年夏に初出場。種を蒔き、その後教え子の森士監督によって花が開き、全国の強豪校となった。2位は2017年夏優勝した花咲徳栄15勝。3位春日部共栄10勝、93年夏に準優勝。現在埼玉はこの3強の構図である。3位大宮8勝、4位上尾7勝、5位熊谷商、大宮工、聖望学園6勝で、大宮工は68年春県初の優勝を遂げる。聖望学園は08年準優勝、門倉健(中日)鳥谷敬(阪神)はOB。出場回数は浦和学院26回、花咲徳栄16回、春日部共栄8回、上尾・大宮7回、熊谷商6回と続く。プロ野球選手では、大洋の4番松原誠は飯能、巨人の元エース斎藤雅樹は市川口である。
埼玉は、地方大会最多勝、甲子園の最多勝、最高成績と三部門とも浦和学院が独占した。埼玉県は強豪が上尾から浦和学院・花咲徳栄へ移行しつつある。
10 群馬 106勝118敗 .473 優2 準2 ❹9 (69)
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1桐 生234勝84敗(14) 28勝26敗(26) 準2❹3 1923 2高崎商 218勝93敗(11) 5勝14敗(14) ❹1 1924 3前橋工 208勝81敗(9) 15勝13敗(13) ❹3 1927 4前 橋 173勝100敗(4) 2勝6敗(6) 初出 初勝 1920 5 前橋商 158勝83敗(6) 5勝9敗(9) 1926 6 高 崎 144勝104敗 2敗(2) 1923 7 東京農大二 138勝55敗(5) 8勝8敗(8) 1963 8 桐生工 128勝87敗(2) 1勝4敗(4) 1936 8 樹 徳 128勝50敗(2) 1勝3敗(3) 1970 10 桐生一 121勝29敗(9) 17勝13敗(14)優1❹1 1985 11 前橋育英 108勝53敗(6) 10勝7敗(8) 優1 1964 12 富 岡 105勝86敗 1923 健大高崎 63勝18敗(3) 14勝8敗(8) ❹1 2002
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桐生から 桐生一、前橋育英へ
大正から昭和にかけて、群馬は桐生や前橋、前橋工等公立が上位を占めていた。しかし、平成になると桐生一、前橋育英等私立勢が台頭。地方大会の勝利数は長い間勝ち星を重ねた公立校が上位を占める。1位は桐生234勝、戦前戦後の群馬をリードし、昭和の名選手常見昇(東急)皆川定之(東急)毒島章一(東映)を輩出。2位高崎商218勝、3位前橋工208勝、西武のエース渡辺久信や阪神佐野仙好が卒業。4位県内の名門進学校前橋173勝、中暁生(中日)、巨人の8時半の男宮田征典が卒業。5位前橋商158勝。6位は進学校高崎144勝、有名野球選手は出ていないが、二人の首相を輩出。やっと7位に私立校東京農大二、8位樹徳、10位に進境著しい桐生一と続く。
甲子園は1925年夏前橋中(現前橋)が初出場し、翌26年夏初勝利をあげる。勝利数1位は戦前戦後と2度準優勝を遂げた桐生28勝。当時早実と並ぶ東日本屈指の強豪校であった。2位新興校桐生一17勝、99年夏正田樹(日ハム)投手によって群馬県悲願の初優勝を遂げた。3位は、3度ベスト4に進んだ前橋工15勝、4位は21世紀に地方大会に初参加し、機動力で強みを発揮している健大高崎14勝、5位は2013年夏優勝した前橋育英10勝と続く。6位東京農大二8勝、特筆されるのは前橋で、78年春松本稔投手が史上初の完全試合を達成。出場回数は桐生26回、高崎商と桐生一14回、前橋工13回と続く。
群馬は、地方大会の最多勝、甲子園の最多勝は桐生、最高成績は桐生一、桐生を中心とした公立校から桐生一、前橋育英の私立校への移行が進む。
9 栃木 105勝101敗2分 .510 優3 準3 ❹7 (64)
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1作新学院274勝79敗(16)41勝24敗(27)優3❹319242文星芸大付233勝86敗(11)15勝13敗(13) ❹1 1924 3宇都宮工 201勝88敗(4) 12勝9敗(9) 準1❹1 1929 4 足利工 167勝93敗(6) 1勝6敗(6) 1921 5 宇都宮商 157勝96敗(1) 1勝4敗(4) 初出 1923 6佐野日大 147勝51敗(6) 9勝10敗(10) ❹1 1966 7 小 山 146勝78敗(4) 5勝6敗(6) 準1 1938 8国学院栃木 143勝60敗(2) 9勝6敗(6) ❹1 1961 9 鹿沼商工 138勝89敗(2) 2敗(2) 1926 10 青藍泰斗 134勝56敗(1) 1敗(1) 1947 宇都宮南 96勝41敗(5) 7勝7敗(7) 準1 1977 |
関東をリードした 作新学院
地方大会は1950年までは宇都宮工を中心に公立がリードした。しかし、作新学院が出てくると、急激に力を発揮し、今では1位274勝をあげる。八木沢荘六(ロッテ)怪物江川卓(巨人)、ロッテの岡田幸文を輩出。2位文星芸大付233勝、文星というよりも旧名宇都宮学園と言った方が分かりやすい。元ヤクルト監督真中満の母校。3位は戦後活躍した宇都宮工201勝あげる。4位足利工167勝、栃木唯一の2000本安打石井琢朗(横浜)が卒業。5位宇都宮商157勝。6位は巨人沢村拓一の母校佐野日大、7位小山、強打者広沢克己(ヤクルト)、飯原誉士(ヤクルト)を輩出。8位はアンダースロー渡辺俊介の母校国学院栃木、9位鹿沼商工、10位には葛生から校名を変更した青藍泰斗が続く。
栃木の甲子園初出場は1923年夏宇都宮商で、初勝利は翌24年宇都宮中(現宇都宮)。甲子園の勝利数は、史上初の春夏連覇、2016年夏制覇と怪物江川が活躍した作新が41勝、全国30位の記録である。作新の優勝は京浜を除いた関東初の優勝で、大いに関東勢を勢いづけた。2位文星15勝、ほとんど宇学時代の勝利だ。3位は準優勝、ベスト4まで進んだ宇都宮工、12勝。以上3チームは勝率5割を超える。4位佐野日大・国学院栃木9勝、宇都宮南は7勝、宇都宮南は地方大会でベストテン入りしていないが、高村祐(近鉄)投手の活躍で86年春準優勝に輝いた。7位は準優勝を遂げている小山5勝。
栃木は地方大会最多勝、甲子園の最多勝、最高成績の3部門共作新が独占し、まさに
作新の栃木と言えそうだ。また、栃木は公立よりも私立が上回る。
8 茨城 88勝100敗 .468 優3 準3 ❹2 (105)
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1水戸商278勝92敗(10) 14勝14敗(14)初勝 準1 1917 2 竜ヶ崎一 233勝93敗(8) 3勝9敗(9) 初出 1916 3常総学院 177勝23敗(16)42勝24敗(26)優2準2❹1 1984 4 土浦日大 175勝54敗(4) 6勝7敗(7) ❹1 1964 5 水戸一 167勝94敗(3) 3敗(3) 1925 6 水戸工 145勝96敗(1) 1敗(1) 1927 7 日立一 143勝76敗(1) 1勝1敗(1) 1946 8 土浦三 135勝77敗 1949 9 下妻一 133勝98敗 1918 10 鉾田一 121勝73敗(2) 1勝3敗(3) 1948 取手二 109勝68敗(4) 8勝5敗(6) 優1 1951 |
取手二から 常総学院の木内野球
茨城は戦前より水戸商と竜ケ崎一が引っ張ってきた。長い歴史を重ね、地方大会では水戸商278勝1位、西鉄黄金時代に活躍した豊田泰光、元楽天監督大久保博元、阪神井川慶の出身校。2位竜ヶ崎一233勝、3位常総学院177勝、地方大会に参加して30年余でこの勝利数は凄い。敗戦数も23敗で実に勝率9割弱である。仁志敏久(巨人)金子誠(日ハム)の母校。4位土浦日大175勝、阪神へ入団した工藤一彦がいる。5位は進学校水戸一167勝、文武両道で西鉄の玉造陽二が卒業。6位は水戸工。7位は大洋の江尻亮がでる日立一。8位土浦三、9位下妻一、10位鉾田一と公立校が続く。鉾田一からは、ヤクルトの技巧派梶間健一が卒業する。
甲子園では1919年夏竜ヶ崎中(現竜ヶ崎一)が初出場、33年夏水戸商が初勝利をあげる。最多勝は常総学院で優勝、準優勝共に2回で42勝(全国26位)。新興校ながら茨城をリードする存在となった。2位水戸商14勝、99年春準優勝を遂げた。3位は地方大会でベストテン入りしていないが、1984年夏KKコンビのPL学園を破り、価値ある優勝を遂げた取手二8勝、この時を境に低迷茨城を脱した。しかも取手二と常総はいずれの優勝も木内幸男監督の手腕によるもので、両校とも甲子園でも勝ち越す。出場数は、常総が26回、水戸商14回、竜ヶ崎一9回、竜ヶ崎は大正時代5年連続出場。
プロ野球選手では阪神や大毎で活躍した田宮謙次郎が下館商、広島の大和田明は茨城、王に756号の世界記録を献上した鈴木康二朗(ヤクルト)は磯原の出身。 地方大会の最多勝は水戸商、甲子園の最多勝と最高成績は常総学院となった。今後さらに常総は木内野球を継承した島田直也監督の下、さらに上昇しそうだ。取手二の優勝まで長い間低迷の続いた茨城、常総によって強豪県へ変身しつつある。まさに木内様々である。
7 福島 51勝82敗 .383 準1 ❹1 (88)
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1 福島商 255勝92敗(8) 6勝11敗(11) 1925 2 磐 城 223勝94敗(7) 7勝9敗(9) 初勝 準1 1918 3 学法石川 211勝76敗(9) 4勝12敗(12) 1933 4 日大東北 184勝62敗(9) 1勝9敗(9) 1952 5 安 積 163勝92敗 1敗(1) 1922 6聖光学院 157勝42敗(18)29勝24敗(24)❹1 19637 福 島 138勝99敗 1917 8 双 葉 136勝81敗(3) 2勝3敗(3) 1930 9 平 工 129勝77敗 1敗(1) 1947 10 白 河 125勝89敗 1926 |
福島商 磐城から 聖光学院へ
地方大会の勝利数1位福島商255勝、球界の玉三郎こと三浦広之(阪急)、古溝克之(阪急)が出る。2位は進学校磐城223勝、大毎のエース小野正一が卒業。この2校は1970年代まで福島をリードした。その後、3位学法石川211勝、4位日大東北184勝と私立勢が出てきた。学法石川からは遠藤一彦(大洋)、諸積兼司(ロッテ)が卒業。5位安積163勝と7位福島138勝は共に進学校。7位双葉136勝、強豪校の1つであるが、原発の被害により廃校した。9位平工、10位白河と公立校が続く。注目は6位聖光学院163勝、現在上昇中。最近では県内無敵の強さで13連覇し勝ち星を増やす。
甲子園の初出場は1934年夏の福島師範、初勝利は63年夏の磐城、初勝利は沖縄と共に一番遅かった。甲子園の勝利数1位は聖光学院29勝、21世紀になり急速な勢いで台頭した。21世紀の21年間で実に24回出場、夏の地方大会では2007年から2019年まで破竹の勢いで13連覇を果たす。しかも甲子園でも勝率も5割を超え、出場回数も24回を数える。全国の強豪と互角に戦い、ベスト4へ進む。2位は磐城7勝、71年夏準優勝を遂げた。3位は福島商6勝、毎回好投手を擁するチームである。4位学法石川4勝と続く。出場回数は聖光学院24回、学法石川12回、福島商11回、磐城・日大東北9回と続く。
プロ野球選手は内郷から大毎柳田利夫、田村からは大洋鈴木隆、安積商(現帝京安積)から巨人で活躍し、横浜DeNA監督中畑清、相馬から巨人の貴重な代走要員鈴木尚広が卒業。
福島県は、地方大会最多勝は福島商、甲子園の最多勝は聖光学院、甲子園の最高成績は磐城となった。福島県は福島商、磐城から無敵聖光学院と移行している。
6 山形 38勝75敗 .336 ❹2 (54)
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1日大山形215勝45敗(19)17勝23敗(23)初勝 ❹1 1959 2 山形南 175勝75敗(5) 5敗(5) 1946 3 山形東 162勝91敗(5) 5敗(5) 初出 1925 4 東海大山形 140勝51敗(6) 5勝9敗(9) 1966 5 山形商 139勝96敗(1) 1敗(1) 1926 6 鶴岡工 137勝91敗(1) 1敗(1) 1926 7 酒田南 129勝50敗(10) 4勝11敗(11) 1963 8 羽 黒 127勝57敗(2) 3勝2敗(2) ❹1 1946 9 山形中央 124勝68敗(2) 3勝4敗(4) 1949 10 米沢興譲館 118勝95敗 1923 11 米沢工 115勝86敗(1) 1敗 1926
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日大山形 トップに 私学の台頭
地方大会では日大山形が215勝をあげて1位となった。広島の強打者栗原健太の母校。次いで2位山形南175勝、サイドスローでホールドのタイトルをとった加藤武治(横浜)が出る。3位山形東162勝、この公立2校は進学校でもある。4位東海大山形140勝、5位は山形商139勝と1位から4位まで山形市が占める。6位は鶴岡工137勝、7位は最近進境著しい酒田南129勝、ソフトバンクの首位打者長谷川勇也の出身校。8位羽黒127勝、4位、7位、8位と私立が続き、9位山形中央118勝、10位は米沢藩の藩校の流れをくむ名門米沢興譲館118勝、南海の名投手皆川睦男の母校。11位米沢工115勝と続く。
甲子園の初出場は1936年夏山形中(現山形東)で、初勝利はその27年後63年春日大山形。甲子園の勝利数では、地方大会に続き、日大山形が17勝をあげトップ。2013年にベスト4まで進む。2位は日大山形のライバル関係にある東海大山形5勝、しかし、最近は甲子園の出場も少なく、日大山形に水をあけられる。3位酒田南4勝、酒田東が公立なので、公立校にみえるが私立である。ここ20年間に11度甲子園に出場。続いて羽黒3勝、2005年春に県初のベスト4に進む。出場回数も少ないせいか、勝率は6割で県内唯一勝ち越す。体育科も創設した山形中央も3勝をあげ、公立勢で気をはいている。出場回数では、1位日大山形23回、2位酒田南11回、3位東海大山形9回、4位山形南、山形東5回と続く。
山形では地方大会の勝利数、甲子園の勝利数・最高成績と3部門すべて日大山形が独占。地方大会では山形南、東、商業と公立勢は上位にいるが、甲子園では日大山形、東海大山形、酒田南の私立勢が強い。
5 秋田 61勝102敗 .374 準2 ❹5 (50)
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1秋田 273勝90敗(19)10勝24敗(24)準1❹2初出勝 1915 2秋田商 265勝82敗(18) 18勝24敗(24) ❹1 1923 3金足農 190勝80敗(7) 13勝9敗(9) 準1 ❹1 1934 4明 桜 170勝59敗(11) 9勝16敗(16) ❹1 1953 5 能 代 156勝84敗(4) 2勝4敗(4) 1932 6 本 荘 140勝89敗(4) 4敗(4) 1922 7 秋田中央 124勝72敗(5) 3勝5敗(5) 1946 8 角 館 116勝87敗(1) 1敗(1) 1931 9 秋田工 109勝73敗(2) 2勝3敗(3) 1947 10 大舘鳳鳴 106勝94敗 1敗(1) 1923 |
秋田 秋田商 金足農と続く 公立王国
地方大会では県一の名門進学校秋田が273勝で1位。この勝利数は宮城の2校に次ぐ東北地方3位の記録。2位秋田商265勝、この2校が秋田県では群を抜き、3位金足農190勝、4位にやっと私立明桜(旧秋田経法大付)が170勝。秋田県内は私立が少なく、ベストテン唯一の私立校。5位は名投手山田久志(阪急)の母校、能代156勝と続く。6位はサイドスロー工藤幹夫(日ハム)を輩出した本荘140勝、以下秋田中央(旧秋田市立)、角館、落合博満(ロッテ)の母校秋田工、大舘鳳鳴と続く。
甲子園1915年第1回全国大会に秋田中(現秋田)が出場し、準優勝の快挙を遂げた。これと金足農2018年夏の準優勝が秋田県の最高成績。甲子園最多勝は秋田商18勝、ベスト4にも進んでいる。石戸四六(サンケイ)、現役石川雅規(ヤクルト)を輩出。2位金足農13勝。吉田輝星の力投によって準優勝。84年夏も準決勝まで進み、KKコンビのPL学園を追い詰めた。しかし、結果は3対2で惜敗。3位秋田10勝、準優勝、ベスト4へ2度進む。石井浩郎(近鉄)後藤光尊(楽天)の母校。4位明桜9勝、明桜は、旧名秋田経法大付で80年代に7勝あげ、松本豊(大洋)やソフトバンクのエース摂津正を輩出。続いて、秋田中央の3勝。勝率では金足農が5割越えで、他に5割を越えるチームはない。出場回数は秋田と秋田商の24回、明桜16回、金足農9回と続く。
プロ野球選手では、秋田商から滝田政治(大映)嵯峨健四郎(東映)、鷹巣農林から菅原勝矢(巨人)、28年間現役を続けた中島聡(オリックス)が出る。秋田県は、山田久志、落合博満、石井浩郎、摂津正の大物や現役ヤクルトの石川雅規等豊富な人材を輩出。地方大会勝利数、甲子園の最高成績は秋田、甲子園の勝利数は秋田商で、明桜も一時の勢いがないので、公立王国が続きそうだ。
4 宮城 117勝 108敗 .518 優1 準5 ❹4 (78)
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1 東 北 324勝76敗(22)42勝42敗(42)準1❹2初勝 1922 2 仙台育英 309勝60敗(30)62勝43敗(44)優1 準4 1930 3 仙台商 203勝95敗(3) 4勝4敗(4) 1922 4 仙台二 177勝101敗(3) 3勝3敗(3) 19165 仙台一 175勝106敗(3) 3敗(3) 初出 1916 6 仙台工 134勝85敗 1922 7 気仙沼 130勝85敗(1) 1敗(1) 1932 8 石 巻 116勝77敗(1) 1敗(1) 1946 9 仙台三 113勝59敗 1964 10 宮城工 101勝93敗 1930 利 府 91勝38敗(1) 4勝2敗(2) ❹1 1984
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東北 仙台育英 2強
地方大会では、東北324勝1位。2位仙台育英309勝とこの私立2校が他校を大きく引き離す。また、この勝利数は東北地方でも1位と2位であり、全国でも東北の勝利数は11位に当たる。要するにこの2校が他を圧倒しているということだ。3位は八重樫幸雄(ヤクルト)が活躍した仙台商203勝、4位仙台二177勝、5位仙台一175勝と県内の名門進学校が続く。6位仙台工134勝、と6位までが大都市仙台市の高校である。7位気仙沼、8位石巻とやっと仙台以外の学校が出てくる。ベストテン内で、2強の東北、仙台育英以外はすべて公立校である。
甲子園では1923年に仙台一中(現仙台一)が県初出場を果たし、30年に東北中(現東北)が県初勝利をあげる。1位仙台育英62勝(全国14位)、東北勢悲願の優勝、準優勝を4度遂げ、東北を抜いた。東北は戦前から勝ち星を重ねて42勝、ダルビッシュの時に準優勝を遂げた。勝利数は全国26位。ここ20年間では育英が20回出場し、東北の11回を上回る。3位は4勝の仙台商と利府、特に利府は選抜21世紀枠で出場し、ベスト4まで進む。5位は進学校の仙台二3勝である。
プロ野球選手では東北からは伊藤勲(大洋)、若生智男(阪神)、安倍理(近鉄)、佐々木主浩(横浜)、斎藤隆(楽天)が出る。仙台育英のOBには加藤俊夫(ヤクルト)、金村暁(日ハム)がいる。完全試合の島田源太郎(大洋)は気仙沼、本塁打王の佐藤孝夫(国鉄)は白石。現役岸孝之(楽天)は名取北である。
宮城は、地方大会勝利数は東北、甲子園の勝利数・上位は仙台育英、という結果となった。この2校は以前東北が上回っていたが、今でも仙台育英が東北を上回っている。この2強のライバル関係が宮城のレベルを高くした。
3 岩手 60勝 103敗 1分 .368 準1 ❹5 (74)
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1 盛岡一 242勝98敗(9) 7勝9敗(9) ❹2 1916 2 福 岡 215勝88敗(10)4勝10敗(10) 1924 3 一関学院 181勝69敗(7) 4勝9敗(9) 1947 4花巻東 178勝55敗(9) 19勝15敗(15)準1❹2 19565 盛岡商 172勝98敗(3) 4敗(4) 1921 6 専大北上 149勝60敗(5) 3勝6敗(6) 1958 7 一関一 141勝102敗(4) 1勝5敗(5) 初出 初勝 1916 8 黒沢尻工 137勝78敗(3) 1勝4敗(4) 1946 8 花巻北 137勝83敗(3) 3敗(3) 1934 10 盛岡大付 130勝32敗(11) 12勝16敗(16) 1980 11 遠 野 119勝64敗(1) 1勝2敗(2) 1921 12 大船渡 118勝75敗(1) 3勝2敗(2) ❹1 1947 |
公立王国から 私学4強へ
地方大会の最多勝は、県一の名門進学校盛岡一、242勝。2位福岡215勝。この2校と7位一関一が戦前から県内をリードしてきた。5位も盛岡商で公立校が上位を占めた。また、これらの学校は早い時期から地方大会に参加し、長い年数の積み重ねで上位に入った。また伝統もあり、今でもバンカラの応援団が試合を盛り上げ、全国的に有名である。続く3位一関学院、4位花巻東、6位専大北上と県内で数少ない私立校が続き、最近では10位盛岡大付を含め私学4校が台頭し、岩手の4強と言われる。そのため、ここ20年間公立校は甲子園に出場していない。
甲子園では一関中(現一関一)が1916年初出場初勝利を飾る。大正時代は盛岡中(現盛岡一)がベスト4に2度なり、岩手はかつて強豪県だった。しかし、その後低迷が続き、大船渡がベスト4になるのは、84年のことで、その間岩手は弱小県に沈んでしまった。しかし、最近花巻東が菊池雄星投手を擁して11年選抜で準優勝を飾り、13年には春夏連続ベスト4まで進んだ。19勝は県内一、勝率も5割を超える。続いて盛岡大付12勝、盛岡一7勝、福岡・一関学院4勝、3勝は専大北上、大船渡と続く。この中では、大船渡が勝率5割を超える。出場回数では、盛岡大付が16回で最多、続いて花巻東15回、福岡10回。
プロ野球選手では福岡から大洋の欠端光則、専大北上からヤクルト畠山和洋、盛岡中央から楽天の銀次(本名赤見内銀次)、160キロの二刀流日ハム大谷翔平は花巻東の出身。
地方大会の最多勝は盛岡一、甲子園の最多勝と最高成績は花巻東が1位となった。公立王国だった岩手に私学4校が進出している。
2 青森 65勝 83敗 1分 .439 準4 ❹2 (69)
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1八 戸 191勝 97敗(6)2勝7敗(7)初出初勝 ❹1 1922 2八戸学院光星182勝 55敗(10)34勝22敗(22)準3❹1 1956 3 青 森 169勝 97敗(4) 1勝4敗(4) 1927 4 弘前実 163勝 71敗(5) 1勝5敗(5) 1947 4 青森山田 163勝 56敗(10)12勝13敗(13) 1956 6 弘前工 158勝 88敗(3) 1勝5敗(5) 1930 7 東奥義塾 145勝 82敗(4) 3勝4敗(4) 1929 8八戸工大一 142勝 57敗(5) 3勝6敗(6) 1961 9 青森商 136勝 93敗(1) 1敗(1) 1924 10 青森北 132勝 78敗(2) 3敗(3) 1946 11 弘 前 129勝 90敗 1敗(1) 1927 三 沢 109勝 67敗(2) 6勝3敗(3) 準1 1954 |
八戸、青森の公立から 光星 山田の台頭
青森県地方大会は八戸が191勝で1位。八戸は伝統があり1956年選抜では県初のベスト4まで進む。3位青森169勝、11位弘前と県内進学校が名を連ねる。4位弘前実、6位弘前工と公立高が続く。また公立勢は戦前から地方大会に参加し、長い年数によって勝利数を重ねる。しかし、最近目立つ動きとして、県内では数少ない私立高の台頭。昭和時代は東奥義塾や八戸工大一が活躍していたが、平成になると八戸学院光星、青森山田が凄い勢いで出てきた。公立高に30年も遅れて地方大会に参加したが、光星は2位、山田は4位に進出。この勢いだとさらに上位を望めそうだ。69年夏太田幸司投手によって準優勝した三沢は、13位くらいにいる。
甲子園の成績では八戸学院光星が3期連続準優勝に輝き、最多の34勝をあげ県内トップ。次いで青森山田が12勝で続く。勝率も光星6割で5割以上を越える。この2校は野球留学生を積極的に受け入れ、チームを強化し、他県に負けない力をつけてきた。よって、以前最下位だった青森県を35位まで押し上げた。この2校に続くのが青森初の準優勝をあげ、6勝の三沢である。三沢は光星を上回る .667の勝率を上げるが、太田投手の時しか甲子園に出場していない。続いて東奥義塾と八戸工大一が3勝をあげる。甲子園の勝利は私立勢の活躍が目立っている。現在では、東北で二番目に優勝に近い県といえる。有名選手では光星から巨人の坂本勇人、弘前実から西武外崎修汰が出る。
青森県では地方大会の勝利数では八戸、甲子園の勝利数と最高成績は八戸学院光星となった。青森の勢力が伝統の公立高から私立高の移行している様子が伺える。
「高校野球 地方大会の記録」の見方
高校野球甲子園の記録はよく目にするが、地方大会の記録は見る機会は少ない。
しかし、地方大会の記録は、その地方の甲子園で活躍する高校やまた出場間近で善戦している高校のことや地方の高校野球の歴史的な変遷も分かる。よって、地方の様子が分かると共に甲子園に出場する高校の様子も分かる。この地方大会の記録は、夏の全国高校野球予選大会の記録によるものである。
この地方大会の記録は、まず都道府県別に甲子園での実績記録、勝敗数、勝率、上位の様子、高野連加盟校数を示した。次に地方大会の勝利数を基にベストテン順位をあげ、( )内には夏の甲子園出場回数を示し、また甲子園の実績(勝敗数、春夏の出場回数や上位)、地方大会参加年を表に入れた。
文章では、順位ごとに地方大会の実績をあげ、また出身校別に主なプロ野球選手も取り上げた。また後半では、甲子園での実績も示した。
ベストテン順位に入らない高校のプロ野球選手も取り上げ、最後に3部門(地方大会の勝利数、甲子園の勝利数、最高成績)のトップの高校名をあげ、現在の各都道府県の高校球界の様子もまとめた。
尚、資料は2023年現在までのものである。
※資料は、対戦表から地方大会の勝敗を調査したものであり、コロナ感染で棄権したものもあるが、敗退として記録した。そのため、多少の数の誤差も考えられる。
<見方例>
行政番号 都道府県名 甲子園勝敗数 勝率 実績 加盟校数 1北海道 100勝221敗2分 .330 優2準2 ❹3 (300)
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※実績 優=優勝 準=準優勝 ④ベスト4
高校名 甲子園夏出場数 甲子園春夏出場数 地方参加年 1北 海 399勝61敗(40) 35勝53敗(53)準1❹2 1920 ↑地方大会勝敗数 甲子園勝敗数↑ 実績↑
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1北海道 121勝246敗2分 .339 優2 準4 ❹3 (300)
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選手権予選勝敗 夏回数 甲子園勝敗 回数 予選出場年 1北 海 399勝61敗(40)35勝53敗(53)準2❹2 1920 2函館大有斗 246勝68敗(7) 5勝13敗(13) 1948 3 北 照 239勝88敗(5) 5勝 9敗 (9) 1924 4 函館工 206勝87敗(4) 4勝 5敗 (5) 1933 5北海学園札幌197勝94敗(8) 4勝10敗(10) 1923 6苫小牧工 195勝83敗(1) 2勝 6敗 (6) 1932 7旭川竜谷 192勝59敗(6) 4勝 8敗 (8) 1958 8東海大札幌 190勝53敗(5) 8勝10敗 (10)準1 1965 9帯広三条 187勝69敗(5) 1勝 5敗 (5) 1950 10釧路江南 174勝67敗(4) 4敗 (4) 1950 駒大苫小牧 158勝51敗(7)16勝 9敗(11)優2準1 1964
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北海 断トツ! 甲子園優勝は駒大苫小牧
夏の全国選手権大会地方大会の高校別ベストテンは、上記の通りである。1位は北海で、1校のみ300勝越えで2位以下を100勝以上の差をつける。予選出場も古く、夏の甲子園出場も40回勝率も抜群で、北海道では断トツの存在である。佐藤進(国鉄)谷木恭平(中日)若松勉(ヤクルト)等輩出。2位は函館大有斗、一時函館有斗とも言われ、佐藤義則(阪急)、盛田幸希(横浜)の出身校。3位は小樽にある北照、200勝以上を記録。ベスト3とも南北海道の私立校。4位函館工、6位苫小牧工になって公立校が登場。5位北海学園札幌(旧札幌商)と南北海道勢が続く。苫小牧工からは首位打者になった高沢秀昭(ロッテ)が出る。やっと7位で北北海道の旭川竜谷、8位東海大の系列校東海大札幌、9位帯広三条と続く。10位釧路江南。道内初の甲子園優勝を果たした駒大苫小牧は、出場年も比較的新しく、ベストテンにランクされていない。
次に甲子園の記録でもやはり北海の強さは抜群で、35勝で道内1位、出場回数も春夏合わせて53回。この出場記録は全国5位。準優勝2回、ベスト4を遂げる。2位駒大苫小牧16勝、田中将大らの活躍で優勝2回、準優勝も遂げる。勝率.640と北海道では珍しく5割を上回る。しかし、監督が代わったため、一時の勢いはない。3位は同じく駒大の系列校駒大岩見沢、9勝をあげベスト4まで進むが、2014年閉校した。4位は2015年春準優勝した東海大札幌(旧東海大四)8勝。
以上のことから、北海道は北海を中心に私立勢が強く、北海が地方大会の勝利数と甲子園の勝利数共にトップとなり、甲子園の最高成績では駒大苫小牧となった。
④総合順位
高校野球は、どの都道府県が最強かということで、①勝利数 ②勝率 ③上位度の3つの部門を数値で表して調べた結果、下表のようになった。
1位は予想通り大阪、勝利数、勝率、上位度1位と3冠。この勢いは今後も変わりそうもない。まさに最強と言える。2位は愛知、戦前から現在に至るまで常に上位を確保し、3部門とも4位以内を占める。3位は甲子園の地元兵庫、愛知と同じように戦前から強豪。4位神奈川は上位3府県と異にする。戦前はとても強豪とは言える県ではなかった。しかし、戦後急激に力をつけ、上位に入った新興勢力と言える。5位広島も戦前からの強豪県で現在に至る。以下和歌山、東京、高知、愛媛、京都とベストテンに並ぶ。この6位から10位までの都府県は、ほとんどが戦前から活躍したが、高知だけが例外で戦前は1勝どころか、甲子園には全く縁がなかった。戦後急激に力をつけてきた新興勢力である。その他新興勢力は、12位徳島、14位奈良、19位沖縄等で、特に沖縄は昭和時代判官贔屓されるほど、弱小であった。しかし、平成、特に21世紀に入って沖縄尚学、興南が優勝し、一躍九州一の強豪となった。
全体的に上位は近畿、東海、南関東、四国、山陽の都府県が占め、この中には、古豪と新興とが混在する。また、下位の方は東北、北陸、山陰で、この地方は優勝・準優勝回数も少なく、上位に入るのも厳しい。しかし、最近は弱小県といわれるところも力をつけてきて、その例に青森や滋賀、佐賀、山形、新潟があがる。青森は八戸学院光星の3季連続準優勝があり、それまで最下位の方であった青森を33位までひきあげた。滋賀は近江の活躍が光り、佐賀も平成になり、公立2校が優勝。山形45位、新潟47位と依然として下位だが、それでもここ2000年以降日大山形のベスト4、日本文理の準優勝・ベスト4と善戦。下位の県には、今後の活躍を期待したい。
1 大阪 141(47・47・47) 2 愛知 134(44・45・45) 3 兵庫 133(46・41・46) 4 神奈川 127(41・46・40) 5 広島 126(42・42・42) 6 和歌山 125(43・39・43) 7 東京 122(45・33・44) 7 高知 122(39・45・38) 9 愛媛 120(38・43・39) 10 京都 113(40・32・41) 11 岐阜 107(33・37・37) 12 徳島 106(32・40・34) 13 千葉 105(35・38・32) 14 奈良 103(36・36・31) 15 福岡 97(37・25・35) 16 香川 96(31・29・36) 17 静岡 94(34・27・33) 17 埼玉 94(29・36・29) 19 熊本 81(25・28・28) 19 沖縄 81(22・36・23) 19 宮城 81(27・31・23) 22 山口 80(28・22・30) 23 栃木 77(23・30・24) 24 群馬 75(24・26・27)
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24 岡山 75(26・26・23) 26 鹿児島 64(21・23・20) 27 北海道 62(30・5・27) 28 茨城 59(19・21・19) 29 大分 56(18・19・19) 30 長野 54(18・11・25) 30 福井 54(20・17・17) 32 山梨 50(16・20・14) 33 長崎 46(15・15・16) 33 青森 46(13・18・15 35 滋賀 37(13・12・12)35 宮崎 37(14・16・7) 37 三重 35(10・13・12)38 石川 33(11・14・8) 39 秋田 31(10・9・12) 40 鳥取 27(7・6・14) 41 岩手 25(8・8・9) 42 福島 21(6・10・5) 43 佐賀 17(5・7・5) 44 島根 12(4・2・6) 45 山形 8(3・4・1) 46 富山 7(2・3・2) 47 新潟 5(1・1・3)
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③上位度
上位度数とは、大会の上位に入っている度合を調べ、数値化したものである。これは、優勝、準優勝、ベスト4、ベスト8の各回数を調べ、優勝=4点、準優勝=3点、ベスト4=2点、ベスト8=1点として、回数にかけ点数化した。下表は、都道府県名、上位度数、括弧内左から優勝、準優勝、ベスト4、ベスト8の回数を表したものである。
大阪の上位度数は248、勝利数・勝率に続いて1位で3冠を達成。優勝26回、準優勝15回、ベスト4 27回、ベスト8 45回と圧倒的な強さである。優勝・準優勝回数はそれぞれ全国一で、2位以下を大きく離す。2位兵庫193、優勝13回、準優勝8回。3位愛知191、優勝19回、準優勝9回。中でも中京大中京が優勝11回、準優勝4回と愛知の半数を占め、上位度に貢献。4位東京171、5位和歌山144と上位度5位までは、ほぼ勝利数の順位と同じ、以下広島、京都・神奈川、愛媛、高知と続く。
また、優勝回数は少ないが、上位度数が高いのは、優勝1回のみでは20位熊本、25位宮城、26位岡山、28位鹿児島。優勝0回では、33位青森、34位鳥取。特に青森は準優勝を4回も記録し、中でも八戸学院光星は3季連続準優勝を遂げた。
逆に優勝するが、上位度数が低いのは43位佐賀、平成になって佐賀商、佐賀北が優勝を飾ったものの、ベスト4が最高の島根よりも低い。次いで35位三重も2回優勝するが、優勝のない青森、鳥取とほぼ変わらない。
全体的に言えることは、上位度数は、ほぼ勝利数の順位と同じである。
1大阪 248(26・15・27・45 ) 2兵庫 193(13・8・32・49) 3愛知 191(19・9・26・36) 4 東京 171(12・12・21・45) 5和歌山 144(13・10・17・28) 6 広島 123(12・11・8・26) 7 京都 120(6・11・13・37) 7 神奈川 120(15・8・10・16) 9 愛媛 113(10・8・16・17) 10 高知 89(5・7・11・26) 11 岐阜 82(4・8・12・18) 12 香川 81(5・4・11・27) 13 福岡 79(4・5・13・22) 14 徳島 71(6・6・9・11) 15 静岡 65(5・6・5・17) 16 千葉 63(3・6・8・17) 17 奈良 59(4・1・9・22) 18 山口 57(2・7・5・18) 19 埼玉 53(3・4・8・13) 20 熊本 50(1・3・12・13) 21 北海道 46(2・4・3・20) 21 群馬 46(2・2・9・14) 23 長野 45(2・5・6・10) 24 栃木 45(3・3・7・10)
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25 宮城 44(1・5・4・17) 26 岡山 43(1・1・13・10) 26 沖縄 43(4・2・5・11) 28 鹿児島 38(1・2・6・16) 29 大分 32(2・1・3・15)29 茨城 32(3・3・2・7) 31 福井 30(1・1・6・11) 32 長崎 28(1・1・5・11) 33 青森 26(0・4・2・8) 34 鳥取 25(0・1・7・8) 34 山梨 25(1・0・7・7) 36 三重 24(2・1・2・9) 36 秋田 24(0・2・5・8) 36 滋賀 24(0・2・4・8) 39 岩手 22(0・1・5・9) 40 石川 19(0・2・2・9) 41 宮崎 16(0・1・3・7) 42 島根 15(0・0・3・9) 43 佐賀 13(2・0・1・3) 43 福島 13(0・1・1・8) 45 新潟 10(0・1・1・5) 46 富山 7(0・0・1・5) 47 山形 5(0・0・2・1)
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高校野球 最強都道府県はどこだ ~全国選手権・選抜大会の記録から~
高校野球の強い都道府県はどこか?の問いに対して、大阪、愛知、広島、神奈川等の府県が思い浮かぶ。そこで、強さを数値で表して調べてみることにした。その数値の資料は、①通算勝利数 ②通算勝率 ③上位度数 の3つの部門に分け、それぞれ1位から47位にランク付けをし、1位47点2位46点・・・47位1点のように得点化して、この3つの得点を総合して最強都道府県を探し出すことにした。また、これらの資料は春の選抜大会、夏の全国大会の記録から表したもので、都道府県の予選大会、春・秋の地方大会、明治神宮大会等は除いている。
① 通算勝利数
通算勝利数の記録は下表の通りである。1位は大阪396勝、350勝以上は大阪だけで、2位以下を引き離している。甲子園の地元という有利さもあるが、浪商、PL学園、大阪桐蔭とどの年代にも強豪校が入れ替わりで登場。2位は甲子園のおひざ元兵庫、地の利を生かし、勝利数を320と伸ばす。黎明期以来強豪校が出現し、最近では報徳学園、東洋大姫路が活躍。3位は東京、夏は東西2校参加できる有利さがあり、早実、帝京、日大三の3強が好成績をあげる。4位愛知は高校通算勝利数を誇る中京大中京を中心に、東邦、愛工大名電の活躍が光る。5位和歌山は、黎明期から現在に至るまで和歌山中、海草中、箕島、智弁和歌山とどの年代にも強豪校が出現。6位は広島商、広陵の2枚看板の広島。7位神奈川、戦後になり力をつけ、法政二、横浜、東海大相模、慶応と強豪校がひしめく。8位京都、全国中等野球第一回大会で京都二中が優勝、また龍谷大平安の活躍が光る。9位高知は、高知商、明徳義塾が勝利数を稼ぐ。10位は古豪松山商の存在が大きい愛媛。
全体的には大阪、東京、愛知等大都市圏が上位に並び、四国、東海、関東地区も健闘。最近地域差がなくなってきたものの、東北、北陸、山陰はまだまだ下位の方だ。
1 大阪 396勝231敗 ⑤ 2 兵庫 320勝249敗 ③ 3 東京 318勝269敗 ② 4 愛知 309勝206敗 ③ 5 和歌山 234勝190敗 ③ 6 広島 216勝154敗 ③ 7 神奈川 215勝130敗 ① 8 京都 207勝184敗 ② 9 高知 192勝128敗 10 愛媛 188勝129敗 ① 11 福岡 155勝172敗 ① 12 奈良 150勝125敗 13 千葉 146勝119敗 14 静岡 144勝156敗 ① 15 岐阜 143勝117敗 ② 16 徳島 140勝112敗 ① 17 香川 133勝135敗 18 北海道 121勝246敗 ② 19 埼玉 120勝100敗 ① 20 山口 118勝133敗 21 宮城 117勝108敗 22 岡山 112勝122敗 ① 23 熊本 107勝111敗 ① 24 群馬 106勝118敗 ②
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25 栃木 105勝101敗 ② 26 沖縄 104勝 87敗 27 鹿児島 99勝111敗 ② 28 福井 95勝122敗 ① 29 茨城 88勝100敗 30 長野 85勝133敗 30 大分 85勝101敗 32 山梨 73勝 84敗 33 長崎 71勝 95敗 34 宮崎 69勝 91敗 35 滋賀 65勝 98敗 ② 35 青森 65勝 83敗 ① 37 石川 64勝 92敗 ① 38 三重 62勝 93敗 ① 38 秋田 61勝102敗 40 岩手 60勝103敗 ① 41 鳥取 58勝106敗 42 福島 51勝 82敗 43 佐賀 45勝 78敗 ① 44 島根 43勝 97敗 45 山形 38勝 75敗 46 富山 37勝 81敗 ② 47 新潟 31勝 74敗
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②通算勝率
通算勝利数の上位は、前ページのように大阪、兵庫、東京、愛知、和歌山の順で、高校野球大会黎明期から活躍した都府県が多かったが、勝率はどうだろうか。
下表をご覧いただきたい。1位は昨年に引き続き大阪、2018年春夏連覇・22年春優勝の大阪桐蔭、履正社の活躍が大きく、さらに勝率を上げた。勝利数に続く1位である。2位は神奈川、一時は大阪を上回っていたが、今では大阪に水をあけられた。3位愛知と高知、愛知は勝利数では4位。同じく3位は南国高知、高知商、明徳義塾が健闘するが、やや一時の勢いはない。5位愛媛、黎明期からの野球どころ、最近は精彩を欠く。以下、広島、兵庫、徳島、和歌山、千葉と続く。
勝利数は上位だが、勝率で低いのが、7位兵庫(勝利数2位)9位和歌山(5位)15位東京(3位)23位福岡(11位)。極端なのが北海道、勝利数では18位だが、勝率では何と43位。夏の大会に2チーム参加し勝利数を稼げる有利さがあるが、その分敗戦も多くなり低勝率になる。
逆なのが、前出の高知、愛媛、徳島の四国勢。これらの県では、地域のレベルが高く初出場の高校でも侮れない。また、21世紀に飛躍したのは沖縄で、勝利数は26位だが、勝率は12位に躍進。甲子園初出場した時のひ弱さは今はない。
全体的には近畿、関東、四国の都府県が上位を占める。逆に低いのが、北海道、東北、北陸、山陰で、ほぼ勝利数の順位と同じである。
1 大阪 .632(396-231) 2 神奈川 .623(215-130) 3 愛知 .600(309-206) 3 高知 .600(192-128) 5 愛媛 .593(188-129) 6 広島 .584(216-154) 7 兵庫 .562(320-249) 8 徳島 .556(140-112) 9 和歌山 .552(234-190) 10 千葉 .551(146-119) 11 岐阜 .550(143-117) 12 埼玉 .545(120-100) 12 沖縄 .545(104-87) 12 奈良 .545(150-125) 15 東京 .542(318-269) 16 京都 .529(207-184) 17 宮城 .520(117ー108) 18 栃木 .510(105-101) 19 香川 .496(133ー135) 20 熊本 .491(107-111) 21 静岡 .480(144-156) 22 岡山 .479(112-122) 23 福岡 .474(155-172) 24 群馬 .473(106-118)
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25 鹿児島 .471(99-111) 26 山口 .470(118-133) 27 茨城 .468(88-100) 28 山梨 .465(73-84) 29 大分 .457(85-101) 30 青森 .439(65-83) 31 福井 .438(95-122) 32 宮崎 .431(69-91) 33 長崎 .428(71-95) 34 石川 .410(64-92) 35 三重 .400(62-93) 35 滋賀 .399(65-98) 37 長野 .390(85-133) 38 福島 .383(51-82) 39 秋田 .374(61-102) 40 岩手 .368(60-103) 41 佐賀 .366(45-78) 42 鳥取 .354(58-106) 43 北海道 .339(121-24) 44 山形 .336(38-75) 45 富山 .314(37-81) 46 島根 .307(43-97) 47 新潟 .295(31-74)
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